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2008年10月19日

【パズル】「ブレイン・ティーザー ビジネス頭を創る100の難問」ジョン・ケイドー (著), 勝間 和代 (監修)


ブレイン・ティーザー ビジネス頭を創る100の難問
ディスカヴァー・トゥエンティワン
勝間 和代(監修)花塚 恵(翻訳)
発売日:2008-10-17


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、勝間和代さん初・監修本

できるだけ早く記事にしたくて、先週17日にリアル書店までいそいそと買いに行ってまいりました(笑)。

当初の予定では、昨日18日にはアップするつもりでしたが、私自身パズル好きなこともあり、ついハマってしまい、読了するまでに時間がかかってしまったという(汗)。


◆本書の「日本語版監修によせて」で、勝間さんはこう言われています。

 ビジネス頭を創るうえで大事なことは、「儲かること」ではなく、「頭がわくわくすること」です。なぜなら、わたしたちの頭にとっては、「知的におもしろい」「知的にわくわくする」ということこそ、最高のごちそうなのですから。

なるほど確かに、本書も「最高のごちそう」でしたよ!


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【目次】

日本語版監修によせて
LESSON1 日常生活の中の難問とラテラルシンキング問題
 1 マンホールの蓋
 2 ココナッツ
 3 縄ばしごと上げ潮 ほか

LESSON2 数学のいらないロジカルシンキング問題
 25 3色ゼリービーンズ
 26 黒い靴下と白い靴下
 27 最後に残るおはじきの色は? ほか
 
LESSON 3 数学を使うロジカルシンキング問題
 50 井戸の中にいるカタツムリ
 51 4と5の間の記号
 52 ラガービールと黒ビール ほか

LESSON 4 確率のパズル
 75 目隠ししてつかみ取り
 76 男の子と女の子
 77 白いおはじきを取って勝て ほか

LESSON 5 フェルミ推定問題
 81 マンハッタンの公衆電話の数
 82 シャンプーとコンディショナーの数
 83 アメリカにおける砂糖の消費量 ほか

LESSON 6 ビジネスケース問題
 ビジネスケース問題の特徴
 ビジネスケース問題の解き方
 92 小売り企業の経営戦略 ほか

LESSON 7 実行パズル
 96 ペンの売り込み
 97 視覚障害者用のスパイスラック
 98 青とは何? ほか 

著者あとがきにかえて
 おもに外資系企業の面接対策として本書をお読みの方のためのブレイン・ティーザー面接攻略15か条


【所感】

◆冒頭で書いたように、読み切るのに、本当に時間がかかりました。

それはもちろん、問題を1つひとつ解いていたため。

事前に知っていた問題や、似たような問題は、比較的スムーズに読めたものの、分からない問題はひと苦労(汗)

基本的にパズル好きなもんで、飛ばしたり、すぐ答えを見たりなんてことはできないんですよ(涙)。

おかげで、30分で10数ページしか進まなかったり・・・。


◆また、知っている問題でも、新たな「気づき」がありました。

例えば、初っ端の「マンホールの蓋はなぜ丸いのか」というド定番の問題。

答えはまぁ、ご存知の方も多いと思いますので、ここでは解説から一部を。

 この問題は、ただ答えを出せばいいわけではない。1つないし2つの答えを述べたうえで、その理由もあげる。マイクロソフトの担当者が、次のような解答を聞いたときは、道徳的な観点からも完璧だと思ったそうだ。現実世界に関する問題では人間の安全が重視される、という点に触れる。それがポイントだ。

その「次のような解答」は本書にてご確認を(笑)。


◆今まで似たようなパズル本を何冊か読んだことがありますが、こういう「問題と解答」以外の部分が充実している、という点が、本書の特長ではないかと・・・って、勝間さんも本書でかかれてましたね(汗)。

そして、この本の特長は、他の本に比べて解説がわかりやすいことです。したがって、すでにそういった本をお読みになっている方にも、いろいろと新しい発見があると思います。

私はこの「マンホールの蓋」問題を考えたのが誰か、というのを、本書を読んで、初めて知りましたよ。

確かに新しい発見(笑)!


◆ちなみに、この問題では(もちろんこの問題に限ったことではないですが)、単に「正解を答える」以上のことが求められています。

引き続き本書から引用。

この問題で問われているのは、技術的な知識ではない。次の3つだ。いずれも現実のビジネスで非常に重要な能力である。
 1 決断力
 2 決断に至った理由のプレゼンテーション
 3 自分の意見を擁護する能力
 知識をひけらかそうとするのは避けたほうがいい。マンホールの穴に落ちないという条件を満たす形状は、円以外にもある。だが、位相幾何学に関する職種に就こうとでもしていない限り、ルーローの多角形に触れても、あまり意味はない!

最後の「ルーローの多角形」というのは知らなかったので、以下自分用のメモ(笑)。

参考:ルーローの多角形


◆こうした「解答の中身だけでなく、それ以外の部分も重視する」というのは、そもそもこれらの問題(「ブレイン・ティーザー」)が、外資系企業の面接で多く用いられるからであり、そういった状況では、以下のような点に気をつける必要があるそう。

本書の最後の章である「おもに外資系企業の面接対策として本書をお読みの方のためのブレイン・ティーザー面接攻略15か条」から。

 つまり、実際の面接では、答えそのものよりも、その答えにたどり着くまでの道筋のほうが重視される。答えを導き出すプロセスがすべてなのだ。
 したがって、じっくり時間をとり、自分の考えを声に出して言うことで、(少なくとも)努力していると見せるのが、ある意味、ベストな取り組み方である。

さらに、こんな注意点も(汗)。

 皮肉なことに、あまり速く解きすぎると、不利になる恐れがある。不利といかなくても、もともと知っている問題だったと思われることは間違いない。問題を解くスピードの速さで好印象を持たれたとしても、「問題を解くスキルをどう企業に生かせるか」という話題に触れるチャンスがなくなってしまう。面接官との会話を交えながら、問題に取り組むように心がけてほしい。

なるほど、「採用面接」なだけあって、コミュニケーション能力も見られているわけですね。


◆もちろん、私のように、「単にパズルを解くのが好き」という人間にとっても、本書は問題の「量」「質」ともに、満足のいくものでした。

特に「量」については、類書としてはかなり有名な「外資系企業がほしがる脳ミソ」の倍近く(あちらは60問)あるわけですから、読み応え十分

また、「質」についても、「[非公認] Googleの入社試験」に含まれていたような「プログラムの知識」がないと解けないような問題もなく、「理論的には解けないことはない」、と言う意味で手応えも十分といったところかと(・・・って私は間違いまくりでしたが)。


◆かくいうワタクシも、実は「今すぐにはわからないけれど、時間をかければ解けそう」という問題をいくつか、答えを見ないで「保留」にしております(笑)。

何と言っても、こういう難しい「パズル問題」が解けたときの嬉しさは、他に換えがたい魅力ですから。

まさに「脳のごちそう」と呼ぶに相応しい1冊。

この快感をアナタにも!

ブレイン・ティーザー ビジネス頭を創る100の難問
ディスカヴァー・トゥエンティワン
勝間 和代(監修)花塚 恵(翻訳)
発売日:2008-10-17


【好きな問題】

◆基本的にネタバレに他ならないので、あまり気が進まないのですが、本書の問題の中から、少しだけご紹介。

13 コルクとボトル

ボトルの中にコインを入れて、コルクでボトルの口に栓をします。
コルクを抜いたり、ボトルを壊したりせずに、コインを取り出せますか?

⇒これはかなり好きです(笑)。

「柔らか頭」が必要ですね。


33 誰がために鐘はなる

時計塔の鐘が6時に6回鳴るのに5秒かかります。
では、正午12時の鐘が鳴るのに何秒かかるでしょう?

⇒フツウに聞かれたら、即答で間違えるであろう問題(私の場合)。

でも実は、小学算数レベル(植木算)なんだそう(汗)。


70 カップに入ったコーヒーと紅茶

同量のコーヒーが入ったカップと紅茶が入ったカップがあります。
まず、紅茶をスプーン1杯すくってコーヒーのカップに入れました。
次に、その紅茶が混ざったコーヒーをスプーン1杯すくって、紅茶のカップに入れました。
紅茶のカップに入ったコーヒーの量と、コーヒーのカップに混ざった紅茶の量とでは、どちらが多いでしょう。

⇒これは解説を読んでも最初はよくわかりませんでした(汗)。

解説を最後まで読んで、やっと納得できたという・・・(まだ自信ナシ)。


◆本当は他にも「目からウロコ」の問題も多々あるのですが、問題文が長かったり、図がないと分かりにくいものはご紹介しようもないので、割愛しております(涙)。

ぜひ本書で丸ごとご確認頂きたく・・・。


【関連記事】

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【編集後記】

◆今日ご紹介した本の原書がこちら(多分)。


アメリカのアマゾンのページだと、問題が151個ある模様。

これはこれで読んで見たいところです・・・って、英語ですけどね(涙)!


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Posted by smoothfoxxx at 10:30
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この記事へのコメント
smoothさん、こんばんわ

今日、本屋で見かけました!
土井さんのサイン会のお薦め本の横でした(涙)

アマゾンアタックしているのですが、まだ、届いていません。明日には、きっと届くのではと思います。

smoothさんのブログでとりあえず我慢しておきます。


Posted by hoshi-zora at 2008年10月20日 01:51
>hoshi-zoraさん

アマゾンアタックしたのに届かないで、現物を書店で見ると、ちょっと凹みますよね(涙)。
今回はネタバレ注意しまくりなんで、自分的には記事自体には欲求不満(?)です。
でもホントは、ブログなんてやってなかったら、1ヶ月くらいかけて、ホントにわからない、と判断できるまで考え抜きたかったです・・・(涙)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年10月20日 02:31
smoothさん、はじめまして。
いつもエントリーを拝見させていただいております。

hosi-zoraさんのコメントに思わずうなずいてしまい、コメントを投稿です。

私も、勝間さんのBLOGで出版を知り、発行部数が少ないということで速攻amazonアタックをかけたのですが、私もまだ届きませーん!(涙)

しかも、リアル書店で平置きされているのを、金曜日に発見orzちょっとへこんでおります。

昨日、発送メールがきていたので、今日は届くはず!!

smoothさんの記事を見て、うずうずしています!!
Posted by 健親@givelog at 2008年10月20日 12:53
>健親@givelogさん

はじめまして!
コメントありがとうございます。
ブログも拝見させて頂きました!
実際に勝間さんに質問されてるなんて、スゴイですね!

私もいつもはアマゾンで買うんですけど、この本はてこずりそうだな、と思って、リアル書店で購入しました。
ていうか、ホントは丸善だったらその1日前に入荷するかと思って電話までかけたんですけどね(笑)。

私としては、ホント、ブログなんてやってなかったら、ゆっくり味わいながら読みたかったですよ(涙)。
良問がざくざくですので、お楽しみに!


Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年10月21日 01:55
smoothさん、コメントお返しいただき、ありがとうございます。

いつも拝見していたsmoothさんから、お返しがいただけるなんて、ちょっと感動です。

また、私のblogにもおこしいただいてありがとうございます。

smoothさんの足元にも及ばないつたないblogでお恥ずかしいのですが。(汗

昨日、Amazonから届いておりました!

確かに、smoothさんがおっしゃるように、「1ヶ月かけてでも解きたい!」というのが「これか!!」とわかりました。

これからじっくりと解いていきたいと思います!
Posted by 健親@givelog at 2008年10月21日 08:38
こんにちは、いつも利用するネット書店(楽○)では即売り切れで、丸の内丸善に出向いて買いました。「かめのスープ」と同じでしょ?とカツマー的には買おうかな?と迷ってましたが、smoothさんの書評を見て決めました。
昨日はAERAの増刊「働く女は美しい」(勝間さんと佐藤悦子さんの対談が載ってます)の発売日で、そちらもGETです。

追伸 10/16の勝間さんの講演会に行き、内容エントリーしました。
Posted by STKSTK at 2008年10月21日 12:41
>健親@givelogさん

今では信じられないかもしれませんが、1年前には勝間さんもご自身のブログではレスしてたんですよ(笑)。
それに比べたら、私がレスすることなんて、そんなに大層なものではないですから(汗)。

ご本届きましたか!
「頭の体操」を買われている勝間さんらしいな、と思ったワタクシ(笑)。
あー、もう1回答えを忘れて解いてみたい(涙)。
それと、PCのデータは小まめにHDとかGMailに移しておくといいと思われ(笑)。

>STKSTKさん

楽天日記の方からしてみたら、アマゾンでは買えませんよね〜(涙)。
でもどこで買おうと、本を読んで頂ければ、一勝間ファンとしてうれしいです。

AERAも載ってましたか!
今日、違うところ立ち読みしてました(涙)。

それと、記事拝読させて頂きました。
スゴイ濃厚ですね〜。
さすがです!

最近、子育てとブログと本業でいっぱいいっぱいで、なかなかセミナー等に参加できないのですが、こうして詳細なレポが上がってくるおかげで、とても助かります。
ありがとうございました。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年10月22日 02:37
読んで頂き本当にありがとうございました。調子に乗ってエントリーしてしまいました。どうかお許しください。
Posted by STKSTK at 2008年10月22日 16:55
>STKSTKさん

いえいえ、こちらこそ。
エントリ拝見して、コメントさせて頂きました!
今後ともよろしくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年10月23日 02:33
smoothさん、ご紹介いただいていたんですね。フランクフルト帰国日で、読見とばしてしまっていました。お気に召したようでうれしいです。また、パズルの本、フランクフルトで見つけてきました!
ところで、原書は読まない方がいいというか、読んだ方がいいというか、読んでいただくと、いかに、こちらの翻訳版のほうがよくできているか、お分かりいただけると思います。
なんてったって、私が編集しましたので(!!) あ、もし、ミスとかあったら、アシスタントの三谷のせいということで!???(もちろん、ウソだけど。少なくとも、勝間さんに責任はございません!! 言うまでもなく)
Posted by 干場弓子 at 2008年10月23日 22:06
>干場社長

お忙しいところコメントありがとうございます。
この本、確かに楽しめました!
ありがとうございました。
でもブログやってなかったら、もっと楽しめたんですが(笑)。
そして本の作りもさすがでしたね〜。
勝間さんのお名前がなくとも、1つの商品としても高いクオリティだと思います。
さすが干場社長直々の編集作品です(笑)!

今回仕入れられたご本も楽しみにしています。
またそちらのブログでアナウンスしてくださいね!
もちろん、ナイショで教えて頂いても・・・(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年10月24日 02:43
はじめまして。ブログ記事拝見しました。
突然のコメント、失礼いたします。

私は仕事柄、勝間和代さんもブログなどで紹介しているオーディオブックの制作に携わっております。
ちなみに現在発売しているのは、様々なジャンルでおよそ250タイトル程度です。
ご興味ありましたらご覧になってみてください。
(販売提携リンクなどもやっています。。。)
うちの会社で出しているオーディオブックはまだまだユーザーのニーズに応えることができていないような気がします。
そこで、もしよろしければ何かリクエストや率直なアドバイスをいただければと思い、書き込みをさせていただきました。

突然の書き込み、失礼いたしました。
Posted by パンローリング at 2008年10月30日 11:45
>パンローリングさん

はじめまして、コメントありがとうございます。
おぉ!オーディオブックを作られているんですね!
私自身は活用しきれていないのですが、興味はあります。
今度じっくりサイトを拝見させて頂こうかと思います。
今後ともよろしくお願いします。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年10月31日 02:35
お返事ありがとうございます。
商品も充実してきましたので、ぜひご覧になってみてください。
またこの場をお借りして誠に恐縮ですが、弊社サイト「でじじ」で販売提携を行っております。
もしよろしければ弊社の商品をブログで紹介していただけませんでしょうか。
宣伝くさくなってしまい申し訳ありませんが、ご検討いただければ幸いです。
Posted by パンローリング at 2008年10月31日 09:58
>パンローリングさん

メール差し上げた通り、基本的には書籍中心で参りますので、よろしくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月01日 02:40