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2007年07月22日

【携帯世代】「誰も知らなかったケータイ世代」市川茂浩




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日セミナーにも参加させて頂いたQlick.TV市川茂浩さんの「ケータイ世代分析本」。

私がケータイに疎いとはいえ、このセミナーでお伺いした内容は、かなり衝撃的でした。

(参考:会場でお会いした鮒谷周史さんの、そのセミナーに言及されたメルマガ


◆本書では、そのセミナーで話されたことはもちろん、そこでは聞くことができなかった「ケータイ世代の特徴」についても言及。

今すぐケータイビジネスに参入したり、ケータイ用サイトの構築を検討している人以外でも、「知っておきたい事柄」が満載です!

ケータイで使う機能は通話とメールだけで、「ケータイで何ができるの?」というおじさんにもオススメです!


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【目次】

はじめに なぜ若者はケータイにハマるのか!
第1章 ケータイ中毒の若者たち
第2章 若者を攻略する「ケータイユーザー5原則」とは?
原則1:若者は、ケータイでいつでもつながっていたい!
原則2:若者は、ケータイで何人もの役割を演じたい!
原則3:若者は、ケータイで稼ぎたい!
原則4:若者は、ケータイで秘密を持ちたい!
原則5:若者は。ケータイで自己主張したい!
第3章 進化する携帯電話とケータイビジネス最新事情
第4章 ケータイとともに進化する若者たち



【ポイント】

■ケータイ世代
●「ケータイ世代」とは?

1979年以降に生まれた若者たち

⇒パソコンの操作を覚えるより先に、携帯電話に慣れてしまっている

1994年に固定電話の加入数が、携帯電話の新規加入数に抜かれ、その時高校1年だった彼らは、パソコンより先に携帯電話に触れたと仮定できる


●PC世代とケータイ世代

⇒50〜60代の人から見たら、PCを使っている層とケータイを使っている層の違いがわからない

⇒PC世代でも、自分たちとケータイ世代との違いに気づいていない人が多い

「キーボード文化」「テンキー文化」の競争


■ケータイユーザー5原則
●若者は、ケータイでいつでもつながっていたい!

ケータイサイトのSNSがPCのSNSを凌駕

モバゲータウンは、会員数200万人に達するまでサイト開設からわずか9ヶ月(mixiは1年9ヶ月)


●若者は、ケータイで何人もの役割を演じたい!

「匿名性」がヒットの鍵(モバゲータウン)

⇒モバ彼、モバカノ、モバ学校(モバゲータウンの中での役割)


●若者は、ケータイで稼ぎたい!

⇒モバイルアフィリエイトの先駆者アドウェイズは、5年で上場

⇒アフィリエイトだけで月500万円稼ぐ人も

⇒携帯電話のGPS機能を活用した「おてつだいネットワークス」


●若者は、ケータイで秘密を持ちたい!

⇒ケータイは「秘密を秘密としてしまっておける」

⇒秘密を持つことで、若者は大人の仲間入りをしている


●若者は、ケータイで自己主張したい!

⇒褒められれば素直に喜ぶものの、褒められること自体を目的としていない

⇒待ち受け画像やデコメールのコンテストなど順位を競わせるような場は、応募者が思ったほど集まらない


■ケータイ2.0
●ケータイサイトで流行っているもの

⇒ケータイサイトには、PCからはアクセスできないため、PC世代には、何が流行っているか以前に何が存在しているかもわかってない

「プロフ」は、世の女子高生にとっては知っていて当たり前の常識

⇒モバゲータウンも、運営する「ディー・エヌ・エー」の財務報告書から認知度が高まった


●ケータイ2.0を意識したビジネスを

「○○○というキーワードでネット検索してください」という広告のほとんどが、携帯電話での検索には対応していない

⇒パソコンのみでの検索にしか対応していないということは、約2000万人いる「携帯電話のみ」層を完全に逃がしてしまっていることになる


■ケータイで何が流行るのか?
●ケータイへの接触時間を増やすものが流行る

⇒ユーザー1人に対してどれだけの時間占有率を持てるかがカギ

「いろメロミックス」成功の秘訣は、サイトマップが作れないほどの「迷宮化」(暇つぶしには最適)


●匿名化

⇒コミュニケーションサイトとして成功したものは、実名主義をとっていない

⇒本名を名乗らなくていいとなると、郵便番号を素直に教えてくれる


●大人をターゲットにすると若者にも売れる

「キッズケータイ」は子供に不人気

⇒若者向けのサイトでも、サイト内の文章を中途半端な話し言葉にしてはいけない(基本は丁寧語)


●ささやかな自己主張を

⇒着うたやデコメが大ヒットした要因の1つは、選択自由性が高いこと

⇒極端に言うと、「1万人いたら1万通りの商品」

18歳と19歳では選ぶ服も読む雑誌も全然違うので、同じものを与えていると、最悪どちらの興味も引くことができない


【感想】

◆えーっと、PHS歴10年(くらい)のワタクシが、知ったかぶって書いてみました(笑)。

未だケータイ処女(童貞?)な自分。

「ケータイサイト閲覧」どころか、生まれてこの方、「携帯電話を持った事がない人間」というのも今どき珍しいのではないかと(汗)。

通話とメールだけ(それと、PCサイトの閲覧)なら、確かにPHSでもできますが、ケータイサイトで起こっている出来事には、ホントに疎いものでして。

モバゲータウンについても、最近、立て続けに携帯関連の書籍を読むまでは、マジ知りませんでしたし(汗)。


◆本書は、上記セミナーに比べると若干ビジネス臭が薄く、「携帯電話の歩み」のような項目もあります。

ここではいきなり「ケータイ2.0」に飛んでますけど、当然「1.0」時代のお話や、その時代のビジネスモデルについても言及アリ。

記事の長さの関係上、バッサリ端折っておりますが(汗)。


◆いずれにせよ、将来的にはこの『「ケータイ世代」以下の世代』がボリュームゾーンになってくる以上、ビジネスをやる上で、「彼ら」の生態を知っておく必要はあると思います。

上記の「話し言葉」の例など、別に携帯に限った話でもないですし。

この世代のお子さんがいるお父さんお母さんなら、子供の日常を観察するだけでも、結構な情報を得られるのかもしれません(ウチはまだ3歳児と0歳児なのでダメ(笑))。


◆そう言えば、モバゲーで知られる「ディー・エヌ・エー」さんについては、「携帯経由で保険加入」という見出しで、『子会社の「エアーリンク」を通じて若年層の開拓を目指すべくサービスを開始した』、との記事が7月18日の日経新聞15面に出ていました。

(サイトでの記事:「エアーリンク、携帯電話で保険加入できる携帯保険サイトをオープン」

・・・これってちょっと凄くないですか(汗)?

「ケータイでは売れない」と思っているものでも、売れちゃったりする可能性があるのではないでしょうか?


◆というわけで、「ウチはケータイは関係ない」と思ってらっしゃるビジネスパーソンの方々も、今一度考えてみてください。

その際には、ぜひお手元に本書を(笑)!



【関連記事】

「ケータイBIGBANGセミナー」に行ってきました(2007年07月12日)

「モバゲータウンがすごい理由」石野純也(2007年07月09日)

「iPhone 衝撃のビジネスモデル」岡嶋裕史(2007年06月28日)

「モバイル大変革時代のケータイ通販ビジネス」(2007年04月21日)



【編集後記】

◆昨日のアジアカップ対豪州戦で、オシム監督がPK戦の時にロッカールームに消えてしまいましたね(笑)。

ジェフファン(私はニワカファンですが(汗))にとっては、一昨年のナビスコカップ決勝でもそうだったので特に驚きませんが、普通の方は驚かれたのではないでしょうか?

とりあえず、勝ててよかったデス(汗)。


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Posted by smoothfoxxx at 09:00
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こんにちは!今日も元気に頑張りたいと思います。宜しくお願いします。 電車の中で、座って本を読んでいます。6時半前後の電車だと、どこかで座れる確立の高い、 大変、ありがたい路線です。 ただ、時には、眠気も襲います。 今日も、昨晩の悔しさ(オシムジャ...
『誰も知らなかったケータイ世代』市川 茂浩【教えて会計 (30代のニタが送る経理の島】at 2007年07月26日 09:00
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは。

ケータイ暦は長いのですが、若者のケータイに対する執着みないなものは理解できんなぁと思っている一人です。
匿名性に関してはPC以上に個人を特定されやすいと思うのですが、使ってる側からするとそう思ってないんでしょうかね?

サッカー、勝って嬉しいです。
最後まで「リスペクト」してましたよ!
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年07月22日 09:38
今後の携帯市場はほんとものすごいものですよね。

パソコンよりも便利になる日もそう遠くはなさそうですよね。

応援クリック!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年07月22日 16:06
生徒の携帯普及率と依存率を考えると、読んでみたいですね
でも私ももっぱらPC派なので、携帯派のことはよく理解できません(苦笑)
Posted by さやすず at 2007年07月22日 22:14
こんばんは!ケータイ世代…僕も存在に気づいてませんでした;;一応79年以降に生まれてるんですけどねぇ^^;

携帯市場は今後も伸びるでしょうし、知らないってのはまずいですよね。勉強します;
Posted by ポトム吾妻 at 2007年07月22日 23:53
smoothさん、こんばんは!

ウィルコム&ソフトバンクのダブルホルダーになったので、今後は携帯のお話にも色々首を突っ込むことになるかと…。

携帯からの検索とTVCMのお話は、言われてみると確かに…という感じがします。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年07月23日 01:00
>LuckyUSさん

「匿名性」については、端末ID等で「特定」できるので、実名にこだわる必要がない、ということだと思います。
サッカーについては、とりあえず勝ってよかったです。
お体の具合はもう大丈夫でしょうか?

>院長サマ

やはり「持ち歩ける」ことの大きさは想像以上にすごそうです(汗)。
キノコ料理して食べて欲しかったです(笑)。

>さやすずさん

指導される側なのですから、理解するよう努力してくださいマセ(笑)!
私は知ったかぶるだけですが(汗)。

>ポトム吾妻さん

お若い方でも、ドップリ使ってないと、あまり気にならないものなのかもしれませんね。
とりあえず本をお読みいただくのもいいかも。

>淺田さん

身内(笑)では、アナタが最年少なんですから、頼みますよ(マジ)。
そういえば、アナタのところはあまりライブドアリーダーのユーザーがいませんね(なぜ?)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年07月23日 07:05