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2010年05月02日

【個人ブランディング】あなたが『Me2.0』を買うべき3つの理由


Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」
Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日アマゾン総合1位を獲得した、土井英司さん監修のパーソナルブランディング本、「Me2.0」

各地で在庫切れが相次ぐ等、お買い求めになられた方も多いとは思いますが、まだ様子見の方もいらっしゃるハズ。

そこで今般、この本を買うべき3つの理由をさっくりまとめてみた次第。

皆様の参考になれば幸いです。


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【目次】

まえがき ウィリアム・アルーダ
はじめに

第1部 Me2.0の時代
第1章 「あなた」というブランド
第2章 職場を牽引するY世代
第3章 自分のキャリアの指揮官になれ!
第4章 ネットはパーソナルブランディングの最大の武器

第2部 思いどおりのキャリアをつくる4ステップ
第5章 ステップ1 自分ブランドを見つける
第6章 ステップ2 自分ブランドをつくる
第7章 ステップ3 自分ブランドを伝える
第8章 ステップ4 自分ブランドを管理する

第3部 Me2.0は始まっている
第9章 起業家度診断テスト
第10章 Me2.0の成功者たち

用語集
監修者あとがき


【『Me2.0』を買うべき3つの理由】

■1.著名人の賛辞がパネェっす!

◆本書を開くと、目次の前にまず出てくるのが、米国著名著者陣による賛辞の嵐w

10人ほど登場するうち、とりあえず当ブログで本を紹介していたり、有名な方を中心にご紹介してみます。


●「注目すべき書。ダン・ショーべルは、パーソナルブランディングというとらえどころのない技術を、体系的で実践可能な成功戦略に変えた」

――ロバート・B・チャルディーニ

影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか

参考記事:【速報!】最強のビジネス本「影響力の武器」の[第二版]がいよいよ登場!!(2007年08月18日)


●「自分ブランドを磨くための有益なヒントがつまった一冊」

――ダニエル・H・ピンク

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

参考記事:続「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)(2006年05月26日)


●「自分ブランドは、どんな重労働や学位よりも大きな見返りをもたらす。ダン・ショーべルが提唱する四ステップのアプローチは、パーソナルブランディングを始めるための格好の方法となるだろう」

――アル・ライズ

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則

参考記事:【名著!】「売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則」アル・ライ, ジャック・トラウト(2008年04月08日)


●「大学生諸君、本書を読んで、デジタル時代の就職競争を勝ち抜け」

――キース・フェラッジ。

一生モノの人脈力
一生モノの人脈力

参考記事:【人脈】「一生モノの人脈力」キース・フェラッジ(2008年04月07日)


●「ダン・ショーべルの主張は核心をついている。自分を新世紀にふさわしいブランドと見なし、成功を確信しよう――これこそ、この混沌とした時代が求めているメッセージだ」

――マーク・トンプソン

ビジョナリー・ピープル
ビジョナリー・ピープル


◆いやもう、正直、ここだけ立ち読みして買う人がいてもおかしくないイキオイw

ほかにも「20代の頃に、この本に出会いたかった」「感嘆すべき一冊。すべての若い知人に勧めたい」なんてフレーズもあって、お腹一杯です。

また、このように多くの有力な著名人にお墨付きをもらったり、紹介してもらうのも、本書の目指すスタイルではあるのですが。


■2.とにかく「戦術」が豊富

◆本書には、パーソナル・ブランディング確立のために役立つサービスがいくつも紹介されており、ある程度こういったサービスに詳しくない人で無い限り、その情報はかなり有益だと思います。

今や米国ではTwitterをしのぐ力を持つFacebookや、LinkedInについては、試しに登録はしたものの、活用しきれてない方もいらっしゃるかと。

それが本書では、これらのサービスを「普通に使っている米国人」が読むのを前提に、さらにどうパーソナルブランディングに活かすかまで踏み込んで書かれています。

さらには、日本では馴染みのない「ビデオ履歴書」や、自分の作品を集めた「ポートフォリオ」の作成までも推奨しており、戸惑う方も多そうな。


◆もちろん、お馴染みのブログについては、ページを割いて解説されており、個人的には「ブログを成功させるためのチェックリスト」なんてあたりがツボでした(今さらw)。

なお、本書のブログ戦略は、私のようにある程度長期的に運営しているブロガーより、むしろ、始めたばかりの方や、これから始める方の方が価値があるはず。

特に「ドメイン」は途中で変えられませんので、本書の内容を参考に、新しく立ち上げるというのも一つの手だと思います。

逆にTwitterについてはあまり触れられていないのが意外でしたが、これはやはり「英文140文字」で詰め込める情報量に限界があるからかもしれません。


◆他にも「パーソナルプレスリリース」やら「パーソナルプレスキット」といった、「売り込み」のためのネタも満載。

「そこまでやりますか」とビビったら、第10章の「Me2.0の成功者たち」をお読みアレ。

著者のダン・ショーベル以外にも、バイタリティ溢れる若者が、成功を手にした事例が紹介されています。

そういえば、本書の例ではないですが、米国ではYouTubeを活用した、若い女性に大人気の「ショッピングの達人」とかいますから、こういうブランディングのやり方が、今後増えてくるのかも。



参考記事:Youtubeで800万稼ぐ、16歳のショッピングの達人 ? ロケットニュース24(β)


■3.読了特典・土井英司さんの「悪魔の人脈術」がヤバイらしい

◆これは今月5日締め切りの、この特典のお話。

『Me2.0』発売記念Wキャンペーン

第1弾は終了しており、今から申し込めるのは第2弾「悪魔の人脈術」の方。

ただし、この特典が、結構ヤバイらしくて。

上記キャンペーンサイトをご紹介した記事に、土井さんがわざわざコメントを下さったという。

土井さんとは結構お付き合い長いですし、今まで何度もブログ内でご本やらセミナーをご紹介したことはあったのですが、実はコメントをもらったのは初めてですよw


◆それはさておき、「人脈術」「天使」「悪魔」の2つに分けるくらいですから、何か意図するところがあるハズ。

普通に考えたら、「天使」が「建前」で、「悪魔」が「本音」といったところでしょうか?

ただ、コメントでも

今回の特典は自信ありですので、ぜひ手に入れてください!(特に悪魔の方)

と、わざわざ悪魔の方をプッシュしているので、やはり今回の「悪魔の人脈術」は「要入手」かと。

私も昨夜、所定のフレーズを見つけて応募完了致しました!


【所感などなど】

◆本書の記事を既に書き上げている小飼 弾さんは、「(ブランド確立している)自分には必要ないが、まだ確立していない人には、本書は実に有用だろう。パーソナル・ブランディングに必要なことは全て本書に載っている。」と言われています。

404 Blog Not Found:電網恢々粗にして漏らさず - 書評 - Me 2.0

小飼さんには不要、という点には私も同意。

そもそも、本書の主たる目的の1つが「自分を広く知らしめる」ことにあり、小飼さんは既に有名人だから。

本書にはこうあります。

「重要なのは何を知っているかじゃない。誰を知っているかだ」という言葉があるが、パーソナルブランディングでは、これは次のようになる。「重要なのは誰を知っているかじゃない。誰があなたを知っているかだ」。


◆なお、上記記事の中で、小飼さんは類書として佐々木俊尚さんの「仕事するのにオフィスはいらない」を挙げてらっしゃいます。

戦術詰め込むスタイルについては、確かにそうですが、ネタ的にはむしろ「ネットがあれば履歴書はいらない」でしょう。

ただ、個人的には、この本がまずあって、それを現在のウェブ環境に最適化したのが、今回のダン・ショーベル氏の本ではないかと。

パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す

参考記事:「パーソナル・マーケティング」をうまく使う、たったひとつの冴えたやりかた(2009年11月18日)

ちなみにこの本、5年前に本田直之さんが翻訳されたもの。

本田さんは、当時から目利き力が秀でてらっしゃったんだな、とw


◆本書について、小飼さんに「そのまま全部はやるな」と言われていますが、「やれ」と言われても、なかなかできないくらい手数は豊富です。

ネタが多いほうが好きな私でも、ちょっと胸ヤケする位w

ゆえに、ここはやはり、できるところから取り入れるのが良いのではないでしょうか?

もちろん、とことんやれば、それに応じた結果は出るハズ。

何といっても、ショーベル氏はまだ20代で、ほとんど何もないところからブログを始めてここまで来ているのですから。


これはオススメせざるを得ません!

Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」
Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」


【関連記事】

【号外】土井英司さん監修『Me2.0』アマゾンキャンペーンのお知らせ(2010年04月26日)

【ブランディング】「ネットがあれば履歴書はいらない」に学ぶ7つのポイント(2010年01月10日)

「パーソナル・マーケティング」をうまく使う、たったひとつの冴えたやりかた(2009年11月18日)

【人脈】「一生モノの人脈力」キース・フェラッジ(2008年04月07日)

「パーソナルブランディング」 ピーター・モトンヤ (著) 本田直之 (訳)(2005年06月09日)


【編集後記】

◆この本、パラパラっと見て、すごく面白そうでした。

同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング
同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング

でも「英語が得意な方向けの本」と知って、(´・ω・`)ショボーンの巻。


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【はじめに】◆昨夜は久しぶりに土井英司さんの講演会を、丸善本店にて拝聴してきました。 タイトルは 「日経BP社『ME2.0』刊行記念〜エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役 土井英司氏講演会」 (丸善さんの該当ページは削除済み)。 シークレットゲスト....
【メモ】セルフブランディングを考える際に意識しておきたい5つのポイント【マインドマップ的読書感想文】at 2010年06月23日 07:35
                               
この記事へのコメント
               
smoothさま

ご無沙汰しております。
仕事が落ち着いて書評ブロガーに戻ったじゅにがもです。

「Me2.0」はamazonアタックしたんですが、
入荷の見込みが立たなかったのでキャンセルしました。
※GW前に予約した人より、一般書店の店頭の方が早く買えるのはさすがに・・・。

いい機会なので、買いっぱなしになってた「パーソナル・ブランディング」を
読み返してます。
※この記事を見て思い出した(^◇^;

じゃ、また来ます!
Posted by じゅにがも at 2010年05月05日 11:12
               
>じゅにがもさん

ご無沙汰してます〜。
ただ、じゅにがもさんの動きは、ちゃんとRSSでチェックしてますからw

アマゾンアタックのキャンセルは致し方ないかと。
この辺、土井さん側での在庫の読みが甘かった、というよりかは、まさかこの手の本がアマゾンで1位になるとは、私も思いませんでしたよ(笑)。
同じ監修本なら、こないだの「アメリカCEOのベストビジネス書100」の方が売れてしかるべきのような…(汗)。

「パーソナルブランディング」は、当時読んでたまげた記憶があります。
ぜひ「Me2.0」と併せてお読み下さい。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年05月06日 02:45