スポンサーリンク

2007年07月23日

【気合!!】『今日から始める「やる気」勉強法』吉野 敬介、安河内 哲也


今日から始める「やる気」勉強法
ロングセラーズ
吉野 敬介; 安河内 哲也(著)
発売日:2007-06-25


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「できる人の勉強法」大ヒットで知られる、カリスマ予備校講師安河内哲也さんが、もう一人のカリスマ予備校講師(今は代ゼミを辞めてご自分の塾を開いてるそうです)である吉野敬介さんと一緒に出された勉強本。

先日、ブログのコメントでhikaruさんにリクエスト受けて急遽登場です(笑)。

あ、必ずしも毎回リクエストに応じられるわけではありませんので、その辺はあしからず(汗)。


◆本書の著者は、お二人とも、ご自分で成果を出されている以上に、他人の勉強を指導することについてもプロです。

それゆえ、本書の内容もそれらの実績に裏づけされているものばかり。

著者本人のみに効果があったわけではなく、汎用性がある勉強法の本と言っても良いのではないでしょうか?


人気blogランキングランキング苦戦中(汗)!



【目次】

第一章 何のために勉強しなければいけないのか
第二章 勉強とは投資、やればやるだけ返ってくる
第三章 「やる気」を出すということ
第四章 頭のいい人、悪い人のやり方
第五章 私のすすめる「やる気勉強法」
第六章 挫折は成功のためのステップ
第七章 成功をつかむために



【ポイント】

◆安河内先生と吉野先生の記述内容を区別するため、それぞれ」「と表記します。

■何のために勉強するか
「能ある鷹は爪を隠す」というが、誰にも認められないのに、自分の中だけで能力を高めても仕方ない

「爪は使って初めて価値を持ち、爪を獲得すれば金銭が得られる」という欲望に忠実になることも、勉強する動機付けには必要

⇒まっとうな方法でお金を稼ごうとするならば、勉強してその能力を高め、周りの人に喜んでもらえるような仕事をすることを第一に考えるべき


■勉強ほど確実な投資は無い
⇒勉強や経験に投資したお金は必ず回収できる

⇒勉強している時間は、「将来サクセス銀行」に高利子の貯金をしているようなもの

⇒教育費は次の世代へと相続税のかからない遺産を残しているのと同じこと


■人間の本質
⇒人間の本質とは、おぎゃあと生まれて、いったいいくつイヤなことや辛いことを経験してきたかということで決まってくる

⇒だから生まれてからずっとエリートコースでろくに挫折を知らないで大人になったヤツらは逆に可愛そう


■不安と自信
⇒経験上、「万能感」を感じたときが最も危険

⇒絶好調で何もかもうまくいっている、というときにやる仕事が一番危険

⇒人間は不安があるからこそ勉強し、向上もする(ある程度の不安は、人間を前進させるエンジン)


■素直であるということ
⇒教えている中で、とてつもなく成績が良い生徒は例外なく「素直」

⇒成績が伸び悩む生徒は、方法論に疑問ばかり持ち、先に進めない

⇒「素直である」ことは、実は「勉強ができる人」が持っている狡猾な、人から知識を盗み取るための手段かも?


■暗記の方法
⇒個人的な経験では、人間にとって寝る前と、起きてすぐの時間が一番、頭に物事が入りやすい「記憶のゴールデンタイム」

⇒故に、ベッドサイドに勉強する道具を置き、トイレのドアの内扉には、何か覚えるものを貼っておく

⇒旺盛な工夫精神が、勉強を成功させるために必要

⇒音読した口から顔をのぼって頭のてっぺん、脳に入って行ったか行かないかを確認して「よし、入った」と思ったら次の暗記に行く

⇒わからない単語や用語があっても、とりあえず先に進む


■何から始めるか
⇒好きな科目は最後に残っても何とかやれるので、嫌いな科目から手をつける

⇒できそうな学科、好きな学科から1個ずつ潰していく


■ノート作り
⇒几帳面にノートをとって修正ペンできれいに直しているような人に限って成績が悪い

⇒勉強とは「脳を鍛えること」であって、「作品を作ること」ではない

⇒覚えること以外はノートに書かず、書いたことはすべて覚えるようにする

⇒朝日新聞の社説を毎日4ヶ月写して、現代文が得意に


【感想】

◆読むのはラクでしたが、まとめるのは大変な一冊でした(笑)。

読む前は、てっきり対談形式なのだと思ってアマゾンアタックかけたのに、二人が絡むところは全くナシ(笑)

それでも最終章あたりで対談するかと思いきや、フツウに終了(笑)。

当初からそのつもりだったのか、話が流れたのか、編集でうまくまとめようとしたのにムリだったのかはわかりませんが・・・。


◆もっとも、本文内で、お二人が仲がいいことを思わせる表現はあるものの、基本的に勉強のスタイルや考え方等が違うので、これはこれで良かったのかもしれません。

安河内先生の方は、「できる人の勉強法」で大体考え方をわかっていましたが、吉野先生は初めて。

と言うか、こういう機会でもない限り、おそらく考えを知るチャンスはなかったかもしれませんし(笑)。


◆・・・吉野先生は、何というか「お前ら、やれ!」的な感じが、好き嫌いが分かれるところかと(汗)。

今回の記事でも、取り上げた部分の割合が、やたら安河内先生に偏っているのも、その辺を考慮した結果です。

(吉野先生の口調が学生に向けたくだけたものなので、まとめにくかったということもありますが)


◆学生はある意味「勉強して当たり前」なので、やらない人に頭ごなしで「やれ」でもアリですが、社会人の勉強は自ら進んでやってるわけじゃないですか。

だから精神論以上に、納得できる技術論が欲しいわけで。

また、その辺がムギさんの勉強本が、このブログで未だ売れている理由の1つなのかと思ってみたり。

あ、もちろんこのブログは、学生さんも大歓迎ですよ(笑)。


◆ただ、TOEICのような点数を競う試験とは違い、学校の入学試験や、ある程度難易度の高い資格試験になると、最後に勝敗を分けるのは心の強さだと思います。

そういう点では、吉野先生のお話は、私は個人的には大変共感できました。

自分も高校受験時代に、塾で眠かったので先生に申し出て、立って授業を受けさせてもらったり、税理士試験の直前期には、自習室に12時間こもっていたりしましたから(涙)。

・・・smooth暗黒時代(汗)。


【関連記事】

「最短で結果が出る超勉強法」荘司雅彦(2007年07月02日)

「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」勝間和代(2007年04月11日)

「速読勉強術」宇都出雅巳(2007年02月03日)

「できる人の勉強法」安河内哲也(2007年01月19日)

「ゆうき式逆転発想勉強術」ゆうきゆう(2006年07月17日)

「夢をかなえる勉強法」伊藤 真(2006年06月21日)


【編集後記】

◆昨日、渋谷駅から東急東横線に乗ろうとしたら、こんなラッピングが。

8df491aa.jpg






92007e68.jpg






どうも、「仮面ライダー電王ラッピングトレイン」だった模様。

この車両の前で、写真を撮っている親子(子供は男の子のみ(笑))が結構いらっしゃいました。

・・・ウチもいずれそうなるのか(汗)?


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「私と100冊の勉強本」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ


最近読んだ本 - livedoor Blog 共通テーマ
Posted by smoothfoxxx at 07:14
Comments(10)TrackBack(0)私と100冊の勉強本このエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録

スポンサーリンク




この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!

その電車は見たことないです。
特別なダイヤなんでしょうか。

週末、勉強しましたが、
ちょっと、ぐったりです。
Posted by ニタ@「教えて会計」 at 2007年07月23日 08:31
smoothさん、こんにちは。

素直にやるとか、寝る前を起きがけの時間利用とかはいわゆる成功者の実践していることとしても随分語られてますよね。
やはり勉強も全く同じなんですねぇ。

Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年07月23日 09:34
smoothさんこんにちは。リクエストにお答えいただき、素敵なご紹介までありがとうございます。最近読んだ勉強本では荘司さんの本は具体的でノウハウてんこもりでヤヴァカッタです。後はちゃんと実践しないといけませんよね。試験に申し込んでしまえばいいのですが(汗
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年07月23日 12:34
もろ学校の勉強に役立ちそうですよね。

学生のときに知っておいたらぜんぜん違うでしょうね。

大人になって勉強することって、
大体興味のあることのほうが多いですから、
興味あることは自然と頭にはいりますよね。

応援クリック!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年07月23日 17:13
TOEICの成否を分けるのは
間違いなく心の強さです。

パート4当たりで、
「今日はもう帰ろう」と言うくらい
打ちのめされても、
泣きそうになるくらいの
パート7の長文読解を解かないと
点数にならないのですから。
Posted by ヨシザワ@手ガネ経営 at 2007年07月23日 19:17
smoothさん、こんばんは!

浪人時代が代々木だったので、このお二方の名前はよく知ってます(笑)。残念ながら、直接の授業は聞いたことなかったのですが…好き嫌いは別れつつも、確かに人気のある講師でした^^;
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年07月23日 22:45
>ニタさん

上記リンク先にダイヤが載ってましたよ。
相変わらず勉強熱心でえらいなー、と感心しております。

>LuckyUSさん

はてブ付いてるのにアレですが、おっしゃるとおり、それほど「目からウロコ」感はなかったです(汗)。

>hikaruさん

紹介って、自分のところのコメント欄しかリンク張りませんでスイマセン(汗)。
荘司さんの本は、ヤヴァイでしょう(笑)。

>院長サマ

私は大学付属高校出身だったので、税理士試験を受けるまで、まる10年超勉強から遠ざかってました(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年07月24日 00:33
>ヨシザワさん

あら。合否がないTOEICでも、そんなに大変なんですか(汗)。
ヨシザワさんのような成績の方でも、そのようなご苦労が(汗)。
私はTOEIC最後に受けた時に、お手洗いを我慢しすぎて、膀胱炎寸前になりました(涙)。

>淺田さん

あら、淺田さんって、代ゼミだったんですか。
知りませんでした。
人気がある講師さんだと、かなり稼げるみたいですね、ココ。
まぁ、その分死ぬほど働いてらっしゃるわけですが。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年07月24日 00:36
smoothさん、こんばんは。

>「将来サクセス銀行」

この言葉いいですね〜。
勉強に疲れてたときに自分に言い聞かせたい言葉です。
Posted by 長谷川佳之@読書による経験価値 at 2007年07月24日 00:46
>長谷川さん

ご無沙汰です〜。
色々な方も言われているように、とにかく「自分に投資する」のが一番割がいいみたいです(笑)。
「将来サクセス銀行」が経営不振にならないように頑張りましょう(笑)!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年07月24日 08:00