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2008年06月10日

【仕事術】「アライアンス仕事術」平野敦士カール


1の力を10倍にする アライアンス仕事術
ゴマブックス
発売日:2008-05-30
おすすめ度:5.0


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、日頃お世話になっているケイエムさんのブログで捕獲した一冊。

1の力を10倍にする アライアンス仕事術 平野敦士カール(著):Makeup Life! メイクアップ・ライフ!

ケイエムさんが、

著者のオサイフ・ケータイでの経験を中心に、全般的にまとまっていました。
一歩踏み込ませる表現が目につき、面白くて仕事そっちのけで読みたくなった1冊。(笑)

とおっしゃっているので、早速アマゾンアタックして拝読。

なるほど、昨今の売れ線の本に近いテイストを感じたワタクシ。

良く出来てますよっ(汗)!


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【目次】

第1章 アライアンスで仕事も人生も劇的に変わる―そもそもアライアンスとは何なのか?
第2章 アライアンス・シンキング―「抜きん出る人」でなく「助けてもらえる人」になる
第3章 アライアンス情報整理術―「ひとりでに情報が集まる人に」自分を変える
第4章 アライアンス人脈術―「いつも助けてもらえる人間関係」を効果的につくる
第5章 アライアンス勉強術―楽しさと効果が10倍アップする学び方
第6章 アライアンス、キャリアアップ術―自分の想像を超えた“ワクワクするキャリア”を手に入れる


【ポイント】

■「アライアンス」とは?
同盟とか連合を表す言葉

⇒違う立場の人や団体がグループを組んで協力し合うことから、「企業同士の提携やM&A」というニュアンスで使われている


■「アライアンス仕事術」とは?

ドライだったり、親密だったりする人間関係を上手にコントロールし、それをあんた自身の自己実現や成長していくために、相手にも自分を活用してもらうのが「アライアンス仕事術」です。


■「想行力」とは?
想像力実行力を足したもの

⇒人の想像力には、特別な人を除けばほとんど大差ないが、実行力には差がある

⇒ただしこれも、本当は個人差がなく、あるのは『一人でやろうとして「できないからあきらめよう」と挫折する』か、『大勢の力を借りてやりきってしまうか』の差


■「アライアンス・シンキング」とは?
"自分の思考""みんなのもの"に転換してしまうのが、「アライアンス・シンキング」という発想方法

⇒反対する人は、説得するのではなく、同じ仲間になってもらう

⇒「交渉する」という感覚ではなく、「相談に乗っていただく」「仲間になってもらう」という感覚で、相手を"ちょっとだけ"でも参加している気分になってもらうことが大切


■おサイフケータイクレジット
⇒いわゆる「ブルーオーシャン戦略」

"ケータイによるクレジット決済"というだけでなく、そのコンセプトには「小額決済の後払い」という、クレジットカード会社が従来まったく参入していなかった領域が含まれていた

⇒もともとは、「おサイフケータイ」は、クレジットカード会社にとってはむしろ「敵」だったが、「カードと融合する」という逆転の発想が出てきた


■潜在的なニーズ
⇒ヒット商品は、たいていどこかにあったアイデアに工夫したか、複数のものを組み合わせたか、逆に分離したもの

⇒ただし、それらがヒットしたのは、単に工夫したり組み合わせただけではなく、「潜在的に世の中のニーズに応えているものを見つけた」ということが理由なのでは?

⇒潜在的なニーズを見つけるヒントは、人々の「不満」「不便」にある

⇒ブルーオーシャンになりやすいのは、「なぜ、これがないんだろうね」という後ろ向きな不満


■アライアンス情報整理術
⇒情報は探さなくても、自分が先に情報発信することによって、自動的にアライアンスした人たちがもってきてくれるようになる

⇒本当にアイデアにとって必要な情報は、その裏に隠された「感情」「本音」であることが少なくないため、「ランチを一緒にとる」のがよい

⇒その際には、「この人は信用できる人なのか?今後一緒に楽しくやっていけそうか?」ということを自分の目で判断する


■情報整理の工夫
⇒連絡先を調べるのに便利なのは「パソコンのメール検索機能」「携帯電話のアドレス帳」

⇒メールは全てパソコンのグーグルのアカウントに集約させ、どこからでも閲覧可能な状態にしておく

⇒アポの確認等であれば「短文をテンプレートとして登録」しておけば、ほんの5秒ほどでアポを確定することができる

⇒メールを送信する際には、自分のアドレスも「CC」に入れておくと、検索やソートをする際に、受信メールと送信メールが時系列で分かる


■アライアンス人脈術
⇒メールでアポを取るときから最大限、丁寧な言葉を使うようにし、かつ相手に対して自分がどういう人間かをなるべくわかってもらうための情報を提供する

「デキる人」になるよりも、「スキのある人」「切れる人」よりも「ちょっと抜けた人」「格好いい人」よりも、「愛嬌のある人」を目指す


■アライアンスのための3つのモチベーション
期待できる

楽しい

快適である


■転職を考えてもよい場合
「会社を辞めたい」という意志にプラスして、「尊敬できる先輩、経営陣がいない」「自分が成長できない」という2つの条件が揃ったら、給料がよくとも転職を考えてもよい

⇒ただし「仕事が面白くない」「上司が嫌い」「同僚とうまくいかない」といったネガティブな要因で動いたら、結局はネガティブな機会にしかめぐり合えない


【感想】

◆目次を見ていただければお分かりのように、「シンキング」「情報整理術」「人脈術」「勉強術」「キャリアアップ術」とそれぞれが、個々の本として出されてもいいような内容になっています。

そしてそれらを束ねる概念が「アライアンス」

・・・ってこの考え方というか整理の仕方(?)は、本田直之さん「レバレッジ」を彷彿とさせますよね(笑)。


◆ただし本田さんとは違って、基本的に本書の著者である平野さんのスタイルは「相手あってのもの」

最近では、オンオフともに、他者との「コミュニケーション」の必要性が謳われている時代ですから、この考えも「なるほど」と思うところが多いです。

・・・勉強本オタクであるワタクシと致しましては、「睡眠学習だけは勘弁」ですが(笑)。

それ以前に、基本的に勉強は「相手あってのもの」でもないと思いますし、無理に「アライアンス勉強術」として収録しなくても良かったような。


◆個人的に本書を読んで感じたのは、仕事で大きな成果を出すためには、かなり「コミュニケーション」のスキルを高める必要があるな、ということ。

本書で書かれている「シンキング」「情報整理」「人脈」「勉強」等々の内容は、従来の類似書籍と実践レベル的にはそれほど大差はないと思うのですが、それらを統括して、実際にビジネスシーンで大きなプロジェクトなり会社なりを運営するのは、また違った次元の難しさがあります。

特に本書のキモはあくまで、「相手を活用したり、自分を活用してもらうこと」なわけですから、単に取引先とビジネスをやるのとは、必要とされるコミュニケーションのレベルも、より高度になるのではないか、と。


◆結局、ポイントで挙げたような事柄をひとつひとつ愚直に積み重ねていくことが、アライアンスの成功の秘訣のような気がします。

第一、「おサイフケータイ」のような巨大なプロジェクトが、「誰でも簡単にできる」わけがありません。

「信頼」は失う時は一瞬ですが、築き上げるまでには本当に時間がかかります

著者の平野さんは、日々の行いが「アライアンス最適化」されているのではないか、と思ったワタクシ。

利他主義的な仕事のために!


1の力を10倍にする アライアンス仕事術
ゴマブックス
発売日:2008-05-30
おすすめ度:5.0


【関連書籍】

「アライアンス」と言えば、この方を忘れてはいけません。









そういえば奇遇な事に、下記の吉澤さんのご本と本日のご本は、本のつくり的にも似ていますね(笑)!


(参考記事:【時間管理&仕事術】「儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方」吉澤 大


【関連記事】

【知的仕事術?】「知的生産のためのすごい!仕事術」晴山陽一(2008年06月07日) はてなユーザーの評価

【日垣流仕事術】「ラクをしないと成果は出ない」日垣 隆(2008年05月24日) はてなユーザーの評価

【時間管理】「すごい! 時間管理術」戸田 覚(2008年05月22日) はてなユーザーの評価

【仕事術】「最短で結果が出る超仕事術」荘司雅彦(2008年04月13日) はてなユーザーの評価

【ソニー流】「急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め―ソニー元副社長・大曽根幸三の成功金言53 」石田修大(2008年03月12日) はてなユーザーの評価

【号外】『「仕組み」仕事術』アマゾンキャンペーンのお知らせ(2008年03月03日) はてなユーザーの評価

【仕事術】「もっと短時間で仕事を片づける方法」岡本象太(2007年12月29日) はてなユーザーの評価

【ホワイトカラーの生産性向上】「デッドライン仕事術」吉越浩一郎(2007年12月20日) はてなユーザーの評価


【編集後記】

◆最近新聞広告でよくみかけるこの本。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
日本経済新聞出版社
田口 俊樹(翻訳)
発売日:2001-12-01
おすすめ度:4.0

勝間和代さんが、確か「時間投資法」でご紹介していたのが発端なんだと思います。

ただし、本書のキモである、自分の「強み」を見つける「ストレングス・ファインダー」は、本ごとに付されたIDで管理されるので、基本的に中古本だと受けることができません

ご購入の際には、くれぐれも注意してくださいませ。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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【アライアンス】058.1の力を10倍にするアライアンス仕事術 平野敦士カール(著)【悩める25歳平凡会社員の「多読」成功術】at 2008年06月26日 00:27
1の力を10倍にする アライアンス仕事術(2008/05/30)平野敦士カール商品詳細を見る アライアンスの意味は全く分からない状態で、1の力を10倍に...
1の力を10倍にする アライアンス仕事術【hobo-sickboy-】at 2008年07月16日 07:12
この記事へのコメント
初めまして、僕もブログを運営していて今少し行き詰った状態なので今後の参考の為に記事を拝見させて頂きました。自分も教育には以前から興味があり、今こうしてサイトを拝見させて頂いて大変参考になりました。ランキングの応援致しますねwもし良かったら今度僕が運営するブログにもぜひ遊びに来て下さい、よろしくお願いします。

Posted by アメリカ留学 at 2008年06月10日 12:42
smoothさん、こんにちは。

これまた良さそうな本ですね。
出来る、かつ愛嬌のある人、好きです。

それにしても、新しい言葉を生み出すのがお上手、あれこれといつも考えているんでしょうね。
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2008年06月10日 15:46
ザゴール2に、セグメーションについて書かれていたことをほうふつとさせます。ブルーオーシャン戦略は概要しか憶えていないですが、価格を決めているのは下からのベクトルと上からのベクトルだって書かれていたのが印象に残っています。アライアンスで、仕事は楽しいかい2を思い出したのはきっと、偶然だと思いつつ。
Posted by 神楽坂奏 at 2008年06月10日 18:59
smoothさん
ご紹介ありがとうございました。

危うく条件反射で買って、
書評読まずに帰るところ
でしたよ。(笑


Posted by ヨシザワ at 2008年06月10日 19:56
こんばんは!smoothさん
ご紹介有難うございます。

>◆個人的に本書を読んで感じたのは、仕事>で大きな成果を出すためには、〜
>(中略)
>必要とされるコミュニケーションのレベル>も、より高度になるのではないか、と。

この部分は、リアルな部分で考えると異常に面白かったというか、
見事な絞り込みです。
正直、感嘆しました。
(ちゅう〜か、自分で読んだ時点で把握すべきキモでしたね。)


それと、ご紹介される度にアクセス記録更新です。(笑)
不思議なタイミングで、こちらからのアクセスだけでなく、
何故か、全般的に上がります。
今日はアクセス解析見て、びっくりし気持ち悪くなってきました。
(慣れてないからでしょう。)

締めの言葉どおりで、ホントに感謝しております。
では、また。
Posted by ケイエム at 2008年06月10日 23:06
smoothさん

こんばんは!
「オサイフケータイ」という実績が
あっての本
となっているのですね!

「相手」を考えることが何に対しても
重要なのかなと思います。

早速アマゾンアタックしま〜す。

Posted by hiro at 2008年06月11日 00:32
>アメリカ留学さん

はじめまして、コメントありがとうございます。
ブログが行き詰ったとのこと。
とりあえず、私だったら色々な数字を分析します。
アクセス、コンバージョン、レスポンス等々。
数字はウソをつきませんから(多分(笑))。

>LuckyUSさん

作りはいいです。
どのくらい良いかは、ぶっちゃけ、読む人のステージによるかもしれません。
その辺は記事から感じ取って頂ければ(笑)。

>神楽坂奏さん

お恥ずかしながら、ワタクシ「ブルーオーシャン」買ったきり読んでません(汗)。
あの厚さであの文字の並びを読むのは、結構つらかったので、良い本だと知りつつ、スルー。
でも色々なところから知識だけ拾ってきて、分かったようなつもりでいます。
・・・いいのか、自分(汗)?
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年06月11日 01:29
>ヨシザワさん

んで、結局記事読んで、本は買ったんですか(爆)?
個人的には、内容はさておき、どこが「作り的に似ている」かをわかって頂きたく(笑)。

>ケイエムさん

いや、この本「サラっと」書いてますけど、そんなに上手く行くのかなー、と思うワタクシ(汗)。
「アライアンス」は確かに「キーファクター」ではあるんですが、「レバレッジ」という概念よりは、部分的にムリがあるのではないか、と。
そしてアクセスに関しては、私ごときでそんなになってたら、小飼さんとかにサラシモノにされた日には、どうなることやら(笑)。

>hiroさん

アマゾンアタックありがとうございます(涙)。
今日のような微妙な記事でも、ヨシザワさん以外にアタックして下さる方がいるなんて、感激です。
ただ、私の勘ですが、この本世間的に売れると思います。
てか、既にアマゾンでランクインしてますか(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年06月11日 01:38