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2009年02月07日

3時間で覚える「エア新書」絶対攻略マニュアル




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、週末らしくネタ系のご本。

映画化されたベストセラー、「盲導犬クイールの一生」で知られる、石黒謙吾さんの新刊です。

本書の内容はまさに「エア新書」のタイトル通り、「架空の100冊の新書」のタイトルや帯コピー。

中身もさることながら、企画とその構成力に一本取られました!


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【目次】

はじめに

リアル新書とエア新書の考察

 1 マトリクスで把握する[各社新書レーベル]のイメージ

 2 ツリーチャートで見る[新書タイトル]の構造パターン分類

 3 フローチャートで理解する[石黒式ネタ作り]の発想法

 4 レーダーチャートで比較する[各エア新書]の傾向

エア新書100冊


【内容・他】

◆本書は実在する架空の新書タイトルの投稿サイト、「エア新書」にヒントを得て、石黒さんがお一人で100タイトル考え出したものだとか。

また、サイトとは違って、タイトルサブタイトル著者名以外に、帯コピーと、帯裏コピーまで付いているので、かなり企画に近いものとなっています(ネタですがw)。

実際のエア新書の中身は後でご紹介するとして、まずは冒頭の「リアル新書とエア新書の考察」部分から、簡単にご紹介を。


■マトリクスで把握する[各社新書レーベル]のイメージ

マトリクスで把握する[各社新書レーベル]のイメージ






◆相変わらずネタバレ自重仕様全然読めなくてサーセンww!

一応、縦軸が上から「知識欲」で下に向けて「金銭欲」

横軸が左が「こってり」から右へ「あっさり」となっています。

なお、「知識欲旺盛」で「こってり」な、左上の象限は私が見事に読んでないレーベルばかり。

このマトリクスで、自分に向いたレーベルを探してみるのもいいかもしれません。



■ツリーチャートで見る[新書タイトル]の構造パターン分類

ツリーチャートで見る[新書タイトル]の構造パターン分類






◆思いっきり画像からは読み取れないと思いますが、まずは「体言締め」「用言締め」で分かれており、あとは「〜系」とカテゴライズ。

こうしてみると、確かに新書のタイトルの多くが、いくつかのパターンでできていることがわかります。

これも、何かのタイトルに悩むことがあったら、参考になりそうなw


■フローチャートで理解する[石黒式ネタ作り]の発想法

フローチャートで理解する[石黒式ネタ作り]の発想法






◆個人的には、コレが本書のキモなんじゃないか、と。

ある一人の人(著者)を選んで、完成するまでのフローがひと目でわかります。

ちなみに、例として挙げられているのが、下記でご紹介する茂木健一郎さんのエア新書。

一冊一冊思いつきではなく、アイデアの再現性が可能となりそう。


■レーダーチャートで比較する[各エア新書]の傾向

レーダーチャートで比較する[各エア新書]の傾向






◆これは各エア新書を「笑い」「シニカルさ」「構造美」「実現可能性」「羊頭狗肉感」の5つの項目で採点したもの。

画像から全然中身が読めないのでアレですが、こういうのは、自分でいくつか作ってみてからでないと、傾向等はわからないと思われ。

読んでみた感じ、通常のレーダーチャートと違って、必ずしも円に近いほうがいいというわけでもなさそうです。


【実は細かい記事がもう出ていた】

◆こちとらネタバレ自重しながら、書いていたのですが、実は、先月に石黒さん監修(?)で、こんな記事がアップされていたのでした。

今年の"エアブーム"は『エア新書』か?:@nifty:デイリーポータルZ

・・・ナンダヨ、完璧出遅れカヨ  _| ̄|○  ガックシ


◆ここで記者さんが即興でタイトルを2つ考えるのですが、石黒さんいきなりダメ出し

『うーん。あんまりよくないね〜。100点中5点ってとこかな。両方とも、実際にありそうな本なんだよ。だめな編集者が数あわせで持ってくるようなタイトルにみえちゃうなー』

そ、そんなバッサリ斬らんでもー。


◆そこで石黒さんが、上記画像にある「ツリーチャートの構造パターン分類」「レーダーチャート」を使って記者さんを指導。

そして後日、再度記者さんが提出した作品には合格点が。

なるほど、見事なまでに「石黒さん作成のパターン」に当てはめて作られていますな。

こ、これが新書のタイトルの法則なのかっ!


【エア新書作品集】

◆というワケで、本書に収録された石黒さんの作品100個の中から、本の裏帯に掲載されているものや、石黒さんご自身がネット上にアップされたものを中心にいくつかご紹介します(なお、長くなるので、帯裏コピーは省略しました)。

上から順に「タイトル」「サブタイトル」「著者」「帯コピー」となっております。

あくまで本書のメインコンテンツなわけで、ネタバレ自重であることには変わりなく・・・。


『なぜ、脳を使うと髪がモジャモジャになるのか?』
―自ら体現して見せるクオリアの世界

茂木健一郎

脳科学と関わりの深い髪型の全容を、筋収縮の数理的モデルで解明


『エグゼクティブはみんなホトトギスを飼っている』
―男たちのサクセスを鳥が支えていた

徳川家康
豊臣秀吉
織田信長


3人の戦国武将が夢の会談!
鳥カゴを挟んで、国政を揺るがした議論7時間



『ママでもできる大外狩りの技術』
―男に襲われたら「狙うは金」

谷 亮子

通り魔多い恐ろしい時代、子供を暴漢から守りたい!


『漬物屋はなぜ潰れないのか?』
―辰っちゃんの太腕繁盛記

梅宮辰夫

ミズモノの芸能より水モノの漬物が成功を招く


参考:石黒謙吾の『エア新書』立ち読みブログ


【感想などなど】

◆私が好きなものを4つばかり選んでみました。

本書ではこれ以外に計100個もの作品が収録されていますので、よかったらご覧になってください。

特に、新書や単行本のみならず企画を考える方には、ヒントになることウケアイ。

雑誌等の企画は、キャッチーである必要性からか、新書なみウケ狙いだったりしてますし。

というか、実際にこの本に収録されているタイトルに沿って、本人にインタビューすれば企画記事ができてしまうと思うんですが、甘いでしょうか?


◆また、いくつものアイデア系の本でも言われているように、アイデアはまず「量ありき」

本書のフォーマットに則って考えれば、とりあえずはこなせそうです。

そもそも石黒さん、事前に新書を研究されていたとはいえ、これらのネタを1つ20分平均で作り上げたそう。

さすがプロは違います!


◆私も、いつまでもホッテントリメーカーに頼らずに、こうしたフォームを身につけることによって、独力でウケるタイトルを考えられるようになりたいもの。

本もブログも、第一印象はタイトル勝負ですから。

・・・って、今さらですが、今回の記事も「ホッテントリメーカー作」なんですがーwww


企画系のお仕事の方ならぜひ!



【関連記事】

【フツウにスゴ本】「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ (著), 神田昌典 (監修)(2008年10月20日)

【スゴ本!】「広告コピーってこう書くんだ!読本」谷山雅計(2008年01月15日)

『「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本』中山マコト(著)(2006年06月23日)


【編集後記】

◆今日のアマゾンアタック。


出版社がアレですが、中身は面白そうなんでw

マーケットプレイスに若干残っているだけなので、お求めの方はお早めに。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 09:30
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