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2009年11月25日

【痛快!】「大人げない大人になれ!」成毛眞




【本の概要】

今日ご紹介するのは、マイクロソフトの元社長である、成毛眞さんの人生指南本。

タイトル通り(?)「大人げない大人」である成毛さんご自身のお考えがほぼ全編を通して炸裂しております。

アマゾンの内容紹介から。

マイクロソフトの元社長の著者が、創造性・先見性が求められる時代を生きる若者に送る一冊。著者とその周囲の成功者は、みな「大人げない」ひとたちばかり。これは、たまたまではなく、現代社会は、好きなことを貫いて、ひとを感動させて動かすことができれば仕事になる時代なのだ。キャリアプランも語学も資格もいらない、幸せな人生をおくるための考え方。

常識の「真逆」を行くような主張に痺れますたw

おかげで付箋も貼りまくり!

大人げない大人になれ!










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【目次】

chapter 1 大人げなさが求められる時代がきた

本当に大人げない人々
ノーベル賞受賞者の二人に一人は可愛い
子供のようなビル・ゲイツ
私が出会った大人げない人たち ほか

chapter 2 大人げないとはどういうことか

夢中になることが最高の才能
興味があれば何でもやってみる
あまのじゃくの価値観
知らないことは強みである ほか

chapter 3 やりたいようにやればいい

我慢なんてしなくていい
目標を持ってはいけない
あるがままでいることが個性
人は子供のままでいる人に憧れる ほか

chapter 4 大人げなく楽しく生きる方法実践編

子供の頃の趣味を維持しよう
大人を怒らせよう
楽しむための仕掛けをつくる
キャリアプランは持たない ほか


chapter 5 大人げなさを取り戻すための本棚

人生を大人げなく楽しむための本
好きなことを突き詰めた本
常識を覆した本
それでもビジネス書が読みたいのなら ほか


【ポイント】

■姿をくらましたビル・ゲイツ

 彼が世界を代表する大金持ちとして有名になった後、幕張で行われたイベントの基調講演を引き受け、来日したことがあった。この時すでに、ビルは有名人テロの対象にもなるような人物であったから、受け入れ側は厳戒態勢である。しかし、そうした努力も空しく、イベントの前日にビルはホテルから忽然と姿を消し、行方不明になってしまったのだ。当然、スタッフを総動員しての捜索を始めたが、なかなか見つからない。日本法人のスタッフや電通などの関係先を含め、パニック状態である。


■おバカタレントを楽しもう

テレビで見かける彼らの最もわかりやすい特徴は、圧倒的に無知であるということだろう。「羞恥心」という人気グループも、元をたどればクイズ番組での珍回答が、今回のブームの火付けとなったようだ。しかし、彼らの人気に秘訣があるとすれば、それは無知が生むとぼけた発言ではなく、己の無知を隠さない、その素直さにあるのではないかと私は思う。


■サブカルチャーの良さは、素人が主役になれる可能性があるところ

メインカルチャーでは、一握りの天才しか一流の作り手にはなれないが、サブカルチャーでは、素人も10年ほど修行を積めば発信する立場に回ることができる。こうした特徴は日本人がとても好むものなのだ。


■望まれる大人げなさとは、まず物事に夢中になるということ

夢中になることを意識的にコントロールすることは不可能である。だから、夢中になれることに出会えたならば、その幸運に感謝しなければならない。
 そしていったん見つけたら、それがどんなに小さなことやくだらないことであっても、大事にすべきである。


■マイクロソフトの社長を辞任したわけ

本当の理由の1つは、当時どこを見回しても、全ての人がITの2文字を繰り返し叫んでいたからだ。ITバブルの絶頂期にあり、事業内容にこのアルファベットがない会社は、ほとんど投資が受けられないような状態であった。こうした状況に嫌気がさした私は、この業界を離れることを意識する。多勢に支配されたからには、もうダメだと感じたからである。
 事実、私が社長を辞任してから2週間後に、米国マイクロソフトの株価は史上最高値を記録し、その後、ITバブルがはじけ飛んだことで暴落した。そして現在まで、当時の水準にまで回復したことは1度もない。


■クリエイティビティを生み出すのは「おバカ」

 最近では、アイデアを出すためのブレインストーミングという種類の会議があるが、一番いいやり方は、思いつく限りのバカ話をひたすら言い合って、ただ笑っていればいいだけである。そこで出たアイデアの中から、これならなんとかやれそうだ、と思えるものを選べばいい。


■マイクロソフトの部長時代から呼称は「殿」

 こう呼ばれるようになったのは、私が実に理不尽な人間だったからだと思う。当時のマイクロソフトには、相当な理不尽な人間がそろっていたが、その中でも私は群を抜いていただろう。社員も、「社長」に言われたら反発することもあるが、「殿」ならばしょうがない、と自分を納得させていたのかもしれない。


■我慢を強いる大人たち

 最近は、若者が人生に行き詰まりを感じやすくなったといわれる。この最も大きな原因は、会社でもどこでも社会全体に大量のオジサンたちがあふれ、若者の道の上に立ちふさがっているからだと思う。彼らは、若者にそれを気づかせないために、今は我慢をする時なのだと諭しているのだ。


■トーマス・エジソンの言葉「発明には、豊かな想像力とゴミの山が必要だ」に学ぶ

 子供が大事にするものは、大人には価値がわからずゴミに見えることが多いものだ。このように、他人にとってはゴミでも、自分が価値を見出せるものがあれば、それは最も大切にすべきものである。そこにこそ、あなただけの何かを生み出すヒントがあるからだ。


■空気を読むと空気になる

私にとって「空気」を読んでばかりいる人は、いてもいなくても大差のない、存在感のない人である。他人の顔色ばかり窺う。納得もせず、その場の流れに任せて自らの考えを曲げる。そのような人からは、新たな気づきも得られることはなく、建設的な議論も期待できない。自分を肯定してくれる存在は心地よいかもしれないが、長い目で見れば、付き合うことに価値があるとは思われないのである。


【感想】

◆一応厳選して抜粋したつもりなのですが、またもや尻切れトンボになってしまいました。

ここら辺までが「chapter 3」で、以降は丸々カットしております。

うーん、「chapter 4」って、「大人げなく楽しく生きる方法実践編」なんで、本書に書かれた内容を実践するには結構大事なような・・・?

上記目次で前半部分の小見出しを挙げておりますが、残りも拾っておきます。

「英会話もいらない」
「資格を頼りにするのはやめよう」
「極端なお金の使い方をする」
「時間の使い方は一点集中浮気型」
「神話をつくろう」
「子供のように読書をしよう」


・・・こちらもなかなかに面白そうな。


◆この中で「神話をつくろう」というのに触れておきますと、要は個人であれ会社であれ、最も効果的なマーケティングの方法が「神話をつくる」ということである、と。

神話というと少し仰々しいかもしれないが、人が人に話したくなるような面白い話だと理解してくれればいい・自分が言っては、ただの自慢話にしかならないようなことも、他人に語ってもらえれば神話になるのである。

何でも、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、後に会社が大きくなったときに、「アマゾンも始まりはガレージだったんだ」と言いたいがために、実際にガレージを出発点に選んだのだとか。

ちょwww


◆同じように「神話」がある会社の例として挙げられていたのがコチラ。


この本は成毛さんも「是非とも読んでほしい」、と。

曰く「ビジネス書としては、最もとんがった内容の本」だそう。


◆さて、成毛さんご自身には経歴的にも十分過ぎるくらいの「神話」がありますが、それとは別に、「読書家」として知られるようになった理由を「自分のスタイルからちょっとした面白さを引き出すことができた点にある」と分析されています。

「本は決して売らない」「読書家ではなく本を買うことがすきな買書家」「ビジネス書は読まない」「本はトン単位で数える」などと、少し角度を変えて言ってみる。ポイントは、自分を聞く立場に置き換えて、話を小ネタとして人に教えたくなるものに仕立てることである。

実際、話題になったり、クチコミになるのは、こうした「小ネタ」が必要だと思いますし、成毛さん自身も「こうした逸話は自分で作りださなければならない」と言われてらっしゃいます。

私も書評系ブロガーとして、こうした「逸話」を作るべきなのかもしれませんね。

「毎日3時間超」だとか「家族に内緒」とか、そう言うんじゃなくてwww


◆上の小見出しにもあるように、成毛さんは「ビジネス書は読まない」と言われてはいるのですが、本書は直接的・間接的に「ビジネスヒント」「人生訓」が満載でした。

「ネタバレ」しちゃうと面白さ半減なので、割愛しまくった「大人げない大人たち(著名人)」たちの逸話も爆笑モノ(上記で挙げたビル・ゲイツが何処にいたか、とかw)。

ただし、chapter 3の小見出しに「おじさんの言うことは9割が間違い」とあって、そこには自分ももう50歳を過ぎた立派なおじさんだから、読者は「本書の中の1割の正しいアドバイスを探せ」、とw

世間の常識に囚われている私にとっては、「人を食ったようなご本」でしたが、「食われて悔いなし」な面白さでした!


さすが「読書家」の書いた本は違います!

成毛 眞 ¥ 1,500


【関連書籍】

◆やはりカットしてしまった「chapter 5 大人げなさを取り戻すための本棚」から、気になった本を何冊か。


⇒「必ず手にとってほしい1冊」(今の成毛さんの能天気ぶりにはこの本の影響が大きいそう)


大平 貴之 ¥ 1,890

⇒「現代日本の科学技術が、大人げない一人の若者に結晶したところをみることができる」

参考記事:「プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星」 大平貴之 (著)(2005年08月26日)



⇒「アメリカ陸軍中将が綴るロジスティクス作戦史」

他にも興味深い本がありますので、ぜひ本書でご確認を!


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【仕事術】「人は仕事で磨かれる」丹羽宇一郎(2008年07月25日)

【女ギーク?】マイクロソフトを飛び出して億万長者になった、私(2008年07月17日)


【編集後記】

◆本日締め切りのアマゾンキャンペーンのお知らせなんぞを。

「儲かるキーワード広告の使い方」発売記念9日間限定キャンペーン!

ビジネスをネットで展開されている方なら、「キーワード広告」は避けては通れないのではないか、と。

著者の竹内謙礼さんは、当ブログでもご本を何冊かご紹介していますし、滝井秀典さんは、先日の土井さんのパーティでも登壇された、キーワード広告の第一人者。

今日、11月25日締め切りですので、お早めに!

第1章 これからのビジネスに欠かせないキーワード広告の基礎知識
第2章 なぜキーワード広告の運用は失敗してしまうのか?
第3章 複雑に見える管理画面を徹底攻略する
第4章 キーワード広告の運用戦略を練り上げる
第5章 大量のキーワードを収集・分類する
第6章 お客様のクリックを誘う広告文の作り方
第7章 顧客獲得コストに見合った適正な入札額の決定法
第8章 管理画面のセッティングとキーワードのデータ入力
第9章 競合他社に差をつける数値分析と最適化の技法(基本編)
第10章 競合他社に差をつける数値分析と最適化の技法(実践編)
第11章 キーワード広告の成功を次につなげる3つの投資



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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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この記事へのコメント
実績のあるかたの逆転発想、とってもおもしろいですね!
Posted by 齊藤 正明 at 2009年11月25日 08:56
おはようございます。

書店でこの本を見かけ、パラパラとめくり、ここに載っているオススメされた本だけを買って帰った大人げない行動に反省です(^_^;)
さっそくamazonアタックさせていただきます!
Posted by ニャロメ at 2009年11月25日 09:47
>齊藤正明さん

この本は面白かったですよ(笑)。
「面白かった」という以外にうまく表現できないのがもどかしいのですが、ステーブ・ジョブズは真似たくないですが、成毛さんは真似したいですw

てか、またご本出るんですね!
おめでとうございます!

>ニャロメさん

そんな大人げない行動をwww
てか、アマゾンアタックありがとうございます(笑)。
装丁も含めて良い本なんで、大事にしてください(お風呂とかで読まないで(笑))。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年11月26日 03:06