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2010年05月28日

【着想】「金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック」岡崎太郎


金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック
金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、通販コンサルタントである岡崎太郎さんのマーケティング本

タイトル通り、ビジネスに関するユニークなアイデアがこれでもかと登場しております。

アマゾンの内容紹介から。

「なぜ」を考え抜き、「知恵」をしぼり、「常識」を180度ひっくり返して、「価値観」を大転換する。商品企画のプロが、大胆奇抜な着想プロセスを大公開。

私も、自分にはない「モノの見方」を知ることができました!


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【目次】

Part1 マーケティング脳を目覚めさせる100本ノック

Chapter1 未開のマーケットを見落とすな

 ヨドバシを24時間化したら何ができる?
 お客様を囲い込む手っ取り早い方法は?
 スポーツジムで洗濯サーピスがないのはなぜ? ほか

Chapter2 価格とコストの根拠なき神話を打ち破れ

 「見積もり」をやめると何が起こる?
 一万円の伽排はだれが飲む?
 飛行機のマイルのいちぱんの欠点は? ほか

Chapter3 不満・疑問・違和感の感度を高めよ

 自販機は本当に必要?
 マンションの二階に集積させる施設は何がいい?
 男性用の小便器の理想的なデザインは? ほか

Chapter4 時代の変化を甘く見るな

 「中古マンション」の新しい別称とは?
 「染み抜き職人」の呼称をどう変えれば人気職種になる?
 ハリウッドで実写化して成功しそうな日本のアニメは? ほか

Chapter5 エンタテインメントな発想を解き放て

 「女にモテる法」をどう売る?
 餃子300個と飲茶13種セット、売れるのはどっち?
 ブラックぺッパーとコーンとチーズを入れた九州名物は? ほか

Part2 好奇心を高めるトレーニング

 好奇心なくしてインスピレーションなし
 マイナス情報に影響されるな
 好奇心は情報を吸収して膨らんでいく ほか


【ポイント】

■町の写真館を成長させるには?

 写真を「家族の記録」として考えてみると、町の写真館でもできることはいろいろあると思う。
 たとえば、写真館を構えたからといって、ただお客様をそこで待つのではなく、自らがお客様の下に出向く「出張サーピス」などはどうだろう?
 僕が考えるのは、ホームドクターのようなホームフォトグラファー。それこそ10年契約で、年に何度か家族の節目には写真を撮りましょうというサービスである。


■不要なプロセスはスッキリ省け

 たとえば、ミクシィとツイッターではクリック数が違うのはご存じだろうか。ツイッターでは「つぶやき」をタイプして1クリックで情報がアップされるが、ミクシィでは確認画面が間にあるので、クリックが2回必要になる。たった1回クリックを減らすだけで、ユーザーの使い勝手が向上することを、身をもって体験している人も多いだろう。


■ホテルの無料朝食をコストを上げずに充実させるには?

 ポイントは、発想を"完全に"切り替えること。
 この場合は、食材を買うという発想から、ホテルの朝食を食べる環境(場所)を売る(提供する)という発想に切り替えることだ。
 たとえば、食品メーカーの冷凍食品の試食サンプルの会場として考えてみたらどうだろう?


■冒葉のカで価値観を転換しろ

 先日、投資用の不動産を探していたときのことだ。だれが言い出したかは知らないが、「中古マンション」を「ヴィンテージマンション」と表現しているぺージに目が留まった。
 中古マンションの中でも、とりわけ築20年以上を経過した古い物件の中から、視点を変えれば「ヴィンテージテイスト」といえる物件のみをセレクトして紹介しているのだ。ただ古いだけではなく雰囲気の有る無しがポイントとなる。
 「アンティークマンション」とは呼ばず、「ヴィンテージマンション」と呼んだところに味があるなあと素直に感心した。


■自分のリソースの中にあるノウハウを、インターネット上で販売する

 たとえば、弁護士であれば、契約書や示談書または内容証明書といった「ひな型」を販売することができるだろう。1件3000円くらいなら大きな市場があるはずだ。(中略)

 また、穴埋め式の就業規則や人事考課で使えるようなテキストなども孝えられる。他にも面接用の評価シートというのもあるだろう。
 仕事で知り合ったある社長は、よく工場に貼ってある「整理整頓」や「3S」といった大判のボスターの販売で、年商数億円の商売をしている。ニッチだけどニッチとは呼べない売り上げ規模だ。


■好奇心は情報を吸収して膨らんでいく

 好奇心を持って事にあたると、かならず疑問が出てくる。
 この疑問にもふたつの姿勢がある。
 くり返しになるが「批判的な姿勢」と「好意的な姿勢」だ。
 もし心に疑問が浮かんだら、その疑問は批判的か好意的かを判断し、批判的な疑問の場合は、反論したいと反応している自分に気がつき好意的な方向へ気持ちを切り替えることだ。


【感想】

◆目次をご覧いただければお分かりのように、本書は小見出しのほぼ全てが「疑問形」です。

ゆえに、それについて引用するということは、イコール「ネタバレ」となってしまうわけなので、今回はポイントも控えめに。

ホントは、ご紹介できなかった中にも秀逸なネタがあったんですけど、その辺は「空気読んで」自重しております。

個人的には、飛行機のマイルのお話とか、ロッカーのお話あたりが興味深かったな、と(詳細は本書を)。


◆また、「ノウハウをインターネットで販売する」という件に関しては、いわゆる「情報商材」について、眉をひそめる方が多い一方、「文書の雛型」だと、あまりそういう感じを受けないのではないでしょうか。

実は私も、販売こそしていませんが、ブログ開設当初に、「本業で使うエクセルの雛型」を作って下記記事にて紹介してみたところ、今までに結構な数のお問合せを受けております。

エクセルで法人の「異動届出書」を作ってみました:マインドマップ的読書感想文

中には「ホントにタダなのか?」とか、しつこく聞いてこられる方もいて、逆にこっちがビックリしたり。

こんなのは別としても、上記ポイントで挙げた「工場の大判ポスター」なんて、目からウロコでした。

まだまだ世の中には、見落としているモノがきっとあるハズ…。


◆小ネタ満載のPart1に続いて、巻末のPart2で展開されているのが、「好奇心を高めるトレーニング」

ここで強調されているのが「好奇心の大切さ」です。

結局、好奇心が足りないと、アイデアには必須の「インスピレーション」が起きにくいよう。

「15の質問」を擁したチェックリストが掲載されていますので、こちらも興味のある方はお試しアレ。

…私は惨敗でしたが、何か?←逆ギレ


◆なお本書の構成に関しては、「ロジカル」というよりは、もっと「ラフ」な感じ。

実際、まえがきで岡崎さんは、本書についてこのように言われています。

理論や理屈はいったん脇に置いて、まずはプロのマーケッターがどんなことを考え、発想しているのかを、本を通して擬似体験してもらおうと考えたわけだ。
くるくる変化する頭の中で生じることを書き出してみたので、あまりきっちり整理せずに自然な感じを残して編集している。僕の発想を読みながら、あなたの中に眠っている発想力を存分に引き出してみてほしい。

私の場合、個々の「ネタ」の意外性やそこから生まれる「パラダイムシフト」を求めているので、このようなスタイルはむしろ望むところ。

ただし、考え方が演繹的な方だと、話が飛びすぎてると思われるかも。

もっとも、これからの時代は、「常識の枠にとらわれない発想」が求められている、という話もありますから、「型を破る」意味でも、本書のような本がどんどん出て欲しいと思っております。


アイデア体質を目指すアナタに!

金がないなら知恵をしぼれ!ビジネス着想100本ノック
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【編集後記】

◆昨日、気になる本のたな卸しをしたばかりだというのに、さらなる刺客がw

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Posted by smoothfoxxx at 08:00
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