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2008年03月04日

【話し上手】「話し上手の法則」田中省三




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、土井英司さんのセミナーで、何度もお会いしたことのある、田中省三さんのご本。

外出途中で読む本が切れて(笑)、本屋に駆け込んで捕獲(笑)。

いや〜、ご本出されたなんて、全然聞いてなかったんですが(汗)。


◆土井さんのセミナー仲間の中でも弁の立つかたでしたし、「話し方の本」というのもあにはからんや、と思いきや、実は田中さん、以前は無口内気だったんだとか。

今では全然考えられませんよっ(汗)!

本書では、そんな田中さんの話し方の秘訣をわかりやすく学ぶことが出来ます。

これで、今度の「スパルタ読書塾」の発表も大丈夫(笑)!


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【目次】

第1章 なぜ、うまく話ができないのか?
第2章 これを知っておけば、効率よく学べる!
第3章 知っておきたい「話し手」と「聞き手」の関係
第4章 あなたを変える!「話し方」の厳選スキル
第5章 さらに前進!三つの達人ポイントをクリアしよう
巻末付録 あなたの自己紹介を劇的に変える虎の巻



【ポイント】

■行動につながるワークショップ
⇒紙の一番上に「自分が聞き上手だったら?」と書く

⇒紙を縦に半分にして、左側の上に「自分なら絶対聞きたくない話し方・伝え方とは?」と書く

⇒右半分の上には、「自分なら喜んで聞きたいと思う話し方・伝え方とは?」と書く

⇒まず左側に思いついたことを全部書き出し、それをプラスに書き換えたものを右側に書いていく

⇒コツは、まずマイナスのことを書き出すこと!

⇒このやり方は、実は他にも応用できる普遍的なもの


■聞き手の立場から考える
「どうすれば聞いてくれるか」ではなく、「聞き手の立場から逆算して考える」

「相手を説得してやろう」「納得させよう」と思えば思うほど、聞き手は抵抗する

⇒『スピーチやプレゼンテーションとは「プレゼントや贈り物をすることである」』という観点で考える


■2:7:1の法則
⇒他人とコミュニケーションをする際は、次のような割合になると言われている

・最初から相性が合う人が、約20%
・お互いの歩み寄りしだいで、十分仲良くなれる可能性がある人が、約70%
・どうやっても相性が合わない人が、約10%

⇒人前で話すときは、最初から相性が合う人のハートをしっかりとつかみ、話が乗ってきたら、次は中間の70%の人たちに共感してもらうようにする

⇒ただし、「価値観が異なること」も大事なことであり、相性の合わない10%の人が、自分に「気づき」と「成長」与えてくれるのかもしれない


■タイトルを決めるときの極意
⇒自分の伝えたいことが、タイトルとサブタイトルにはっきり表れているか?

⇒聞き手にとってのメリットが入れ込んであるか?

⇒やさしい言葉で語るのが難しい場合には、比喩を用いてみる


■話をする「順序」「構成」
⇒新聞の一面記事の組み立てに学ぶ(「大見出し」→「要約」→「細かい記事」

⇒話の順序はトップ・ダウン


■3つのミラクルメソッドを使いこなす
PR法・PREP法

SDS法

物語法

注:これらのメソッドは、田中さんのページにも詳細が書かれていなかったので、詳細は割愛させてください(スイマセン)


■話し方のコツ
本当の自分の声を知るには、スピーチやプレゼンの原稿ではなく、本の朗読の声を録音するとよい

⇒声は大きく、メリハリをつける

メリハリをつけるコツは、「ポイントとなるところを大きな声で話す」

緩急のポイントは、「大事なポイントは、すこしゆっくり話す」

間合いのめどは、「、」で0,5秒ほど、「。」で1秒ほど


■自己紹介を考える
「自分は聞き手にどんなメリットを与えられるのか?」を意識する

「聞き手から見た自分の強みとは何か?」を知る

⇒親しい人に「自分の強みは何なのか?」を聞いてみる


■自己紹介のポイント
⇒自分が提供できるメリットを日頃から紙に書き出しておく

⇒その場面場面において、「共通のキーワードに一番なりやすいものは何か?」を意識して話すようにする

⇒持ち時間によって、「ショートバージョン」「ロングバージョン」を使い分ける


【感想】

◆まずは、大胆にカットしてしまった「3つのミラクルメソッド」について、お話しておかねばなりません。

正直、この部分だけで、かなりの抜き出しを予定していたんですが、色々考えた結果、「ココこそが田中さんのセミナーのキモ」だと思われたので、自主判断でカットしました。

田中さんに確認とれれば、もうちょっとご紹介することも可能だと思うんですが、今回は時間が無かったため、それも断念。

ただ、タイトルに「物語法」とあったので、以前からのこのブログの読者さんで、こちらの本を思い出された方もいらっしゃるかも(笑)。




メチャクチャ話の上手い人に接すると、プレゼンやスピーチというのは、才能や持って生まれたもののような気がすることもありますが、必ずしもそうではないと、本書を読んで感じました。

要は「事前(日頃)の準備がどれだけできているか」

例えば「自己紹介」なんて、事前準備はいくらでもできるわけですよ。

もちろん、ただ「自分の言いたいこと」を言うだけではダメで、「聞き手にとってのメリット」を意識する必要があるんですが。

本書の終わりの方にある、田中さんご自身の「自己紹介の例」は是非ご覧頂きたいところ。


◆なお、カットしたミラクルメソッドを含む、実際に自分のバージョンを記入できる「記入シート」が本書内にはわんさか載っています。

もし、ご自分がスピーチされる予定のある方は、その部分だけでも本書で確認し、必要に応じて、上記の田中さんのホームーページからダウンロードされると良いと思われ。

本書を読んで思ったのは、「話し方」のみならず、「話す原稿」「どこまでブラッシュアップしておけるか」が大事かも、ということ。

「完璧な原稿」「しっかりリハーサル」しておけば、不安に陥る可能性も減るというもの。

・・・と自分の披露宴の新郎スピーチでカミまくったsmoothがえらそうに言ってみるテスト(汗)。


◆本書は、私のような「ハックオタク」には非常に食いつき甲斐のある(笑)の一冊でした。

上記でご紹介した平野日出木の本もそうでしたが、「型にはめる」「型を習得する」ことの重要性を今さらのように感じたわけで。

将来的に、人前で話す機会があれば、今度こそ(笑)事前にしっかり準備しておこう、と固く心に誓いました、ハイ。

備えあれば憂いなし!




【関連記事】

【スゴ本!】「理系のための口頭発表術」はかなりキテます!(2008年02月22日)

「絶妙な話し方の技術」橋川硬児【マインドマップ付き】(2005年10月06日)

「でかいプレゼン 高橋メソッドの本」高橋征義(2006年04月03日)

「東大式絶対情報学」伊東 乾(2006年04月07日)

続『「物語力」で人を動かせ!』 平野日出木(2006年03月19日)


(追記:080329)【トラバさせて頂いたブログ】

【献本】ぼく、オタリーマン。3 /あなたが変わる「話し上手」の法則/御社のホームページがダメな理由:ある編集者の気になるノートさん


【編集後記】

先に誰かに言われる前にトーマス@読書人の行き着く先さんからコメントがありましたので、改めて書いておきます。

成功するコミュニケーション術達 (INFOREST MOOK)
インフォレスト
発売日:2008-03-03
おすすめ度:5.0

なんとこちらのムック本に、このブログが比較的大きめに(笑)、登場しております。

今回は、出版社側から事前にご連絡があり、予約しようとうずうずしてたのですが、アマゾンではやっと昨日から注文できるようになりました。

なお、巻頭にはお馴染み鮒谷周史さんカラーで登場されていますので、鮒谷さんのファンの方もぜひ(笑)!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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この記事へのコメント
友人たちとの会話にも勉強になりそうな本ですね。
2:7:1の法則もなんとなくわかります。どこに行っても10人に1人は苦手なタイプの人に会います。
聞き上手&話し上手目指してお勉強しまーす。
Posted by ビルダーナース at 2008年03月04日 10:21
smoothさん、こんにちは!

朗読をテープに取るというのは、アイデアですね。
普通は、プレゼンやデモの練習をとりますね。
やってみます。

というか、とりあえず、買いまず。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2008年03月04日 12:18
smoothさん、こんにちは。

僕もちょうどこの本をゲットしたところです。
よくまとまっていて、良い本ですよね。

Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2008年03月04日 16:10
>ビルダーナースさん

ビルダーナースさんは充分話し上手だと思いますよ!
ただ、本書では付録扱いの「自己紹介」のところは、私としてはかなり役立ちました。

>ニタさん

お買い上げありがとうございます。
記事では細かく書きませんでしたが、実は本の朗読って、子どもに絵本を読んで聞かせるときのがいいみたいですよ(笑)。
まるで私たち向けのような(爆)。

>LuckyUSさん

お!お買い上げされてましたか!
私はホントたまたま見つけたんですけどね。
リッツの高野さんがべた褒めしてるという(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年03月05日 00:55