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2007年10月16日

【時間術】「ひねり出す時間術」清水克彦





【本の概要】

◆今日お届けするのは、このブログでも人気の時間術の本。

著者の清水克彦さんは、文化放送プロデューサー。

その仕事柄、数年前までは仕事に追われて「疲弊する一方だった」とか。


◆それが、

番組作りや取材を通じて知り合った政治家や文化人、それに起業家といった著名人の仕事ぶりをじっくり観察

することにより、時間の捻出方法を発見。

日々の生活に取り入れたところ、複数の仕事をこなせるようになったり、講演会等では「時間をひねり出すプロ」と紹介されるまでになったそうです。

果たしてその「ない時間」のひねり出し方とは(汗)?


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【目次】

第1章 「人よりひと足早く」が時間を生む

第2章 集中すれば一日の時間が濃くなる

第3章 行き詰まったときの対処法

第4章 時間を奪われないための頭のいい対処法

第5章 他人の力で時間を節約する方法

第6章 夢を持てば「ない時間」をひねり出せる



【ポイント】

■情報収集
●新聞

5分程度でざっと見渡す

⇒ほとんどの新聞は、偶数ページより奇数ページ(左側にあるページ)に大切な記事や社説を記載しているので、奇数ページを眺めれば、必要な情報はだいたい頭に入る


●テレビ・ラジオ

NHK→民放の順で

⇒NHKは端的に「何があったのか」「今日、何があるのか」が分かる


■アポイントの入れ方
●「○時54分」

「○時丁度」に取引先にアポイントを入れていても、「○時54分」に会いに行くことにより、お互いの「待ち時間」を削減

⇒会議を開く場合でも、「○時丁度」に始めたい場合には、開始時間は「○時54分」とアナウンスしておけば、まず間違いなく時間どおりに始める事ができる


●時間をコマ切れに使わない!

⇒アポイントを入れる場合、午前、午後いずれの場合でも、できるだけまとまった時間がとれるようにする

⇒例えば、午前中に1時間の打ち合わせを入れる場合、10時からにしてしまうと、自由な時間は「9時〜10時」と「11時〜12時」に分断されてしまうので、まとまった時間がとれるように9時からか11時からにする


■ワンクール30分のジグザグ仕事
集中力を保つため、ワンクール30分単位で仕事を処理する

⇒可能な限り「頭を使う仕事」「頭を使わない仕事」を交互に組み合わせることによって、気分転換にもなり飽きないで効率よく仕事ができる


■仕事のリストを持っておく
●ニッチ時間用

⇒3分、5分、10分といったニッチ時間を有効活用するために、それぞれの時間に応じてやるべき仕事のリストを作っておく


●調子が出ないとき用

「調子が出ないとき」でも時間を無駄にしないように、クリエイティブでない仕事をする

例:「伝票を整理する」「電話でアポイントをとっておく」「歓送迎会などの場所決めをする」

⇒ただし、気持ちが乗らない時は、ついダラダラ不要なサイトまで見てしまうので、インターネットは使わないこと!


■セレモニーを設ける
⇒気持ちを切り替えるために、一つ仕事が片付いたら、太ももでもお尻でも構わないので、手でパンと叩くだけで、ギアチェンジができた気分になる

⇒体の一部をパンと叩くだけで、少しだれかかっていた体がシャキっとし、「さぁ、次だ」という気持ちになる


■時間を奪われないための対処法
●相手の都合にあわせない

⇒面会等を申し込まれた場合には、第一希望、第二希望の時間場所を、先に伝えてしまう


●長電話の人には

⇒仕事の内容や段取りなどをメールかファックスであらかじめ送っておき、その上で電話する


●帰社時間は遅めに書いておく

⇒予定時間ピッタリに書いておいて、その通りに戻れなかった場合、フォローに追われてしまい、お詫びも含めて倍以上の時間を割くこともある


■周囲への仕事の依頼の仕方
⇒次の3つのポイントについてきちんと伝えること

「いつまでにやればいいか」という期日

「どこまでやればいいか」という範囲

「どういう段取りになっているか」という手順


■土日を60時間にする
⇒「土日」を会社に拘束されない時間と考えると、金曜に会社を出た段階から、月曜に出社する前までの時間

⇒「月〜木」で1週間分の仕事を前倒しして、金曜日の午後に時間を作り、月曜に早朝出勤すれば、60時間は可能

⇒同様に、平日でも仕事が早く片付けば、翌日の朝までにまとまった時間になる


【感想】

◆著者の清水さんは、私と同じ40代半ばの方です。

そのせいか(?)、本書は時間術系の本としては珍しく、ほとんどツール系のお話が出てきません

故に本書の内容は、昨今の主流とはいいがたいものの、5年経っても10年経っても使えるのではないか、と(笑)。


◆それと同時に、「ライフハック」という言葉に尻ごみしてしまう、私と同じ世代の方には、とっつきやすいハズ。

パソコンでの入力や調べ物を、全部部下や秘書にやってもらっているお偉方さんでも、自分で使えるネタが結構あります。

ただ逆に、情報収集に際して、インターネットを「おすすめできない」というような考え方は、今どき珍しいかもしれません。

・・・単にツール(RSSリーダー等)をあまりご存じないだけ、という可能性もありますが(汗)。


◆今回、ポイントとして挙げた部分は、比較的、類書等で言及されていない部分を多く取り上げました。

他にも気になったポイントとしては、こんなところが・・・。

「「熟考」はやめて「即決」」に

「考えてから動くのでは遅い、動き出してから考える」

「厄介な仕事から手をつけてみる」

「年配の実力者と若手の頭脳を頼ろう」

「やらないよりマシという発想が大切」



◆変に「奇をてらってない」素直な一冊。

比較的アナログチックな時間管理がお好きな方には、一読をオススメします。

また、ツール系がお好きな方でも、ツール以外の「基礎体力部分」を強化するのに良いのではないでしょうか(笑)。



【関連記事】

【時間の投資】「レバレッジ時間術」本田直之(2007年06月05日)

「TIME HACKS!」小山龍介(2007年02月21日)

「スピードハックス」大橋悦夫・佐々木正悟(2007年02月09日)

「超カンタン!時間管理術」水口和彦(著)(2006年06月01日)


【編集後記】

◆昨日、「お礼状と整理収納ファイリングのブログ」の心月さんから、素敵なポストカードのセットを頂きました!

9dca966d.jpg










このポストカードのミソは、写真もさることながら、やはり「宛名面のオリジナルの工夫」でしょうね。

こういう「仕組み」は、私も見習いたいところです。

詳しくは心月さんの下記記事をご参照のこと。

オリジナルお礼状はがき公開!!

心月さん、ありがとうございました!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:04
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この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!

先を越されてしまいました(残念)。
嫁さんに見せようと、家に持って帰ったら、
忘れてしまいました。

明日は、急きょ休みですし、
明後日忘れなければ、紹介したいです。
Posted by ニタ@「教えて会計」 at 2007年10月16日 16:20
時間捻出術は私もささやかながら工夫をしています(笑)。
現代の多忙なビジネスパーソンには必須の知識といえますね。
Posted by マチスケ at 2007年10月16日 23:58
smoothさん、こんにちは。

知恵による小ネタの連発、しかもIT系がないからすごくわかりやすいですね。
誰でも使えるものがそろってる感じで
良いですね。
Posted by LuckyUS@フォトリーディング at 2007年10月17日 01:32
smoothさん、おはようございます。

朝からアマゾンアタック!しました☆
ITに頼らない時間管理術、10年後も使えそうな感じということで日々の仕事?に活用できそうです(笑)。楽しみにしています。

Posted by ニャロメ at 2007年10月17日 07:38
>ニタさん

あら、お宅ではこんな真面目な本を奥さんに見せてるんですか(笑)?
ウチでは、絶対この手の本、ヨメは見ませんって。
さすが教育熱心ですね〜。

>マチスケさん

私もマチスケさんを見習って、名刺ソフト買ったんですが、
すぐ挫折しました(涙)。
やはり時間管理は苦手な模様です・・・。
ところで、ブログで紹介されてたお店、いい感じですね!
私もコーヒー飲めれば行ってみたいところです。

>LuckyUSさん

ITがないのが裏目に出たのか(笑)、アクセスもあまり伸びないヨカン(涙)。
機械音痴の方でも実践できるし、悪くないと思うんですが(汗)。

>ニャロメさん

お買い上げありがとうございます(涙)。
同じ時間術でも、今日のもかなりオススメですが(笑)。
ダブルアタックも可(笑)。←鬼
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年10月17日 08:25