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2007年09月14日

【モテ】「なぜ、その人に惹かれてしまうのか?」森川友義


なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2007-05-31
おすすめ度:5.0


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日渋谷の某書店で、激プッシュされていた一冊。

ホントかどうかわかりませんが、そのお店ではエライ売れているのだそう。

装丁のほんわかした雰囲気とはうって変わって、本の内容は結構「科学的」(多分)。

書店のポップに書いてあった、「購入者の7割が男性」というのもうなずけます。


◆アマゾンの「内容紹介」から。

「どういう人がモテるのか」「モテるようになるにはどうしたらいいのか」……

こんな悩み、誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか? 男と女の永遠のテーマともいえるこの「モテ問題」に、最新の科学の観点をもって深く切り込んだのが、本書です。

うーん、二児の父であるワタクシが読んでもよかとですか(汗)?


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!



【目次】

第1章 どんな人に惹かれてしまうのか?
第2章 恋は視覚(1)男性が好む女性
第3章 恋は視覚(2)女性が好む男性
第4章 恋は嗅覚
第5章 恋は聴覚
第6章 恋は味覚
第7章 恋は触覚


【ポイント】

■男性が好む女性

●シンメトリー(左右対称性)

⇒シンメトリーでない顔、つまり顔のゆがみは、環境負荷(自然環境や栄養不足等)による可能性がある

⇒シンメトリーは生来の「免疫力」「育ちのよさ」と関係している

⇒シンメトリーな顔と健康を結びつけているため、シンメトリーな顔を持つ女性に会うと、男性は「魅力的」というメッセージが脳から身体に伝達される


●プロポーション

⇒男性にとって、女性の理想的なプロポーションとは、ウエストとヒップの比率(WHR Waist Hip Ratio)がだいたい0.7


●女性ホルモン「エストロゲン

⇒内分泌学的にいうと、エストロゲンは子育て上手のホルモンで、多く持つ女性ほど浮気をしないことが知られている

⇒エストロゲンの影響を強く受けると、唇が厚くなり、また脂肪を乳房に蓄積させようとする


■女性が好む男性

●総論

⇒遺伝子的には狩猟採集時代とさほど変わってないため、恋人としての理想像はひとことでいえば「狩猟が上手で、獲得した獲物を分け与えてくれ、母子を守ってくれる男性」

⇒これを現代に翻訳すると「体格・体力に優れ経済的資源を持ち、その資源を長期的に安定供給し魅力的な顔や体形を持つ」男性


●経済的資源

⇒俗に言う「三高」(「高学歴」「高身長」「高収入」)のうち、どの年齢層の女性にとっても、もっとも優先順位の低いのは「学歴」

⇒真に求められているのは学歴よりも知性をお金に換えられる能力なのでは?


●顔立ち

男性的な顔立ちとは、男性ホルモンのうちテストステロンの影響を強く受けた顔で、骨格がしっかりし、あごが大きくえらや頬骨が張っている

⇒女性が男らしい顔を好むケースは「排卵期の女性」「恋人がいる女性」「浮気相手として」「自分の魅力に自信のある女性」

⇒日本人の場合はとくに女性的な顔の男性がモテる


■2D:4D比率の法則

⇒テストステロンの多寡は、顔や態度でも判断できるが、人さし指(2D:second digit)と薬指(4D:fourth digit)の長さの比率からも推測できる

2D:4Dの比率が低いほど、男性ホルモンであるテストステロンの量が多く、高ければ逆に女性ホルモンであるエストロゲンの量が多い

女性は人さし指と薬指の長さが同じくらい(比率がだいたい1)で、男性薬指の方が長くなっている(比率はだいたい0.98程度)


■体臭の相性とHLA遺伝子

HLAは白血球の血液型で、免疫情報を受けもっており、尿母乳等でわかる(鼻の奥で感じるよう)。

⇒男女間ではHLAが異なるほど、つまり多様性があればあるほど、生まれてくるこどもは、病原体への対処の可能性が高く、厳しい環境に適応できる

⇒よって、男女は恋愛関係を構築する上で、HLAが異なる異性を求め、異性の好みは体臭の好みとして発現している

体臭がよいにおいであるということは、互いのHLAが異なっていることを示し、くさいと感じることはHLAが近いことを示している


■恋を成就させる法

●妥協も必要

⇒生まれも育ちも良い人はめったにおらず、かつ、そんな人と相思相愛になれる可能性は低い

「大体、自分の魅力度と同じくらいに魅力的な相手とカップルになる」(「恋愛均衡説」)


●出会いを増やす

出会いの機会を多くして、第一印象で判断しない


●恋愛のルールを理解する

⇒勉強やスポーツと違い、自分がどれだけ対象となるものに執着できるかは関係ない

⇒自分が相手を好きになったり、その気持ちを相手に知らせることが恋愛の成功につながるのではなく、その逆に、相手に自分を好きになってもらうことが勝負の分かれ目


●勇気を出す

勇気を出して話しかけない限り、目指す異性との恋愛は難しい


【感想】

◆なかなか面白い本でした。

個人的には、こういうアプローチによる「恋愛本」って、大好きです。

何たって「身も蓋もない」というか(笑)。

だって、シンメトリーとかエストロゲンテストステロンなんて言われたって、今さらどうしょうもないじゃないですか。

せめて髪型を真ん中分けにしてシンメトリー・・・ってそういう問題じゃないですね(笑)。


◆上記の「恋愛均衡説」というのも、同意。

結婚のみならず、恋愛においても、高望みしてばかりいると、男女ともなかなか上手くいきません。

その辺の妥協点を見出せないで、理想を追求しすぎると、年ばかりどんどん取ってしまう、という話も。


◆もちろん、「妥協してまで異性と付き合いたくない」という考えも大アリではあります。

私もまさか、自分が結婚できるとは思ってませんでしたし(今や二児の父ですが(汗))。

なお、私が「妥協したか否か」等については「ノーコメント」でおながいします(汗)。


◆そして「恋愛のルールが勉強やスポーツと違う」というのも、ハゲシク納得。。

ぶっちゃけ、恋愛が成就するかどうかは、自分が相手をどれだけ思っているかは、あんまり関係ないですからねー(涙)。

関係あるとすれば、「自分の経済的資源を相手に長期供給する意思があることを伝える」くらいでしょうか。

ここで言う長期供給とは、「一夜限りじゃないよ」という意味で、モテる男というのは、経済的資源を多方面に配分する関係上、このような意思を持たない(嘘をつく場合を除く)ようです。

それでも、ライバルの男がテストステロン満々で、しかもルックスがシンメトリーだった日には、結局敵わないのですが(汗)。


◆そういう意味では、読者の皆様にも、勉強やスポーツに投下したのと同じくらいのエネルギーを、コミュニケーションマーケティングの学習に充ててほしいところ。

もともとコミュニケーション能力自体が恋愛には不可欠なので、参考になるコミュニケーション本は山ほど出ていますし、最近では、恋愛絡みのマーケティング関係の本も多数出版されているようです(いずれも私は未読ですが)。




・・・って今、検索かけていたら、こんな本を発見(汗)!


あの「末期ガンになったIT社長からの手紙」の藤田憲一さんが、このような本を出されてたなんて(汗)。


◆ただ、いずれにしても、「HLA遺伝子レベルで相性がいいか」が最終的な恋愛の決め手になるようなので、とにかく「HLA的」に相性のいい相手を探すべく、出会いの数を増やすのが、もっとも正しいような。

そして気になる人がいたら、「勇気を出して話しかける」

うーん、口で言うのは簡単ですが、なかなか難しいですよねぇ(汗)。

ただ、たまたま昨日読んだ記事で、こういう「勇気を振り絞って声をかけた話」(非モテ歴19年のある日の日記)というものもありました。

今後の展開がどうなるかはさておき(笑)、皆、ひるんだ時には、この話思い出してガンガルべし!


科学的に恋愛を考えてみたい人にオススメ!

なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2007-05-31
おすすめ度:5.0


【関連図書】

「科学的な恋愛本」という意味では、モロなタイトルのオススメ本があります。


◆「身も蓋もない」のはこの本も同じ。

というか、この手の本の元祖のような。

既婚男性との不倫に悩んでいる女性に何人薦めたことか(笑)。

「不倫相手のカレは魅力的なのに、何で言い寄ってくる男はロクなのがいないの?」なんて思っている女性はこの本読んで、「目からウロコ」状態になって頂きたく(マジ)。

どうぞ、マーケットプレイスで1円でお買い求め下さい(笑)。



◆このブログではお馴染み、2007年8月売上ランキングトップの名著です。

コミュニケーション本は数多くあれど、とりあえずこの本はマストでしょう。

男女ともにオススメできます。

(このブログでの記事:【モテ】「ベストパートナーになるために」ジョン・グレイ


【今日のお買い物】


◆巡回中に見つけたご本(「livedoor Readerの解説本が出版されます」)。

タイトルに「livedoor Reader」の文字はありませんが、内容はすべてまるごとlivedoor Readerの解説書です。しかもフルカラーで親切なスクリーンショットが満載ですので、RSSリーダー初心者の方にも自信を持っておすすめできます。

とのこと。

宜しければどうぞ。


【編集後記】

◆明日から3連休。

普通ならばウレシイはずが、隠れブロガーにとっては、自宅にいると、記事の執筆が大変です。

書き溜めができなかったら、ヘンな時間に投稿するかもしれませんが、よろしくお願いします(汗)。

パパ、家族サービスしなくちゃ(笑)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 10:02
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【はじめに】◆今日お送りするのは、当ブログでも「勉強本」「仕事本」と並んで、3大人気ジャンルの1つである「モテ本」の特集。 週末と言うことで、今までご紹介した「モテ本」を、ここらで一つ、振り返ってみようかと。 ちなみに記事のタイトルは、久しぶりに「ホッ....
完全「モテ本」マニュアル 永久保存版【マインドマップ的読書感想文】at 2008年11月12日 12:41
この記事へのコメント
そのお店でかなり売れてるんですね^^

お店によってもぜんぜんニーズが違いますよね。

応援くりっく!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年09月14日 13:22
smoothさん、こんにちは!

学歴より知識をお金に…とか、恋愛以外に普段から役に立ちそうな事ですよね〜。

>体格・体力に優れ、経済的資源を持ち、その資源を長期的に安定供給し、魅力的な顔や体形を持つ

…理想像の極み、って感じですが(苦笑
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年09月14日 17:34
smoothさん、こんばんは〜。

なかなか魅力的な本ですね。
この本を教えていただいたということは、
これで勉強しなさいということなのだろうと(笑)。

三連休、家族サービス&ブログ更新がんばってくださいね☆
Posted by ニャロメ at 2007年09月14日 23:29
こういう身も蓋もないのは私も大好き♪
だって気持ちや性格なんて実際二の次で、潜在的には恋愛はDNAのマッチングかなぁと。
それが恋したような気になることでロマンチックに美化されてるだけで・・・
DNAが合いそうな人とは嗅覚でなんとなくわかるようになってきました(笑)

ジョンさんの文庫と併せて買っておかなきゃ。
Posted by ビルダーナース at 2007年09月14日 23:45
>院長サマ

確かに店というか「街」の違いはありそうです。
渋谷ゆえの売れ行きなのかもしれませんね(笑)。

>淺田さん

ですから淺田さんの場合、「学歴」を「お金」に変換してください(笑)。
なお、既にパートナーがいる場合は、浮気相手探しに有利ということかも。

>ニャロメさん

あ、いえ、そんな「勉強しなさい」なんて(汗)。
「身も蓋もない」話満載でよろしければ(笑)。
あと、ブログもですけど家族サービスが大変そうです(汗)。

>ビルダーナースさん

そうなんですよ、臭覚で主にわかるっぽいんですよね。
その辺の実験の話も載ってます。
ジョン・グレイと併せて読めば、確かに最強かもしれません(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年09月15日 01:02
smoothさん、こんばんは。

今日は気合入ってますねぇ。
見も蓋も無い部分もあれば、自分のあり方でどうにでもなる部分もあり。
遺伝子レベルでの相性・・・
最近読んだ本に「男はサンプルだ」なんて書いてあったりしたことを思い出します。
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年09月15日 02:26
smoothさんこんにちは。
記事の執筆ご苦労様です。
これだけのないようですと、かなり時間を使われておられるのではないでしょうか。

私もがんばらなくちゃ。

本日のご紹介の本ぱくつかせてもらいます。使い道は秘密です(爆)

Posted by 週末起業サラリーマン・・・hikaru at 2007年09月15日 12:38
>LuckyUSさん

恋愛本だけに気合入れてみました(笑)。
「身も蓋もない」のは、大昔からの遺伝子情報をひきずっているからなんでしょうね。
結構ネタ的にも面白かったですよ(笑)。

>hikaruさん

お買い上げありがとうございます(笑)。
記事の量は多いものの、迷いなく(笑)書きましたので、意外と時間はかかっておりません・・・って言っても2時間以上かかってますが(汗)。
どうぞご活用下さい(笑)。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年09月15日 22:16