スポンサーリンク

2008年04月13日

【仕事術】「最短で結果が出る超仕事術」荘司雅彦




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、すでに小飼 弾さんによって、とっくのとうに(笑)ご紹介済みの一冊。

急がば回れ - 書評 - 最短で結果が出る超仕事術:404 Blog Not Found

というか、私のブログにコメントくださったことのある方も何人かトラバしてらっしゃるようで(笑)。

【仕事論と言った方がいい?】最短で結果が出る超仕事術:【オト人】年収1.5倍アップをせよ!転職活動!!【オトナな人生を歩もう】さん

▲【0115】『最短で結果が出る超仕事術』/荘司雅彦 :とんの読書修行さん


◆遅ればせながら、ワタクシも参戦することに。

というか、出てから3ヵ月弱経っていますし、既に終戦しているというハナシも(汗)。

(。´Д⊂) ウワァァァン!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

第1部 広く、細かく情報を処理するのがすべての基本だ
 「急がば回れ」の習慣が差をつける
 厄介な仕事から片づけよう
 スケジュール管理はローテクがベスト
 ワーキングスタイルのない人に成果は出せない
 個別の情報帳を作ろう

第2部 効率と長期的視野を重視してアクションを起こせ
 スピードで稼ぐことを忘れるな
 相手の立場に立って考える癖を身につけよう
 仕事の山は前倒しに崩せ
 仕事に「パレートの法則」は当てはまらない
 書類はコア部分だけを読んで処理しよう

第3部 心理を読み、人間関係を制する人が勝者になる
 「自分でやる仕事」と「人に任せる仕事」をきっちり分けよう
 「自称プロ」ではなく「本当のプロ」をめざせ
 会議は2種類に分けて効率化せよ
 「哀しきイエスマン」に気をつけろ
 人脈の力を信じるな


【ポイント】

■1つの仕事に100のことを調べる
⇒1つの案件や相談に応えるために、できるだけ多くの調査をした

⇒すると調べ物という本来の目的を達成すると同時に、目的外の箇所にも何度も目を通すことになり、いろいろな知識や情報をいつのまにか覚えてしまう

⇒そして、1つの事について調べて結果を出すスピードが、飛躍的に速くなる


■先送りは絶対に解決にならない
⇒仕事に関しては、先送りを続けるうちに、事態がさらに悪化して深刻なトラブルとなる危険性が高い

困難だと思っていても、着手さえしてしまえば、ほとんどの場合はなんとかなる

⇒困難な仕事を先に片付ける習慣を定着させるには、「まとまった時間はいらない、途中いつでも中断して構わない」という気持ちで始めること


■スケジュール管理
⇒基本は「スケジュール帳からその月と翌月の月間スケジュールを毎日コピーして、机上に置いておく」

⇒机上のスケジュール管理においては、多数のメンバーによるスケジュールの共有や進捗状況の確認が必要でない人間にとっては、ローテクのスケジュール帳の方が圧倒的に使い勝手がいい


■電話連絡帳の効用
⇒電話の日時や会話の内容を保存しておけば、未然にトラブルの芽を摘み取ることができると考え、永久保存版の「電話連絡帳」を使ってきた

⇒内容も簡略ながら書いているので「ああ言った」「言ってない」のトラブルもかなり防止できる

⇒日付順に内容が記録されているので、「何年前の何月何日の電話」といった情報があれば、すぐに検索できる


■仕事の「いいとこ取り」は絶対にできない
「パレートの法則」のような、仕事の「いいとこ取り」は非常に虫のいい話であり、特殊な例外を除けば実現するのはまず不可能

⇒仮に仕事においてパレートの法則が当てはまったとしても、20%と80%は一体不可分のものであって、20%だけのいいとこ取りは決してできない

⇒どの世界でも、あまり儲からないたくさんの小さな仕事(80%)をコツコツ続けない限り、大きな仕事(20%)はやってこない


■ビジネス文書の速読のコツ
⇒回ってくるビジネス文書の中で、本当に読まなければならない部分はせいぜい1割なので、残りの9割は無視してしまっても、仕事には基本的に差し支えない

⇒「お勧めの方法」

(1)文書をざっと一読して

(2)結論を探し

(3)理由を探す


という手順で進めれば、とりあえず、内容の80%を理解することはできる


■2段階でアウトソーシングする
⇒第一段階として「事務所内でやらなければならない仕事」「外部にアウトソーシングできる仕事」を分け、後者は躊躇なく外部にお願いする

⇒第二段階として、「事務所内でやらなければならない仕事」のうち、「私自身がやらなければならない仕事」「そうでない仕事」を区別し、後者は秘書たちにアウトソーシングするようにしていた


【感想】

◆著者の荘司さんのご本としては、以前こちらの本をご紹介しております。


個人的には、勉強本のノウハウ系としては、未だこの本が最高峰かと。

何といっても荘司さんの「勉強本オタク」ぶりが伺える(こんなものまで使っているという(汗))ところが素敵です(笑)。


◆それに比べると、本書における荘司さんは、仕事をやる上では優秀な「仕事オタク」ではあったものの、果たして「仕事本オタク」であったのかどうか。

もちろん、一般的には「仕事本オタク」である必要は全くなく、むしろ能書き言って何もやらない人より、「1つの仕事に100のことを調べる」人の方が何倍もマシです。

ただ、「あの」荘司さんだけに私としては「目からウロコの仕事術」を期待してしまったのも事実でして(汗)。

本書における仕事のやり方は、奇をてらったものではなく、むしろかなり正攻法だったりします。


◆今、「流行の仕事術」的には、「ハイテク使いまくって、要領よく仕事をこなす」ところが、こと本書においては、「100のことを調べる」ですとか「いいとこ取りはできない」ですからねー。

しかもスケジュール帳も超ローテクですし(汗)。

もっとも、上記記事で小飼さんも言われているように、荘司さんの場合、職業が「データ」相手ではなく、「人」相手の弁護士、という点も確かにあるんですが。


◆ところで、その「いいとこ取り」の部分における、「2割の収益しか生まない8割の仕事」のお話について。

確かにその8割の仕事は、2割しか「収益」は生まないのでしょうが、そこを「(2割部分と)一体不可分だ」と言うだけですと、なんだか罰ゲームっぽいような(汗)。

どうせならその8割部分は、2割しか収益は生まないものの、ムダではなく、「資産となっているのだ」とか言ってくれたらよかったのに、と思うワタクシ。


◆その点、ニュアンス的にそう言ってくれてるのがこの本(笑)。


もっとも、若いうちは「資産」と思えるかもしれませんが、私や荘司さんの年代ですと、もう回収しないといけないのか(汗)?


◆ところで、本書を読んで、実際に仕事に導入したモノが一つあります。

それは、ポイントでも挙げた「電話連絡帳」

d7a71d97.jpg





読んでからずい分経っているのに本書をご紹介した理由の一つが、コレなんですよね。


◆まだ、実際にトラブル等で使ったことはないものの、やはり相手に対して「何月何日」までだけでなく、「何時何分」まで言えたら、それは説得力もでしょう〜!

自分の仕事が、一応数字は扱っているとは言え、どちらかというと、荘司さんのようにローテクな分野なだけに、真似できる部分は真似していこうかと(笑)。

ワタクシも、ただ読んでいるだけではなく、「たまには実践してるよ!」というお話でした(笑)。




【関連記事】

【出世のヒミツ】「外資系キャリアの出世術」シンシア・シャピロ(2008年03月21日)

【時間管理&仕事術】「儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方」吉澤 大(2008年02月28日)

【ホワイトカラーの生産性向上】「デッドライン仕事術」吉越浩一郎(2007年12月20日)

【仕事の品格】「いい仕事の仕方」江口克彦(2007年10月04日)

【仕事作法】「仕事で人は成長する」高井伸夫(2007年05月31日)


【編集後記】

◆昨日は、家族でららぽーと豊洲に出かけてきました。

そこで家族の目を盗み、トイレに行く振りをして(笑)、この本をゲット

外資のオキテ どこが違って、どこが同じか
ディスカヴァー・トゥエンティワン
トム・マーカート(著)青木 高夫(翻訳)
発売日:2008-02-13
おすすめ度:5.0

アマゾンでも評判良さそうですね(笑)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「ビジネススキル」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ



ビジネスに役立つ本 - livedoor Blog 共通テーマ
Posted by smoothfoxxx at 10:00
Comments(3)TrackBack(1)ビジネススキルこのエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録

スポンサーリンク




この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
この記事へのトラックバック
ビジネス文書の速読のコツ →回ってくるビジネス文書の中で、本当に読まなければならない部分はせいぜい1割なので、残りの9割は無視してしまっても、仕事には基本的に差し支えない →「お勧めの方法」 (1)文書をざっと一読して (2)結論を探し (3)理由を探す という手順...
ビジネス文書の速読のコツ【Life Stripe】at 2008年04月13日 12:39
この記事へのコメント
お疲れ様でございます。やっぱり実践あっての「仕事術」「勉強術」ですよね。ハイテクでもローテクでも、実践した人の勝ち。自己投資は死ぬまで続くのであります。私も電話連絡帳ぐらい書けるようになりたいものです。これは簡単そうでなかなか続かない。
Posted by とん at 2008年04月13日 13:12
smoothさん、こんばんは!

お久しぶりです。。。

『ビジネス文書の速読のコツ』が気になります。
私は心配性なので、どうしても全部読もうとしてしまうんです。。。


Posted by 長谷川佳之@読書による経験価値 at 2008年04月13日 20:14
>とんさん

電話連絡帳は、実は私も最近始めたことなんです。
続けられるように頑張ります!
ところで、最近更新頻度すごいですね〜。
私にはとても真似できません(汗)。

>長谷川さん

ご無沙汰しておりました。
最近復活(?)されたんですね(笑)!
土井さん、山田さんのセミナーに連荘で行かれるとはサスガです。
この本に書かれている『ビジネス文書の速読のコツ』は、自分的にはちょっと真似できないというか、私も怖いです(笑)。
荘司さんならではのような気がしないでもなく・・・。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年04月14日 07:45