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2007年03月24日

「ブログ炎上」伊地知晋一


ブログ炎上 ~Web2.0時代のリスクとチャンス
アスキー
伊地知 晋一(著)
発売日:2007-03-15
おすすめ度:3.0



人気blogランキング応援クリックありがとうございます!


【はじめに】

◆おはようございます、smoothデス。

今日お届けするのは、昨今マスメディア等でよく拝見する、伊地知晋一さんの最新作。

伊地知さんについては、アマゾンの著者説明にはこのような説明が。

元ライブドア メディア事業部 執行役員上級副社長。ライブドア時代に50を超えるネットサービスを立ち上げる。現在ゼロスタートコミュニケーションズ取締役としてオーディションサイト「Posh Me」などを展開中。

個人的には、ご本人を良く知る方からも「伊地知さんはスゴイ」と聞かされていて、密かにチェックしておりました。


◆しかも本書のテーマは、私たちブロガーには他人事ではない「ブログ炎上」について。

これは読まないわけには参りません(汗)!


【目次】

第1章 炎上とは何か?
 ブログ炎上とは何か?
 ブログ炎上の種類
 コラム1 「炎上」という言葉はどこからきたか?

第2章 事例で見る炎上の種類
 企業によるやらせ系ブログの炎上~第3者を装う企業ブログ~
 不謹慎な発言が原因でブログが炎上~ネット上での発言を軽視~
 炎上の見事な鎮火例~批判を正面から受け、ピンチをチャンスに~
 コラム2 ブログ炎上はいつ誕生したか? ほか

第3章 炎上の論理
 なぜ炎上するのか?
 コラム3 海外での炎上事例

第4章 炎上対談
 炎上対談1「ブログ炎上と政治」 長島昭久衆議院議員 vs 伊地知晋一
 炎上対談2「ブログ炎上とジャーナリズム」 ジャーナリスト 佐々木俊尚氏 vs 伊地知晋一
 炎上対談3「ブログとネットの空気」「切込隊長」山本一郎氏vs伊地知晋一
 コラム4 炎上しているブログを見つける

第5章 炎上が表す世論
 炎上が表す世論~コメントで見える世論の分け目~
 炎上とネットデモクラシー~新しい民主主義が始まる~


【気になった点など】

■史上最大のブログ炎上

⇒ライブドアに東京地検特捜部の家宅捜査が入った後の、「ライブドア社長ブログ」(閉鎖)

⇒コメントが1万超殺到し、受付停止


■ブログ炎上の種類

●企業によるやらせ系

⇒新しいウォークマンの利用者のブログをソニーが紹介・・・「やらせ」とバレて全焼し、3日で閉鎖

⇒口コミマーケティングを担当した女子大生のブログのURLが2ちゃんねるで掲載され炎上するも、結局鎮火

●不用意な発言系

⇒未成年の大学生が、自分が飲酒運転をしたことをSNS内の日記に書き込みし、炎上、問題となったため、大学が記者会見を行う

⇒評論家の池内ひろ美さんが、ブログで期間工を揶揄するような発言をし反感を買う

⇒さらに自己正当化するようなコメントをしたため、炎上


■注意点

⇒パソコンに向かってブログやSNSで日記を書いていると、その向知らない人達がいることを忘れがち

⇒ネットに掲載することは公に発表することでもあるので、悪口を書けば、書かれた人も見ている可能性が高いと考えた方が正しい


■炎上の鎮火例

⇒民主党の長島昭久氏が自身のブログ「翔ぶが如く」で、「ライブドア送金指示メール事件」の際、「根拠無く強気な発言」をしたことにより、炎上

⇒すぐに自らの過ちを認め、謝罪と説明に関する記事を投稿し、押し寄せたコメントに対しても真摯な対応を行い、見事に鎮火(批判を正面から受け止め鎮火した稀有な例)


オーマイニュースの2つの炎上事例

●鳥越編集長の「2ちゃんはゴミ」発言 ⇒ 批判集中型

●個別の記事にコメントが大量発生 ⇒ 議論過熱型

★共通点 ⇒ 批判的なコメントを書く行為を「荒らし行為」として、ひとくくりにみなしていた


■伊地知氏との対談より

長島昭久氏

「率直に言って、僕はブログで大怪我をしました。ですけど、炎上したときに本当に光るコメントが入ってきました。情報はプッシュしないと入ってこないと思うんです。ただアンテナを立てて待っているだけでは情報は入ってこない。そういう意味では、情報にしろ有権者の皆さんの民意にしろ、プッシュするツールとしては、ブログというのは一番アクティブなものあと思いますね。」


佐々木俊尚氏

「スルー力のある人がネットの有段者なんです。オーマイニュースの人たちは、やっぱりスルー力が低いんですよ。たとえば、2ちゃんねるの『電車男』。あれは膨大なスレッドが20も30もあって、その中から1%ぐらいに凝縮して取り出しているわけです。99%の罵倒している部分ばかり見ちゃうと、"なんか『電車男』って荒れ果てたスレだよね"で終わっちゃうけど」


山本一郎氏

「ルーキーがトラブるのは当たり前で、そのとき炎上させられた側は恥ずかしいだろうし、悩むだろうけど、『そんなものは我々がパソ通の時代から営々と続いてきた問題じゃないか』と言いたいです(笑)。ノウハウとして確立しているインターネット上の作法もどんどん変わっていくので、新しい作法をその時代とかツールの内容に応じて改変していくのが必要かなとは思いますけどね」


【読後の感想など】

◆なかなか考えさせられるところが多かったです。

このブログではまだ幸いにも炎上になったことはありませんが、扱う話題によっては、簡単に火が着いちゃうとか。

上記で挙げたような反社会的行為は当然としても、他にも世論を2分しているような「微妙な話題」というのも危ないそうです。

特に今は、はてなブックマークのような一種のまな板があるわけですから、その上に乗せられれば、火の回りもそれだけ速くなるというもの(汗)。

くわばらくわばら


◆なお、炎上は必ずしも悪いことばかりではなく、上記の長島昭久さんのブログは、炎上事件前は、アクセスが1日200〜300だったものが、現在は1000を超えているとか。

ハッ!これはユニーク1000のヒントか(汗)?←ウソウソ(笑)

ただし実際には、これはかなりの「ハイリスク・ハイリターン」というか、高い確率で「ノーリターン」の予感(汗)。

「もし炎上したら」長島さんの「真摯に対応する」やり方は有効かもしれませんが、自ら炎上させるようなやり方は絶対にオススメできません(汗)。


◆一方、対談では、佐々木さん、山本さんが非常に含蓄のある発言をされています。

二人ともネットとリアルの両方で作品を発表しているだけあって、さすがに深い(汗)。

立ち読みされるなら、まずここをオススメします(笑)。←オイ(笑)!


◆対談では相手に感化された(?)伊地知さんからも鋭い発言が。

特に「ブログのコメントにレイティング(評価)機能を付ける」という考えは、なかなかいいところを突いているな、と思います。

ただ、そんな風になってしまうと、ますますコメント回りに時間がかかる可能性が(笑)。

まぁ、「記事自体のレイティング」される方がもっとコワイですけどね(笑)。


【編集後記】

◆久々にヨメのイラストを。

ムスメイラスト






・・・元気だそうです(笑)。

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Posted by smoothfoxxx at 09:39
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smoothさんのブログで取り上げられていた1冊。自分のブログを炎上させないことも大切ですが、それに合わせて炎上から学べることにも注意しながら読んでみました。 炎上とその対応 批...
炎上から学ぶ事(ブログ炎上)【創造マラソン】at 2007年05月08日 09:20
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは。

身につまされるネタですね。

>口コミマーケティングを担当した女子大生のブログ
>評論家の池内ひろ美さん
この2つは実際に見に行ったので、
ひどい炎上ぶりを実感しました。

真っ当にブログを書いていれば
あまり問題ないとは言え、
読み手のことも考えつつ書くことを
心がけたいですね。
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年03月24日 09:58
こんにちは。

炎上しても、がんばるという心積もりでいるほうが、アクセスは増えるかもしれませんね。

わたしには、そんな度胸はないですけど(笑)。
Posted by 独立起業家:こばやし at 2007年03月24日 10:36
こんにちは、smoothさん。

ブログが炎上してしまうと本当に
すごいことなってしまうらしいですね。

でも、意図しないことを演出(?)して
続けていれば仕方のないことかもしれません。
Posted by doug at 2007年03月24日 12:06
smoothさんこんにちは。炎上は恐いですよね。私もきをつけないと。露出されてツッコミ要素があると危ないですよね。
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年03月24日 12:14
伊地知さんには、
第一回のブロガーサミットで
お会いしました。

ライブドア騒動の直後で
一生懸命建て直しを
考えて活動していたというか。

おやめになった後も、
やっぱりすごい人なんですね。

Posted by ヨシザワ@手ガネ経営 at 2007年03月24日 13:49
こんにちは。
記事でだいたいの内容がわかった気がします。
あまりブログ炎上なんて自体は想像したことないですが
それはそれで面白いのかもですね。
いつもながら刺激的な情報を感謝ですm(__)m
Posted by シン@偽哲学者 at 2007年03月24日 16:25
日記の向うに知らない人がいる事、
ついつい忘れがちですよね。
自分と常連さんの小さな世界のつもりで
書いてしまいます。
気をつけよう。
Posted by hanta at 2007年03月24日 17:08
炎上するほどユーザー数は上がりませんが、気をつけないといけないですね。
かと言って気にしすぎても言いたいことがいえなくなりそうです。。。

それにしてもこのイラストレーターさんのイラストの方が怖いかもぉ。
よく見るイラストですが、いつもながら目が釘付けになるイラストです。
最後は奥様のイラストでホッとさせていただきました。
Posted by ビルダーナース at 2007年03月24日 17:32
smoothさん、こんばんは!

炎上してしまっているブログを見かけることは何度かありますが、幸い自分の炎上は避けております。

>まぁ、「記事自体のレイティング」される方がもっとコワイですけどね(笑)。

…本日、あえてそんな機能を導入した次第です(笑)。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年03月24日 18:37
この本の表紙の絵
インパクトありますよね^^;

ブログが炎上って大変なことですよね。

そうなるまでいろいろと原因があるんでしょうが。

応援クリック!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年03月24日 19:17
こんにちは。

ブログ炎上、大変ですよね。

「書き込んでくる匿名のクレーマー」ども、なんて扱うと、火に油を注ぎますね(笑)

Posted by タツ at 2007年03月24日 23:23
伊地知氏はメディアで見る限り、バランス感覚もよい感じですね〜。
ネットというのはいつもどこかにリスクを伴うと考えて使うべきなのでしょうね。

イラスト、いい感じです。
園との連絡帳、懐かしい〜〜。私は文字ばっかりでしたがこういうのは先生も楽しみなことでしょう。

Posted by meg at 2007年03月25日 16:39