2009年04月10日
【モテ】「ヤリチン専門学校 〜ゼロ年代のモテ技術〜」尾谷幸憲
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、当ブログ定番の「モテ本」。実は昨日4時半ごろ、聖幸さんからメールを頂いたところ、書き出しがこんな風だったのでした。。
・・・って、挨拶の次がコレですかwwwsmoothさん
聖幸です。
出番ですよ
ヤリチン専門学校 ~ゼロ年代のモテ技術~ (アフタヌーン新書 002) (アフタヌーン新書): 尾谷 幸憲: 本
思わず返信メールの宛名を「性交さん」にしそうになりました(ウソ)。
◆そこでメールをもらってから30分後には事務所を出て、リアル書店で本書をゲット。
一気に読んで、こうして記事にした次第です。
本業もこれくらい迅速ならば(遠い目)。
◆タイトルの時点で、ドン引きされた方もいらっしゃるかもしれませんので、「ガチ」な「モテ本」であることを証明すべく、アマゾンから引用しておきます。
筆者よりもさらに年上の私にとっては、当然パラダイムシフトの連続でしたよ!三七歳・バツイチの筆者が、カリスマナンパ師たちへの取材を繰り返した末に見たものとは何か?それは八〇年代的なナンパ術が、すでに過去のものであるという事実だった…。「勝負デートは居酒屋に行け」「携帯メールは使うな」「狭い部屋に住め」など、常識を覆すヤリチンたちの超絶テクニックをここに一挙公開。この講義を受講し、秘技を伝授された者だけが、高みに登り詰めることが出来る―。
【目次】
第1章 立志!出会い篇
この国からナンパ文化がなくなる!?
腐女子を狙え!
ダメ人間になれ! ほか
第2章 風雲!即ヤリ篇
狭い部屋に住め!
キンタマ大作戦
中国娘を狙え! ほか)
第3章 覇道!ヤリまくり篇
新世代型ヤリチンの台頭
自称・病んでる女は食える!
ロハス女はユルい! ほか
【ポイント】
◆以下のポイントにおいては、筆者がそれぞれの「ヤリチン」にインタビューを行ったものであるため、基本的に同一人物の発言ではありません。■若い女は高級店を嫌う
「俺がターゲットにしている25歳以下の女は高い店を嫌う必要があります。オシャレな雰囲気を楽しむより、気楽に飲んでダラダラと話すのが好きなんですよ。ヤツらの間で定着している<<宅飲み>>(家で飲むこと)なんていうのは、その極地でしょうね」(中略)
「逆に、いい店に行きたがるのはバブリーな時代に幻想を持っている30代以上の未婚女だけです。そんな面倒くさいヤツらとヤリたいですか?」
■携帯メールではなく電話
「今のメール世代の若い女たちは、電話を重要なものだと考えているらしい。ヤツらは恋人や両親や親しい友人としか電話で話さない。だから電話をしてあげるだけで、近しい関係なんじゃないかと勝手にカンチガイするみたいなんだよ」(中略)
「この電話レスポンス作戦で、ヤレる女・ヤレない女を振り分けられるんだ。(後略・・・ネタバレ自重)」
■地元のバーやカフェに行け!
「そのマスターはバーテンを20年以上やっている人なんだけど、彼曰く、一人でのみに来る女は、一人暮らしで彼氏がおらず、極度の寂しがり屋で、どっかネジの外れた人が多いんだって。つまりは誰かと一緒にいないとダメなタイプらしい。だから身体を許しやすいんじゃないか、と。もちろん、酒の力もあるんだろうけどさ」
■車は送り迎えに使うだけの道具
「やはり店の女の子に聞いたんだけど、彼女たちには『彼氏にいい車に乗っていてほしい』というのがまったくないんだよ。車は単なる移動手段で、あればあったに越したことはない、その程度なんだ。(後略)」
「そのとき悟ったね。オレは車がないと何もできない人間なんだなぁ、と。情けなかったね」
■合コンでのチームプレイをやめる
「合コン、イコール、盛り上げなくてはならない、という概念がある。だけど盛り上がってるのは場の空気であって、自分とターゲットの女が盛り上がっているわけじゃない。ターゲットと親密になるには、むしろ二人っきりで話していたほうがいいんじゃないか」
■合コンで払う金は女にとっては投資
「これは合コンに限っての話ですが、女たちは奢られるとその時点で心理的に満足してしまうんです。そしてカネを払った場合ですが、合コンで1万円近く払って何もなかった、では帰宅しづらい。投資した分、回収したくなるんだと思います。(中略)
口説かれること、セックスを要求されることは、女性にとって必要とされている自分を発見できる瞬間。女性の回収対象を提供してあげることがいちばんです」
■若い女はすぐヤラせてくれる?
「俺は長年、フィールドワークと称して多くの若い女性と会ってきたが、そこで導き出された結論があるんだ。どうも、この10年くらいで女性の恋愛感が変貌しつつあるようなんだ。特にゆとり世代以降の若い女性は何でもかんでもショートカットする傾向が強い。要するに<<男女間の恋の駆け引き>>ができないんだ」
■女だらけの職場の女を狙え!
「彼女たちの職場は相当大変らしいんですよ。女性特有のねたみやひがみ、後輩イジメといったことが普通に行われているみたいで、毎日が衝突なんだそうです。そして職場に男性がいない、という状況は必然的に出会いを外に求めなくてはならなくなる。(後略)」
■若い女は叱られたがっている!
「最近の若い女って、すぐに『私、ドMだから』とか言うだろ?そういう子たちのほとんどは、MとかSとか言う以前に、とりあえずビシビシ言われたい派なんだよ」(中略)
「だから彼女たちは叱られることに慣れていない。逆にビシッと言われると、大きく動揺する。動揺するということは心を揺さぶられる、記憶に残る、インパクトを与えられるということだ」
【感想】
著者の尾谷さんは37歳。かつてはナンパに励んだ頃もあったそうですが、最近ご無沙汰気味。
ということで、現役のナンパ師から話を聞くことにしたのですが、特に同年代の方からヒアリングをされているのが、本書の一つの特徴です。
つまり、価値観や考え方が「著者と同世代的である」、ということ。
◆対象となる女性にアプローチする際、私たちはどうしても、体に染み付いた時代性のようなものを引きずってしまうことが多いです。
私のようなアラフォー(しかもかなり上w)の場合、やはりバブル時代の原体験が忘れ切れません。
結果、例えば意中の女性を口説く時には、どうしても「気合の入った店」にしたくなってしまう・・・って私は口説きませんケド。
◆ただしこれは逆効果のよう。
実際、それは数字にも表れているようで、本書でも紹介されていたアンケートでの調査結果がこちら。
【OL白書vol.11】気になる人とお酒、バーと居酒屋どっちがいい? :eltha
なんと7割以上が居酒屋を選択しているワケですよ。働くOLたちにスポットをあて、その“本音”を探るオリコンの『今ドキ“OL”白書』。今回のテーマは<気になる男性とお酒を飲みにいくなら、バーと居酒屋どっち?>。その結果、72.2%のOLが【居酒屋】を選択、ムードよりもカジュアルな雰囲気を重視する傾向にあることがわかった。
ただし、一定年齢以上の女性を口説くのであれば、逆に「居酒屋は危険」だと思いますが。
◆同様に、「ゆとり世代以降の若い女性は何でもかんでもショートカットする傾向が強い」というのも、リアルでは知りませんが、実際にネット等で何度か見聞きしたような記憶があります。
これは「世の中がやたら便利になった」というのもあるのかも。
ドラマ等でも、携帯電話の出現によって、「すれ違い」ということ自体がなかなか起こりえなくなりましたし。
学生時代に、原宿駅のホームで3時間彼女を待っていた(美容院でパーマをやり直してもらってたとのこと)私なんぞ涙目ですよ、マジで。
◆もっともこれらのことは、著者と同年代やそれ以上、もしくは30代以上の方にとって新鮮なのであって、25歳前後の男性にとっては、「何を今さら」なことなのかも知れません。
出会ってすぐに、携帯の番号を交換できるのも、「若さゆえ」(?)。
本書はもともとは「東京スポーツ」に連載されていたものですし、東スポの読者さんと言えば、そんなに若いわけがないかと(実際は知りませんが)。
というわけで、本書は「【R25】指定」ということで。
◆なお、あとがきには、著者の尾谷さんが、本書のメソッドを駆使して、15歳年下の彼女を射止めるお話が載っています。
本来であれば「メデタシメデタシ」となるところが、事態は急転。
別にネタバレというほどのことでもないのですが、他のモテ本の著者の「全く同じパターンでの破局」を知っていただけに、全然笑えませんですた。
天はそなたらに、「今後もナンパに励め」と申しているようですぞ!
若い子と付き合いたいのなら読むべし!
【関連記事】
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【編集後記】
◆さて、本書を含め、計4タイトルで新たに創刊されたのが、「アフタヌーン新書」。人間は生きる限り、がっかりし続けるのだ!不景気が止まらない現代。ここでカリカリし続けたら、いずれはテロリズムの道ですよー。いろいろ大変な21世紀を生き抜くには、立ち止まって「がっかり」するといいですよー。ということで、ひたすら「がっかり」をキーワードに、歴史、コンテンツ、そして恋愛資本主義、さらにはプロ野球まで抱腹絶倒の大分析。喪男の星・本田透が初めておくる、目からウロコの現代文化評論。
「私が男でも抱ける?」と彼氏に問い詰める腐女子高校生、「彼の才能に惚れたの」と高学歴ワーキングプアを養う総合職オタクOL、セックスの際に彼氏のアナルで色々と実験したがる腐女子大学生…。一般に恋愛にオクテだと言われるオタクたちは、実際にはどのような恋愛やセックスをしているのか。都心で働く腐女子OL集団が今まで語られなかったオタクの性愛について言及し、増え続けるオタク達とのコミュニケーションのノウハウを考えていく。
これが“デジタル世代”のリアルな頭の中!『僕の見た秩序。』や『ゆかいな誤変換。』のヨシナガが、会員限定サイトや人気携帯ゲーム機だけで特別公開していた珠玉のエッセイを厳選して書籍化!日常の中にある小さな不思議を見つけ出し、ネットが社会を変えていくことを面白がる。もう「僕たち」をロストジェネレーションだなんて呼ばせない。デジタルクリエイティブな社会を楽しく生きる「よかった」が盛りだくさん。
こんな感じで、普通の新書のラインナップとはちょっと違ったテイストがある感じ。
毎月10日に当分発売されるそうなので、今後も要チェックです!
090411追記
ITMedia Newsでも紹介されていました!
腐女子論から「ゼロ年代のモテ技術」まで――「アフタヌーン新書」創刊:ITMedia News
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(聖幸さんの陰謀とはいえ)この本を取り上げるとは、サスガお目が高い!
ボクもこの本を書店で見かけて
「これはかなりおもしろいカモ!」と思っていたのですよ。
ボクとしては4歳の男の子の女性をオトすテクニックに圧倒されました。
「ヤリチン」というタイトルではありますが、侮りがたい本です!
相変わらず参考になる「モテ本」紹介ですね!
ビジネスも通ずるものが沢山ある気がします。
しかし、アフタヌーン新書
逸脱の品ばかりのような気がww
久々のコメントがこの本って、どうなのよ、って言ってみるテストwww
タイトルで損してる気がしますねー、実際。
ただ、東スポ連載時のタイトルから持ってきてるんで、狙っているワケじゃないんですけどね。
4歳児クンは、男性なんで珍しいですが、女性だと異性の気を惹くなんてこと、小さなうちからやってるかも。
ウチのムスメも3〜4歳の頃から、男の人には愛想よかったですし(笑)。
>hiroさん
んとー、やっぱこの本はオッサン向けというか、非若者向けだと思いますよ。
hiroさんは思いっきり対象外だと思うんですが(汗)。
この本以外のアフタヌーン新書は、結構ニッチなツボを突いてると思われ。

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