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2008年12月26日

【オススメ】「情報ダイエット仕事術」堀 E. 正岳




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、当ブログ定番の「仕事術本」

著者の堀 E. 正岳さんは、ブログ、lifehacking.jpで、ハック好きには広く知られたお方です。

本書のテーマは、タイトル通り「情報のスリム化」

 たとえば、無理をして「2倍仕事ができるようになる」よりも、扱わなければいけない情報量を半分にできれば、同じ効果をもたらすことができます。その上で、生まれた余裕を使ってゆっくりと仕事の速度を向上させることができるので、速度だけを上げようと無理をするよりも、楽に成長を遂げることができます。

テーマは「スリム」でも、内容は「ボリューム満点」で、付箋貼りまくりましたよ!


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【目次】

第1章 あなたの目標を「ダイエット」する
  なぜ目標をダイエットするのか
  人生を変える「1つの習慣」をつくる
  最短の航路を「ボトムアップ」で探す ほか

第2章 時間を生み出す「時間ダイエット術」
  仕事を「時給」で考える
  80:20の法則を味方につける 
  2時間の自由時間を生み出す時間ダイエット ほか

第3章 楽して成果を上げる集中力のつくり方
  集中力を発揮する「ステージ」をつくる
  2分・5分・15分ルールで「時間の高速道路」をつくる 
  「燃え尽き」を防ぐペースづくり ほか

第4章 「割り込み」に先回りする仕事術
  「開国時間」と「鎖国時間」を使い分ける
  「No」と言わずに「No」と言う技術
  電子メールに支配されないルールづくり ほか 

第5章 成果を出し続ける知的アウトプット術
  知的インプットとアウトプットのバランス
  すべての情報を2種類に分ける
  発想力を引き出すメモの力 ほか
 
第6章 「継続」にとらわれない習慣術
  初期摩擦を克服する
  「質」より「量」をつみあげる
  戦略的に「窓」をひらく ほか

第7章 「小さな習慣」から、「大きな成功」へ
  「壁」を乗り越える思考
  自分をブランド化する「ニッチ」を探す
  「3年先までの成長した自分」をプログラムする ほか


【ポイント】

■「目標」はブレイクダウンで把握、「行動」はボトムアップで管理

 たとえば、「英語でビジネス会話ができるようになる」という大目標がある場合は、中目標はそれをブレイクダウンして「とりあえず5分の会話に英会話サロンで挑戦する」というものになるかもしれません。今度はこの中目標を見上げるようにして、毎日の習慣として「会話に使える例文に1つ目を通す」といったものをボトムアップ式に設定します。


■「仕事を時間量で測る」のではなく「時間あたりの仕事量」で測るという物差しを身につける

 たとえば、「今日はメールが多いので、メール処理に倍の時間をかけなければ」ではなく、「今日はメールの数が多いので、1通あたりの処理時間を半分にしなければ」という発想です。


■作業を「粒度」によって交通整理して、かかる時間によって作業をレーンに分けていくように心がける
 
 ●2分でできること → その場で処理

 ●5分でできること → ToDoリストのようなタスクを一時的に補完する一覧表に書き込んでから始める

 ●15分以上かかる作業 → ある程度の見通しを立ててからとりかかる

 ※粒度の同じ作業をためておき、一気に取りかかることでペースが変わるポイントを最低限にできる


■5行で済ませる電報メール、3つのコツ(抜粋):

 ●件名だけで用件がわかるようにする

 ●箇条書きにする

箇条書きはメールを読む側、返事をする側にとっても「3番目がわからなかったのだけれども」というようにポイントを押さえた通信ができるので便利です。


■読書の「質」を高める「ペースメーカー読書法」

 私が体験したこの読書法は、難しい本と自分にとって理解しやすい本を組み合わせて「ペース」をつくることで成長を意識するというテクニックです。この方法は他の速読術や、メモをとる技術と同時に実践することができますし、「本を読んで成長している」という実感がわいてきますので、読書が苦痛ではなく、楽しくなってきます。


■回数を数えて、「成長を目で見る」

 勉強や運動の成果はなかなか目に見える形では現れませんので、そうした行動をとった回数を記録し、「成長」という目で見えにくいものを「回数」に変換すれば、成長を目で見て実感することができます。(中略)
 回数を数えることのよい点は、それがけっして減らないというところ
です。少しでも行動を繰り返す限り、グラフは必ず右肩上がりになります。この「上がる」様子が、自分が起こした行動の「成果」なのだと暗示をかけつつ、数の成長を楽しみましょう。


■1週間をどのような行動で満たすかを点数で制御する「点数記録シート」

 このシステムでは、短期的で楽に実践できるアクションに対してはより少ない点数を、より大きな意思の力を必要とする大事なアクションに対しては高い点数を割り振っています。(中略)
 そのように点数を割り当てたら、次は毎日、あるいは毎週の点数が10点、20点といった目安を満たすように自分の行動を点数に変換してモニターします。(中略)
 この点数システムは、より長期的な目標と短期的な目標とをバランスさせるために利用することもできます。たとえば「やったほうがいいとわかってはいるけれども、なかなか行動に移せない行動」と「毎日の雑用」とをバランスさせるために2つに点数を割り振って管理するのです。


【感想】

◆本書の教えに従って、今回はポイントも大胆にダイエットしてみました(汗)。

私の場合、読みながら付箋を貼る時は、ほとんど反射的に行っており、また、ポイントとして抜く時も、「これは大事だから使おう」といった感じで、全体のバランスを考えずに行ってしまうことが多いです。

結果的に付箋を貼りまくった本だと、前半から多めに選んでおいて、後半飛ばす、というパターンが多くなるという(汗)。

そこで今回は、各章から「これは外せないでしょう」と思ったところを1つずつ選んでみました。

実際にはこの3倍超付箋貼っています(汗)。


◆本書は、上記のポイントにて一部抜き出したように、「使えるネタ」がかなり多く、さすがハック系サイトを運営されていらっしゃるだけのことはあるな、と思いました。

しかも、各章ごとにハックを実践するための「カード」が掲載されているのですが、コレが、サイトからダウンロードできるという有り難さ(涙)。

「情報ダイエット仕事術・特設ページ」

例えば、ポイントにも挙げた「行動ポイント記録カード」

ee7790df.jpg





なんとも美しいできばえですね・・・。


◆また、『作業の「粒度」を意識する』というのは、さっそく取り入れてみました。

今まで、5分でできることと、15分以上かかることをごっちゃにして、しかも本来、必要ないのに2分でできることまで含めて、全部ToDoリストを作っていたワタクシ(汗)。

確かにすぐできることは、いちいちリストに書くこともなかったですね。

しかも『なぜ「粒度」を揃える必要があるか』という説明も、高速道路の渋滞に絡めて説明されていて、「思わず納得」でした(詳しくは本書を)。


◆ところで、特に当ブログに深く関係しそうなのが、上記の「ペースメーカー読書法」

私の場合、自分が好きな「理解しやすい本」ばかり選んでしまっているため、さらに同じような本を読むときに速く読める一方、手付かずのジャンルについては、ますます読むのにてこずるという悪循環に。

かといって、たまに頑張って読んで記事にした投資本の反応がまた悪かったりするので、読者の皆さんからも慣れないことは期待されていないような(汗)。

来年は、もうちょっと年配の方にも楽しんでいただけるような、骨太の経営本とかにも手を出してみたい、と目論んでおりますが(笑)。


◆ちなみに、私が上記、lifehacking.jp/さんを初めて知ったのがこの記事でした。

The 4-Hour Workweek: 週4時間しか働かない仕事術 (1)

そう、当ブログでも大人気だった、「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」をいち早く原書でご紹介されてらっしゃるんですよね。

なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?
青志社
Timothy Ferriss(原著)田中 じゅん(翻訳)
発売日:2007-09-21
おすすめ度:3.5

(当ブログでの記事;【起業&仕事術】「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」ティモシー・フェリス

そのくらい、堀 E. 正岳さんは「仕事術」に対するアンテナが高いということだと思われ。


◆ぶっちゃけて強引に言っちゃうと、本書は「買い」かどうか、と問われれば、私なら「迷わず買い!」

当ブログの読者さんなら、本田直之さん関連の作品が好きな方なら、多分ハマるんじゃないか、と。

いずれにせよ、年末ぎりぎりになってこういう完成度の高い本が出てくるとはうれしい誤算です(笑)。


アマゾンで年内に間に合ううちに買うべし!



【関連記事】

【実践!】「脳が教える! 1つの習慣」ロバート・マウラー(著),本田直之(監修)(2008年07月06日)

【時間畑】「LIVE HACKS! [ライブハックス!]」大橋悦夫(2008年05月11日)

【レバレッジ筋トレ術】「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」山本ケイイチ(2008年05月31日)

【時間の投資】「レバレッジ時間術」本田直之(2007年06月05日)

「PLANNING HACKS!」原尻淳一(2007年05月13日)


【今日の気になる本】

◆私はブログからアドセンスを外してしまいましたが、こういう本が出ていました。


米国に比べると、日本はアドセンス関連の書籍が少ないので、興味のある方に、一応参考まで。


【編集後記】

◆発売日に即在庫切れになったので、昨日リアル書店に巡回に行ったものの、入手できなかったこの本・・・。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
二見書房
田口 元(監修)
発売日:2008-12-24
おすすめ度:4.5

間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。

というフレーズに仕方なくアマゾンアタック

こんなことなら、即日アタックしておけばよかった(涙)。


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Posted by smoothfoxxx at 08:15
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情報ダイエット仕事術(2008/12/20)堀 E. 正岳商品詳細を見る 本書はブログ:Lifehacking.jp管理人の堀 E. 正岳さんの著作です。マインドマップ的読書感...
たしかにライフハック【書評】情報ダイエット仕事術【メタノート】at 2009年01月15日 01:39
この記事へのコメント
非常に詳細なレビューありがとうございます! 気に入っていただけて、わたしもほっとしました!
Posted by mehori at 2008年12月26日 09:57
smoothさん、こんばんわ。
じゅにがもです(^^)

>推薦本
今日早速購入しました。
これは最近のライフハック関連本で一番かも。
1章の「目標の減らし方」が斬新だったので、
しばらく取り組んでみます。
紹介感謝です☆

>勝間さんムック本
smoothさんのカラーグラビア、
やっとチェック出来ましたよ。
思ったよりナイスミドルでびっくりしました!

次はsmoothさんムック本の応援団に
勝間さんがとうじょ(以下略)
Posted by じゅにがも at 2008年12月26日 21:11
>mehoriさん

著者様直々のコメントありがとうございます。
ご本、非常に良かったです!

ただ、「詳細」というのは「ネタバレ杉」ということでしょうか(汗)?
もしそうでしたらスイマセン。
半分くらいに「ダイエット」します(汗)。

>じゅにがもさん

このご本、もともと出る前から期待してたのですが、期待以上の出来だと思います。
おっしゃるとおり、この関連の本ではピカイチですね。

>思ったよりナイスミドル

翻訳すると「オサーン」ということですね(笑)?
文体からしてもっと若いと思われガチですけど、dankogaiより年上ですが、何か(笑)?

そして私のムック本という計画はございませんので〜(汗)。
ハッ!もしや自費出版しろ、と(汗)?
それで「全冊自分で買い上げ」とか言われたら泣く(涙)!

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年12月27日 02:19
smoothさん、こんばんは。

とてもおもしろそうな本ですね。

smoothさんも編集後記のところで紹介されていたGTD本(はじめてのGTD ストレスフリーの整理術)を今日読んだのですが、今日「情報ダイエット仕事術」と内容に共通点があるように思いました。

この本を読んで、自分の仕事や、やるべき事を秩序立てて上手に管理すれば、もっと上手に生きていけるのではないのか、なんて考えています。


自分にとって馴染みのない分野の本は読むのに骨が折れますよね。全く持って同感です。


追伸:ブログのタイトルを変えました
これからもよろしくお願い致します。

flowrelax@メタノート
Posted by flowrelax@メタノート at 2008年12月27日 23:50
>flowrelaxさん

おぉ!もう田口さんの新刊読まれましたか!
うーん、アマゾンでなかなか手に入らないので、もはやリアル書店でゲットしようかと(涙)。
なるほど、この本とも近いんですか。
早く読みたひ・・・。

そしてブログタイトル変更おめでとうございます。
私の場合、メディアで紹介されてしまったので、もはや変えたくても変えられないという(涙)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年12月28日 04:01