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2009年02月10日

絶対に公開してはいけない『「裏モテ」の秘策』


「裏モテ」の秘策―女のためなら手段選ばず!
ベストセラーズ
村橋 ゴロー(編集)『BOMBER』編集部(編集)
発売日:2005-07
おすすめ度:4.5


【本の概要】

◆今日は「モテネタ満載」の1冊をご紹介(なお、記事のタイトルはいつもの「ホッテントリメーカー」作です)。

本書、『「裏モテ」の秘策』は、雑誌「BONBER」で約2年に渡り連載されていた記事を再構成したものだそう。

「恋愛の達人25人」による、計「298通りのモテネタ」には圧倒されました。

表紙でスルーしてしまっては勿体ない充実振りです!


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【目次】

第1章 実戦!すぐに使える裏モテ術
 藤田サトシ(ヅラナンパ師)―チビ・デブ・ハゲだから成功できる!モテないからこそヤレる究極のナンパ法
 大川豊(芸人・大川興業前総裁)―下品でもウケて得する実戦「下ネタ」主義!!
 飯田剛(現役プロスカウトマン)―銀座プロスカウトマンが徹底教授!結婚したくなるほどイイ女を手に入れろ ほか

第2章 必修!女が語る女心の裏オモテ
 ますいさくら(現役銀座ママ・作家)―「一流の男」の会話テクニックに学べ!銀座有名ママの超一流口説き術
 岩井志麻子(全身恋愛小説家)―全身ワイセツ作家・志麻子姐さんが喝破!“痴情”こそ、すべての女の本性だ!
 酒井冬雪(美人恋愛エッセイスト)―恋愛成就の極意は“欠点誉め”にあり!初心者のための“口説き方&誘い方”指南 ほか

第3章 応用!裏モテを極める心理戦術
 藤田徳人(『恋愛科学研究所』所長)―女の言葉にはホンネの“翻訳”が必要だ ちょっとしたひと言でわかる恋愛の真実
 阿部牧郎(作家)―ハイリスクこそオフィスラブの切り札!灰色の職場をバラ色に変える恋愛術
 伊東明(心理学博士)―答えを探すうちに恋愛スキルが身に付く心理法則「伊東式恋愛心理ドリル」 ほか


【ポイント】

◆とにかく登場する人数が多いので、簡単にポイントだけ。


■プロスカウトマン的"イイ女"を落とすための5カ条(抜粋):

・誉められるところを見つけて誉めまくる!それで嫌がる女はない!

・相手が話し始めたら必ず相槌を打ち、「言葉」ではなく「会話」する!


⇒飯田剛さん(現役プロスカウトマン)


■マグナム流口説きの心得

・男は引き出し!得意分野以外の話題にどんだけ食らいつけるかで勝負は決まる

「アキバ系の人たちは、自分の得意分野に関してはものスゴク喋れるじゃないですか?でも得意分野じゃないトコいくとカラッキシでしょ?今の若者はすべてそう。自分の得意分野じゃないトコをぎょうさん知ってる男が、女にモテるんですよ。男は引き出し!」

⇒マグナム北斗さん(元AV男優)


■オフィスレディ路上攻略テクニック(抜粋)

・ゆっくり歩いている女性をターゲットにするのが鉄則

・ついていく理由を与える


 × 『メシ行こうよ』

 ○ 『ひとりでメシ食うのも寂しいから一緒につきあってよ』

⇒サンジさん(ストリートナンパ師)


■イタリア式コーディネート必勝法

・シャツは必ずパンツに入れること

「シャツを出すファッションをしているのは世界的に見ても日本とアメリカくらい。ではなぜ、シャツインがダサく見えるのか?それはハイウエストのパンツだからなんです。今どきなら、股上の浅いモノが主流ですし、2、3000円で買えますよ。それにお気に入りのワイシャツをインして合わせるだけで、それなりに見えるから不思議です。そしていくら太っていようとも、必ずシャツインさせること。絶対にそっちの方がカッコイイですから(後略)」

⇒熊倉 光さん(『イタリア式女の口説き方』主宰)


■女の視点から見た"カン違いクン"と"モテる男"

・カン違いクン

「『オレってモテないんだ』と勝手にカン違いしてヒネくれている人が一番危険だし、重症です。しかも、行動を起こさないくせに『空から女が降ってこないかなあ』とタナボタだけは期待している男性を、女の子は非常に嫌いますね(後略)』

・"やさしい男はモテる"

「これは、好きな女性に対するやさしさだけではなく、周囲にも気を遣える余裕や大きさのことなんです。高級レストランで勝負かけたつもりでも、店員に高飛車な態度を取ったら、もうアウト。『なにこの人、余裕がないわね!』ってなってしまうんです。(中略)
エレベーターに乗ってたら、"開"ボタンを押して最後に降りるとか、彼女だけでなく周囲に対する気遣いを見せれば、ホロっとくるもんですよ」

⇒酒井冬雪さん(美人恋愛エッセイスト)

当ブログでの記事:【モテ】「理系のための恋愛論」酒井冬雪(2008年09月03日)



■「"モテる男とモテない男"マル秘座談会」より

・女性にうまく頼みごとをできる男がモテる

小さな要求を積上げることで、女性の心理を有利な方に働かせることができます。逆に言えば、遠慮する人は決してモテません。

・プレゼントは小さなものをチョコチョコと

高くてインパクトのあるプレゼントでハッタリを効かせても、オトナの女性はシラけるだけ。もしつき合う以前の状態なら、安くても印象に残るものを送る方がずっと喜ばれます。

⇒丸の内お局隊さん(現役OLの研究グループ)


■恋愛の4大理由

・近くにいる人

・●●になってくれる人

・趣味が一緒の人

・●●が近い人
(一部ネタバレ自重)


■理想の女性を手に入れるための「モテるツボ」10の法則(抜粋):

・直接デートに誘うより、何らかの「理由づけ」がある方がベター

・「トーク上手がモテる」は大間違い! 「質問上手」→「聞き上手」を目指せ!

・自分の過去の恋愛話は要注意! 語るかどうかは相手のキャラ次第で

・なるべく照明が暗い店を選び、女性がデートに集中できる環境を作る!


⇒安藤房子さん(作家・恋愛カウンセラー)


■"ちょっとしたひと言"でわかる女性心理

・「(スポーツ等を)教えて!」⇒脈アリ

・「忙しくて時間が作れないの」⇒脈ナシ

・「休みの日は何してるんですか?」⇒一緒に時間を共有したい

・(アナタの事を見て)「子供みた〜い」「かわいい〜」⇒生理的に受け入れている


⇒藤田徳人さん(『恋愛科学研究所』所長)

当ブログでの藤田さんの記事:【モテ】『彼と彼女の科学的「恋の法則」』はオススメ!(2008年10月07日)



■大事なのは顔ではない、女は"会話力"に惚れる!!

・いきなり100点を目指さない

「モテない男性って、合コンしたらお持ち帰りできるようになれるとか、急にヤ●チ●になれるとか、そこを目指しちゃうんですよ。中間にあるプロセスや努力をすっ飛ばしちゃう。それか、逆にモテたいという希望を持っていながら『でも俺ってかっこよくないし、そんなのムリ』って勝手に諦めちゃう。さらに『所詮、女なんて金目当てだろ?』って決め付けちゃう」


・自己アピールしない

「恋愛心理として、男性は好きになると、いきなり自己アピールを始めるんです。でも女性は、好きになってからようやく『あなたのことを知りたい』と思うようになる。当然タイムラグができてしまう。それに気づかないから、好きになると自慢話という名の自己アピールを連発してしまい、女性にひかれてしまうと。モテない君はこの悪循環に気づいてないんですよ。それで『なんでフラれたんだろう?○○さんも楽しんでくれたのに』って。話して楽しかったのはお前だけだよって(笑)(後略)」

⇒伊東 明さん(心理学者)


【感想】

◆いやー、さすがに25人もいらっしゃるとお腹いっぱいでした。

中には大川総裁のような「下ネタ系」や、某氏のように「ヤルだけしか考えてない」方もいらっしゃるので、そういう方は割愛させて頂きましたが、それにしてもネタ多杉

何せ、当ブログでもご本を激プッシュさせて頂いた藤田徳人先生でさえ、端折りすぎて上記のポイント程度になっちゃいましたから。

これだけ(全部で298)ネタあれば、誰でも1つぐらいは、役に立つものがあると思われ。


◆また自分では、結構モテ本を読んできたツモリでしたが、こうしてみると、まだまだご紹介していない方が結構いらっしゃることが判明。

今回の面子では、伊東 明さんとか。

ちょっと古いですけど、こんな本を発見。

クイズに答えながら恋愛心理を学べる画期的な一冊!週刊SPA!の人気連載「ドリルで学ぶ恋愛学」からとにかく使えるネタだけを厳選。

当ブログではお馴染みの「週刊SPA!」連載企画とあらば、これはゲットしなくては。


◆一方で、今までご紹介してきたご本にもある内容もチラホラと。

熊倉さんの「シャツイン」のお話も、先月当ブログで大ヒットした森井良行さんの『ファッションスキルは大人の「教養」』を読むまでは、実は知らなかったワタクシ。

「そっかー、やっぱシャツの裾は入れないといけませんかー」

でもプルオーバーのシャツも裾入れるんですかね?


◆他にも、丸の内お局隊さんの「プレゼントは小さなものを複数回」というのも、「ベストパートナーになるために」にしっかり載っていましたね〜。


参考記事:【モテ】「ベストパートナーになるために」ジョン・グレイ(2007年08月09日)

つまり、今のうちからちょこちょこと、お土産やら話題のスイーツ(笑)を気になる女性にあげていれば、バレンタインにはきっとチョコレートが・・・って、もう間に合いません罠!!

来年のバレンタイン今年のクリスマスを目指して、頑張りましょう!


◆というわけで。

本書の装丁は人前で読むにはちょっと恥ずかしいです。

また、中のイラストもちょっとH系なものもあります(ヤリ系のネタもあるので)。

構成も、確かに雑誌のコラムチックです(そもそも雑誌の連載ネタですし)。

ただし・・・含まれている恋愛ネタのエキスかなりのものだと思われ。


見た目より使えるオススメ本です!

「裏モテ」の秘策―女のためなら手段選ばず!
ベストセラーズ
村橋 ゴロー(編集)『BOMBER』編集部(編集)
発売日:2005-07
おすすめ度:4.5


【関連記事】

【モテ】「また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座」大橋清朗(2009年01月27日)

完全「モテ本」マニュアル 永久保存版(2008年10月18日)

【モテ】「草食系男子の恋愛学」森岡正博(2008年09月21日)

【モテ】あの"幻の名著"「モテる技術」が文庫本になって復活した件(2008年07月11日)

【モテ】「女のことは芸人に聞け モテもん」(2008年01月13日)


【編集後記】

◆こんなモテ本の編集後記でご紹介するのもアレですが、「Business Bible Readers」の早川ノブさんのブログで見かけたこの本が気になります。

【ツギコレ7】 The Power of Less :Business Bible Readers

本書、『The Power of Less』の メインコンセプトは、
「Do Less, Get More Done」。

この言葉にピンと来た人も多いと思いますが、本田直之さんのレバレッジ・シリーズの合言葉「Doing More With Less」と非常に似ていますね。

要は「いかにして最小の労力で最大の成果をあげるか」ということですが、これは国を問わず多くの人が抱えている問題のようです。

本書は下記の6原則に基づき、こうした問題の解決方法や、目標達成のための思考法、ノウハウをまとめた一冊です。

原書が可読な方はぜひ!←既に逃げ腰w


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この記事へのコメント
               
smoothさん

記事のご紹介ありがとうございました!(涙
僕の方はモテ系と全く関係ないご本でしたが(笑

「モテ」に関しては・・・
小学校の時に奇跡的にモテた時期が一瞬ありましたが、
それ以来20年近くメッキリです(爆
モテ本で勉強しないといけないですね(汗

次回のツギコレもsmoothさんが気になるご本になると
思います(たぶん。汗)ので楽しみにしていてください。



Posted by 早川ノブ at 2009年02月11日 01:02
               
>早川ノブさん

こちらこそ、英語ネタじゃないときに振ってしまって失礼しました(笑)。
モテに関しては、私もノーコメントで!
結婚後は隠居生活してるんですから。

また、ツギコレ楽しみにしています。
・・・読めないのがツライんですが(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年02月11日 01:55
               
「裏モテ」の秘策は、こちらをみて購入しましたが、正直、がっかりしました。
これは使えませんね。
個々の先生方のやり方はツマミ食い程度の分量で、これでは実践では役に立ちません。

女性の執筆者は最悪。
女性から見た都合のいい男を書いてるばかりで、こんなのが世に出回るからもてない男がたくさんなんだよ!と思いました。

自分はナンパをしています。
なので様々な技術を習得したりしています。
その経験からいわせてもらうと、「裏モテ」はダメ本です。

ちなみに「モテる技術」はいい本だと思いました。
Posted by いきあたりばったり at 2010年05月17日 21:21
               
>いきあたりばったりさん

コメントありがとうございます。
ご本がおきに召さなかったようで、その点については申し訳ないと思います(汗)。

ただ、個々の執筆者の分量が少ないのは人数から言ったらしょうがないですし、一応、「これだけ(全部で298)ネタあれば、誰でも1つぐらいは、役に立つものがあると思われ」という点で評価してるんですけどね(笑)。

私はここで知った著者さんの本をさらに注文して読んで、記事にしたりしましたけど。

後、1冊の本としては、そもそもが雑誌の連載のまとめ本なので、まとまりがない、というのはあると思いますし、女性執筆者の発言については、私も同感な部分もあります。
本で言いっぱなしではなく、実際に講座や講習を男性向けに行って成果を挙げてるという、女性の方ってあまりいないような気もしますしね。
とはいえ、基本的には女性で本を出される方は、ナンパ師に対してはネガティブな印象を持っている、という点は差し引かせてもらいます。

そして「モテる技術」がいい本、というのは、さすがナンパされる方の発言だな、と。
他にもオススメ本があったら、教えてくださいマセ。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年05月18日 04:23