2008年08月30日
【アマゾンキャンペーン有】「自分をグローバル化する仕事術」天野雅晴
【本の概要】
◆今日お送りするのは、「シリコンバレー流」の仕事術。著者の天野雅晴さんは、何とシリコンバレー在住30年なのだそう。
シリコンバレーと日本では「仕事のルール」のどこが違い、そして、私たちはどうすべきなのか?
本書はその「答え」を提示してくれています。
◆帯には本田直之さんのこんなフレーズが。
「このルールを知らないと、3年後サバイバルできない」
アマゾンキャンペーンもありますので、最後までご覧下さいマセ!
【目次】
第1章 コミュニケーションのルール
1 自己主張ルール~まずは自分の考えを相手にぶつけよう~
2 対等姿勢ルール~自分流を押し付けない。相手のスタイルも認めよう~
3 単刀直入ルール~正直&ストレートなコミュニケーションが有効~ ほか
第2章 判断と実行のルール
1 テキスト化ルール~あいまいな考えもテキスト化で明確になる~
2 罪文化ルール~意思決定の基準を自分自身の中に持とう~
3 トップダウンルール~最終的な意思決定はリーダーの仕事~ ほか
第3章 目的達成のルール
1 戦略思考ルール~まわりに流されず、戦略を立てて進もう~
2 ワープ効果ルール~1つ上の役回りにワープして成功をつかもう~
3 シングルタスクルール~1つの問題を着実に決着してから前に進もう~ ほか
第4章 自分磨きのルール
1 緊張感ルール~体制に頼らない緊張感を活かして個人価値を高めよう~
2 新陳代謝ルール~老朽化・陳腐化したものは勇気をもって切り捨てよう~
3 自立志向ルール~自立した個人と個人の関係が成長のエネルギー~ ほか
第5章 チャンスをつかむルール
1 ネットワーキングルール~会社名でつながるな。個人名でつながろう~
2 長所伸ばしルール~自分の個性を伸ばしたほうが認知されやすい~
3 前代未聞ルール~誰もやったことのないことに挑戦してみよう~ ほか
【ポイント】
■自分をグローバル化する仕事術
⇒三角合併が2007年から解禁になる等、これからの日本では、従来のドメスティックなルールが効力を失い、「多様化社会のルール」=「世界標準のルール」が有効になる⇒多様化社会で成功するための世界標準ルールを知り、実践することは今後、必要不可欠になる
■自己主張ルール
⇒アメリカ人にとって自己主張は、物ごとをうまく進めるための日常的なコミュニケーション方法の1つ⇒自己主張ルールはアメリカだけでなく、中国やインドにおいても適用されている
⇒日本人のコミュニケーションは、「わざわざ口に出さなくても察してくれるだろう」「お互いにわかりあえるはずだ」という前提があるが、これは多様化の進んだ社会では通用しない
⇒ただし自己主張は、穏やかな気持ちとゆったりした口調で
■対等姿勢ルール
⇒転職の多いシリコンバレーでは、「部下」がクライアント企業に転職して「お客様」になることも珍しくない⇒ゆえに、上司も部下も仕事の便宜上それぞれの立場に合わせて振る舞うが、気持ちの上ではお互い対等に接する
⇒あくまでも大切なのは個人であって、お互いフェアにコミュニケーションするのが当たり前
■日米のメールの書き方の違い
●アメリカ人⇒対面で会話しているときには自己主張するが、メールではむしろ婉曲的で控えめな表現を使う
⇒なぜならば、相手がそばにいないから
●日本人
⇒面と向かってはなかなか意見を言わないが、メールのやりとりになったとたん、自分の言い分を主張する
⇒アメリカ人相手だと、ストレートな表現で構わないとばかりに、ときには相手の価値観を否定したり、自分の価値観を押し付けるメールを送ってしまうが、これはとても失礼なこと
■ユーモアセンスルール
⇒できるビジネスマンは、厳しい意見が前面に出ないよう、ユーモアをうまく取り混ぜてバランスを取る⇒ただし、コミュニケーションにユーモアを取り入れるときは、相手を茶化すような冗談とユーモアはまったく別のものだと意識することが大切
■テキスト化ルール
⇒アメリカでは、説得力のあるロジックを展開するために、自分の言い分をテキスト化する訓練がされている⇒一方日本では、同じ価値観、同じ考え方を持っているのが前提だったので、自分の言い分を理解してもらう必要がなく、ロジックに基づいてテキスト化する訓練は必要なかった
⇒教科書も、アメリカは写真や図解が少なく、大量のテキストが並んでいるのに比べ、日本は写真や表、グラフが多い
⇒アメリカでもっとも流行っているレストランガイドには写真や図解はほどんど載ってない
■罪文化ルール
●罪文化(アメリカ)⇒物ごとの是非を問うとき、自分自身の倫理感に根ざした判断基準を持つのが「罪文化」
⇒多様化社会では、物ごとの判断をする場合、罪文化が基本となるが、それは自分自身で判断基準を持たないと、埒が明かなくなってしまうから
●恥文化(日本)
⇒自分が正しいと思うかどうかではなく、周囲の人がどう思うかによって物ごとの是非を判断するのが「恥文化」
⇒すごい技術が開発されても、メリットとリスクを自らで判断せず、他社の動向を伺う
⇒ただし、これからはアメリカと同様、自分の考え方をより明確にして自分なりの判断基準をしっかり持ち、人に流されないよう常に意識することが大切
■戦略思考ルール
⇒多様化社会では何をすれば自分を他の人と差別化できるかということを考えない限り、周囲から認められることはない⇒まずは全体を上から見渡して、最終的な目標や自分と他を差別化する方向性を考える
⇒次に、それを達成するためにもっとも効率的な方法は何なのか、どうすればうまく差別化できるかという具体的な戦略を素直に考える
■シングルタスクルール
●定義⇒シングルタスクとは1回に1つのことに集中して結論や実績を出し、それを積み重ねていく方法
⇒マルチタスクとは、同時に複数のことを処理する方法
⇒世界標準では、何事もシングルタスクの方法で進めていくのが基本ルール
●会議におけるシングルタスクとマルチタスク
⇒アメリカの会議では、皆、1つの議題に集中し、徹底的にディスカッションをして答えを出し、1度結論が出たら、それを変えることはしない(シングルタスク)
⇒日本の会議では、いろんなことをまとめてディスカッションしようとし、さらに個々の議題についてあまり深く考えていない
⇒大切なのは多様化社会におけるシングルタスク志向を理解しておくことと、自分が取り組んでいる課題1つひとつを常に真剣に、深く考えることだから私は会議の前、日本人にアメリカ人の会議のスタイルを説明することにしています。
「最初の結論に納得できないならはっきりと意思表示して、徹底的に議論してください。とりあえずという気持ちでOKしてしまったら、後から撤回できませんよ」と言うのです。
■ネットワーキングルール
⇒多様化社会では、会社の壁を超えてお互いに支えあい、共存共栄していこうという考え方が当たり前で、会社よりもむしろ個人でつながることでビジネスが進行する⇒「頼まれ上手」が成功のチャンスを広げ、一度頼まれたからには、どんなに忙しくとも自分の責任をきちんと果たす
⇒自分のオフィスに引きこもっていたら、何も起こりようがないので、定期的に環境を変えたり、知らないところに出かけたりして、ネットワーキングのチャンスを広げることがとても重要
【感想】
◆短期とはいえ海外に語学留学の経験があったり、会社員時代は海外グループに所属していたので、私は自分としては、それなりにグローバルな方かと勝手に思っていたのですが、全然甘かったようです(汗)。おまけに、本業の業界は、普通以上にドメスティック(汗)なものですから、なおさら世間様から置いていかれそうな予感。
まぁ、税理士も、いつまで資格による独占業務が認められるのやら・・・(汗)。
◆ポイントでは挙げませんでしたが、本書にはグローバルなルールの実例がふんだんに収録されており、その中のいくつかを読んで、私はちょっと冷や汗かきましたよ。
例えば、「対等姿勢ルール」のところに出てきた、日本の中堅コンピュータソフト会社の社長を、シリコンバレーの企業の副社長に引き合わせたお話とか。
天野さんが現地でアポイントを入れて「少しの時間なら」ということで実現したこの対談。
お互いの紹介が済んだところで、アメリカ側の副社長が「申し訳ないが、今日はあまり時間がないので、手短にお願いします」と言ってきたわけです。
◆すると日本側の社長が連れてきていた商社マンが、「この人はとても偉い人で、アメリカには年に1度くらいしか来られないのです。ぜひ、この人のために時間をつくってください」と発言。
それを聞いたアメリカ側の副社長は、「それほど忙しいならお帰りいただいて結構です。私も同じように忙しいので」と言って会議室から出て行ってしまったという・・・。
・・・どこが問題だかわからなかった方は本書をお読み下さい。
多分、私が商社マンの立場で、本書を読まなかったら、同じようなことをしてたカモ(汗)。
◆同じく、「シングルタスクルール」のところも、自分が会社員時代の頃にはそのまんまのことやってましたね。
マルチタスクというか、会議で終わった議題を遡って討論したりとか(汗)。
ただこれも、会議を進行していて後になって「最善の解」が見つかったら、それに置き換えて当然、というつもりでいたんですが・・・ってウチの会社だけですか(汗)???
いずれにせよ、その場その場で、しっかり考え抜いていなかったから、後になって思いついたりしたんでしょうね(反省)。
私自身、結構思いつきの人なんで(汗)。
◆本書に書かれているルールは、「今すぐ実践しなくてはいけないもの」ばかりではありませんが、近い将来においては、それが当然となるのが時代の流れなのかもしれません。
また、すぐにでも実践した方が、成功へ近づけるものも見受けられます(「戦略思考ルール」「ネットワーキングルール」等)
いずれにせよ、ご自分の今現在の仕事のやり方と、グローバルな仕事のやり方との差異を認識できるだけでも、本書の価値は十分にあるかと。
Google化の次は、グローバル化で!
【アマゾンキャンペーンのお知らせ】
◆ここで、期間限定のアマゾンキャンペーンのお知らせを。Amazon キャンペーン『自分をグローバル化する仕事術』をAmazonで購入して特典PDFをGetしよう!
対象期間は、8月30日(土)12:00〜31日(日)23:59。
特典は、「天野雅晴さんと本田直之さんの『ハワイ・シリコンバレー対談PDF』」。
これはちょっと楽しみかも・・・(笑)。
詳しくは上記リンク先をご確認下さい!
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【編集後記】
◆昨日からムスメが私の実家に泊まりに行っているので、ヨメとムスコの3人の生活になっております。子どもが一人になっただけで、なんとラクなことか(笑)。
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smoothさんこんにちは
実は仕事でシリコンバレーに長期滞在できるチャンスがあるかもしれないんですよ!
こんな本待ってました、しかも本田さんもからんでるとなるとますます外せません^^
あと、サイドバーに私のブログへのリンクを張って下さってありがとうございます。とても光栄です!
実は仕事でシリコンバレーに長期滞在できるチャンスがあるかもしれないんですよ!
こんな本待ってました、しかも本田さんもからんでるとなるとますます外せません^^
あと、サイドバーに私のブログへのリンクを張って下さってありがとうございます。とても光栄です!
Posted by
Mharu
at 2008年08月30日 13:04
>Mharuさん
お買い上げありがとうございます〜!
そうです、本田さん絡みですからゼヒゼヒ(笑)!
そして、シリコンバレーに行かれた暁には、レポお願いしますね!
リンクは日頃お世話になってますので〜(笑)。
お買い上げありがとうございます〜!
そうです、本田さん絡みですからゼヒゼヒ(笑)!
そして、シリコンバレーに行かれた暁には、レポお願いしますね!
リンクは日頃お世話になってますので〜(笑)。
Posted by
smooth@マインドマップ的読書感想文
at 2008年08月31日 10:04
3/24読売新聞
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