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2008年11月13日

【会話術】「一瞬で相手の心を開かせる超会話術」ドン・ガボー


一瞬で相手の心を開かせる超会話術 (講談社BIZ)
講談社
五十嵐 哲(翻訳)
発売日:2008-11-06
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:69572


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、タイプ別攻略法を駆使して、「人脈拡大→ビジネス成功」を実現することを目指す、「アイスブレーキング」に関する1冊。

本書によると、人を「ネットワークスタイル」(コミュニケーションの"型")で分類した場合、全部で4つのパターンに分けられるのだとか。

以下がその分類。

・すべてを自分で仕切る「ワンマンタイプ」
・人づきあいが上手な「営業マンタイプ」
・人のために奉仕する「サービスマンタイプ」
・完璧主義の「経理マンタイプ」


私のようにいつでも誰に対してでも「直球勝負」ではいかんのですよ(汗)!


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【目次】

第1章 "アイスブレーク"を使いこなす第1歩
    ―「あなたは何タイプ?」自分のネットワークスタイルを知ろう!

第2章 4タイプそれぞれの長所と短所がわかれば、仕事がもっとスムーズに進む

第3章 タイプ別に賢く使い分けよう!
    ―"アイスブレーク"に使える最初のひと言

第4章 "アイスブレーク"を商談へ発展させる7ステップとは?
    ―話し相手のボディランゲージにも注目!

第5章 人脈作りのイベントの前にやっておくべき10の準備

第6章 基本ルールとタブー、8つの状況別・実践例
    ビジネスシーンで使える"アイスブレーク"集

第7章 人脈作りにおける20の間違いとその対策

第8章 知らない人でいっぱいの会場で新しい人脈を作る方法

第9章 人づきあいに自信が持てるようになる
   "恥ずかしがり屋"を克服する8つのメソッド

第10章 意味のない会話で時間をムダにしないために
    ―嫌な相手から素早く逃げるテクニック

第11章 大きな契約が獲れるかどうかは、
    "戦略的なフォローアップ"で決まる


【ポイント】

・英語では「氷のように冷たくて堅苦しい雰囲気」を「気の利いたひと言」などを使って和らげることを「氷を砕く」(ブレーク・ジ・アイス)と表現するが、「アイスブレーク」とはその際のひと言で、相手との人間関係を一気に打ち解けたものにする「コミュニケーションテクニック」のこと

・各タイプの長所と短所(抜粋)


 ●ワンマンタイプ

 長所:「主張が明確」「結果重視」「積極的に行動」
 短所:「短気」「無遠慮」「自分のミスに弱い」

 ●営業マンタイプ

 長所:「フレンドリー」「説得力がある」「楽観的」
 短所:「非論理的」「周囲に迎合する」「衝動的」

 ●サービスマンタイプ

 長所:「協調性がある」「聞き上手」「繊細」
 短所:「不平を口にする」「衝突を避ける」「悲観的」

 ●経理マンタイプ
 
 長所:「安定している」「論理的」「事実を重視する」
 短所:「過度に批判的」「頑固」「無愛想」
 
・タイプ別アイスブレークに使える10のヒント(抜粋)

 ヒント1「プライベートな情報を聞き出す」

 ●ワンマンタイプ
  →何か自分が実現したことや、何らかの目標などに的を絞った   質問を好む

  例:「あなたのゴルフのハンデは?」等

 ●営業マンタイプ
  →何かの理由や感情に関連した質問を好む

  例:「このキャリアを選んだ理由は何ですか?」等

 ■他、ヒントの例

  「相手を褒めたり、相手の意見や感想を聞いてみる」
  「アドバイスを求める」
  「相手に手を貸す・リクエストやヘルプを求める」

・オープンなボディランゲージの「ルール」(抜粋)

  「腕組みしない」
  「温かみのある笑顔を見せる」
  
・人脈作りのイベントの前にやっておくべき10の準備(抜粋):

  (可能であれば)「誰が参加するのかを調べる」
  「事前にインターネットで関連情報を調べておく」
  「最新の情報を刷り込んだ名刺をたくさん持っていく」


・人脈作りにおける20の間違い(抜粋)

  ●成果につながらないイベントに数多く参加しすぎる

営業マンタイプは積極的な行動が結果につながると考えているため、この罠に陥る確率が高くなります。

・最近の業界の動向を知らないままイベントに参加してしまう

サービスマンタイプと経理マンタイプは、業界全体の動きよりも現在取り組んでいるプロジェクトの細かな部分に注意が向きがちなため、このミスを犯しやすいと言えます。

・自分の実績を誇張してしまう

ワンマンタイプ、営業マンタイプ、経理マンタイプは、相手に強い印象を与えて賞賛を勝ち取ろうとする傾向があるため、このミスを犯しやすいと言えます。

・人の名前の覚え方(抜粋):

  →お互いの自己紹介の際、相手の名前に集中し、自分が次に   何を言うべきかを考えない
  →相手の名前に耳を傾け、相手に聞こえるくらいの大きな声で   その名前を繰り返す
  →相手を別れたら、もう1度相手の顔に目をやり、同時に相手    の名刺を見て、自分だけに聞こえる声で読み上げる

・恥ずかしがり屋を克服する8つのメソッド(抜粋):

  「恐怖心を感じても、とにかく人脈作りをする」
  「自信とやる気を高めるため、ポジティブな内容のセルフト  ークを実践する」
  「自分から誰かに話しかけて雑談する練習を毎日繰り返   す」



【感想】

◆またもやアマゾンからのDMに心動かされて買ってしまったのですが(笑)、予想していたのとはちょっと違った内容でした。

「会話術」というので、何というか「普通の」ビジネス書を想定したところ、かなり「マニュアルチック」な内容の本だったという。

最初の方で、上記の「4つのタイプ」の特徴を明記した上で、以降、基本的には「タイプ別アプローチ法」が。

この4タイプは言われてみると、何となく代表的な人物がイメージできる(例えば、「ワンマンタイプ」だと、S・ジョブズとか(ベタすぎw))ので、これらの項目も、話としては納得できます。


◆ただ、「初対面の人がどのタイプか?」については、フツウ分かりにくいかと。

これに関しては、著者のガボー氏曰く

 見知らぬ人たちでいっぱいの部屋に足を踏み入れたとき、私はまずそれぞれの人のボディランゲージをチェックします。

とのこと。

このボディランゲージのチェックは、今回は挙げなかったものの「知らない人でいっぱいの会場で新しい人脈を作る方法」のところでも生かされており、会場で会話をしているいくつかのグループのうち、潜り込むべき(笑)グループを決める要素の1つなのだそう。

腕組みをしたまま、アイコンタクトもほとんどなく、場合によっては自分の口を手で隠すような仕草をしたり、顎に手を当てていたり

というようなグループには、近づくな、と(汗)。


◆また、目次で予想外に多くの「人脈」の文字があったので、「会話術」と言いながらも、従来の「人脈本」のノリを予想したら、これまたハズレ

単なる「お友達」ではなく、ビジネスとしての付き合い」を前提とした「人脈」でした(汗)。

私自身は「ビジネスに関係する人脈」は極端に少ないので、最後の11章の「大きな契約が獲れるかどうかは、"戦略的なフォローアップ"で決まる」なんてところは、スルーしてしまいましたが(いいのか、自分(汗)?)。


◆もっとも、こういった、「ビジネスとして実りのある」人脈をお望みの方には、本書は結構オススメかも。

「状況別」「タイプ別」「アイスブレークの文例」や、「タブーな話題」「避けるべき行為」「対策」等が整理されているので、線引きまくって活用してください。


私自身もいずれは活用したい1冊!



【関連記事】

【4つのタイプ】『「心の合い鍵」の見つけ方』は結構キテます!(2008年09月04日)

【信頼】「金になる人脈―その近づき方・つくり方・転がし方」柴田英寿(2008年08月02日)

【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム(2008年06月26日)

【論理的な話し方】「ロジカル・コミュニケーション」安田 正(2008年05月10日)

【人脈】「一生モノの人脈力」キース・フェラッジ(2008年04月07日)


【編集後記】

◆最近、昔のCDを引っ張り出して聴いております。

フォー・ザ・ラブ・オブ・ジャズ&サーズデイズ
トイズファクトリー
サーズデイズ・ラブ(演奏)
発売日:2003-11-19
おすすめ度:4.5

英国お洒落DJ、Funky DLのプロジェクト作。隙間が活きた、ときにジャジィでもあるトラックに、あまり自分を主張しない柳腰的な女性ヴォーカルがさらりと泳ぐ。聴きやすさを逆手に取り、多彩な技を披露する。企画盤的なタイトルだが、全体の統一感はあり。

アマゾンで試聴できないので、Yahoo!ミュージックを。

2曲目の"This Burning Love I Have"が特にお薦め。


<併せて読みたい>

NujabesやJazzyなHipHop好きならコレもオススメ!:Ko's Style


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Posted by smoothfoxxx at 08:15
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この記事へのコメント
スーパーエリートの受験術に内容が類似した書物あったらおしえてください
Posted by クロス at 2008年11月13日 11:45
>クロスさん

コメントありがとうございます。
先日の柴田先生のご本の記事で紹介したのですが、このエントリに該当本を挙げております。

http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51105597.html

特に荒川英輔先生は「ガチ」です。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月14日 01:09