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2009年07月23日

【資格取得!】「難関資格が働きながらラクラク取れる勉強法」福田 稔




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、久しぶりにガチ系の勉強本

本書の著者である福田 稔さんは、5つの国家資格働きながら1発合格を果たされた、資格試験のプロです。

その福田さん曰く、本書は

世の中にあふれる勉強本と資格本のいいとこ取りをしたもの

なのだとか。

「資格取得」を目論む方なら、必読です!


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【目次】

序章 楽しく勉強できるようになる!
 ワーク・ライフ・バランスの本当の意味
 「忙しいから勉強できない」は本当か?
 働く人の第3の勉強法 ほか

第1章 勉強はなぜ続かないの?
 ウサギとカメ カメが勝った本当の理由とは?
 時間とお金 節約意識の違いがもたらすもの
 試験に合格しないのは「時間がないから」は本当か? ほか

第2章 タイムマネジメント編
 タイムマネジメントのための3つの視点
 時間を増やす3つの方法
 時間ドロボーを撃退する3つの方法 ほか

第3章 スキルマネジメント編
 もう1つの「とし伝説」クリスタル・インテリジェンスを利用しよう
 1日3回ピーク法で勉強に弾みをつけよう
 すっきり頭に入る全体俯瞰法 ほか

第4章 メンタルマネジメント編
 資格挑戦は周囲に宣言すべきか?
 最も挫折しやすい危険な時期とは? ほか

第5章 働きながら取れるおススメ資格
 社会保険労務士は働きながら合法的に学べる女性にも人気の資格
 SYと言われないための日商簿記検定
 簿記検定に隠された2つの魅力 ほか

第6章 法律アレルギーによく効くクスリ
 法律の勉強はこうすればアレルギーがなくせる?
 目的を確認する
 全体像を図解化する ほか


【ポイント】

■たかが10分、されど10分

寝る前に今日の復習を10分、朝起きたら前日の復習を10分、わずか10分、そんな時間をとるだけで記憶の定着にバツグンの効果を発揮するのです。


■まず「始める」ためのコツ

目標は小さく、達成期限は近くに設定し、その達成に向け、小さなアクションを起こしてみることです。


■残業しない技術

 残業の多い人は一般に朝のスタートの遅い人です。出勤時間が遅く、出勤してもお茶、タバコ、同僚との四方山話から始まるのが朝の習慣となっている人です。これでは仕事が遅くなるのは当然です。


■資格試験短期合格の秘訣は、「人より長く勉強すること」ではなく「人より早く始めること」

スポーツと違って、資格試験の勉強は一斉に「よーい、ドン」じゃありません。いつスタートするのかは、あなたが決められるのです。勝つ(合格する)ためには、人より先にスタートすれば、それだけ有利になるのは当然です。


■1日3回ピーク法で勉強に弾みをつける

 厚生労働省の平成19年度「能力開発基本調査」によれば、実に62%が「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」と回答しています。(中略)

 そこで発想の転換をしましょう。
 たとえば、朝の出勤前、昼休憩など、要するに仕事の前に勉強するのです。そして朝→昼→夕、1日3回、意図的に勉強タイムを設定するのです。


■細切れ時間を活用して覚える方法

 60分のまとまった時間が1回より10分が6回のほうが勉強に適していることもあるのです。記憶の定着度は、時間の長さに比例するのではなく、繰り返しの回数に比例するからです。(中略)

 この話を応用すると、こんなことも考えられます。
 たとえば、30分程度のまとまった時間があった場合、それをまるまる1教科の勉強に充てるのではなく、あえて10分単位の細切れ時間に刻むのです。


■理想的な繰り返し「ざるの目理論」

 最初は、粗い網の目で大事なポイントだけすくいとり、2回目、3回目と繰り返しの回数が増えるたびに、網の目を小さくしていけば記憶の定着とともに、より細かなポイントの知識も増えていくので充実感もあるのです。これが理想的な繰り返し法です。


■各種記憶法:(抜粋)

●省エネ記憶法

●特徴に注目し、暗記のツボを押さえる「フォーカス記憶法」

●感情を利用する「ドラマ記憶法」


(詳細は本書を)


■初期の挫折を防ぐコツ

「最初はわからないのが当たり前」と気楽に構え、ハードルはうんと下げてスタートすることです。そして「細部より全体」、「丁寧よりざっくり」、「覚えるよりつかむ」ことを心がけることです。


■試験直前期の焦りを減らすコツ

 焦りを軽減するためにできることは、ただ1つ、やるべきことを減らすことです。
 直前期でも見ておきたいもの、たとえば、間違いやすい問題、あやふやな記憶の暗記事項などだけに教材を絞ることです。
 今、手元にある教材の中から、もうすでに十分身についたもの、見返す必要のないものはどんどん減らし、不安な材料だけに絞り込んでみてください。
 残り時間とやるべき教材のバランスがとれたとき、不思議なくらい落ち着きます。


【感想】

◆だいたいこの辺までが第4章で、全体の約2/3ほど。

この後第5章では各資格資格についての解説が、第6章では資格試験によく登場する法律用語の「基礎知識」が展開されています。

まだどの資格を取ったらいいか決めていない方は、第5章を読まれると良いかと。

どういう資格で、どういう試験内容か、といったことがコンパクトにまとめられているので、自分なりの「イメージ」を持つことができると思います。


◆もちろん、既に資格試験のための勉強をされている方なら、4章までの部分で「福田式」の勉強法が堪能可能。

冒頭で、「勉強本と資格本のいいとこ取り」とありましたが、2〜4章までの章タイトルを見て頂くとおわかりのように「タイムマネジメント」「スキルマネジメント」「メンタルマネジメント」とまるで「仕事術」のような。

確かに「本試験」という「期限(ゴール)」があって、そこから逆算してやるべきことを積み上げてこなしていく、というのは、仕事も同じです。


◆また、個人的に「目からウロコ」だったのは、「まとまった時間をあえて細切れ時間に刻む」というやり方。

確かに「記憶」の場合、同じことを長時間やるより、何回かに分けてやった方が、トータルでは短時間で覚えられたりします。

「せっかくまとまった時間があったら」と思うよりも、日頃から「短時間で分けてやる習慣」を付けておいた方が、ちょっとした細切れ時間でもいつも通りに暗記ができそう。

働きながら勉強されている方にはオススメです。


◆もう1つ、「1日3回ピーク法」というスタイルも、「朝」「昼」「夕」であって、「夜」には勉強タイムを設けていないのが特徴かと。

社会人は、働いているわけであり「夜は計算できない」というのと、「朝と比べたら疲労感が残る」というのがその理由です。

これも「朝から何時間も勉強する」というのではなく、細かく区切って勉強することにより、「記憶効率を高めている」と言えるかも。

「まとまった時間がない」ことが、かえって強みにさえなっているわけですね。


◆なお、勉強法・記憶法に関して、本書では、かなり具体的な問題例等を用いて、実際に近い状態を再現しています。

ただ、この記事でそれをそのまま引用するとかなり長くなってしまうのと、「法律用語等がわからない」のが、「方法論がわからない」のと勘違いされそうなので、すべてカットしました。

この辺が資格試験本の難しい点で、それぞれの資格試験を勉強している人には当たり前の話が、そうでない人にとってはちんぷんかんぷんなのはしょうがないところ。

ただし、福田さんがお持ちの5つの資格を目指す方なら、「納得の内容」だと思われ。


「社会人でも資格は取れる!」と思えた1冊!


【関連記事】

【ガチ系勉強本】「資格試験の合格技術」多田健次(2009年04月23日)

【勉強本】「いつも目標達成している人の勉強術」福田 稔(2008年10月10日)

【非常識勉強法】「ごく普通の人でも難関資格に受かる非常識勉強法!」石井和人(2008年09月14日)

【超短期合格!】『「一発合格!」勉強法』超速太朗(2007年11月21日)

【スタディ・ハック】「最短で結果が出る超勉強法」荘司雅彦(2007年07月02日)


【編集後記】

◆マインドマップでお馴染みの「トニー・ブザン氏が推薦コメントを書いている」、というので気になっているのがこの本。

キャッツ―ネコに学ぶ組織を変える「9つの教え」―
ティー・オーエンタテインメント
野口吉昭(監修)
発売日:2009-07-17

単行本なのに1000円という値付けも好感度大です。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「私と100冊の勉強本」へ

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
Comments(6)TrackBack(1)私と100冊の勉強本このエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

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◆今日は福田 稔さんの「難関資格が働きながらラクラク取れる勉強法」から、「勉強を続けるコツ」を学びます。 福田さんは、中小企業診断士や宅建、社労士等の資格をお持ちで、専門学校の講師だった経歴もあるお方。 表紙はピンクですが、ご本に書かれている内容は、私たち...
◆勉強を続ける技術【税理士試験突破!理論暗記中心の税理士試験勉強法】at 2009年09月25日 13:36
この記事へのコメント
いつも拝見しております。

細切れ時間については、茂木先生も「脳を生かす勉強法」で言ってます。
「どこにいても、携帯のメールはなるし、まとまった時間をとろうとするより、細切れな時間に対応できるように脳を鍛えたほうがいい」と。
時代にあったやり方を採用するってのも、勉強法を考えるうえで大事なのかもしれませんね。

夜は計算できません。目がしょぼしょぼですしw
Posted by ほそい at 2009年07月24日 00:19
>ほそいさん

ご無沙汰ですー。
以前「アマゾンアタック」の件でコメント下さったほそいさんですよね?
サイト出来立てのようですが、頑張ってください!

茂木センセイもそのようなこと言われてましたか!
勉強本オタクのくせに、茂木センセイの本はまとめてパスしちゃってたのですが、参考になりました(汗)。

多分、細切れ勉強の弱点があるとしたら、集中力の持続だと思います。
ただその辺は、模擬試験等で鍛えていただければ、と。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年07月24日 02:25
>以前「アマゾンアタック」の件でコメント下さったほそいさんですよね?
smoothさんの記憶に残れて光栄です!

茂木試験ってどきどきしますね。
解答用紙がもしゃもしゃしてそうで。。w

時々まとまってがーっと勉強したいですね。でも子供が4ヶ月で可愛いので、ついついかまってしまいます。当分は細切れ有効活用で頑張りたいと思います!!

Posted by ほそい at 2009年07月25日 00:11
>ほそいさん

やはりそうでしたか(笑)。
違ってたらどうしようと思いましたよ。

いや、お子さん4ヶ月とかだったら、そりゃもうカワイイ盛りじゃないですか!
勉強なんてなかなかできないですよね。
・・・私はムスコが4ヶ月のときでもニセ残業でブログ書いてましたが(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年07月25日 04:05
涙です。

ありがとうございます。

本当に。
Posted by 企画マン at 2009年07月26日 06:31
>企画マンさん

コメントありがとうございます。
また、そちらのブログでもわざわざ取り上げて頂き感謝です。
かえって恐縮しております(汗)。
あちらではコメントできないので、改めてここでお礼申し上げます。
ありがとうございました。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年07月27日 01:31