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2009年04月26日

【仕事術】「藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー」藤田 晋


藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー
日経BP社
日経ビジネスアソシエ(編集)
発売日:2009-04-27
おすすめ度:4.5


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、お馴染み、サイバーエージェントの藤田 晋さんの新刊。

帯に「すべてのビジネスパーソン必携の書!」とあるように、新入社員から経営者まで幅広く使える内容になっています。

アマゾンの内容紹介から。

サイバーエージェント社長・藤田晋氏、“初のビジネス書”がついに発売!
藤田氏自身が今までの経験で得た“成長するための”仕事観や哲学のエッセンスが詰め込まれた一冊です。
上が詰まっているという閉塞感や若手で活躍している人が周りにいないという失望感、なかなか自分の殻が破れない停滞感…。若手から中堅のビジネスパーソンが日々抱える悩みに、藤田氏が理想論ではなく“現場目線”で答えます。

この「現場目線」というのに、激しく納得しました!


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【目次】

【第1章】職場に不満がある人に
 ・怒鳴られた時こそ前進しよう
 ・人手不足の職場は評価を高める好機
 ・評価されないのは上司を見ていないから ほか

【第2章】成長速度を上げたい人に
 ・入社段階で既に差がついている
 ・効率よりも場数が能力を決める
 ・ビジネスの場では若さを隠せ ほか

【第3章】円滑な対人関係のために
 ・ビジネスマナーは距離感の見極めが大事
 ・コミュニケーション能力は笑顔で分かる
 ・メールを書く能力は会話力と同じくらい重要 ほか

【第4章】初めて上司になる人に
 ・部下を盛大かつ頻繁に褒めよう
 ・部下はもっと叱ってもらいたがっている
 ・将来あなたを助けてくれる後輩を育てよう ほか

【第5章】自ら考え実現するために
 ・ヒットのタネは日々の仕事の中にある
 ・顧客第一主義に惑わされるな
 ・モノマネはダサいが成功の早道 ほか

【第6章】今すぐ結果を出すために
 ・「到底無理」な目標が成長を促す
 ・機嫌を設定すれば努力は楽になる
 ・超集中モードで仕事をするコツ ほか

【第7章】オフにも成長するために
 ・新聞は興味のないところから読もう
 ・情報を鵜呑みにせず、仮説を立てよう
 ・通勤時間や移動時間はビジネス書を読もう ほか


【ポイント】

■基本的に会社を選ぶ時は、その会社の知名度より、産業自体が伸びているのかどうかをまず確認してほしいと思います。


■効率よりも場数が能力を決める

 仕事に就いたら、とにかく早く結果を出すことが重要です。では、早く結果を出すには具体的に何をすればいいのか。ずばり、それは「場数を踏むこと」です。仕事のできるできないは、要するに場数=経験の差で決まるからです。


■仕事上の人づき合いで一番重視してきたことは、「偉い人」や「できる人」より「志の高い人」とつき合うことです。

 私の人脈からもそれは証明できます。私がおつき合いがあるといえば、楽天社長の三木谷浩史さん、USEN社長の宇野康秀さんなどが挙げられます。知り合った頃には想像もつかなかったほど、世間でも広く顔を知られるようになりました。このような人達と人脈ができたのは、私の運が良かったからではありません。人生にはそんな偶然は何回も起きません。それこそ、志の高い者同士のつき合い、そこで起きる相乗効果の賜物として広がっていったのが、この人脈なのです。


■仕事での忍耐力は勉強でのものとは違う

 つまり、「企業に入ってからの競争」で求められる忍耐力とは、結果が出ない時に結果を出すまで頑張り通せるかどうかが問われます。これまでと違って、分かりにくい仕組みの中に放り込まれた時に、改めて頑張り直す。そういう意味での忍耐力なのです。


■劣等感は思い込みに過ぎない

 本当に怖いのは、誰かと競って負けることや誰かに劣ることではなく、負けたことで自分の頑張りまでも否定してやる気をなくしてしまうことの方です。そうなると、まだ人生は長いのに、次の成長が見込めません。


■自己主張する部下ほど抜擢されやすい

 自分が上司の立場に立ってみれば、自己主張のありがたさはすぐに理解できます。上司にしてみれば、部下一人ひとりに「君はどうしたいのか、何をしたいのか」といったことをいちいちヒアリングするより、部下から「私はこの仕事をしたい」と主張してもらう方が、単純に楽です。


■自分の体験談を交えて話しをすると効果的

 私に会いに来た人で「会えてすごくうれしいです」と言う人がいますが、私はほとんど社交辞令だと捉えます。けれども「いつもはブログで拝見していますが、今日は生でお会いできてうれしいです」と言われれば、あぁそうなんですか、と少し相手に対しての印象が変わります。体験談やその人ならではの言葉を一言添えるだけで、相手に気持ちが届くことがあるのです。


■部下を盛大かつ頻繁に褒めよう

 褒められることは、いいお給料や高いポジション以上に、実はやる気の大きなシェアを占めています。なぜなら、褒められることは認められることであり、それ以上に人にやる気を起こさせるものはなかなかないからです。


■モノマネはダサいが成功の早道

 新しい事業に挑む時は、十中八、九の確率で成功している事例のモノマネから入るのが正しい解と言えます。最大の利点は、先行者たちが費やした時間や労力を大幅にカットできること。事業の基盤を整える時間を短縮できます。


■超集中モードで仕事をするコツ

 詰まるところ、集中するとはいかに1つのことにのめり込めるかというより、いかにそれ以外に気を散らさないでいられるかが問われるのです。ほかのことを切り捨てる能力の差が、すなわち集中力の差となって表れているのです。


【感想】

◆勝手な先入観(?)から、もっと薄い本を想定していたのですが、手にしてビックリ。

結構分厚いんですよ、これが。

ご本人のブログに画像があるんですが、こんな感じです。

まぁ、サブタイトルにもあるように、「77項目」もあれば、それは厚くもなります罠。


◆内容的にも、35歳にして既に社長歴も10年を超える、という極めてレアな経歴ゆえ、新入社員から、起業志望者、中堅社員、そして経営者までが読んで納得できるものになっていると思います。

しかも、ほとんどすべて自らの経験を基に書かれているので、説得力もアリ。

元々藤田さん自身、お酒が好きだったり、パチンコや麻雀をやられたり、とフランクなイメージもあったのですが、それとこの仕事感が上手い具合にシンクロして、借り物ではない、「リアル」さが醸し出されているような。


「リアル」と言えば、藤田さんは、HipHopもお好きなんですよね、意外なことに・・・。

ブログのカテゴリに「Hip Hop」なんてのもあって、中を拝見したかぎり、かなりガチです。

もし私も藤田さんにお会いする事があったら、上記で挙げたポイントのように「ブログで拝見しましたけど、かなりHipHopお好きなんですね」とか言いそうw

それにしても、藤田さん、TPOを考えてでしょうけど、「ライブ観に行くのにBボーイみたいな格好した」とか、IT企業の社長さんにしてはフリーダムすぐるwww


◆さて。

全体的に本書で提示された仕事のスタイルとしては、「楽して儲ける系」ではなく、かなり「実直系」と言えると思います。

ただ、上記で挙げたポイント以外に、社内で実践されている「ユニークな制度」等もあるので、過去の仕事術の本のエッセンスを集めただけのような本とはひと味違うかと。

まだそれほどビジネス書を読まれてない方であれば、全体がタメになるでしょうし、ある程度読み込まれている方であれば、他書との差分を吸収するもよし、前作からの成長ぶりを確認するもよし・・・。

本書もかなりクオリティは高いと思うのですが、個人的には、これから10年後、20年後にどんな本を書かれるのかもまた楽しみだったりします。


私はライブドアブロガーですけど、これはガチで薦めざるをえません!

藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー
日経BP社
日経ビジネスアソシエ(編集)
発売日:2009-04-27
おすすめ度:4.5


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【仕事術】「人は仕事で磨かれる」丹羽宇一郎(2008年07月25日)

【オススメ仕事術】「Yes、Boss!のすすめ」落合文四郎(2008年07月10日)


【編集後記】

◆タイトル的に惹かれる1冊。

4883997995
「理系的」仕事術

ビジネス書好きには、理系の方が多いようなイメージがありますが、どうなんでしょうかね?


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Posted by smoothfoxxx at 10:00
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この記事へのコメント
えーと、もちろん買いましたけれども(笑)


満を持して、ですかね。


これから読みます♪
Posted by とっしー at 2009年04月26日 12:26
>とっしーさん

買われましたか〜。
今日、リアル書店をのぞいたのですが、そこだけ山が凹んでました。
結構リアルで売れてるヨカン。
藤田さん的には、アメブロユーザーが買ったりしてくれないものかと思ってるのでは・・・(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年04月27日 02:31