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2009年11月11日

【メモ】「本と雑誌と新聞の未来」@ニューズウィーク日本版




【本の概要】

◆アマゾンに画像がないのがアレですが、新聞広告で気になったので「Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2009年 11/18号」を買ってまいりました。

以下、ホント、メモ書き程度ですが、備忘録として・・・。


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【目次(特集部分のみ)】

書籍 ネットは本を変えるのか

電子ブック 話題作が読めないキンドルのジレンマ

雑誌 老舗グルメ雑誌廃刊の教訓

新聞 新聞という過去の遺物を救済するな

ニューメディア 超地域密着型ジャーナリズムの挑戦

戦略 ある地方紙の一発逆転

テクノロジー 「iタブレット」が活字メディアを変える?


【本と雑誌と新聞の未来】

■書籍 ネットは本を変えるのか

●ティム・オライリーの主張「紙の書籍という形式はもはや存続不可能であり、電脳空間にふさわしい新しい形式をつくり出すべき」

●トゥイッターの「つぶやき」や、パワーポイントのスライドで目にするような文章が、本の文章として広まる可能性も


●無料の情報が増え続ける一方、膨大な量の情報を評価できなくなりつつある今、情報の価値を知りたいという切望が募っている

●優れた書籍とは、ある枠の中で完成された知的生産物では?


■電子ブック 話題作が読めないキンドルのジレンマ

●8月に他界したエドワード・ケネディ上院議員の回顧録『トゥルー・コンパス(真実の羅針盤)』は、紙の書籍としては150万部だが、電子ブック版はなし


●最近のハードカバー本の相場は20ドル台半ばだが、キンドル向けの電子版のほとんどは9.99ドル

●アマゾンの出版社からの仕入れ価格はキンドル版でも本でも同じで、本の定価の50%

●例えば26ドルのハードカバーの場合、アマゾンは13ドルで仕入れて、キンドル向けに9.99ドルで売り、1冊あたり約3ドルの損を出している


■新聞 新聞という過去の遺物を救済するな

●新聞救済で得をするのはひと握りの大手新聞社だけ

●強い新聞は一旦倒産し、人員もコストも削減して事業を再編する必要がある。ジャーナリストは新聞より優秀で迅速なメディアで働けばいい

●典型的な日刊紙は、政治やスポーツやビジネスやセレブ等、あらゆる話題を少しずつ盛り込もうとするから、結果的にどれをとっても凡庸になる


■ニューメディア 超地域密着型ジャーナリズムの挑戦

●昨年から、運営するのはジャーナリストだが市民記者に大きく依存する地域密着型のブログが新聞の地方版に取って代わりつつある

●標準的なサイトは経験のある記者を1人か2人雇い、後はたいがい無給の素人記者やインターンで補う

●約5万人の市場を対象とするブログのなかに、年間最大20万ドルの広告収入を上げているところもある


■戦略 ある地方紙の一発逆転

●ニューポート・デイリーニュースはオンライン版を有料化し、通常の定期購読より200ドル高い345ドルに設定

●有料化以降、新聞スタンドでの売上は1日当たり200部も増加


【所感】

◆一番最後のオンライン版の有料化の話は、非常に興味深いのですが、今ひとつよくわからず。

オンライン版の購読者数の推移は書かれていないのですが、「紙の定期購読をやめる人が減った」のだそう。

ちなみに、このニューポート・デイリーニュースは、定期購読が200人レベルの模様(「郵送で購読している約200人の読者」という表現アリ)。

元々、外国の場合スタンド売りが多いですから、日本に当てはめられるかどうか、という話もありますし、あくまで「地方紙」の話なので、代替メディアがないのかも。


◆そこで代わりに出てくるのが、上記にもある「地域密着サイト」。

こちらの収入源となる地域型の広告は、今、新聞の折り込み広告が得意とするところ。

こうなると新聞の販売店も大変です。

現に、こういうサイトもありますが。




◆そういえば、堀江貴文氏a.k.a.ホリエモンが、このような記事をちょうど書かれていたのでした。

個人メディアがマスメディアを凌駕する時代:六本木で働いていた元社長のアメブロ

同時にTwitter上では、マネタイズに関しても。

Twitter / 堀江貴文

たとえ全部の記事を有料にするのではなくとも、特定の記事だけ有料、というのはアリかもしれません。


◆それより今回の記事で初めて知ったのが、キンドルの仕入れ価格。

今はアマゾンとしても、キンドルの普及のために「逆ジレット・モデル」(本来カミソリ本体を格安で売って替え刃で儲けるところ、安い替え刃で本体を売る)を遂行中。

記事にもあったのですが、ある一定の市場占有率が確保できた時点で、アマゾンとしても仕入れ価格の値下げ交渉に来るのではないか、と。

本の価格が元々安い日本だと、いったいどういうことになるのか気になりますネ。


その他記事についての詳細はこちらの号を!



【編集後記】

◆いよいよこの本のアマゾンキャンペーンも本日限りとなりました!


『クラッシュ・マーケティング』刊行記念プレゼント:特設サイト

特典の座談会の顔ぶれ等は、こちらの記事をご参照のこと。

【お知らせ】「クラッシュ・マーケティング」がいよいよ発売されました!


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Posted by smoothfoxxx at 19:30
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この記事へのコメント
チラシが読めるサイト、いいですねー
Posted by イッパイアッテナ at 2009年11月11日 20:04
途中で書き込みしてしまいました。

電子書籍は今後も注目ですね。超地域密着型ジャーナリズムには興味あります。素人ですが、ちょっと関わってみたいです。

Posted by イッパイアッテナ at 2009年11月11日 20:08
>イッパイアンテナさん

日本の場合、そのリクルートさんが、ホットペッパーよろしく全国展開されてしまうと、なかなかチラシというか広告部分は辛いかもしれませんね。

それとキンドルもどうなるか非常に気になります。
電子書籍は、iPhoneのアプリとして出ても普及しそうですし。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年11月12日 03:35