2010年06月14日
【音読】『勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる』でご紹介頂きました
勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる
【はじめに】
◆今日は日本代表のワールドカップの初戦、対カメルーン戦があるので、早めに2本目の記事を。この度発売されたのが、「FeBe」でお馴染みのオトバンク社長・上田 渉さんの新刊、『勉強革命!』。
こちらの本で光栄にも、当ブログのことをご紹介頂いております!
この本、内容的にもなかなか面白いので、簡単にご紹介を。
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
第1章 落ちこぼれ中高時代の勉強革命
勉強革命前夜
「なぜ」と「納得」を徹底する
第2章 偏差値30からの勉強革命
勉強の基本は国語力を鍛えること
英語力を身につける
社会・数学・古文・漢文の攻略法
第3章 学生・社会人の勉強革命
どんな勉強も耳から学べ
ひと工夫すれば勉強効率はもっと上がる
第4章 自ら行動を起こす勉強革命
本当の意味での勉強をする
学ぶべきものを自ら見つける
第5章 ビジネスのための勉強革命
新しいビジネスを起こす
ビジネスを軌道に乗せる
社会貢献を考える
勉強を無意識かする
【『勉強革命!』について】
◆上田さんの前著、「脳が良くなる耳勉強法」では、それほど突っこんで描かれていなかった、上田さんの東大受験を志すまでのいきさつが、本書の第1章での内容。特に、それまでは普通の優等生だった上田さんが「偏差値30」まで落ちていく過程は、初めて知りました。
ある意味要領が悪いというか、頑固というか。
友人たちとの「勉強したら負けなんだよ」「お前勇者だなー」という一節には茶吹きますたwww
◆さて、そこから這い上がる過程が描かれるのが第2章で、ここでは実際に上田さんがなさった勉強法についてのテクニカルな記述が目立ちます。
しかもほとんどの科目で登場するのが「音読」。
まさか「数式」まで音読して理解されていたとは。
正直、この辺りは「向き不向き」があると思うので、素人にはお薦めできないかも。
私は逆に、覚えたいものは「色を付けて目に焼き付けるタイプ」だったので、上田さんのスタイルは、にわかには納得できなかったというか。
でも、「東大生」の書いた本の方を皆さん信用するんですよね、分かりますw
◆第3章では大学受験以外の「勉強」、特にビジネスパーソンの勉強についてのアドバイスが。
ここでは「速音読」という、上田さんが多用されている「高速での音読」のコツが伝授されています。
「脳内で音声化しない」タイプの速読が苦手な人は、試してみる価値はあるハズ。
私も税理士試験の本試験直前には、1日にまわす理論の数が10とか20(前日は50とか)になっていたので、脳内で音読してましたし。
もっとも、単純に読んだ回数だったら1つにつき100回は超えてますので、イヤでも速くまわっちゃうんですがw
◆一方、第4章に載っていた、上田さんの大学時代の最初のビジネスでの失敗も、私は全然知りませんでした。
そこでの挫折から、現在のオトバンクの立ち上げが描かれるのが第5章。
この2つの章は、勉強法についての記述もあるものの、ほとんど「起業本」のようなアツさに満ちています。
個人的には上田さんの勉強術は、私にはあまり向いてない(ヲイ!)気がするので、この「オトバンク設立物語」部分が一番楽しめましたw
ちなみに、当ブログが他の著名ブログと一緒に紹介されているのも、この第5章なので、どうか見つけてみてください。
◆本書は単純な勉強のノウハウ本ではなく、上田さんがどう「勉強」に向き合い、色々な障害をどう「解決」したかがポイントなのだと思います。
当ブログの読者さんにいらっしゃるかは分かりませんが、「何で勉強しなくちゃいけないの?」と思ったことのある中高生の方は、上田さんの姿勢は参考になるはず。
普通の人なら、周りに流されて疑問も持たずに勉強をし、そのまま進学するところ、上田さんは随分と遠回り(失礼)されたのですから。
ただ、おそらくその時の苦労が今の「ビジネス」に活かされているのだと思いますし、これからの時代は「要領よく点数を取って大学に入って一流企業に就職する」というルートは頭打ちになると思われ。
「FeBe」や「耳勉強」好きなら見逃せない1冊!
勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる
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ご声援ありがとうございました!
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