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2008年11月20日

【速報】「知らぬ間に勝間さんの解説本『アイデアのちから』が出ていた件」&「勝間本新刊情報」


アイデアのちから
日経BP社
飯岡 美紀(翻訳)
発売日:2008-11-06
おすすめ度:5.0


【はじめに】

◆昨日、リアル店舗をうろついていたところ出くわしたのが、この「アイデアのちから」

帯の文句がすごいです。

「全米150万部のベストセラー、遂に翻訳刊行。」

しかも、著者名、訳者名より大きく帯に「解説:勝間和代」の文字がでーんと(笑)。


◆ちょっと迷いながらも、一応巻末の勝間さんの解説文に目を通すと、冒頭にこんなフレーズが。

 この本は、私が2007年に読んだ原書の中で、最もお気に入りの1冊であった「Made to Stick」の邦訳版である。私はこの本が大好きであり、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思っているので、そのため、頼まれてもいないのに、日経BP社が版権を取ったと人づてに聞いて、推し掛けて解説を書かせていただくことにした。

これだけで、即、購入決定しますた!

まだパラパラっとしか読んでいないのですが(ヲイ!)、スーダンから帰国途中の勝間さんに代わって、簡単にご紹介しておきます。

また、【編集後記】でも「勝間さんの新作情報」がありますので、お見逃しなく。


081126追記:

読後の記事をアップしました。


【オススメ】「アイデアのちから」が予想以上に面白かった件


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【目次】

序章 アイデアのちから(WHAT STICKS?)
ポップコーンの真実
「記憶に焼きつく」とは?
ハロウィーンを台なしに
記憶に焼きつくアイデアの六原則
原則1--単純明快である
原則2--意外性がある
原則3--具体的である
原則4--信頼性がある
原則5--感情に訴える
原則6--物語性がある

第1章 単純明快である(SIMPLE)
サウスウェスト航空の「核となる部分」の見きわめ方
リードの埋没
「三つ言うのは、何も言わないのに等しい」
判断停止
アイデア・クリニック
■アイデア・クリニック 注意:日光浴は危険
人名、人名、とにかく人名
核となる部分を伝える
単純明快である=核となる部分+簡潔さ
ハリウッド映画界におけるイメージ:明確なコンセプトの企画
単純明快さの威力 ほか

第2章 意外性がある(UNEXPECTED)
関心をつかむ
誰も予想しない
驚きの眉
ノードストロームとタイヤチェーン
ジャーナリズム基礎講座
■アイデア・クリニック 米国の対外援助は多すぎる?
土星の輪の謎
好奇心の「隙間理論」ほか
■アイデア・クリニック 資金調達に関する社内プレゼンテーション
自信過剰に打ち勝つ
隙間は知識から
月面着陸とポケットサイズのラジオ

第三章 具体的である(CONCRETE)
引き算の理解
具体的であると覚えやすい
記憶のマジックテープ理論
茶色い目、青い目
抽象性に陥るのはなぜか:設計図と機械
具体的であることは協調を促す
カプランと携帯型コンピュータ ほか
■アイデア・クリニック 経口補水塩療法が子どもの命を救う!
アイデアに具体性をもたせる

第四章 信頼性がある(CREDIBLE)
信頼性を見出す
パム・ラフィンは反権威者
細部の威力
陪審員とダース・ベイダーの歯ブラシ ほか
■アイデア・クリニック サメに対するヒステリックな恐怖
食べられる布地
肉はどこ?
検証可能な信頼性 ほか
■アイデア・クリニック 直感には間違いもある。なのに、誰も
それを信じようとしない
新人研修

第5章 感情に訴える(EMOTIONAL)
真実
意味の拡張と関連づけの効果
意味拡張との戦い:「スポーツマン精神」のケース
テンペのケーブルテレビ
イラクの食堂
ポップコーンメーカーと政治学 ほか
■アイデア・クリニック 代数の必要性とマズローのピラミッドの底辺部
テキサスを怒らせるな
ピアノ二重奏

第6章 物語性(STORIES)
ゼロックス社員の職場の会話
受け身ではない聴き手
■アイデア・クリニック 問題のある学生への対応
発見する技
挑戦の筋書き
世界銀行での物語 ほか

終章(WHAT STICS)
記憶に焼きつく要素
犯人は他にもいる ほか

アイデアを記憶に焼きつけるための手引き

解説 私も実践している優れたフレームワーク:勝間和代


【内容】

◆まずは本書の原書であり、勝間さんが「私が2007年に読んだ原書の中で、最もお気に入りの一冊」という「Made to Stick」を。

Made to Stick: Why Some Ideas Survive and Others Die
Random House Inc (T)
発売日:2007-01-02
おすすめ度:5.0

アメリカのアマゾンでもすこぶる高評価の模様。

まぁ150万部も売れてるそうですから、さもありなん。


◆さて、肝心の内容ですが、勝間さんの言葉を借りるとこう。

 この本の要旨は、優れたアイデアとは、発想力のあるアイデアマンが天才的な思いつきから生み出すものではなく、一定のフレームワークに従ってもとのアイデアを練り込んでいけば、高い確率で優秀なアイデアが生まれるということである。

そして彼ら著者チームが、特にこだわっていたのが「記憶に焼きつくアイデアは、なぜそうなのか」ということ。

確かに、記憶に焼きつきやすいアイデアが記憶に焼きつく理由がわかれば、自分のアイデアをもっと聴き手の記憶に焼き付けられることになるわけですから、その効果は絶大です。


◆ここで出てくるのが、マルコム・グラッドウェルの『ティッピング・ポイント』(文庫版のタイトルは『急に売れ始めるにはワケがある』)。


この本はご存知の方も多いように、社会的な大流行が起こりうる原因を研究した作品です。

(当ブログでの記事:【ティッピング・ポイント】「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル

この中で「爆発的感染の3原則」というのがあるのですが、その2番目が「粘りの要素」

今回の「アイデアのちから」は、まさにこのテーマに触発された本なわけです。


◆本書の序章から。

 本書では、アイデアを記憶に粘る(焼きつく)ものにする「特徴」を突き止める。それはグラッドウェルの著書の守備範囲外のテーマであり、その意味で本書は『ティッピング・ポイント』を補完する。グラッドウェルは社会的流行が流行となる理由に興味をもった。私たちの興味は、効果的なアイデアがどのように組み立てられるか、という点にある。つまり、記憶に粘る(焼きつく)アイデアと消えてゆくアイデアの違いはどこか、ということだ。

「記憶に焼きつく話」の具体例として、冒頭で展開されているのが、都市伝説の1つである「バーで女性に睡眠薬入りの飲み物を飲まされる"腎臓狩り"の話」(詳細は本書を!)。

・・・私にも確かにイヤな意味でも、「焼きついて」おります罠(汗)。

帯には、他にもこのような事例が。

●アメリカ国民を熱狂させた「人類を月に」演説:ケネディ大統領
●当社は最格安航空会社である:サウスウエスト航空
●胃潰瘍はピロリ菌が原因であると自分の身体で証明:オーストラリア人医師
●他メーカーがあきらめた「ポケットに入るラジオ」を実現:ソニーの井深 大


個人的には、あの「影響力の武器」のロバート・チャルディーニ氏が112ページからちょこっと登場している(しかも比較的最近の話で!)のに感激しました(笑)。←単純w


◆さて、こういった「記憶に焼きつく話」の共通点として、本書で挙げられているのが、「記憶に焼きつくアイデアの6原則」

1.単純明快である(Simple)
2.意外性がある(Unexpected)
3.具体的である(Concrete)
4.信頼性がある(Credible)
5.感情に訴える(Emotional)
6.物語性(Story)


個別の内容については本書をご覧頂くとして、巻末の解説では、勝間さんがご自分の「最大のヒット作」である「お金は銀行に預けるな」に、この6原則を当てはめて解説して下さっています。

なるほど、売れちゃうわけですよ、この本


◆実際に、勝間さんも解説で

この方法で新しいアイデアを作るのなら、商品・サービスであればヒット商品が、書籍であればベストセラーが、映画や歌であれば大ヒットが続々と生まれてくるであろう。

と言われてます。

ここまで言われたら、もう買うしかないでしょう(汗)。

ちゃんと読む前から激プッシュのヨカン!!

アイデアのちから
日経BP社
飯岡 美紀(翻訳)
発売日:2008-11-06
おすすめ度:5.0


【関連記事】

【発明】「発明家たちの思考回路」エヴァン・I・シュワルツ(2007年10月12日)

【ティッピング・ポイント】「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル(2007年07月18日)

「究極のマーケティングプラン」ダン・ケネディ(著)、神田昌典(監訳)(2007年04月16日)

「ヒット商品を最初に買う人たち」森 行生(2007年04月13日)

「ヤバい経済学 」スティーヴン・レヴィット&スティーヴン・ダブナー (著)(2006年05月07日)


【編集後記】

◆冒頭で書きましたように、勝間さんの新作のお知らせを。

前回の速報記事のときも、記事を投稿した後に別の本が同日発売とわかったので、念のために検索かけたら、何と今回も勝間さんご自身の本がもうすぐ出ることが判明(汗)。


内容的には「セレンディピティ」の本みたいですね。

アマゾンの内容紹介から一部(ホントはこの倍くらい長いです(汗))引用します。

◎私は32歳が迷いのピークでした。中間管理職になって3年。毎日増えるばかりの業務と子育ての両立に追われ、ワイン1/2本とタバコ1箱にストレス解消を頼る日々。気づけば、体重は13kg増えていました。
◎この本では、「起きていることはすべて正しい」という座右の銘のもと、私がそこからどうやって立ち直ったかを、「戦略的に運をつかむ4つの技術」として初公開しました。同じ迷いがある人に少しでも、私の体験が参考になれば幸いです。
◎本書は、私たちの身に起きたことの中から、どのように考え、決断し、行動すれば、どんな境遇にあっても不運すら幸運に変え、運を実力にできるのか。それを「メンタル筋力」と定義し、読者のみなさんが再現性高く身につけることができるのかを書き下ろしました。いわば、「メンタル筋力のトレーニング案内」です。メンタル筋力とは、以下の「4つの技術を総合した能力」です。この4つを統合すると、メンタル筋力が強化され、偶然の中から常に幸運を発見できる、すなわちセレンディピティが起こるようになります。

・・・まだ今日ご紹介した本も読み終わってないのに(涙)。

というわけで、カツマーなアナタなら、今日はダブルでアマゾンアタック推奨!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:15
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【オススメ】「アイデアのちから」が予想通り面白かった件【マインドマップ的読書感想文】at 2008年11月25日 08:15
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちわ(^^)

この本、近くの書店で見かけましたが、
「勝間和代著」と入れると営業への引きが強いのでしょうね。
「ライフステラジー」の新訳のときは
ちょっと引きましたが(汗)

>受験のシンデレラ
昨日到着したので、早速読み終わりました。
途中で出てくる参考書の名前や(パーフェクト問題集27地学1、とか)やグルメ情報が
気になって、本筋に集中できませんでした。
緩和ケアの話も受験ネタも期待以上でしたが、
ちょっと詰め込みすぎたのかな?

プリンスホテルのラウンジが粘れる!というのは分かったので、
次回上京した際に使ってみます♪

では!

Posted by じゅにがも at 2008年11月20日 12:23
smoothさん こんにちは!

josibenです。

毎回、早い勝間さん情報をありがとうございます!
これは両方買わなきゃですねー

ちなみに、今丁度
「急に売れ始めるにはワケがある」を
読んでいるところなので、
これはセレンディピティ的にも
読んどけって事でしょうか?(笑)




Posted by josiben at 2008年11月20日 12:24
>じゅにがもさん

この本は「著」ではなくて「解説」です(笑)!
でも、確かに字が大きいので勘違いしちゃいそうな。
「人生戦略マニュアル」は、近所のブックファーストのビジネス書で売上1位でした。
どんだけ、って感じですよ。

>受験のシンデレラ

サーセン、私は付属上がりなんで、参考書は一切わかりませんでした(汗)。
というか、たとえ受験で入ってたとしても、時代的にも知らない可能性が大(涙)。
詰め込みすぎ、というのは私も感じました。
確かに、ストーリーはあるわ、勉強コンテンツも医療コンテンツもあるわで、どこにフォーカスしていいのかわかりにくいかも。

>josibenさん

勝間さんがいらっしゃってたら、本来なら告知されてたのだと思います。
「アイデアのちから」も出てから数日経ってますし、むしろこのタイミングなら、読んで記事書いててもおかしくないくらいですから。

しかも「急に売れ始めるにはワケがある」を丁度読んでるなんて、まさに「セレンディピティ」(笑)。
これはまとめて読んでくださいマセ〜(笑)。

それと、干場さんのセミナー、楽しんできてくださいネ!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月21日 00:57
smoothさん、こんにちは!

ワタシもこちらの記事で初めてこの2冊の情報をいただきました。ということでさっそくamazonアタックです!読むの楽しみですね☆
Posted by ニャロメ at 2008年11月21日 09:19
>ニャロメさん

勝間さんの記事で両方とも出たにもかかわらず、アマゾンアタック感謝です(涙)。
私も両方とも読むのが楽しみです(「アイデアのちから」は既に読み始めてますが)!
そういえば、Chabo!の方でも共著本が出るみたいですし、勝間さんはいったい、今年何冊出されるのやら・・・。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月22日 10:42
smoothさん、ご無沙汰しております!
コメントを残すのは本当に久しぶりですが、毎日毎日熱く見守っておりますよ!

実はこの本の英語版、以前に「読め」との命令に従いチラ見したのですが、私の英語力では「なんかスゴイ…っぽい本…みたい?」と半分も理解できませんでした(汗)勝間さんレベルはまだまだ遠いです。

2冊、早速アマゾン・アタック致しました。勝間さんの新作は「買い」ですね!新作はいつもsmoothさんのレビューを読んでから読んでます。こちらのレビューも期待してます〜!
Posted by toh at 2008年11月23日 00:33
>tohさん

こちらこそ、ご無沙汰しております。
海の向こうからのチェック、感謝しております。
しかも、この本の原書にまで手を出されているとはさすがです!
私は英語版の存在すらしりませんでしたよ(涙)。

そして、アマゾンアタックありがとうございます。
高い運賃をお払いになって、ハズレ本だとキツいですが、この2冊なら大丈夫です(キッパリ)!
届くまで今しばらく(「起きている〜」はまだ予約状態ですが)お待ちください。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月23日 01:12