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2008年11月27日

【真打登場!】「人脈の赤本 成長と成功につながる6.5の金言」ジェフリー・ギトマー


人脈の赤本 成長と成功につながる6.5の金言
日経BP社
月沢 李歌子(翻訳)
発売日:2008-11-13
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:1238


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日の記事(■ 失敗する「人脈本」・成功する「人脈本」)で軽くご紹介したところ、何人かの目利きの方から既にお買い上げ頂いている1冊。

やはり、昨今の「人脈本ブーム」を起こした本田直之さんが、「セミナーで密かにプッシュした」というのが大きかったのではないか、と。

内容も、確かに本田さんが推すだけあって、破壊力十分!

ジャンルは違いますが、「フランク・ベトガーの『私はどうして販売外交に成功したか』の人脈版」という印象を私は受けました(大げさ(笑)?)。

これからのシーズン、人と会う機会があるアナタなら、ぜひとも読んでおきたい1冊です!


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【目次】

成長し成功するための扉を開ける4つの質問

人脈作りのための17.5の戦略と方針とルール

成長と成功につながる金言1 だれを知っているか?
 だれを知っているかという価値を測る
 人脈作りの自己テスト
 わたしはいかに人脈作りを学び、人脈を作ったか? ほか

成長と成功につながる金言2 なにを求めるか?
 求めているものがわからなければ、手に入れることはできない
 これまでだれとつながりを作ってきたか?それはあなたにとってどんな意味があるか?自問自答しよう

成長と成功につながる金言3 なにをするか?
 まず考える!それから行動する!
 「異星人」との出会いに備える
 勇気をだして人脈を作る ほか

成長と成功につながる金言4 いかにつながりを作るか?
 いかに、どうやって、つながりを作るか──どこで?どうやって?だれと?

成長と成功につながる金言5 だれがあなたを知っているか?
 知ってもらうこと
 ポジショニングのための8.5のルールを習得する
 あなたに引きつけられてきた人にどう応じるか? ほか

成長と成功につながる金言6 人脈作りの秘めたる力
 人脈作りでおかす失敗/ダラス空港であったこと
 多くの人とつながりを作る
 「親しみやすい」という力 ほか

成長と成功につながる金言6.5 つながりの価値
 「六次の隔たり」という神話
 N+(ネットワーキングポジティヴ)という新しい血液型
 接点を見つけ、関係を深める ほか

エピローグ


【ポイント】

・大切なのは「あなたがだれを知っているか」ではなく、「だれがあなたを知っているか」


・「人脈作りのための17.5の戦略と方針とルール」より抜粋:


 →「親しみをこめて相手に接する。そうすればすべてがうまくいく」

 →リスクを負わなければ人とのつながりは作れない

 →成功の90%は準備万端であること

準備をすることは成功の鍵である。幸い、たいていの人は準備が足りないか、準備をまるきりしていない。(中略)
人とのつながりを作るためには、準備が一番大切だと言っているのではない。準備が唯一の方法なのだ。人脈作りの場やイベントに顔を出すとき、あなたは十分な準備をしているだろうか?


・つながりがある10人の名を書き出し、その横にその人のためにやれること、それを30日以内に実行するための戦略を書く

1ヶ月に10人の力になれば、1年のうちに120人に価値を与えることになる。そうすれば因果応報が待ち受けている。


・人とのつながりを生み出す要因(抜粋):

 →正しいときに正しい場所にいる

 →いまのつながりをもとに、ほかの人と新たなつながりを作ることができる

 →ほかの人に自分の知り合いを紹介できる


・なにを求めているかを明確にするのが大切であり、それが分からなければ、つながりを作りたいと思っている相手にも伝わらない


・お客様に自分に関心を持ってもらうための、「30秒の自分CM」(プレゼン)をあらかじめ作っておく

 どうだろう。わたしは、相手の返事によって使い分けることのできる25の質問を用意している(ただし、質問をする前に、相手の話すことを聞く)。


・つながりを見いだし、築き、強化するのにもっとも効果的なのは、個人的なプレゼントをしたり、相手が個人的に喜ぶことをすること

 鍵は「個人的」ということだ。わたしは何年も前から、お客様が子どもや孫に読んであげられるよう(あるいは蔵書にすることができるよう)、著者のサイン入りの児童書をプレゼントすることにしている。


・強く深いつながりをすぐに作りたければ、自分のことを話すのではなく、相手の意見を尋ねたり、アイデアや感想を求めたり。経験談を聞き出したりするのがもっとも効果的


・やるべきことは、価値を提供し続けること

 わたしのこれまでの人生で、わたしの成功にもっとも役立ったのは、価値を提供することだった。見返りを期待したことはない。だれかのためになにかをして、「わたしのおかげですよ」などと言ったことはない。ただ、与えてきたのである。そうすれば、世界が、あるいは世界にいるだれかが、その10倍もわたしに報いてくれるのである。


・価値ある人として知ってもらうための技術(抜粋):


 →出版物に掲載してもらう

 →公の場で話す

 →毎日使うツールも工夫する

留守電のメッセージ、ファックスの送信用紙、見積書、名刺は、つまらないものを使っていないだろうか。あなたの商品、会社、とくにあなた自身がすぐれていることを伝えるものになっているだろうか。


・「すごい!」と感嘆したお客様はあなたの商品以外は買わなくなり、ほかのお客様にもあなたを宣伝してくれるようになる

わたしの知人TLC社のボブ・カーは、「すごい!」と言われるための予算を用意している。お客様を週に一人、無作為に選び、100ドルを使って「すごい!」と言わせるのである。お客様が自宅の私道に車を入れたときに点灯するように戸外にライトを設置したり、スプリンクラーが放水するようタイマーをつけたりするのだ。毎年、5200ドルの費用を使って何百万ドルも稼ぎ、生涯にわたるファンを52人作り出している。10年後にはお客様であると同時に彼のサービスを宣伝してくれる人々は520人になるだろう(もし、彼が予算を増やさなければである)。
 あなたも「すごい!」と言わせる予算を5200ドル確保したらどうだろうか。年間のビール代よりも少ないのではないだろうか。


・新しくお客様になってくれるかもしれない人と話すときは、相手の趣味を知るようにして、それをもらった名刺の裏に書き込んでおくと、あとでそれを理由に会う約束をとりつけることができる


・必要なときに助けを求めることができる人、助けを求められる人25人は、ほとんどが1対1で付き合っている人だろうが、その人たちを結びつけることができたら、どれほど強力なネットワークになるか

協力関係を築くために、力になってほしいと頼んだり、積極的に力を貸したりするつもりだと伝える。必要なときは反応してほしい、またそれぞれ25人ずつ新しいメンバーを誘ってほしいと頼む。
 全員が実行すれば、625人の強力なネットワークができる。うち600人はあなたが知らない人である。しかし、そのうちのだれかが、あなたが必要なときに、必要なものを提供してくれるかもしれない。あなたは強力な人脈を手に入れることができるのだ。


【感想】

◆本書にはいくつもの「ルール」やら「方法」やら「技術」といったものが登場します。

そしてその中でも何度も言及されていたのが、「価値を提供する」ということ。

これは本田直之さんが「コントリビューション」勝間和代さん「GIVEの5乗」と言われていることに通じます。


◆実際に「何を提供するか」という点に関しては、もちろん自分のスキルなり情報なり、というのもアリなんですが、ギトマーはこう述べています。

 だれかを助けたり、だれかの力になったあと、すぐに「どうすればお返しができるでしょうか」と聞かれることがよくある。実に情けない質問だ。「ありがとう」とただ言っているのとなにも変わらない。情報を提供することなく、ただ情報を求めている。
 そんなとき、わたしはこう答える。「今月分の家のローンを払ってくれればいいですよ」。どんなに愚かな質問をしたかを相手に気づかせるためだ。「あなたの本を10冊買って、影響力がある人たちに配ります」と言ってくれるほうがずっといい。具体的な行動を示してくれているし、とても嬉しいことだ。

テラ、ぶっちゃけ杉(汗)!

ただ、勝間さんの著作を「セットで社員に配った」という社長さんもいるようですし、要は「感謝の気持ちだけではなくて、具体的に行動しましょう(もし人脈を作りたいなら)」ということなんでしょうね。


◆これはまた、別の著者さんのお話ですが、やはり読者さんから「会いたい」と言うような趣旨のメールをもらうことがよくあるそう。

そしてその会いたい方の中には、「いかに自分が(その人に)心酔しているか」を主張されている人が多いとか。

これって、何だか「片想い」に似てません(汗)?

成就したければ、「自分の気持ちより、相手のメリット」を考えるべきなんですが・・・。


◆ちなみに、その著者さんの場合、執筆以外のお仕事もあって、ビジネスと言うか、やはり金銭が動いた相手だと、気持ち的にムゲにはできないそうです。

やはりどんな形であれ「価値を与える」ことが重要なんですね。

なお、会社のCEO等、相手が本を出していないような場合のつながりの作り方については、コチラの本に詳しく載ってるそうです(笑)。

営業の赤本 売り続けるための12.5原則
日経BP社
月沢 李歌子(翻訳)
発売日:2006-10-26
おすすめ度:4.0


◆もう一つ、「『すごい!』と言わせる」と言うのも、確かに効果的。

これは必ずしも、本人が「すごい」必要がないのがミソです(笑)。

本書ではギトマー自身のエピソードとして、「飼い猫の名刺の威力」の話が挙げてあり、これが爆笑モノ

さらに、ギトマーの名刺もひと工夫ある(日本では許されるのか(汗)?)ので、ぜひ本書でご確認を(笑)。

まぁ、名刺なら、私自身も違った意味で「すごい!」んですけどね(汗)。

(参考記事:【ブログネタ】「人間国宝名刺」を作ってみました


「すごい」と言えば、最近では、コレが隣の事務所の先生に「すごい!」と言ってもらえましたよ(笑)。

Gallop! Cards: 8 Scanimation Gift Cards (Scanimation)
Workman Pub Co (J)
発売日:2008-11-27
おすすめ度:4.5

(参考記事:【動画付き】仕掛け絵本「Gallop!」のカード版が出ました!

1セット買って、8人にカードを送りつければ、半分以上の人に「すごい!」と言われることは、私が保証します(笑)!


◆また、ポイントの「個人的なプレゼント」のところで児童書が挙がってましたけど、そういう意味では同じシリーズのこれも良さげ。

Gallop! (Scanimation Books)
Workman Pub Co (J)
発売日:2007-11
おすすめ度:5.0

(参考記事:【動画付き】橋本大也さんとこで紹介されてた「錯覚アニメ絵本"Gallop!"」でムスコ大喜びの巻

いずれも100ドルもかからずに「すごい!」と言ってもらえることウケアイです(笑)。


◆なお、見逃されがちながらも非常に大事なのが、「事前の準備」

上記の「自分CM」もその1つです。

名刺交換等しても、相変わらず行き当たりばったりな私には耳痛いところ。

ギトマーのように何種類も使い分けるどころの騒ぎじゃないんですが、事前にある程度想定して、台本を考えねば(汗)。

本書の87ページあたりから、自分CMの具体的な活用法が詳しく載っていますので、ご参考まで。


◆というワケで。

本書はコテコテの営業マンであるギトマーが書いたものだけあって、本来ビジネスシーンでの「人脈」で、より効果があるのではないか、と。

ただ、「価値を提供する」「『すごい!』と言わせる」を初めとして、それ以外の「人脈」でも効果がありそうなネタが詰まっています。

キレイごとだけでない論調なので、合わない人もいるかもしれませんが、それが「本音ベース」ということなんでしょうね。


本気で人脈を広げたいあなたにお薦め!

人脈の赤本 成長と成功につながる6.5の金言
日経BP社
月沢 李歌子(翻訳)
発売日:2008-11-13


【関連記事】

【人脈】「デキる人は皆やっている 一流の人脈術」島田昭彦(2008年11月07日)

【人脈術】「出逢いの大学」千葉智之(2008年05月17日)

【人脈】「一生モノの人脈力」キース・フェラッジ(2008年04月07日)

【人脈】「レバレッジ人脈術」本田直之(2007年12月14日)

「人脈の教科書」藤巻幸夫(2007年01月23日)


【編集後記】

◆アマゾンのランキングで見かけた1冊。

生声CD付き [対訳] オバマ演説集
朝日出版社
発売日:2008-11-20
おすすめ度:4.5

内容紹介
ケネディを超える感動。
歴史はこの演説でつくられた!

●伝説の「基調演説」から「勝利演説」まで。
●[英-日]完全対訳と詳しい語注付きで、英語初心者でもどんどん読める・聞ける。
●CDには臨場感あふれる生の音声を収録。

お値段は1050円とお買い得。

音声教材としても良さそうですね!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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今日は、文献読んだり家事したり   で。 昨日VIRON行ったのに、またそこでデート!   人脈の赤本 成長と成功につながる6.5の金言/ジェフリー・ギトマー ¥1,470 Amazon.co.jp          デートなのに、本屋ってどうですか? しかも、ビ...
上司の言葉並みに、驚きな赤本!【ステキ女子の道】at 2008年12月04日 00:37
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは^^
コミュニケーション本&人脈本のコーナーを読み返したのですが、今年出たまだ未購入のモノの中で、一番この本にひかれます。外国人とのコミュニケーションでも和気藹々になりたい...(涙)

ところでsmoothさんにひとつおねだり、よろしいでしょうか。
あの、文房具のお話なのですが、今日『ジェットストリーム 4&1』が出ましたよね?私、smoothさんの文房具ネタも密かに大ファンなんですw
まだレビューも少なくて、一体どんなものなのかが分からない!(今回は緑のインクが登場したそうです)ジェットストリームファンのsmoothさん!ぜひぜひ、チェック&レビューお願い致します!
本当にいつもおねだりばかりで申し訳ありませんm(_ _)m 

Posted by toh at 2008年11月27日 16:14
同じようなビジネス本を、何冊も何冊も読んで、どれだけ得るものがあるのでしょう。
Posted by 騰 at 2008年11月28日 00:19
>tohさん

この本は、若干セールス系風味ですが、さすが本田直之さんが薦めていただけあって、なかなかに濃厚ですよ(汗)。
もちろん、日本人とアメリカ人との違いはあるとは思いますが。

そしてジェットストリームの新作については、先日tenさんからも報告があったので買うつもりでいました。

あ、今日(もう昨日ですね)発売でした(汗)!
今しばらくのお待ちを。

>騰討気

はじめまして、コメントありがとうございます。
どれだけ得るものがあるかは私にもわかりませんし、また読者の方もどれだけ得てらっしゃるかも、私にはわかりえません。

ただ、読むだけではダメなのは事実のようですね(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月28日 01:48