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2008年06月30日

【婚活の必要性?】「独身王子は早く死ぬ? 」牛窪 恵




【本の概要】

◆今日ご紹介する本は、「モテ本」とまではいかないものの、その前提となる「意識」を変えてくれるかもしれない一冊。

すでに、ケイエムさんのところでもご紹介済みです。

独身王子は早く死ぬ? (ピンポイント選書) 牛窪恵(著):Makeup Life! メイクアップ・ライフ!

昨日の記事のコメントでの具太郎さんからのリクエストに華麗にお応え(笑)。


◆アマゾンに内容紹介がないので、本書の表表紙の内書きから。

一生結婚しない男性は、既婚男性より8〜9年早く死ぬ―。
未婚者は人生でソンをする?トクをする?
結婚するなら、早婚と晩婚、どちらがおトク?
100人超の独身&既婚者から、リアルな体験を聞きました。
いまの時代の「結婚の損得」がわかります!

とりあえず、独身男子は必見で(汗)!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

はじめに 増え続ける「独身王子」と、二極化する初婚年齢

第1章 「ビジネス&健康」で一番トクするのは?

第2章 「趣味&恋愛」で一番トクするのは?

第3章 「子作り&子育て」で一番トクするのは?

第4章 「マネー&介護」で一番トクするのは?

おわりに 「漠然と先送り」ほど“ソン”はない!


【ポイント】

◆本書はデータがキモとなってくるので、ネタバレ自重気味で参ります(汗)。


■「結婚したい年齢」と「損得」
⇒独身男女の9割前後が「いずれは結婚するつもり」と答えながら、結婚希望年齢を「なんとなく30歳」から「なんとなく2〜3年後」へと先送りしている(05年 国立社会保障・人口問題研究所「第13回出生動向基本調査」より)

⇒ただし、「いま特定の恋人がいない男女」1年以内に結婚できる確率は、わずか「2〜5%」(06年 経済産業省「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する研究会」より)

⇒結論として、ある程度計画的に、出逢い婚期結婚するかしないかを考えるほうが「得」

⇒既婚男性にインタビューした限り、結婚前に様々な角度から「婚期」や「結婚するかしないか」を考えた男性ほど、明らかに結婚後も後悔が少ないし、女性同様、いまの時代ならではの「適齢期」が歴然と存在する


■「ビジネス&健康」
⇒いまや「上司に残業を言い渡されたら、デートより残業を選ぶ」と答える新入社員(20代)男性が、約8割に達する(07年(財)社会経済生産性本部「新入社員の『働くことの意識』調査」より)

⇒既婚男性の「独身ならもっと頑張れた」は、現実にはほとんどが「言い訳」

 そう、要は気持ちの問題なのだ。ビジネスに対して意欲的な男性ほど「結婚は仕事にマイナス」と考えがちだが、少なくとも時間の面で目立った「損」はない。あとは、残業や夜の付き合いを断る際、「もし独身なら」と焦る気持ちをどこまで押えられるか。「自分を納得させやすい」という意味では、20代より30代での結婚がお薦めだ。

⇒男性の勤務時間が目に見えて減少傾向に向かうのは、50代になってから(06年 「社会生活基本調査」)であり、「落ち着いてから」と結婚を先送りにしていれば、50歳を過ぎるまで結婚できない可能性が高い

⇒様々なデータを見ても、「規則的な食生活」の面で、既婚者に軍配が上がる


■「趣味&恋愛」
⇒未婚・既婚を問わず、年齢と恋愛の関係については「年齢が上がると恋愛パワーが落ちる」「恋愛パワーは変わらない」の真っ二つに分かれる

⇒インタビューによると、早婚男性には「やり残し感」も見え隠れするが、晩婚男性は「趣味や恋愛は、若いうちにやり尽くした」「こんなに楽しいなら、もっと早く結婚すればよかった」との声が多かった


■「子作り&子育て」
⇒出産に関しては、女性の場合、共働きを前提とした「産後の職場復帰」と生理的な観点から見た「出産適齢期」の2つの適齢期が存在する

⇒男性にとって、40代になってからの20代女性との結婚は、「狭き門」であり、仮に「20〜49歳」までの未婚男性が全員、ピンポイントで「20〜29歳」の未婚女性を狙うとなれば、それだけで競争率は2倍以上

⇒独身男性は、「子作り(後継ぎ)」は口にするものの、「子育て」については漠然とたイメージしか持っておらず、このことが結果的に彼らを「結婚」や「子作り」「子育て」のリアルから遠ざけているのでは?

⇒男性が「子育て」に携わる時間は、子供が6歳未満の場合で1日0.4時間(24分)、6歳以上となると限りなく「0分」に近く、妻たちの我慢は限界ギリギリ

子育て中のキャリア女性たちは日々、20〜30代の未婚女性にこう言い含めている。「結婚するなら絶対、家事や育児に協力してくれる男性を探さないとダメよ」


■「マネー&介護」
⇒子育てに関しては、食費や雑費を合わせても国公立に通わせれば、高校までは年間100万円前後で済む

⇒ただし大学生の時期は、学費関連だけで年間130万円(一部私立を含む)ので、自分の年収のピーク等も考える必要がある

⇒92年にノーベル経済学賞を受賞した、アメリカの経済学者G・ベッカーによる「結婚生活の3つのメリット」

 ・「夫婦分業によるメリット」
 ・「精神的充足など結婚固有のメリット」
 ・「家族規模の拡大によるメリット」

(詳細は本書を)

親の介護については、期間、費用ともに極端に神経質にならなくても良いが、問題は「フルタイムで働きながら世話ができるか」、という点であり、未婚男性は不利


【感想】

◆本書は、各種統計データと実際のインタビューによる「生の声」を分析して作られているのですが、当ブログの記事構成の関係から、基本的に今回の記事では「生の声」がご紹介できず、ちょっと残念でした。

その「生の声」に「いかにも」な発言が多くて、「あー、若い頃の私もそんなこと考えてたな」みたいに思ったのも事実(笑)。

「できちゃった婚」ならまだしも、若い頃は、どうしても「結婚」について強く意識する機会が少ないものではないかと。


◆ただ、結婚するにせよしないにせよ、どこまで「結婚」についてシリアスに考えているか

つまり漠然と「したいなー」とか「でもお金ないしなー」みたいなレベルでも「考えている」ですし、本書にあるような統計数字を把握した上で具体的な計画を立てることも「考えている」です。

同じ「考えている」でも、その違いは明らか。

もっとも、「相手あっての事」なので、「相手いないのに考えられるか!」というのもわかります。

実際私もそうでしたし(爆)。


◆ただ、本書は、相手がいない人が「何とかしなくては」と思うきっかけになるかもしれません。

と言うのも、自分の人生で色々なこと(子育てとかマイホームとか介護とか)を考える上では、「適齢期」というものが存在します。

そしてそれは、「待つ」ことはできても、「過去に遡る」ことはできません。

結局「いつ」結婚するにしても、「今(というかできるだけ早く)考えて」おいた方が、後悔することも少ないのです。


◆私の場合、税理士試験にてこずり、意図せず(笑)独身で30代後半になってしまったため、結構結婚に対して前のめりだったかもしれません。

合格後は積極的に人の集まるところにも顔を出していましたし、結局合格してから2年経たずして今のヨメと出会い、半年後には結婚を意識して同棲を始めていました(恥)。

正直、これ以上の前倒しは不可能だったと思われ(汗)。

私のような特殊な事情がない方こそ、本書を読んで、気持ちだけでも前のめりになって頂きたいところ。


◆いずれにせよ、本書を読んで一番ピンと来たのは、『「特定の恋人がいない男女」が1年以内に結婚できる確率は、わずか「2〜5%」』という一節。

よく芸能ニュース等で、「出会ってから●ヵ月で結婚」なんて言ってるのは、そのレアな「2〜5%」ということなんですよ(汗)!

「●●歳までに結婚したい」という方は、心して逆算してください。


今「結婚」について考えるために!



【関連書籍】

◆やはりこの本は押さえておいた方がいいでしょう。

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2008-02-29
おすすめ度:3.5

何も対応をとられてない方なら、ビビること間違いなし(汗)。

【独身必読?】『「婚活」時代』山田 昌弘,白河 桃子(2008年03月17日) はてなユーザーの評価


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【編集後記】

◆昨日のお買い物。


タイトルはちょっとアレですが、なかなか面白そうです(笑)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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独身王子は早く死ぬ? (ピンポイント選書)プレジデント社発売日:2008-06-12amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy) おはようございます。 今日紹介する本は 独身王子(王子かは置いて置いて)の私が マインドマップ的読書感想文smoothさんのところで 「いつ」結婚する....
【独身は死ねる?】071.独身王子は早く死ぬ 牛窪恵(著)【悩める25歳平凡会社員の「多読」成功術】at 2008年07月12日 09:03
この記事へのコメント
先日婚活時代の本を店で見かけてびっくりしたのですが、男性用にはこちらが出てたのですね。
なんだか結婚まではとても壁が厚く高い時代らしい、というのがよくわかりました。
意図してるのかしてないのか、よくわからないまま未婚なので、焦ってみようかと思いました(笑)

Posted by ビルダーナース at 2008年06月30日 11:47
smoothさん、こんにちは。

結婚を損とかトクとかで考えるってのは僕としてはあれなんですが(汗)、こういうデータがないと「結婚」について真剣に考えることが無いのかもしれませんね。

結婚をゴールとしてではなく、通過点として、二人で良い関係を築いていくのが最高です。
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2008年06月30日 12:38
こんにちは、smoothさん
度々、ご紹介本当に有難うございます。

いつもながら、内容の濃い記事で凄いですね!

結婚が問題となる時勢というのもちょっと悲しいですが、
自分の過去を省みると、結構時流に適合しており、益々、反省の日々(汗)

新入社員時代は宇宙人と言われ、その後、新人類とか流行ったし…
年をとって、婚活や独身王子(?)に
マッチするとは、
夢にも思いませんでした。(笑)
(もはや、「警告!警告!」の域を越えてる気もします。)

ほんと、読書ってタメになります。(笑)

今後ともよろしくお願いします。
Posted by ケイエム at 2008年06月30日 18:22
またまたご紹介ありがとうございます。

Smoothさんの記事を読み、期待通りのおもしろさと判明!
帰ったらアタックせねば−!

いまだ職場にいる具太郎より
Posted by 具太郎 at 2008年06月30日 22:55
何か違う意味でダメージを受けました。。。

独身王子はよくないのですね。

独身・彼女ナシの私にしてみると
学びが多そうな本なので

早速アマゾンへ突貫します!
Posted by hiro at 2008年06月30日 23:31
smoothさんこんばんわ♪

独身王子……じゃなくて「トウが立ったオッサン」が来ましたよ〜(笑)。

まあ、年金など、どうせあてにならないのであれば、8〜9年とケチなことを言わず、20年くらい早く(以下自粛(^^;))

実は私には「身障者1級&要介護1」の父親がいるのですが(幸い元気な母親が介護中)、やはり、そういう状況だと、今更誰かを巻き込めないという気持ちは強いですね。

この本の中に「頼れるのは、間違いなく『家族』だ」(p117)という一節があるのですが、今それを強く実感しているからこそ、逆に「それでは自分は『家族』に頼ってもいいのだろうか?」と思ってます。

上の文章を見て「こ〜なっちゃお仕舞いだよね〜」と思った方は、すぐ結婚相手、探しましょうね(まじ)。

とはいえ、あえてきついことを言えば、結婚を損得で考えられるのは、まだ余裕があるからなのかもしれないなあ……という読後感でございました。
Posted by きく at 2008年06月30日 23:43
あわせて、婚活時代も、ありがとうございます。いやあ、ほんと、婚活は時代の必然でしょうか。
Posted by 干場弓子 at 2008年07月01日 00:06
>ビルダーナースさん

えーっと、『婚活時代』も特に女性向けってワケじゃなかったですよ(半々くらい?)。
でもビルダーナースさんは、なるようになるので、大丈夫だと思います(無責任(笑)?)。

>LuckyUSさん

真っ当なご意見ありがとうございます!
私の例が特殊なので、あまり説得力のあることが書けなかったですよ(汗)。
LuckyUSさんのところも夫婦円満そうでいいですね!
ウチは「ブログやってる」という隠し事があるので(汗)。

>ケイエムさん

私もホント、40手前まで独身だったですし、人生どうなるかわからないものだな、と思ってます。
たまたま、こんなオサーンでもいい、という女性がいたのがラッキーだっただけかも。

>具太郎さん

アタックはいいですから、仕事終えて、早く帰って下さいね・・・って、さすがにもう帰られているか(笑)。


Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月01日 01:12
>hiroさん

25歳でこの本買われたら、それはそれでエライと思います(マジ)。
私はそのくらいの年の頃は、結婚なんて絶対まだ先!と思って遊び呆けてましたし。

>きくさん

ご無沙汰しております。

>結婚を損得で考えられるのは、まだ余裕があるからなのかもしれないなあ

そうですね、選択肢があるだけマシと言えるのかもしれませんね。
平凡な人生を送れることの幸福さをわかっておりませんでした。
ありがとうございました。

>干場社長

御社の『婚活時代』は「目からウロコ」でしたよ。
昔よりもツールが普及したのに、未婚の人が増えていくという現実。
リアルでのコミュニケーションをもっとこなしていけばいいんですかね・・・?



Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月01日 01:21
こんばんは!smoothさん

度々、失礼します。
先ほどは職務中でしたので…
やっと仕事終わりまして、記事、見ていましたら、トラックバックに気付きました。

有難うございます。

>私もホント、40手前まで独身だったですし、人生どうなるかわからないものだな、と思ってます。

いや、ホント、今回のsmoothさんの記事は、真面目に個人的に、為になりました。
聖幸さんのブログでも、smoothさんの奥様について、
かつて、一言書かれていましたから…
(結構、羨ましかったりします)

励みにして頑張ります。(笑)
Posted by ケイエム at 2008年07月01日 04:02
>ケイエムさん

聖幸さんの例の記事は、どこまで鵜呑みにしていいのかはヒミツです(笑)。
そんなヨメも今では二児の母ですし(笑)。


Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月02日 02:02