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2010年06月28日

アルファギークもびっくり 驚愕の「FBI式 人の心を操る技術」


FBI式 人の心を操る技術 (メディアファクトリー新書)
FBI式 人の心を操る技術 (メディアファクトリー新書)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「嘘を見破る達人」、ジャニーン・ドライヴァー女史による、「FBI式ボディランゲージ読解法」

しかも、ただ解読するだけでなく、日常生活やビジネスシーンでも実践可能なメソッドであるのが秀逸です。

本書のイントロダクションの冒頭部分を一部引用。

 本書は、アメリカのテレビで解説者しして人気を博すボデイランゲージのプロが著した、人の仕草をヒントに様々な交渉ごとを有利に運ぶ方法の集大成である。とはいえ、よくある「交渉術」本と同一視してほしくはない。著者は、仕草に注目して日々のコミュニケーション能力を高めることで自分のなかに自信が生まれ、自然に周囲の尊敬を集め、人生そのものが思いどおりに運ぶようになる、とまで断言しているのだから。

なるほど、プレゼンから恋愛まで、応用範囲は広そうです。

そこで今回は、数多く付箋を貼った中から、7つピックアップしてみようかと。

ちなみに、タイトルは連投気味ですがホッテントリメーカー作です。


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【目次】

イントロダクション 

準備編 まずは「仕草の効果」を知ろう

ステップ1 相手の「素」の状態を知る

ステップ2 ヘソの心理的効果をマスター

ステップ3 下半身を意識しよう

ステップ4 好きな側から攻める

ステップ5 支配的な仕草を使いこなす

ステップ6 「真実の表情」を読み取る

ステップ7 「質問と沈黙」で支配する

ステップのまとめ 新しい自分へ


【ポイント】

■1.変化を知るために、相手の素の状態を知っておく

◆相手の「ウソ」を見抜くためには、まず「普段の状態」を知っておくのが肝心です。

例えば、不安を持った時のような格好を相手がしていたとしても、それが普段からのものだったら、注目に値しません。

そして特に観察すべきなのが、次の4箇所。

「あたま、かた、ひざ、つまさき」。アメリカ人なら誰もが知っているこの童謡は、人の「普通の状態」を観察するときのモットーとして実によくできている。顔だけでなく、体全体のパーツに目を配るよう教えてくれるからだ。小さな子どもたちが歌いながら触って、体各部位の名前を覚えるように、この歌のとおりに、さりげなく相手の各パーツを観察すればよい。

詳しいチェック方法は、本書では丸1ページ使った一覧表にビッシリ載ってますので、ご参照アレ。


■2.ヘソは私たちの気分を映し出し、心情を露呈させてしまう

◆本書を読んで一番印象的だったのが、この「ヘソの法則」です。

要は「ヘソの向き」が、私たちの内面を表してしまうということ。

本書に掲載されている、とある会議の場面の写真について。

 ヘソの法則は、自分のリーダーシップに対する相手の忠誠心や尊敬を測るのにも役立つ。この写真を見ても、へソが顔とはまるで異なるメッセージを発しているのがわかるだろう。へソを経営者のほうへ向けている出席者がいる一方、指で顔の前に三角形を作っている正面の席の女性へ向けている者もいる。顔は全員経営者へ向いていたとしても、一部の人間の関心や忠誠心は別の人物へ向いている現実が表れているのだ。

また、握手をする際に、ヘソが相手の方に向いていないと、心がこもっていない証拠とのこと。

これはちょっと、今後意識しておきたいな、と。


■3.立ち幅を広げて、自信をアピールする

◆立っているときの両足の幅の平均値は、女性で15cm、男性で15〜25cm程度。

これを少し広げるだけで、印象がよりパワフルになります。

足を開いて立つなんて女らしくない、あるいは男臭すぎると最初は思うかもしれない。しかしほんのわずか広げるだけで、あなたがみずから口にしなくても、自信にあふれた人物として評価があがるのだ。

逆に、足首を絡ませたポーズは「体を小さく見せる」とともに、ビジネスシーンにおいては「言い訳がましい気持ちを反映した仕草」と解釈されるので要注意です。


■4.相手の「好きな側」から攻める

◆人は皆、「自分のどちら側に、相手がいた方がいいか」の左右の好みがあります。

 人に協力を求めるときや、何かを頼みたいときは、相手の好きな側に身を置こう。逆に、相手の話や態度が信用ならないときは、苦手な側に立つといい。人は誰でも内心では友好的な関係を望んでいる。嘘つきな人間も例外ではない。友好関係を結びにくい不安な状態を作れば、真実をほのめかすなどして、少しでも歩み寄ろうとする。

相手の左右の好みの調べ方は、ストレートに尋ねて良いそう。

もしくは、立ち話の最中に、さりげなくそれまでとは反対側に移り、相手の無意識のシグナル(息を深く吸ったり、ヘソをそむけたり等)を観察する、とのこと。


■5.自分の体に触るのは弱気の証拠

◆例えば、爪を噛んだりいじったり、という仕草は、いかにも弱々しいものです(当然ビジネスシーンではNG)。

他にも体のあちこちを触ったり、ポケットに手を入れる等、こうしたジェスチャーは気おくれする不慣れな環境やストレスの高い状況でよくおこるもの。

同様に、我々がつい触ってしまいがちなのが、「喉のくぼみ(喉仏の下)」「ヘソ」「局部」の3ヵ所。

人間は脅威を感じると、それがたとえ言葉による非難であっても、反射的に喉を守る。あなたとの会話中、この仕草を相手が見せたら「あなたの言っていることが気に入らない」「信用していない」、あるいは「間違っているのは私。あなたは正しい。だから気まずい」と言っているようなものだ。

もちろん相手を観察するだけでなく、私たちが無意識にでも自分を触る仕草をしないよう心がけたいものです。


■6.最強の仕草・とんがり屋根

◆本書では具体的に写真が載っているので分かりやすいのですが、「とんがり屋根」とは、指先を顔の前で合わせて三角形を作る仕草のこと。

これは、相手の深層心理に「自分はなんでも知っている、すべてお見通しだ」と知らせるのにうってつけの仕草なのだ。自信を伝える他のボディランゲージや言葉と、このジェスチャーを組み合わせれば、絶対的な信念や確信を強烈にアピールできる。

いえ、そんなこと全然知らずにやっていたんですがw

「とんがり屋根」を見せるいちばんのタイミングは、自分の語りが大事な部分に差しかかったときだ。言葉に力を与えてくれる。このポーズをやたらと作ったり、的外れなタイミングで見せる人間は知ったかぶり、あるいはエゴイストと見られがちだ。しかし正しく利用すれば、大きなインパクトを与えられる強力なジェスチャーであることは間違いない。

なお、その応用型として、同意や相手を認める気持ちを表す、いわゆる「OKサイン」があります。

 親指と人差し指の先端で作る「とんがり屋根」は「いままさに自分の気持ちを伝えている」という合図になる。話の重要なポイントで使うと、最も効果的だろう。

実際にやっている例として挙げられているのがスティーブ・ジョブズだったりするのですが、ググったら、確かにやってましたw

jobs










■7.手のひらを下に向けてパワーを示す

◆特に交渉の場面や相手を制したい場面で役に立つのが、「手のひらを下に向けたジェスチャー」

 当然ながらマイナスの側面もあるジェスチャーなので、乱用すべきではない。しかし子どもに説教したいときや、嘘をついている人間を問い詰めたいときには、便利きわまりない。「こっちを見て、私の言うことをよく聞きなさい。さもないと痛い目に遭うから」と無言で伝えられる。

これは握手のときにも使えるので、機先を制することができそう。

主導権を握るのは自分だとはっきり伝えたいなら、相手の手を少しひねって、手のひらを上に向けさせるといい。そして自分は手のひらを下に向け、必ず相手の上に置く。これで優勢・劣勢が決まってしまう。

ちなみに、相手にこの握手をされたら、さらに空いた方の手を上に持ってきて、手で包み込むのだとか。

…あんまりやりすぎると子どもの喧嘩みたいですがw


【感想】

◆本書は原題が「You Say More Than You Think: Use the New Body Language to Get What You Want!, The 7-Day Plan」ということで、本書の準備編でも述べられているように、「1日1ステップずつ、7日間連続して取り組むこと」を推奨しています。

読み始める前は、「取調べ」みたいなこと、毎日できるわけない、と思ったのですが、意外や実生活でも使えそうな内容が多々。

そういう意味では、以前ご紹介したこちらの本より、応用範囲は広いかもしれません。

とっても恐い心理学 相手の隠しごとを丸ハダカにする方法
とっても恐い心理学 相手の隠しごとを丸ハダカにする方法

参考記事:【ウソ看破?】「相手の隠しごとを丸ハダカにする方法」デビッド・J・リーバーマン(2010年04月02日)

冒頭の引用部分にも「日々のコミュニケーション能力を高める」とあったのも、思わず納得。


◆もちろん、自分の仕草ジェスチャーが相手にどのような思いを抱かせるかを理解すれば、プレゼンテーション面接交渉等にも有利なことは明らかです。

ところどころ、「異性に好印象を持たれる方法」みたいなお話もあったのですが、今回はそっち方面は丸ごと割愛(詳しくは本書を)。

とにかく、全般的に「ビジネスシーンで活かせそう」なノウハウが目に付きました。

実は「相手との信頼関係を築く7つのコツ」という部分は、ボディランゲージの話とはちょっと違うのでカットしたのですが、正直そこだけで記事が1本書けるくらい濃い内容だったという…。


◆ところで本書は、「翻訳本なのに新書」という「ハヤカワ新書juice」以外では珍しいスタイルです。

しかも、米アマゾンのデータを見ると、原書も今年の2月に出たばかりのよう。

米国でも評価が高いようなので、それはそれでいいのですが、ページ数が「240ページ⇒190ページ」に減っているのがちょっと残念(現時点での日本アマゾンのデータは間違っています)だったりします。

もっとも、新書のこのお値段でこのクオリティなら、私は迷わずオススメしちゃいますけどねw


結構な「掘り出しもの」の1冊!

FBI式 人の心を操る技術 (メディアファクトリー新書)
FBI式 人の心を操る技術 (メディアファクトリー新書)


【関連記事】

【話し方】「たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック」アラン・ガーナー(2010年06月06日)

【交渉】「実践!交渉学」から学ぶ3つのポイント(2010年05月07日)

【ウソ看破?】「相手の隠しごとを丸ハダカにする方法」デビッド・J・リーバーマン(2010年04月02日)

【これは使える!】「“聞き上手”の法則―人間関係を良くする15のコツ」澤村直樹(2010年01月23日)

【これは使える!】「キラークエスチョン」山田玲司(2009年08月19日)

【会話術】「一瞬で相手の心を開かせる超会話術」ドン・ガボー(2008年11月13日)


【編集後記】

◆以前、『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術 』という、セルフブランディングの隠れた名著を書いた露木幸彦さんが、こんな本を出されていましたw

婚活貧乏 結婚してはいけない人を避ける方法 (中公新書ラクレ)
婚活貧乏 結婚してはいけない人を避ける方法 (中公新書ラクレ)

こんな変わったキャンペーンもやってらっしゃいますので、宜しかったらご検討を。

参考記事:【amazonキャンペーン有】『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術』(2008年08月10日)


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Posted by smoothfoxxx at 07:30
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この記事へのコメント
すごい極意が詰まってますね!
Posted by 齊藤正明 at 2010年06月28日 19:33
>齊藤正明さん

確かにすごい極意でしたw
さっそく「ヘソ」は意識したいところです。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年06月29日 05:43