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2009年12月03日

すぐに使える「モテ学」テクニック7選




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日「少々古めのモテ本を注文した」と言った中の1冊。

著者のことは全然知らなかったのですが、お年は結構上(装丁でだまされますたw)でした。

アマゾンのページにほとんど情報がないので、本書の「はじめに」から。

 幸せな人生って何だろう。それを考えたのがこの本の出発点だった。
 身長166センチで、生まれてこの方ハンサムなどと言われたことはない。
 そんな私なのに10代の頃から60を超える現在まで、女性に不自由したことがない。
しかもすべて美しい、きれいな女性ばかりと付き合って来たのである。


◆そして、著者の北原さん曰く「モテルには理由がある」、と。

ターゲットにちょっとクセがある(?)ような気がしなくもないですが、おっしゃってることは意外と正統的なんで、ご紹介してみようかと思った次第。

なお、タイトルは久しぶりに「ホッテントリメーカー」を使ってみました。


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【目次】

その1 アプローチ編
 
 女性は第一印象で恋に陥る
 好印象を与える服装が女性の心をとらえる
 モテル男のファッション法則 ほか

その2 実践準備編

 レディファーストを心がける
 仕事に打ち込む情熱を見せる
 誉め言葉はストレートに ほか

その3 行動編

 相手を知る
 安全パイになるな
 押すより引け ほか

その4 デート編

 誘い方
 デートに誘ったら
 デート中の注意点 

その5 アフターケア編

 思いやりの気持ちを忘れない
 常に新鮮な気持ちで
 素敵な騎士になる ほか

その6 モテ学実録記


【ポイント】

■女性に好かれるために意識すべき3つのポイント

 スタイルなどは関係ない。まず何よりも清潔であること、そして爽やかであること、自分に合ったカラーであること。この3点を意識しておけば毛嫌いされることはない。


■愛される笑顔の法則(抜粋)

  ●寂しい笑顔

 時折見せる寂しい笑顔に女性は弱い。女性は母性本能を刺激する笑顔に心動かされる。効果的に使いたい。

  ●笑顔と物腰の柔らかさ

 相手に接する時の物腰の柔らかさ、これを見ると女性は安心する。物腰が柔らかであれば当然、笑顔が付いてくる。物腰の柔らかさと笑顔、この2つこそ愛される男になるための必須条件なのだ。


■お金を払うときこそ丁寧な言葉づかいを

 お店などでお金を払う時こそ男を上げるいいチャンス。「おれは客や」「金をはらってやる」そんな態度の客をよく見かけるが、これこそ最低である。「ありがとう」「ごちそうさま」お金を払う時に感謝の言葉がすいすい出てくるような人であってこそ女性も安心して付き合うことができる。


■仕事に打ち込む情熱を見せる

女性は、仕事に誇りと情熱を持っている男に惹かれる。自分の仕事のことで愚痴をこぼすような男に女性は惹かれない。(中略)

 女性の前では、どんなに親しい間柄になっていたとしても決して上司の悪口や得意先の悪口などを言ってはいけない。弱音を吐くのも禁物だ。


■誉め言葉はストレートに

 世の中十人十色、どんな女性でもその人しか持っていない良さがある。それを見つけて、誉め称えてあげる、これが必要だ。その時、抽象的な言葉ではなく、具体的な誉め言葉であることが大切。ストレートな誉め言葉こそ女性を口説く基本であることを忘れてはならない。


■「まめさ」こそ女性攻略の大きな武器

気配りと行動力、その感性が「まめさ」の原動力。「まめさ」というのは、気転だ。行動力がなくてもできない。小回りがきいて、気配りができて、思いやりがある。それを総合した言葉だ。全ては相手の女性に対する純粋な愛の気持ちが基本になる。


■スピーディーに行動する

ドライブデートをして写真を撮った場合でも普通は次のデートで写真を渡すということになるだろうが、私ならショッピングか食事の合間をぬって近くのDPEショップに行って速攻で写真をプリントアウトする。そしてその日のうちに彼女に渡す。これが機転とスピード。この手際のよさが目的達成を早めることになる。


■小さな約束を守る

 女性との小さな約束は絶対に守らないといけない。小さなことだといい加減にしておくと、やがては信頼を失うことになる。大きな約束はもちろんのことだが、小さな約束こそ守りたい。それが女性の信頼を勝ち取る手っ取り早い方法だ。


【感想】

◆著者の北原さんの、年齢的なことから来ると思われるギャップを出来るだけ省いて抜粋してみました。

さすがに60過ぎた方が書かれたモテ本ですから、読んでいて「??」となった点もなきにしもあらず。

面白いのが、女性を大事に扱ってらっしゃるような教えを説かれてのですが、ご自身は浮気のせいでバツ2という経歴。

しかもこの本が出た当時も、恋愛活動にいそしんでらっしゃるというアグレッシブさです。

実際、これだけイケイケな方ですから、仕事の方もやり手のようで、「外車販売で10年間ダントツの営業成績」とか、「外資系企業でナンバーワンの営業成績」といった経歴が、巻末にちょこっと出ていました。


◆ちなみに、中の「コラム」で、「女性にアプローチするときのために」と題して、様々なシチュエーションでの声のかけ方の事例があるんですが、これって、要は「ナンパの声のかけ方」

面白いんでいくつか抜粋してみます。

●デパートの店員に
 「よかったら次の休憩時間、ぼくにごちそうさせてください。お友達も一緒に来ていただいていいですよ」

●銀行員の女性に
 「気を使う仕事でお疲れでしょ。もし、はめをはずしたいときがあれば、ぜひ、私にお供させてください。お友達も一緒で結構ですよ。私もあなたの仕事に近いことをやっています。ご苦労はよくわかるつもりです。日頃の憂さを晴らしましょう。電話番号、ここにメモしておきます。よろしくね」

●駐車違反の取締中の婦警に
 「お疲れ様です。よくお見かけしますね。車が多いので気を付けてくださいよ。ぼくは駐車違反しませんけど、あなたにならぼくの心を捕らえてほしいですね」
(そう言いながら電話番号を書いたメモを渡し、「私服のあなたにぜひお目にかかりたい」と書いておく)

・・・ってどこまで本気なのかwww

そもそもみんな相手は仕事中ですし、最後のヤツとか、「公務執行妨害」

タイ━━━━||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||━━━━ホ!!

されても知りませんよ、マジで・・・。


◆さて、こんな「完全肉食系」方の恋愛体験は、どんなものかと思いきや、巻末の「モテ学実録記」に登場するいい女は、ほとんど外人女性

風俗じゃないんですが、キャバレーのダンサーとか、外人パブの女性とか、トップレスダンサーとか、「何やってるんですか!」状態。

正直、この部分がない方が、本として説得力が増したと思うんですが、まぁ話として読む分には面白いかもw


◆そう言えば、巻末に載っている北原さんのお顔に似ている顧問先の社長さんがいて、そう言えばその方も、外国では積極的に外人女性とダンスを踊ったりするそうで、かなりアグレッシブです。

やたらと女性を誉めたたえたり、レディファースト(外国では元々かなりそうですが)だったりと、この本に書かれている内容を踏襲しており、社員さんに聞いた限りでは、かなりモテるそう。

ただ、北原さんもそうなんですが、その方も社長さんだけあって、お金は結構自由になりますし、地位もあるわけで、そういった裏づけのある余裕から来る振る舞いだとしたら、私たちにはなかなか真似できないところ。

まぁ、余裕は無くとも、あるように振る舞うのがモテる秘訣かもしれませんけどネw

いずれにせよ、マーケットプレイスでは安値放出中なんで、上記のナンパフレーズ含め、使える部分だけ使うならお買い得だと思います。


ヤッてることはアレですが、言ってることはマトモですw!

北原 優 ¥ 1,575


【関連記事】

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【編集後記】

◆ちょっと気になる本。

新書1冊を15分で読む技術-スーパー速読1週間
新書1冊を15分で読む技術-スーパー速読1週間

でも、帯見ると「目を上下に動かすような図」が見えるんで、多分ガチ系の速読だと思われw


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この記事へのコメント
               
>ぼくは駐車違反しませんけど、あなたにならぼくの心を捕らえてほしいですね

これ笑いました(笑) 場面をそうぞうするとすごいです。プロはこんなものなんですね〜。
Posted by イッパイアッテナ at 2009年12月03日 18:55
               
>イッパイアンテナさん

他にも仰天モノの口説き文句が満載でした。
これだけ色々やってて、付き合うのが外人なんですか、というかw
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年12月04日 08:46