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2009年08月06日

【読書】「お盆休みだからじっくりビジネス書」@日経産業新聞


【はじめに】

◆昨日当ブログで記事にした、「新刊JP的 夏の100選」、そして今日のホッテントリでもエントリが挙がっていた「カリスマ書店員厳選! この夏読むべき100冊 大人の読書計画 2009夏 - L-Cruise - 日経トレンディネット」と、読書熱まっさかりの今日この頃(?)。

実はご紹介が遅れましたが、日経産業新聞8月4日号ビジネススキル面でも、「ビジネス書の特集」が掲載されていました。

題して「お盆休みだからじっくりビジネス書」

有力書店や出版取次会社の担当者さんに「売れ筋」「おすすめ」を聞いたものです。

100冊ずつ紹介している両サイトに比べると、量的には劣りますが、なかなか面白い記事でしたので、ここで簡単に触れてみようかと・・・。


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【記事の内容】

■今の売れ筋のビジネス書は大きく2つの系統に分かれる

◆冒頭では簡単な分析(?)が。

系統の1つは「企業財務などの知識を分かりやすく紹介した入門書」

そしてもう1つは「仕事や勉強の効率を高めるための時間管理や情報整理の技術を紹介したノウハウ(ビジネススキル)本」

当ブログの場合、ほぼ全てが、後者もしくはそれに類するもののような。


◆前者の入門書としては、「国際会計基準(IFRS)」の関連書籍が目を引くそう。

この辺は、かつて日経産業新聞でランキングが掲載されていた、八重洲ブックセンター等の書店で動きがみられているようです。

なるほど図解 IFRSのしくみ (CK BOOKS)
中央経済社
あずさ監査法人IFRS本部(編集)
発売日:2009-02
おすすめ度:5.0

 IFRSは2010年3月期から上場企業への任意適用が始まる。「企業の経理・財務担当者だけでなく一般のビジネスパーソンの間でも関心が高まっている」(八重洲ブックセンター本店ビジネス書売場担当の佐藤公紀氏)


◆また、企業会計全般では、この2冊も人気。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)
Amazy

財務諸表の構造を体系的に紹介するのではなく、貸借対照表や損益計算書などがどの項目で相互に関係しているのかを分析することに的を絞っている。

当ブログで毎週ご紹介している丸善オアゾ店ランキングの新書部門でも、長くランクインしていますね。


◆一方、「ビジネススキル本」では、この本が好評だそう。

情報整理の技術を紹介する類書は多いが、同書はデジタルデータの整理方法について多くの紙幅を割いている点が特徴だ。「SugarSync」や「Twitter」など最新のIT(情報技術)サービスを活用した業務効率の改善法を紹介している。

確かに、当ブログでも大人気。

参考記事:2009年06月29日(2009年06月29日)

ただ、地味ですが、ITツールの業務効率の改善だったら、佐々木俊尚さんの「仕事するのにオフィスはいらない 」も負けてないと個人的には思っております。

参考記事:【超仕事術?】「仕事するのにオフィスはいらない」佐々木俊尚(2009年07月20日)


◆なお、後者の売れ筋として、苫米地センセイのご本も記事で取り上げられていました。

超「時間脳」で人生を10倍にする一瞬で相手をオトす洗脳術 禁断の「一目ぼれ」テクニック【特殊音源CD付】脳にいい勉強法~聴くだけで脳が活性化する次世代サブリミナル音源CD付~
Amazy

スイマセン、いずれも未読でございます・・・。


■その他オススメ本

●金融危機

◆この夏は金融危機について知見を深められるような本が書店に並んでいるそう。

例えばコレ。

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質
Amazy

正規分布など統計学の常識の上に積み上げられた現代の金融理論の体系のもろさを指摘、「黒い白鳥」など巧みな比喩を用いて不確実性のリスクに言及する。

・・・私の場合「金融」という単語だけで拒絶反応がw

他にも何冊か紹介されていますが、ここでは割愛。


●社会企業

◆その他のキーワードとして登場するのが「社会企業」


世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力
ダイヤモンド社
井上英之(監修)有賀 裕子(翻訳)
発売日:2007-02-17
おすすめ度:4.5

後者の本では、公共性と経済性を両立させた海外の様々なビジネスモデルが紹介されているそう。


●経営者本

◆そして、「経営者本」もこの辺が紹介されていました。

俺は、中小企業のおやじ
日本経済新聞出版社
発売日:2009-02-24
おすすめ度:4.5

リーダーになる人に知っておいてほしいこと
PHP研究所
松下政経塾(編集)
発売日:2009-03-24
おすすめ度:4.0

とくに、故松下幸之助氏のご本は、お値段1000円と、お買い得価格です。


【所感】

◆他に、「書店・出版取次会社の担当者が薦めるビジネス書」と題して、一覧表が掲載されていましたが、上記の本とかぶるのがあるのと、あまりネタバレしすぎるのもどうかと思うので、ここでは省略します(サーセン)。

もうしわけ程度に書影なんぞをw

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術社員のモチベーションは上げるな!コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術
Amazy


◆こういうのも、書店や、その担当者さんによってマチマチですし、必ずしも鵜呑みにする必要はないと思います。

ただ、やはり仕事として担当されている方のご意見ですから、「興味ないや」で済ませないで、書店にあったら、手にとって確認するくらいはしてみて頂きたいところ。

「食わず嫌い」はもったいないと思われ・・・って、人のこと言えませんが。


◆なお、個人的に、お盆休み(というものがあればw)にやってみたいのが、次のようなことがらです。

●未読本完読

◆とにかく、買ってきて読んでないのが溜まっているというか、アマゾンの箱を開けてないのもあります。

基本的に新刊優先で紹介しているので、タイミングを逃すと、そのまま放置というパターンが多いような。

あと、本の中で紹介されていて、気になった本は結構買っているのですが、それらも後回しですねー。

よほど、新刊が枯れない限りは、読んでないかも。


●良書を読み返す

◆2度目に読むのですから、サクサク読みきれるハズなんですよ。

ところが、キチンと整理してないものだから、読みたい本を探している途中に断念する事多々。

おまけに、まだ記事を書いていないブログ用の読んでない本が何冊かあると、どうしてもそちらが優先されちゃいますので、この夏時間をとって、読み返したいな、と。


●苦手分野に手を伸ばす

◆このブログは、一部の「個人的な嗜好」で掘り下げているアイデア関係の本以外は、人気のあるジャンルを中心に取り扱っています。

というか、そういう風にアナウンスまでしてますし。

ただ、それですと、いいかげんワンパターンと言いますか、変わり映えしないかな、と。

さすがに税務・会計だけは、手を出さないと思いますがw


というわけで、皆様よいお盆休みを!

人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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