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2007年03月09日

「親より稼ぐネオニート」今 一生




人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!


【はじめに】

◆おはようございます、smoothデス。

今日お届けするのは、先日の記事、『扶桑社新書、創刊』で予告したとおり、まとめてアマゾンアタックかけた中の一冊。

著者の今 一生さんは、『下流上等―キレない子が病む格差教育』『大人が子どもを壊すとき』といった、ニートや若者に焦点を当てた書籍を数多く執筆されています。

本書では、生き方は、ニート(Not in Education, Employment or Training)でありながら、ネットビジネスやゲストハウス運営で成功をを収めている若者にインタビューを行い、「ネオニート」という生き方を検証。

巻末の三浦展氏、門倉貴史氏との対談も、なかなかの読み応えです!


【目次】

第1章 「ネオニート」の誕生〜「就職氷河期」世代のサバイバー
 ■「ネオニート」とは何か
 ■個人投資家ブームの裏側で ほか

第2章 ルポ「雇われる」を捨てたら、親より稼げた!〜ネットビジネス編
 ■ヲタク出身の素人童貞が1年半で月収300万円
 ■1年で年収1000万を超えた元フリーター ほか

第3章 ルポ「雇われる」を捨てたら、親より稼げた!〜ゲストハウス運営編
 ■ゲストハウスなら家賃収入も夢じゃない
 ■脱サラ3年で家賃収入とコンサルティング ほか

第4章 ネオニートの労働感〜『エヴァ』世代は自分を愛せる仕事を求める
 ■「下流」の自覚から始めよう
 ■「みんなと同じ」を嫌がる下流層 ほか

第5章 座談会 三浦 展×門倉貴史×今 一生



【気になった点など】

■ネオニートのネットビジネスの成功者たち

「メルマガとブログは、『人との出会い』や『自分の想いを伝えたい』というほうが強いです。これは私にとって非常に重要なものです」矢代竜也さん

「よく数ヶ月で辞めてしまう人が『アフィリエイトじゃもうからない』と言いますが、続けてみることですよ。アフィリエイトは前月より報酬がアップしたかどうかも数字に表れるので、努力が報われた気になれますから」"音楽家"さん

「私の管理するサイトでの稼ぎ頭は1日にアクセスは200前後ですが、アクセスの多さとアフィリエイトで稼いでくれるサイトは完全には比例しないようです。話題の情報、解決したい困ったこと、便利なこと(まとめられている・比較できる・オススメがわかるなど)がニーズのある(=人気のある)サイトだと思います。そうして、更新しなくても、稼げるサイトを作っているので、今ではほとんど更新しなくても稼げます。だけど初めは更新頻度は高いほうがいいと思います」バンガードめぐみさん


ゲストハウス運営という選択

「経営であることに変わりないはないので、簿記・会計関係がわかっているのにこしたことはないですね。宅建もあればよし。僕も受験する予定です。
     (中略)
 ただし、一番大切なのは、通常の管理の妙です。これは資格や勉強では習得できないと思います。(後略)」高橋圭一さん
   
「お給料のほとんどを生活費に使ってしまっては内面を磨く余裕がありません。そのために生活費を少しでも安く、しかも安全に生活できればキャリアアップにお金を使えます。そして社会でもっと活躍できる女性がこの世の中に増えるはずです。
お母さん候補の若い女性が自分に自身をもつことができれば、子供が犠牲になる悲しい事件も減るはずです。女性がハッピーなら子供達がハッピーな世の中がくると信じて女性のキャリアアップを応援します。」
水谷紀枝さん

⇒ゲストハウスに興味を持たれた方は、本書の著者の今さんが、こういう本も出してますのでどうぞ。

ゲストハウスに住もう!―TOKYO非定住生活
晶文社
今 一生(著)
発売日:2004-12
おすすめ度:5.0


■稼ぎのヒント

⇒家庭教師のバイトをしようとしたら、四大生しか仕事の口がなかった当時短大生の江村林香さんは、「偏差値40以下の子を高校に入れます」と貼り紙し、売れっ子家庭教師に。

「90点の子に100点を取らせるのは大変。でも0点の子を10点にするのは簡単だし、私にもできると思った」


⇒ブログ程度の簡単なホームページを作れるなら、高齢者の集まる場所を町内に探し、パソコンの操作指南からホームページ制作代行までを出張して行うサービスをする


■ダメ元で売り込む

⇒フリーター時代、自分が町で撮った写真を貼り付けた若者調査の資料に「東京ストリートファイル」って名前をつけてカラーコピーして3万円で企業に売ったら、20部売れた(三浦展さん)

⇒ライター志願者からのメールに「書きたい雑誌の編集部にアポって行け」と出したところ、ちゃんと試みた人は全員ライターになっている(今 一生さん)

⇒(自分は)原稿も書き上げていないのに、A4サイズ2枚の新刊企画書を色々な出版社に見せて、次々に本を出している(  〃  )


【読後の感想など】

◆なかなか面白いタッチの本でした。

通常新書でこの手のテーマを扱うと、ひたすら社会情勢や時流の分析もしくはインタビューの相手の内面を掘り下げることが多いような気がするのですが、本書の場合、「稼ぎの秘訣」のようなものにまで言及しています。

もちろん、それぞれの方が本なり商材等を出していれば、それに準ずる形にせざるを得ないので、独自の視点というところまではなかなか行かないと思いますが、それでも全くこの手のビジネスをやったことがない人にとっては、最初の一歩となる可能性はあるかと。


◆現に私の場合、「ゲストハウス」というモノ自体、今まで知りませんでした。

同じように、私より年上の人で、今までネットビジネス(特にアフィリエイト等)について知らなかった人は、本書がきっかけで始める可能性も(笑)。

もっとも、全く知識がない人にとっては、上でポイントとしてあげた点についても、意味するところはよくわからないでしょうけど(汗)。

 
◆実は本書は、目次にもある『エヴァ世代』に対する、今さんの応援歌的な側面もあります。

自分が下流であった場合、どのような形で社会に認めてもらうか。

その手段としてネオニート的な生き方、稼ぎ方がある、ということですね。


◆ただし、『エヴァ世代』であろうがなかろうが、アフィリエイトにしろゲストハウスにしろ、「楽して儲かる」ものではありません。

この辺のところを勘違いする方が出てこないといいのですが。


◆ところで、本書でいう「ニート」(NEET)と、松原みきの「ニートな午後3時」の「ニート」(NEAT)とはスペルも意味も違いますから(笑)。

ニート (曖昧さ回避)

ニート(neat)は、 華美に過ぎず、シンプルで洗練された趣味の良い状態や雰囲気、若しくは服装や着こなしを指すファッション用語の一つ。日本語としての対語はデコラティブ(decorative)若しくはダーティー(dirty)。ダイアン・キートン(Diane Keatonn)とウディ・アレン(Woody Allen)による1977年に制作された映画『アニー・ホール(Annie Hall)』でAnnieが劇中で「ステキ」や「ナイス」と同義で11回用いる。その後、日本の化粧品メーカー大手の資生堂の1981年春のキャンペーンソングとして、作詞:三浦徳子・作曲:小田裕一郎・歌手: 松原みきの『ニートな午後3時』が用いられ彩度の低い渋めの色のニートカラーと共に使われるようになった。
(Wikipediaより)

・・・って、松原みきの歌を知ってる人の方が少ないですか(笑)。


【トラックバックさせて頂いたブログ】

『「親より稼ぐネオニート@今 一生 」@フォトリーディング@Luckyになる読書道』さん


【編集後記】

週刊文春BUSINESSなるものを購入いたしました。



お目当ては、『東大現役合格生のとにかく美しいノート100冊』

・・・確かに私のとは違う(汗)。


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Posted by smoothfoxxx at 07:12
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今 一生さんの「親より稼ぐネオニート」を フォトリーディング。 副題は、【「脱・雇用」時代の若者たち 】です。 親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち 今日もクリック感謝です
親より稼ぐネオニート@今 一生【フォトリーディング@Luckyになる読書道】at 2007年03月19日 23:21
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!

神田さんも、小学生の稼ぎが親を超える時代が来ると、小説で書いてました。
この辺が、情報ソースなんでしょうか。

まぁ、そこまで突き抜けた人ばかりではないでしょうから、
そうでない人にも、お役に立つ、何かを創りたいなぁと、妄想します(笑)。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2007年03月09日 08:44
smooth様おはようございます。
ネオニートですか、おぉ、新しい。
 (< そりゃあネオだもん)
ゲリラ的なところに、何とも共感が持てそうです。

Posted by meg at 2007年03月09日 09:13
smoothさんこんにちは。この本は私もチェックしていました。めざせネオニート!(汗
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年03月09日 09:26
smoothさん、こんにちは。

昨日、たまたま「サムシンググレート」という言葉で検索したところ、
今日smoothさんが紹介されていたバンガードめぐみさんのサイトにヒットしました。

今まで全然知らなかったのに、なんだかこんな偶然って面白いなぁと思いましたよ。
(^-^)


Posted by たなか@心レベル at 2007年03月09日 09:50
smoothさん、こんにちは。

私の紹介より全然深いですね。
さすがです。
「ゲストハウス」は私もこの本で読むまで
存在を知りませんでしたよ。

あとでトラバさせてもらいますね。
Posted by LuckyUS at 2007年03月09日 10:04
こんにちは。

ネオニートですか。

こういう人がこれからいろいろ出てきそうですね。

エヴァも、新しい劇場版が出てくるようですし。これはあまり関係ないですかね(笑)。
Posted by 独立起業家:こばやし at 2007年03月09日 11:00
こんにちは!

うちのお客さんも
「外国人向けのゲストハウス」
をやってましたけど、
まあ最後はすごいことに
なってましたね。

やっぱりちゃんと管理しないと。

ちなみに、私はフルスロットルで
働いてますけど、
未だに死んだオヤジより
稼げてません。(T T)


Posted by ヨシザワ@手ガネ経営 at 2007年03月09日 12:59
おもしろい切り口ですよね。

ネオニートってのも面白い表現ですしね。

応援クリック!ぽちっ


Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年03月09日 13:35
smoothさん、こんにちは(#^.^#)

“この辺のところを勘違いする方が出てこないといいのですが”

いや〜〜残念なことにい〜〜っぱいいるでしょうね(^_^;)

人間は思い込みからスタートする生き物ですから〜〜(笑)
Posted by かぐや姫 at 2007年03月09日 16:16
smoothさん、こんにちは!

ネオニート・・・これだけ仕事(?)をしているなら、そもそもニートじゃないような(笑)。

こういうのも一つの生き方なんですね〜。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年03月09日 16:56
こんばんは。
これちょっと気になってたんですよね。
私も半分ニートなので。
なかなか面白そうなので買いたい本リストに入れておきます。
情報感謝でありますm(__)m
ポチっとランキング応援しておきますね。

あと、前回コメントさせていただいた本は
値段が高いため購入は控えました(-_-;)
Posted by シン@偽哲学者 at 2007年03月09日 21:19
この親より稼ぐネオニートって題名が印象的でどんな本なんだろう?って思ってました。

内容もおもしろそうですね。

ゲストハウスって昔、英会話の教師などが
共同で住んでたような所を言うのかな?・・・と思いました。最近若者の間で流行ってるんですね。
へぇ〜って感じです(笑)
Posted by イヴォンヌ at 2007年03月09日 21:36
smoothさん、こんばんは!

扶桑社というだけでスルーしてしまいそうになる(大汗)色眼鏡の私ですが、このご紹介を見ていると、なかなか面白そうですね〜

食わず嫌いはイカンと反省しているのですが・・・

格差社会モノも意外と面白い本が多いですし、これもチェックしてみたいと思います。ありがとうございます!
Posted by プチファイ!@今日僕が学んだこと。 at 2007年03月09日 21:54
私も目指しているのはネオニートかも(笑)
もう企業に雇用してもらうのは飽きたです・・・
生活のためにしょうがないけど、いずれはフリーになりたいなぁ。
だからこの本すごく気になります。

Posted by ビルダーナース at 2007年03月09日 23:16
こんばんは。
おもしろい切り口の本ですね。
明日、本屋さんに行ってみようっと。

Posted by 藤間IM at 2007年03月10日 01:28
smoothさん、こんにちは!

この本先日偶然にも手に取った本でした。
ほんと切り口がおもしろいなぁと感じてぱらぱらってめくってたんです。

smoothさんところ読んだらもう一回ゆっくりみてこようと思いました。

Posted by tinotino at 2007年03月10日 17:02
smoothさん、こんばんは!
ネオニートとニートは全く別物なんでしょうか。ニートというものに抱いていたイメージとかなり違うような気がします。
Posted by 手文庫 at 2007年03月12日 00:22
こんにちは。

ここまでアクティブに動いている連中はなんんだか「ニート」という印象からずれているような。

どっちかというと松原美樹のほうでしょうかね?(笑)
Posted by タツ at 2007年03月13日 12:08