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2010年02月28日

新入社員が選ぶ超イカした「新書大賞2010」10選




【本の概要】

◆昨日リアル書店でゲットしたのが、「新書大賞2010」

「新書」なだけあって、必ずしも当ブログのセレクトとは対象が違うのですが、なかなか面白かったので簡単にご紹介しておきます。

なお、タイトルはお馴染みホッテントリメーカー作ということで…。


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【目次】

決定新書大賞2010
大賞受賞インタビュー『日本辺境論』(内田樹)
ベスト20レビュー
惜しくもランク外ながら…良書礼讃の熱き1票
大不況下の百花繚乱 対談 永江朗×宮崎哲弥
30人の目利きが激賞!2009年私のイチオシ
アルファブロガー直撃インタビュー 本は全部、新書になればいい(小飼弾)


【ポイント】

■1.新書通72人が厳選した年間ベスト20を発表!

◆初っ端でいきなり「年間ベスト20」が発表されております。

中身についてはネタバレ自重(1位だけは目次でバレてますがw)するとして、選ぶシステムは以下の通り。

書店員35人、書評家5人、各社新書編集部26人、新聞記者6人に2009年発行(奥付表記)の新書から5冊を挙げていただき、1位10点、2位9点、3位8点、4位7点、5位6点で総合得点を集計しました。新書編集部については原則として編集長に投票をお願いしています(公平を期するため自社作品への投票はご遠慮いただきました)。

グラフ化するとこんな感じ。

e79c9ca8.jpg








意味もなく「べつやくメソッド」ですがw


◆グラフを見て頂いて(見なくてもw)お分かりのように、ぶっちゃけ「現場の意見が大半」といって良いかと。

そういう意味では、「ビジネス書大賞」とは、ちょっと違った切り口になっております。

…それ以前に、選ばれた20冊のほとんどをブログでご紹介していないのですが(←ヲイ!)。

ただ、本書にはこの20冊についてレビューが掲載されていますので、「世間一般的に読むべき新書」のエッセンスが手っ取り早く入手できると言えるのかも(?)。


■2.大不況下の百花繚乱(対談:永江朗&宮崎哲弥)

◆こちらではお二人の対談を通じて、2009年の新書事情を総括。

10ページにも渡る、読み応えのある企画となっています。

また、お二人それぞれの「ベスト5」や、編集部作成による「2009年新書売り上げベスト20」も収録されているのも見逃せないところ。

今回の大賞の20冊と比較するのも面白いと思います。


■3.30人の目利きが激賞!2009年 私のイチオシ

「30人」というので、てっきり投票された方々の総評の一部なのかと思いきやあにはからんや

作家、学者、ジャーナリスト等の方々が、一人1ページで新書を1冊推薦されています。

面白かったのが、あの佐藤 優さんが選んだのが、勝間さんの「断る力」だったこと。

 勝間さんは、読者に「死ぬほど努力して大金持ちになれ」とか「こうすればあなたも起業家として成功する」ということを説いているのではない。単純労働しかできないとコモディティ(商品)として扱われてしまうので、仕事に熟練してスペシアリティを身につけ、会社になめられないような人生を送ろうと言ってるのだ。

佐藤さんと勝間さんの対談とかあったらやたら濃そうですがw


■4.アルファブロガー直撃インタビュー 小飼 弾

◆ここは初っ端のタイトルがすごいです。

「本は全部、新書になればいい」


        *'``・* 。
        |     `*。
       ,。∩      *  もう全部新書にな〜れ
      + (´・ω・`) *。+゚
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚


いや、そうじゃなくてwww

結局、手に一番なじむのが新書のサイズなんです。これより小さいとダメで、文庫なんかでもちょっとページがめくりにくい。新書だと手にぴったりフィットします。片手でめくれるので、僕はよく、両手に1冊ずつの"二丁拳銃読み"をしている(笑)。新書というのは、手に最も愛されているメディアなんですね。だから電子書籍にもある程度は対抗できるはずだと考えています。

新書大賞の本のせいなのか、弾さんらしくもなく『空気読みまくりの巻』www

他にも「弾言」が飛び交っておりますので、dankogaiウオッチャーなら必見かと。


◆ちなみに記事の最後に小飼さんの「新書アサマシBest20」もアリ!

これは小飼さんの年間ランキングを見てもある程度分かると思うので、当ブログとかぶっているもののみご紹介しておきます。

というか、さすがにある程度似たような読者さんがいるだけあって、ちょうど半分重なりました。

ただし、当ブログでは単に「紹介しているか否か」で判断して、紹介していれば挙げましたので、必ずしも当ブログでの売り上げ上位に付けているとは限らない点にご留意下さい。


仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

参考記事:【超仕事術?】「仕事するのにオフィスはいらない」佐々木俊尚(2009年07月20日)


週末起業サバイバル (ちくま新書 811)
週末起業サバイバル (ちくま新書 811)

参考記事:【起業】「週末起業サバイバル」に学ぶ「起業のポイント」7つ(2009年10月14日) 


600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)

参考記事:【5つの「スゴイ」】「600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス」上阪 徹(2009年05月14日)


僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)
僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)

参考記事:【ひろゆき節】「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」ひろゆき(西村博之)(2009年05月30日)


2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)

参考記事:【マスメディア終わりの始まり】「2011年新聞・テレビ消滅」佐々木俊尚(2009年08月15日)


ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)
ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)

参考記事:【鳩山総理も読んだ?】「ツイッター 140文字が世界を変える」コグレ マサト,いしたに まさき(2009年10月11日)


目立つ力 (小学館101新書 49)
目立つ力 (小学館101新書 49)

参考記事:2時間で覚える「目立つ力」絶対攻略マニュアル(2009年10月02日)


会社の電気はいちいち消すな (光文社新書)
会社の電気はいちいち消すな (光文社新書)

参考記事:【節約!】「会社の電気はいちいち消すな」坂口孝則(2009年03月31日)


生命保険のカラクリ (文春新書)
生命保険のカラクリ (文春新書)

参考記事:【世帯主必読?】「生命保険のカラクリ」岩瀬大輔(2009年10月18日)


断る力 (文春新書)
断る力 (文春新書)

参考記事:【オススメ】「断る力」勝間和代(2009年02月19日)


2009年の新書の記録としても価値ある1冊だと思われ!



【関連記事】

【速報】ビジネス書大賞 Biz-Tai2010 結果発表されました!(2009年12月18日)

【Biz-tai2010】「ビジネス書大賞Biz-tai2010」で私が選んだ本(2009年11月27日)

【裏?】「ビジネス書大賞Biz-Tai2010」の本を並べ替えてみましたw(2009年11月22日)

【Amazon】このブログでの人気本(2009年度総合ランキング その2)(2010年01月04日)


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