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2007年03月29日

「劇的ワンペーパー」中野雅至


劇的ワンペーパー   Only-One-Paper Magic
光文社
中野 雅至(著)
発売日:2007-03-23


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【はじめに】

◆おはようございます、smoothデス。

今日お送りするのは、昨日の日経新聞にもデカデカと広告が出ていた、光文社ペーパーバックス Businessの第三弾。

「光文社ペーパーバックシリーズから英語がなくならないかなー」と思っていたものの、前2作がネタ的にピンと来なかった私には嬉しい1冊です。


◆本書の第1章の最初にこうあります。

今後、ビジネスマンとして社内で出世し、社長にまで上り詰めることができるかどうかは「書く能力」に依存します。あるいは会社を飛び出して独立し、知的労働者として年収3000万円以上を稼げるかどうかも「書く能力」に依存します。これが私の大胆不敵な説です。

果たしてその内容は(汗)?


【目次】

第1章 稼ぎが「書く能力」に左右される時代
 Web2.0時代がもたらす「書き言葉の革新」
 「書き残す能力」が身を守る ほか

第2章 金の卵は「文章力」ではなく「情報処理能力」
 イササカ先生と大前研一氏の「書く」は違う
 「中身のないプレゼン資料」を反面教師にする ほか

第3章 「書く能力」は日々の仕事で十分鍛えられる
 ドキュメント作成に求められる能力は共通している
 リンカーンの演説が教えるシンプル路線の有効 ほか

第4章 「パワポ派」が陥る罠
 伝わらないパワポプレゼンの3大要件とは?
 パワポ資料は「見た目が9割 ほか

第5章 「ワンペーパー」は最強のプレゼン資料
 ワンペーパー・プレ企画書で鍛えられる能力とは?
 図は10秒、文章は1分、ワンペーパーは30秒 ほか

第6章 「書く能力」を向上させるための「情報処理技術」
 「調査能力」を高める訓練
 相手のニーズを調査するためのノウハウ ほか

第7章 イササカ先生を目指さないビジネスマンにとって、「書く」ことはまったく難しくない
 できる人は「楽しくないが不快でない」文章を書く
 文章には5つの階層があることをまず認識せよ ほか


【気になった点と感想】

■練られた企画・プロジェクトの3つの条件

1.企画の背景分析(「昨今の〜」)

2.企画の具体的な中身(「そこで、次のような企画を〜」)

3.今後の見込み(「この企画が採用された場合〜」)

「論理的に書く」というのは、この3つの柱からなる構成に従って、それぞれ必要な情報を配置するということ


■ビジネスマンに必要なのは「情報処理能力」

「情報処理能力」は次の5つに分解できる

「調査能力」「分析能力」「取捨選択能力」「整理能力」「創造力」


■「ワンペーパー」は最強のプレゼン資料

●ビジネスマンが作る3つのドキュメント

1.パワーポイント(パワポ)で作られた企画書

2.ワープロで作られた1枚(長くても2枚)の簡単な企画書(プレ企画書)

3.企業の企画部などが作る数百枚にもおよぶ本格的な企画書(=報告書)


⇒共通点は「論理的に書く」ということ

⇒プレ企画書(=ワンペーパー)の作成が、もっとも情報処理能力のトレーニングになる


■「情報のハコ」を作る

1.企画を構成する3つの柱を作る

2.3つの柱をそれぞれ3つの中項目に分ける(ワンペーパーであればコレで十分)

3.中項目をさらに3つの小項目に分ける

4.小項目をさらに3つの最小項目に分ける


⇒「書けない」のは文章力の問題ではなく、必要な情報を十分調査していない可能性が強い


■うまく書くためのノウハウ

⇒「情報+具体例」という組み合わせ

⇒文章は短く

⇒「体言止め」でリズム感を出す

⇒「」(カッコ)を使って長い文章も読みやすく


【読後の感想など】

◆読む前は「文章読本」かと思い、すぐに「稼ぎ系」なのかと思ったものの、読んでいくと実は「スキルアップ系」だったのかな、というのが率直な感想です。

多分、テーマとしては元々そういうものだったのを、ムリに(?)稼ぎ系に持っていったという気がしないでもなく。

ちなみに第1章で

「稼ぎ」(以下、本書では「出世」も含めて「稼ぎ」の増やし方という観点で書いていきます)

とあるので、やはり「稼ぎ」は後付けのヨカン(笑)。

「文章」で「稼ぐ」というと、どうしてもセールスコピーや、キャッチコピーのことをイメージしてしまう私は、すでにそっち方面にどっぷり浸かってます(笑)。


◆内容的には、「ビジネスマンのスキルアップのための文章術」としては真っ当かと。

ただ「目からウロコ」を求める御仁には、正直ビミョウですが。

会社で企画書を作る必要がある方は、目を通された方が良いかもしれません。

・・・ただし自分が本業で企画書書かないんで、説得力なし(涙)。


【トラックバックさせて頂いたブログ】

「「劇的ワンペーパー」 中野雅至」@成功者になるための!!オンライン図書館


【編集後記】

◆知らぬまに、セカンドライフのガイドブックが出ていました。



・・・コレを読めば、セカンドライフ内で逃げ惑わなくていいのか(汗)?


【お知らせ】

◆昨夜ヨメに「家帰ってもパソコン向かってばかり!」と怒られてしまったので、ご訪問が遅れることをお詫び申し上げます・・・(汗)。

というか、今後家でパソコンやるのが難しくなりそうなヨカン(涙)。

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Posted by smoothfoxxx at 07:08
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まずは1枚でまとめる(劇的ワンペーパー)【創造マラソン】at 2007年04月05日 08:52
一枚で語る技術 劇的ワンペーパー Only-One-Paper Magic中...
劇的ワンペーパー Only-One-Paper Magic 中野 雅至著【読書による経験価値】at 2007年06月09日 20:26
この記事へのコメント
smoothさんこんにちは。奥様におこられてしまったのですね。最近の記事はネタが充実してますもんね。プレリサーチでも時間とられますよね。私は大丈夫か!
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年03月29日 07:45
smoothさん、こんにちは!

そういえば、私も、嫁さんに怒られ、家でブログをやるのを原則禁止にしました。
ところが、最近、難しそうな顔で何やってると思ったら、ゲームなんだ、とあきれられ。
挙句の果ては、そのゲームが原因で、クラッシュするという大惨事に(苦笑)。
でも、
ゲーム用に一台買ってしまいました。

Posted by ニタ@教えて会計 at 2007年03月29日 07:49
smoothさん、こんにちは。

>「家帰ってもパソコン向かってばかり!」
私も以前は良く言われてました。

でも最近は家で仕事しているのもあってか何も言われなくなったような気がします。
ソレはそれで、メリハリなくなったってことかな(^-^;
Posted by たなか@心レベル at 2007年03月29日 08:30
smoothさん、こんにちは。

私も家では似たような状況です。
もっぱら早起きで対応中。


Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年03月29日 09:49
こんにちは。

ちょうど、本書をわたしも今読んでます。

わかりやすいかなと思います。
論文の書き方のような感じですね。

Posted by 独立起業家:こばやし at 2007年03月29日 11:49
こんにちは!

出版社に言われて、
渋々「稼ぎ」系に
させられたんでしょうかね〜。

だったら、心中お察し
致します。(^^)

まあ、良くあることなんですけど。
Posted by ヨシザワ@手ガネ経営 at 2007年03月29日 12:08
セカンドライフの本がもうでてるんですか。

奥さんに怒られてしまったんですか^^;
家庭ととのバランス大事にしてくださいね。

応援クリック!ぽちっ

Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年03月29日 15:23
こんばんわ、smoothさん。

 企画書の書籍は数冊目に通していましたがこのように技術系は余り読んだことがないので書店に立ち寄った時にはチェックします。

 読むのはもっぱら、企画法や発想法などのマインド系ですので。

 いつも、良書を教えて頂きましてありがとうございます。
Posted by doug at 2007年03月29日 18:36
本書はまだ読んでいませんが、「書く能力に依存する」というのは経験的にありですね。
セールスのトレーニングにも有効だと思っています。
Posted by マチスケ at 2007年03月29日 21:12
こんばんは。
私みたいに英語が苦手な人間は
強制的に英語が目に入るこのシリーズは
何気に気に入ってたりします。
もう少し英語ができるようになれば
きっとウザくなるでしょうけど。
とりあえず、情報+具体例は基本ですよね。
大事なことを再確認させてもらいました^^
Posted by シン@偽哲学者 at 2007年03月29日 21:25
smoothさん、こんばんは!

昨日買ったばっかりでした、この本^^;
「ワンペーパー」や「パワポ」などは参考にしたいところです…近いうちにしっかり読みます。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年03月29日 21:47
文章より家庭が優先・・・。
奥様に構って欲しいと言われるうちが花?
我が母はできるだけ父を避けたいのようなことをたまに言っております(涙)
昔はラブラブだったはずなのですが。

コメントなくとも大丈夫ですので、ご家庭優先でお願いしまーす。
Posted by ビルダーナース at 2007年03月29日 22:20
smoothさん、こんばんは。


私も企画書なんぞ書く機会はほとんどないのですが、パワポが使えないことを引け目に感じている自分を励ましてくれそうな1冊ですね?


コメントで頂いたアドバイスありがとうございます。
今週中に何か画像を登録してみます!


Posted by 決断コーチ at 2007年03月30日 00:17
smoothさん、こんにちは。この本、アマゾンで注文中です。私の読みたい情報が満載のようですね。到着が楽しみです。
Posted by パピヨン土方:ビジネス洋書を1分で読む@最先端ビジネス情報! at 2007年03月30日 06:23
おはようございます。

私が紹介した日垣さんもそうですが、「書き手」がノウハウ紹介する本は、ここんとこまた増えている感じですね。

でも、
・パターンにはめろ
・「稼げるようになる」

というようなテーマやトーンは割と同じ。

光文社の本は面白いんですが、英語は確かに不要。。でも、無意識で英語を読み飛ばせるようになった自分もすごい(笑)


Posted by タツ at 2007年03月30日 09:13
文章で稼ぐという感じは、組織の中にいる人はよく持つかもしれません。
社内で情報共有した時、あまり情報共有のうまくない上司より、上手に報告や情報発信をしてる部下のほうが
はためには仕事ができるように見えてしまう
「書く力下克上」かと。
あ、それから検索の件、◯◯◯◯に入っていた文字は、「オール電化」でした。
>今後家でパソコンやるのが難しくなりそうなヨカン(涙)。
どうぞ、お嫁ちゃんのお相手をしてさしあげてくださいね。
Posted by meg at 2007年03月30日 10:10