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2007年06月20日

【新ビジネス・ゲーム】「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」福沢 恵子,勝間 和代


会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2007-06-15
おすすめ度:4.0


【本の概要】

◆今日お届けするのは、ジャーナリスト兼、東京家政大学人間文化研究所助教授の福沢恵子さんと、経済評論家兼、公認会計士の、お馴染み勝間和代さんが書かれた、会社生活におけるサバイバル術を解説した一冊。

「本音」と「建前」で分けるなら、限りなく本音ベースの内容で、目からウロコが落ちまくりなことウケアイです。

試しに新入社員教育の講師として、本書のコンテンツを語ろうものなら、聞いていた総務部長も椅子から転げ落ちること必至(笑)。

40代半ばの自分としては、「ここまで書いちゃっていいんでしょうか(汗)?」と変に心配しちゃうくらい(汗)。

若者や女性だけでなく、会社に生きる全ての人は要チェックです!

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【目次】

はじめに
女性たちってこんな時代を歩んできたんだ・・・
15のリアル・ルール、教えます
ルール1 出世のために仕事をするべきではない。やりがいが重要である ―これって本当?
ルール2 まじめで有能であれば、周りから、認められ評価される ―これって本当?
ルール3 社内政治は本来あってはならないもの、関わるべきではない ―これって本当?
ルール4 仕事は中身が重要であり、お金にこだわるべきではない ―これって本当?
ルール5 仕事の場で群れるのは慎むべきだ ―これって本当?
ルール6 上司からよくほめられるのは、評価が高い証拠である ―これって本当?
ルール7 本音とタテマエを使い分けてはならない ―これって本当?
ルール8 人を攻撃してはいけない ―これって本当?
ルール9 人から嫌われてはいけない ―これって本当?
ルール10 残業もいとわず、できるだけたくさん仕事をする人のほうが評価される ―これって本当?
ルール11 上司の機嫌をとるよりも仕事の内容で勝負すべきだ ―これって本当?
ルール12 失敗して叱られるようなことがあってはいけない ―これって本当?
ルール13 仕事とプライベートはきっちり分けるべきだ ―これって本当?
ルール14 産休・育休は、当然の権利として堂々ととっていい ―これって本当?
ルール15 ルールはいかなるときも守らなくてはならない ―これって本当?
辛口対談・・・・・・ここだけの話
これで完璧! チェックリスト
あとがき



【ポイント】

■「出世」について
●「出世」に対する誤解を解く

⇒出世とは「社内で重要なポジションに付く」、すなわち「権限と責任の範囲が広がること」

⇒上司に取り入るのではなく、仕事の実力をわかってもらう

「やりがい」現実逃避の正当化に用いない


●「出世」のルールを知る

⇒出世できないグループに入ってしまい、それでも出世したい場合は、異動転職

⇒どちらを選ぶかは、同じ境遇にある人がどうなっているか、3年、5年上の先輩を見て判断する

⇒そもそも就職前にリサーチしておく


●「出世」への道を進む

⇒つらくとも1,2年はやってみる

⇒つらいときは、同僚ではなく「うまくいっている」先輩に聞く


■「有能であること」について
●「有能さ」に対する勘違いを改める

⇒仕事においては、ほめられることを期待してはいけない(結果に問題があれば指摘されるだけ)

⇒仕事において「有能」とは、相手の期待値を超えた仕事をすること


●上司との相性

⇒相性が良ければラッキーと考える

⇒上司に対する好き嫌いの感情は、単に価値観の違いに過ぎないことが多い


●本当の「有能さ」に向かって進む

⇒上司とうまくいくコツは、相手が自分に何を欲しているかを理解してから仕事を始めること

⇒最初から必要以上に期待値を超える必要はない


■「報酬」について
●「給料」に対する見方を改める

⇒一般的に、給料の高い人の仕事はリスクも重要度も高く、失敗してもそれを糧に成長できる

⇒お金とは将来の時間と自由を保障してくれるもの

⇒責任回避の気持ちから「お金にこだわらない」と、将来の可能性が狭まってしまう


●リスクをとる

⇒リスクとは、何かのリターンを得るために必要とされる、金銭的・時間的な投資


●「コストセンター」と「プロフィットセンター」

「コストセンター」

人事、管理、広報等の「主にコストだけが集計され、外部からの収益は集計されない部門」

・頑張っても売上増とは因果関係がわかりにくいために、給料がどんどんあがることはない

「プロフィットセンター」

営業、商品開発等の「収益と費用が集計され、利益に責任を持つ部門」

・ダイレクトに利益を生み出すので、昇給や評価につながりやすい反面、残業やノルマ等の厳しい状況に耐え抜くタフさを要求される


⇒どちらがいい、悪い、というのではなく、好みの問題

⇒「一つのワークスタイルとしてどちらを選ぶことができる」ことを知っておく


■「成果」について
⇒「コストセンター」の人が長時間働いても、労働時間と成果の関係がわかりにくいため、成果につながらなければ評価されない上、残業代という形で無駄な経費がかかる

⇒「頑張っている自分」を証明したくて、長時間働いているのではないか、と自分を見つめなおす

⇒自分の働きがどれほどの成果(=アウトプット)を生み出しているかを常に意識する


【感想】

◆15あるルールのうち、今回はできるだけ、「若者と女性」以外の方にも腑に落ちるであろう部分を中心に拾ってみました(笑)。

ですから「若者と女性」の方なら、上記以外にも有益な内容が盛りだくさんです(というか、15あるルールのうち、4つしか紹介してませんし(汗))。

特に、「産休・育休」の章は勝間さんのワーキングマザーたる面目躍如。

ウチのヨメにも読ませてあげたいところです(笑)。


◆なお、本書に書かれているような情報や考え方は、できるだけ早い時期に知っておいた方が無駄がないと思います。

例えば「出世のルート」に関して、自分と同じ境遇にある先輩を見るというような事も、早ければ早いほど選択肢も広いわけで。

また、「コストセンター」と「プロフィットセンター」についても、自分がどうしたいのか(どっちが向いているか)を考えずにただ働いていると、いつまで経っても出世できなかったり、逆にノルマで疲弊してしまったりということも考えられます。


◆私の場合は、新卒で某メーカーに入社直後から一応(笑)、社長を目指して働いていたものの、ある日、仲の良い別の課の課長さんから「ウチの会社は理系じゃないと社長になれないんだよ」と教えてもらい、ドロップアウト(半分ホント(笑))。

これこそまさに、「就職前にリサーチ」を怠った実例ですね(いえ、その課長には「それなら私は『文系最初の社長』を目指します」と言ってはみたんですが(笑))。


◆ちなみに私が就職したのは「男女雇用機会均等法」の初年度(年バレ(笑))。

私の同期の女性陣が、これまた皆優秀で、特に私の入った海外グループに配属された同期の女性は、全員TOEIC900点以上(汗)。

中には、ドイツ語もペラペラのトリリンガルもいました。


◆ただ、そんな優秀な女性たちであっても、新入社員ですからフツウにコピー取りやFax送り(別に私たち男性新入社員もやってましたけど)に加え、先輩の女性社員の手前、お茶くみ等の雑務もやっていたわけで。

結果、「最低でも3年は勤めること」と入社時に言われていた彼女たちの半分近くが、3年経過時には退社していました。

もちろんこれは、20年以上前の話ですが、当時の彼女らが本書を読んでいたら、もっと良い会社生活を送れたのではないか、と思ってみたり。

・・・それ以前に、本書を読んでいたら、ウチの会社に就職しなかったかもしれませんが(汗)。


◆なお本書は、1993年に訳書として出たこの本をコンセプトにしているそうです。

ビジネス・ゲーム―あなただけに必勝法教えます。
WAVE出版
ベティ・L. ハラガン(著)Betty Lehan Harragan(原著)福沢 恵子(翻訳)水野谷 悦子(翻訳)
発売日:1993-03
(今もマーケットプレイスで結構なお値段が付いてますが、本書で知られるようになってもっと高値になるかも)

この本の訳者は本書の著者の一人でもある福沢恵子さん。

この本に関して、福沢さんがあとがきに書かれていることをここでも書きたいのですが、「本書に限ってはどうか先に本文をお読み下さい」とのことなので、残念ながら割愛(いいお話です)。

というわけで、本書をぜひ買って全部お読み下さい(笑)。

会社に勤める全ての人にオススメ!

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2007-06-15
おすすめ度:4.0


【関連記事】

「仕事で人は成長する」高井伸夫(2007年05月31日)

「仕事は、かけ算。」鮒谷周史(2006年06月14日)

「20代 仕事筋の鍛え方」 山本真司 (2005年09月20日)


【当ブログでご紹介した勝間和代さんの本】


(参考記事:「猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?」猪口 邦子、勝間 和代



(参考記事:「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」勝間和代



(参考記事:「インディでいこう!」 勝間和代 (著)


【編集後記】

◆昨日は、子供達の風呂入れの応援に、ムスメの保育園のママ友達が来てくれたおかげで、久しぶりに夜の9時半過ぎまで、事務所で内職(笑)ができました。

しかしヨメ曰く、「子供たちの寝かしつけをする9時までには帰宅して欲しい」とのこと。

昨夜はムスメの寝かしつけの途中で、同じ寝室でそれまで寝ていたムスコが泣きだしてしまい、かなり大変だったようです。

・・・パパ頑張る(汗)


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Posted by smoothfoxxx at 07:32
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ビジネス・ゲーム―誰も教えてくれなかった女性の働き方 (光文社知恵の森文庫)光文社Betty Lehan Harragan(原著)福沢 恵子(翻訳)水野谷 悦子(翻訳)発売日:2009-01-08おすすめ度:amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy) 【本の概要】◆昨日、ビジネススキルのランキング...
【勝間さん絶賛!!】「ビジネス・ゲーム」を紹介し忘れていた件【今さらですが】【マインドマップ的読書感想文】at 2009年05月18日 08:35
この記事へのコメント
smoothさん、

いつもながら、ていねいな紹介、ありがとうございます。

個人的には、smoothさんの事例がもっとも興味深かったです。

この本は、福沢さんと勝間の思い入れから作られた本なので、ぜひ、1人でも多くの、若者や女性に読んでもらいたいと思っています。

人事の裏マニュアルを目指しています!!
Posted by ムギ(勝間) at 2007年06月20日 07:45
smoothさん、おはようございます。

今回も非常に面白そうな内容でさっそく読んでみようと思います。
若者?と女性ということでまさにターゲットかもしれません(笑)。
会社員時代に読めばもっとタイムリーだったのかもしれませんね。
Posted by ニャロメ at 2007年06月20日 07:52
smoothさん、こんにちは。

こういうことを知っている、そして意識しているのといないのでは全く生き方が変わってきますね。
smoothさんの目論見どおり、40代男性にもヒットしました(歳バレ汗)。

>人事の裏マニュアルを目指しています!!
↑ これ、良いですね。こういう発想が好きです。

Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年06月20日 09:49
自営業のおっさんにはどうですか。

まずは読んでみることにします!
Posted by ヨシザワ at 2007年06月20日 12:23
これはゲットせねばなりませんね!会社生活で使えますね。
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年06月20日 14:33
これも面白そう。
ただ、これ以前に最近は人として基本的なことができない場合も多いので、ウチの場合そっちも必要です。
悲しいですが・・・。

でも意識は前を向いて勉強はやっておかないといけないですよね。

Posted by ビルダーナース at 2007年06月20日 19:19
私もこういう本は若い時に読んでおきたかったです!

smoothさん子育てお疲れさまです♪
Posted by イヴォンヌ at 2007年06月20日 20:58
smoothさん、こんばんは!

出世のために必要な「隠れた」条件って、早めに知っておかないと愕然としそうですよね…。
進学しようとしたら必須科目取ってないから無理だよ、って言われてしまうような…(ちょっと違いますかね…^^;)
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年06月20日 22:50
目からウロコがおちまくりですか。
かなりきになりますね^^

そういう本ってなかなかないですしねぇ。

応援クリック!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年06月20日 23:26
>ムギさん

コメントありがとうございます。
というか、まさか第1号コメントが著者様だとは(早すぎです(汗)!)。
私の事例はさておき、25年くらい前に戻って、本書を読みたいです(笑)。

>ニャロメさん

ぜひぜひお読み下さいマセ!
私も自営業に突入する前に読みたかったです(笑)。
それ以前に、今や「若者」じゃないんですが(笑)。

>LuckyUSさん

こういう「目からウロコ感」というのは、読書の醍醐味ですね。
お互い今からでも遅くないハズです(笑)!

>ヨシザワさん

「自営業のおっさん」(*・∀・)人(・∀・*)ナカーマ!
ぜひお読み下さい!

>hikaruさん

アナタはノータイムで買うべし(笑)!

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年06月20日 23:43
>ビルダーナースさん

ビルダーナースさんは、おそらく今でも、結構実践されていると思いますよ(笑)。
一応、自らの歩き方を確認する上でも使える一冊ですね。

>イヴォンヌさん

>私もこういう本は若い時に読んでおきたかったです!

おっしゃるとおりです(涙)。
そして昨夜は、比較的早く帰りました(笑)。

>淺田さん

研究室から、どの企業のどの部門にどの位の先輩が進んでいるか程度は、調べてありますよね(笑)?
私の場合、イギリスから6月に帰国して、即、会社訪問始めて、ギリギリで入れた(終わっている会社が多かった)ので、何も調べてませんでした(笑)。

>院長サマ

>目からウロコ

フフフフフ、お楽しみに(笑)!
オススメですよ!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年06月20日 23:50
smoothさん、こんばんは!
すごくよさそうです。是非チェックしてみます。
出世のルールというのはあるでしょうね。こんなことしちゃ絶対に出世できない!というのもルールですよね。
会社の風土などもあるでしょうか。
Posted by 手文庫@ビジネス書で問題解決 at 2007年06月23日 22:33