スポンサーリンク

2007年03月17日

「ブランドビジネス」高橋克典





人気blogランキング応援クリックありがとうございます!


【はじめに】

◆おはようございます、smoothデス。

今日ご紹介するのは、モロに「ブランドビジネス」のご本(ってタイトルそのまんま(笑))。

著者は高橋克典サン・・・って、ネットで探してもみんなこっちの高橋克典さんばかりなんですが(汗)。

何でも、本書の著者のほうの高橋克典さん(笑)は、今度カッシーナ・イクスシー社長さんに成られるようですね(3月28日ってもうすぐですよ)。


◆さて。

従来、ブランド関係のビジネス書というと、スタバやナイキのマーケティングやら、ブランディング、もしくは、GAPやワールド等のアパレル企業のブランド戦略が主でした。

その点、この高橋克典さんは、「欧州ファッションブランドの日本市場におけるマーケティングとコンサルティング活動」を行ってきただけあって、ビジネス書以外の概念(俗に言うファッションブランド等)での「ブランドビジネス」を熟知してらっしゃいます。

ただ本書はもうちょっと幅広い内容が。

ファッションビジネスでブランディングにたずさわっている方だけでなく、まったく別の業界にいるけれどブランドについて参考にしたい方、あるいはこれからブランドをつくってみようかな、と考えている方にも興味を持って読んでいただけると思う。(「はじめに」より)

当てはまる方は今すぐチェック(笑)!


【目次】

序 そもそもブランドとは何か?
1. 日本人はなぜ、ブランド大好きなのか
2. ファッションブランドビジネスの裏側
3. ブランドはこうして誕生する
4. ブランドを育てる環境
5. ブランドづくりに成功した人たち
6. ブランドづくりに失敗する人
7. ブランドの衰退と再生



【気になった点など】

■ブランドとは何か?

⇒ブランドではない似たような商品とは違う特別な"香り"を発していて、それを消費者が嗅ぎ分ける

⇒独特の"香り"を人から人へ伝えていくという意味でメディア(媒体)でもある

⇒「ブランド」と「老舗」とは違う(「ブランド」は有名である)

⇒ブランドというものは"永続性"を持っているべき(消費者の安心感を与える)


■日本人がブランド好きの理由

⇒団塊ジュニアたちは他人と同じ身なりや行動することに居心地の良さを感じる

⇒欧州の人は、自分の社会的階級にそぐわない品物を持つことに決まり悪さを感じるが、日本人は違う

「清潔」(ハイクラスの人は車で移動するので関係ないが、パリでもは街中が汚い)と「安全」(パリでは5つのホテルのチェックインの間でもバッグが盗まれたりする)


■日本におけるヒットブランドの公式

「有名」+「ベンチマーク」(例:バーバリーチェック)+「それなりのプレステージ」+「定番商品」+「ある程度リーズナブルな値段」 = 「ヒットブランド」


■日本のファッションブランドの問題

⇒アパレル産業が、委託消化(百貨店に場所を借りてアパレルメーカーが商売をする方法で、アパレルメーカーは売れた分しか百貨店に家賃を払わない代わりに、店員もアパレルメーカー)という慣習に守られてきたからでは?

"Look Global, but act local"


■ブランドをつくる

⇒もっとも大切なのは「コンセプト」

⇒コンセプトは目には見えないが、言葉で表せなければならない

⇒コンセプトづくりのさいには、「顧客のことはいっさい考えてはいけない」(それを考えるのは販売の時点でいい)


■小売で成功するには、販売スタッフがキモ

⇒社長の代わりは見つかるが、顧客を大勢持っている店長はかけがいのない企業財産

⇒販売スタッフには販売以外の企業戦略の知識を授ける


■個人がブランドになる5ヵ条

1.つねに自分の意見を持ち、発表する(差別化)

2.思考力を身につける(改革マインド)

3.つねに新しい提案をする(創造力)

4.部下やスタッフにもブランドになってもらう(成長性)

5.幸せに生きる(ハッピネス)


【読後の感想など】

◆タイトルだけ見てアマゾンアタックかけたら、ファッションブランド話が満載でした(笑)。

いや、マジでブランド品って持ってないんですよ、ワタクシ(汗)。

まぁ、男性ですから、時計とカバンくらいしか持ちようがないんですけど。


◆そう言えば昔、父が、知人の海外旅行のお土産としてもらったアルマーニのマフラーを、私にくれたことがありました。

私好みので、そこは良かったのですが、カシミアでもなく普通のウールのマフラー(汗)。

はたから見たら、「アルマーニだから着用しているんだろ」と言われかねない一品だったので、縫い付けてあるアルマーニのタグを取ろうとしたら、父に「もったいないから返せ」と言われました(笑)。

「いいじゃん、くれたんだし(怒)」


◆ちなみに海外の有名ブランドを使ったビジネスには、日本法人を設立するだけでなく、「ライセンス契約で商品を生産する」という手もあります。

本書ではそんなライセンス契約にまつわるトラブルの実話等も満載で、こういうビジネスを手がけてみたい方には、大変参考になるかと。


◆いやね、思うんですよ。

ムスメの着ているキャラクターが付いた洋服、似たような無地のものに比べて、何でこんなに高いんだろうって(笑)。

一番オイシイ商売って、やはりこの辺なのではないでしょうか(笑)?


◆あと、全く広告を打っていないファッションブランドとして有名(?)な、ZARA(ザラ)が載っていました。

このブランドを運営しているスペインのインデックス社は、トヨタの看板方式をアパレルに取り入れた、SPA(Speciality store retailer of Private label Apparel)の代表格。

六本木ヒルズと渋谷にお店があるので、お近くにお寄りの際は覗いてみるのも良いかもしれません。

デートの最中に「ここやってるインデックスっていうのは、企画、生産、物流、販売を自社内で完結している唯一の企業なんだぜ!」って、女性がそんなこと聞いて喜ぶかっつーの(涙)。


ブランドビジネスに興味のある方なら手に取るべし!




【編集後記】

◆今夜、ヨメが「ママ友仲間と飲みにいく」ということで、ムスメの寝かしつけ担当を任されました(汗)。

寝るときだけはヨメでないとイヤがるムスメなので、ちょっと心配デス・・・。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「ブランディング」へ

この記事のカテゴリー:「マーケティング」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
Posted by smoothfoxxx at 09:26
Comments(12)TrackBack(0)ブランディングこのエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録

スポンサーリンク




この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/smoothfoxxx/50931856
この記事へのコメント
こんにちは。

わたしも、いわゆるブランド品は、持っていません。
でも、ブランドをつくることには、興味があります。

なので、こういう話は、おもしろいですね。
Posted by 独立起業家:こばやし at 2007年03月17日 10:11
おはようございます。
かなり興味のある本ですね。
今はどんなビジネスでもブランドやコンセプトがポイントですから。

以前、ZARAのビジネスモデルをだいぶ調べました。
トヨタ式経営を取り入れていますね。

Posted by 藤間IM at 2007年03月17日 10:38
smoothさんこんにちは。
鞘取りできることが確定すれば、
ぼろい商売かもしれませんね。

日本マーケットはブランドで勝てるマーケットなんですよね。

しかしライセンスの取得が実は難しいとか・・・
Posted by 週末起業サラリーマン・・・hikaru at 2007年03月17日 12:52
高橋克典さん同姓同名なんですね^^;
芸能人のほうが目立ちますよね。

キャラクターがついてるだけで
高額になるってほんとすごいことですよね^^;
ブランド力ですよね。

応援クリック!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年03月17日 14:30
smoothさん、こんにちは!
自分をブランド化しろ!と少し前はよく聞きました。
と思っていたら
> 個人がブランドになる5ヵ条
ちゃんと扱われているんですね。親切です。
Posted by 手文庫 at 2007年03月17日 14:31
こんにちは

今までは無頓着でしたが
私・・

今・・ブランディングという言葉に凄く感します

なかなかうまく行きませんが
必死にやってます・・
参考にさせていただきます

ありがとう
Posted by ナニワのメンター at 2007年03月17日 14:57
こんにちは。
高橋克典で「まじで?」って思いましたがやはり別人ですよね。
この手のビジネス書はあまり読んだことないですが
5ヶ条を見る限り以前読んだのと似てる感じですね。
勉強になりました。
Posted by シン@偽哲学者 at 2007年03月17日 16:33
smoothさん、こんばんは
>「ブランド」と「老舗」とは違う
しょっぱなからきましたね。
ここを押さえておかないといけませんよね。
ブランディングって奥が深いですよ。
Posted by マチスケ at 2007年03月17日 19:19
今日の一冊はブランドを目指すわたしと
しては読まないわけにいきません。
早速オーダーしてしまいましたよ。

スペインで暮らす知人が、ブランドに目のない日本人を見て「ヴィトンを持ったら
割り勘なんかするな!」と怒っておりました。
ヨーロッパの人はこの辺がスマートですよね。
猫も杓子もブランド・・・ではないです。
Posted by hanta at 2007年03月17日 22:56
smoothさんこんばんは。
私もお名前を拝見してびっくりした一人デス。

突然ですが
今日私のアップした記事は
舛田先生の本のご紹介でした。
タグに「舛田光洋」と先生のお名前を入れまして、クリックしましたら
smoothサンの記事が♪
ソクアクセスしましたが携帯電話からだからでしょうか、表示されませんでしたぁ(T_T)
お忙しいところ大変恐れ入りますが
記事をアップなさった月日をお教え戴けましたら
非常に幸運デス。
ご検討宜しくお願い致します<(_ _)>
Posted by 瑠璃 at 2007年03月18日 00:08
こんにちは。
カッシーナの---そうなんですか。
欧米のブランド論を扱うのは翻訳本が多いことを思えば、これは興味深いです。

お嬢さん、すんなり寝てくださるといいですね。
がんばらずに、がんばってください☆
Posted by meg at 2007年03月18日 17:40
カッシーナは素敵ですよねぇ。
でも高くて買えません(涙)
カッシーナも廉価ブランドを出すと言う話を聞きましたので、そちらに期待していまーす。
ZARAはあまり品質が良くない気が・・・。
デザインは良いですけどねぇ。
ユニクロとか無印の方が品質が良いと思われます。
Posted by ビルダーナース at 2007年03月18日 18:37