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2007年06月14日

【男の魅力】「コロリ力」佐藤富雄




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【本の概要】

◆おはようございます、smoothデス。

今日お届けする一冊は、出先で読む本がなくなって、発作的に買ってしまった一冊(笑)。

著者の佐藤富雄先生は、自己啓発系の作家さんかと思っていた自分(「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」とかが有名ですし)。

ところが今般、改めてプロフィールを拝見したところ、東京農大(生化学専攻)、早稲田大学(社会科学部卒)、法政大学大学院、東京農業大学大学院をそれぞれ卒業され、肩書も「医学博士、理学博士、農学博士」とそうそうたるもの。


◆本書のテーマはざっくり言って「魅力的な男になる」ということなのですが、そんなバックグラウンドを持つ佐藤先生が書かれた本ですから、書かれている内容も精神論ではありません。

この本は生き方に関する書物ですが、一般にいうところの精神論で生き方を論じていません。人間の進化を促してきた因子を、進化論、大脳生理学、言語心理学などをベースに科学的に論じ、成功遺伝子にどのようにスイッチを入れるかについて書いたもので、科学的な男の生き方本、男の魅力創出本であり、男の成功原論の本といえます。

果たして私も「魅力的な男」になれるのでしょうか・・・?


【目次】

序章 人は他人のどこに惹かれるのか?
 あなたは人に慕われていますか?
 理屈でコロリ力は生まれない ほか

第1章 人を引きよせるスイッチは遺伝子にある
 コロリ力の遺伝子
 良いストレス、悪いストレス ほか

第2章 脳の使い方が「魅力格差」を生む
 脳の活動が活発な「快脳人間」とは
 コロリ力のスイッチを入れろ! ほか

第3章 「気遣い」と「直感」がコロリ力を鍛える
 コロリ力、二つの大事な要素!
 男のたしなみ ほか

第4章 歩くほどに生まれるコロリ力
 人は歩いて進化した
 プラトンだって歩いた ほか



【ポイント】

■「コロリ力」とは?
⇒誰もがコロリといってしまうような究極の魅力的人間とは、成功遺伝子がオンになっている「快人間」

⇒そのような成功遺伝子をオンにする力を「コロリ力」という


■「古い脳」と「新しい脳」
●「古い脳」

本能を司っている脳(大脳辺縁系や視床下部など)

⇒楽天的で希望的遺伝子が強く働く脳

⇒サル山のボス猿のようなモテオーラを発散する

⇒5歳ぐらいまでに育つ


●「新しい脳」

⇒知識や情報が詰まっている大脳新皮質

⇒知的な人間として理性ある行動を行うためには必要

⇒「いいオンナ」を見ても「声をかけて振られてしまったらみっともない」と思う脳

⇒人間本来の欲求を抑えることで生まれる大脳偏重のストレスは、男の魅力をなくしていく


■「コロリ力」の2つの大事な要素
●理論より直感

⇒直感とは、その人が望む方向を無意識に察知した脳が、長い人類のDNAというデータの中から「選ぶべくして選んでいる答え」


●ホスピタリティ

⇒誰かを喜ばせようとして何かをやっている時、実は自分自身が喜びのホルモンが満ち溢れて脳が「快状態」になっている


■「コロリ力」のためのお金の使い方
●真理⇒『お金は使うものであって貯めるものではない』

⇒『お金は使っていると返ってくる』


●セレブを目指す

⇒ここで言う「セレブ」とは、『自分がやりたいことをするために、自分のお金を使う事ができる人、やりたいことの幅も広いひと』

⇒20代の人は、「プチセレブ」、30代の人は「プリセレブ」、40代の人は本気で「セレブ」を目指す


●ポイント

いいものを身につけて脳を喜ばせてあげる

⇒なるべく高級な空間に身を置く

⇒自分がセレブになれるんだとハッキリ認識する


■言葉に注意!
⇒お礼を言う時に「すみません」はダメ!(脳にとってはネガティブな言葉だから)

⇒自己否定・他人否定をしない

⇒プラスの感情をどんどん言葉にする


【感想】

◆実は本書は、私にとって初の佐藤富雄さんのご本でした。

佐藤さんはお名前だけは知っていたものの、今般プロフィールを拝見してビックリ。

1932年生まれってことは、今年で75歳ですよ(汗)。

そんな高齢の方に「口説かなくてもいい、いいオンナと接点を持て」と言われても・・・(モジモジ)。


◆そんな佐藤さんの教えとはウラハラに、結婚してムスメなんぞ生まれると、街中でもフォーカスしてしまうのは、「いいオンナ」ではなく、ムスメと同じ歳くらいの女の子(爆)。

そして家の周りでは、保育園のママ友達さん達にご挨拶し忘れると失礼なので、それ位のお歳の女性に、つい目が行ってしまいます。

・・・「コロリ力」のカケラもない予感(汗)。


◆そして自分自身、好きで散々紹介しているライフハックですとか、仕事術の本。

これらに書かれている内容も、どちらかというと、「古い脳」を活性化させる内容ではないです。

「ロジカル」であろうとすればするほど、どんどん大脳偏重になってしまうわけですから、当然と言えば当然。

ですから、ぜひ仕事術を極めて仕事を早く終わらせたら、アフターファイブは「コロリ力」のために「いいオンナ」がいるスペースや、「高級な空間」に繰り出してみてください。

言ってる自分は、子供達の風呂入れを手伝うために早く帰らなければいけないんですが(涙)。


◆なお、上で挙げたように、「古い脳」は5歳ぐらいまでに育つとか。

ウチの子供達には、できるだけ「コロリ力」のためにも、のびのび遊ばせてやりたいものです。

ちなみにムスメは「本能のおもむくままに」食べまくっておりますが(汗)。


【トラックバックさせて頂いたブログ】

「コロリ力@佐藤富雄」@フォトリーディング@Luckyになる読書道さん

「コロリ力」@ビジネス・ブック・アーカイブさん


【編集後記】

◆というわけで、そのムスメ。

一回雨で流れた遠足が先日無事行われて、その時のスナップが保育園に貼ってあったので、それを携帯で撮ってみたところ・・・。

c5dd2083.jpg











やはりお弁当が楽しみだったモヨウ(笑)。


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この記事へのコメント
               
smoothさん、こんにちは!
コロリ力(リョク)なんですね。全て片仮名読みして、なにか、新しい言葉なんだと、途中まで思っていました。

ウチのムスメは、自由奔放に育てようと思って、早、5歳を超えましたが、
物凄い、我がまま、な、親の手におえない子になりつつあります(苦笑)。

Posted by ニタ@「教えて会計」 at 2007年06月14日 07:48
               
smoothさんこんにちは。この本面白そうですね!ぱくついてみましょうかね!
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年06月14日 10:50
               
すみませんはNGですね。

言葉の使い方って難しいものですよね。

応援クリック!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年06月14日 15:02
               
夫に読ませたいです
Posted by さやすず at 2007年06月14日 21:07
               
おもしろそうな内容の本ですね。

また書いた方の経歴や年齢などバックグラウンドも興味深いです。

コロリ力のある人間に男女どちらでもなりたいものですよね!
Posted by イヴォンヌ at 2007年06月14日 21:58
               
smoothさん、こんばんは!

この本はワタシも読みました。
佐藤先生にとっては珍しく男性向けといえるような本でしたね。
実際にお話を聞いたこともありますが、本当に若さあふれる素敵な先生でした☆
中からにじみ出るような「コロリ力」を身につけたいものです。
Posted by ニャロメ at 2007年06月14日 22:01
               
smoothさんこんばんは。
おととい本屋で見つけたのですが、男性向きとあったので立ち読みもしてないデス。明日にでも立ち読みに行ってみよっと(なんせ時給700エンゆえ目次見たり立ち読みで購入を選ばざるを得ない日々…。立ち読み5秒で購入した本は緒方知行さんの『発注力』でした。ワクワク)

あ(>_<)「すみません」は確かに言霊的にはマイナスエネルギーを発しますが、反省の言葉でもあるんです。
もともとは相手に対して謙虚な心がなければ出て来ない、美しい日本語なんです(^^)
ですから「済みません」と書くのは間違いだったり…します(^^;

学歴は素晴らしいかたですが、私はsmoothさんのように、女性をオンナとカタカナで表現したりそういう言い方をなさらないかたのほうが素敵だと思います。
女性に対して本当の意味で尊敬の念を抱いた事がないかたなのねって“オンナ”の”直感”は当たっているかなぁ。
辛口発言で大変失礼しました。
Posted by 瑠璃 at 2007年06月14日 23:22
               
ちょうど昨日この本読んだばかりでした。
野生の勘を忘れるなと言われているような内容で面白かったです。
女性には受けない内容の箇所もあるでしょうが、本質的に佐藤さんの言わんとしていることは納得できました。
ワクワク系小阪さんよりちょっとクセがあり、男性にはGOODではないでしょうか。
Posted by ビルダーナース at 2007年06月14日 23:48
               
smoothさん、こんばんは!

ホスピタリティ、どんなときでも大事ですよね。他人のために力を尽くせる人って、端から見ていても惹かれるんだと思います。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年06月15日 00:48
               
>ニタさん

タイトル分かりにくくてスイマセン。
最初に括弧書きか何かで表示しておくべきでしたね。
あと女の子は同じ歳の男の子に比べると、こじゃれてしまうみたいですね。
ウチも時間の問題か・・・。

>hikaruさん

例の件、メッセしました!

>院長サマ

私なんか、社会人時代は「すみません」って言いっぱなしだったんですが(汗)。
できるだけ「ありがとう」を言えるようにしたいです!

>さやすずさん

ウチのヨメも同じこと言ってたりして(笑)。

>イヴォンヌさん

一応念のために申し上げておきますが、本書はかなり男性向けだと思います(汗)。
もちろん、男女とも「コロリ力」は大事なんですが。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年06月15日 01:07
               
>ニャロメさん

おぉ!佐藤先生のお話を直接!!
本書を読む限り、恐ろしくお若い方だと思いました。
見習いたいものです。

>瑠璃さん

一応念のために書いておきますが、本書で佐藤先生は「いい女」と漢字表記されていますので。
一方私は、カタカナと漢字の使い分けについては、個人的なこだわりがあって、実際に打って変換してみてから感覚で直したりしています。
今回は「いい女」と「いいオンナ」を比較して、後者を選択した次第です。
これは自分なりの「こだわり」なのでどうかご勘弁を(汗)。

>ビルダーナースさん

私も「野生の勘」(「古い脳」)あたりのくだりが腑に落ちました。
本書が初めての佐藤さんの本だったのですが、小阪さんよりは、理系っぽいお話でしたね(笑)。

>淺田さん

私ももうちょっとホスピタリティを頑張りたいところです(汗)。
ただ飯おごるだけじゃなくて(笑)。



Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年06月15日 01:23
               
smoothさん、こんにちは。

紹介&トラバありがとうございます。
ある意味、ライフハック系かなと思います。
論理+本能のバランスってのも個人的には重要なテーマです。
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年06月15日 06:19