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2007年02月08日

「ヒット率99%の超理論」五味一男


ヒット率99%の超理論ヒット率99%の超理論


【はじめに】

◆おはようございます、smoothデス。

今日お届けするのは、最近では「エンタの神様」でもお馴染みの、日本テレビプロデューサー、五味一男さんの最新作。

この本、帯に書かれている「推薦」がスゴイんですよ。

折口雅博さん「この本の存在が、やがてあらゆるビジネスの脅威となる」

竹内謙礼さん「この理論は、ライバルに知られたくなかった」

果たしてその中身は(汗)?


【目次】

第一章 五味理論とは
第二章 五味式トレーニング


【気になった点など】

■五味理論とは?

「自分がやりたいことを優先させるのではなく、人びとが潜在的かつ普遍的に求めているものを、彼らの代弁者となり見つけ出し、提供する」

・・・ぶっちゃけこれが「本書の結論」です(笑)。


■ビジネスの世界ではクリエーターとヒットメーカーはなかなか両立しないもの

「作り手の思いが込められていることと、商品のヒットの間には、ほとんど関係がありません」


■2種類のマーケティング

「後付マーケティング」(従来のマーケティング)

「結果」をもとに既発の商品の評価を集計し、その結果をもとに商品をさらに改善していくといった作業のために用いられる

「先取りマーケティング」(メガヒットを生むのにはこちらが必要)

「大衆の心の奥底に眠っている「こんなものがあったらいいな」という欲求を、人びとが気づくよりも先に形にし、見せてあげること」


■先取りマーケティングのやり方

⇒まずは「コンセプト」を探す

⇒コンセプト探しは「人間の本能に根ざした最大公約数的な欲求」をいくつも挙げることから始める

⇒キモは、「ありそうでなかったもの」であること

「なさそうでなかったもの」は単に突飛なだけで、メガヒットを生むほどのニーズがない


■五味式トレーニング

◆ネタバレの問題もあるので、ちょっとだけ・・・。

『世の中の人びとが「不便」を感じていそうなモノやサービスを挙げてください。』

『1000万人の「窮屈」を解消する、新しいサービスを考えなさい。』

『航空会社の新しいサービスを考えなさい。』



【読後の感想など】

◆この本、ぶっちゃけかなり薄いデス。

しかも字、かなり大きいデス。

しかも太字多用してマス。


◆第二章の問題は、ある程度時間をかけて解いたのですが、それでも30分はかかりませんでした(汗)。

未読本が多いワタクシにはある意味ラッキー(笑)


◆その問題についても、回答を読んで「目からウロコ」のようなことはほとんどなかったのですが(笑)、きっとこれが、「ありそうでなかった」式の考え方なのかもしれません。

つまり、現時点では「そんなものかな?」程度の答えが実は後になって、時代を制する可能性があるのではないかと。


◆実は・・・。

この記事を作成するに際して、一旦、とんでもなく長い文章を書いていました(笑)。

「視聴率至上主義の弊害」ですとか、「中小企業の取りうるべき策」ですとか、まぁそんなところで。

もっとも、書き終えてから冷静に考えてみると、五味さんの作られたテレビ番組を全然観ていない私が何を言っても、的外れなヨカンがして、バッサリ削除(笑)。

ただし、本書にあるように「思い入れには固執しない」よう、今後十分留意しておきます。

イヤ、マジで(汗)!


◆なお、同じ五味一男さんの本では、こちらの本がご紹介済みです。

ご参考まで。

 「視聴率男」の発想術 「視聴率男」の発想術

(参考記事:『「視聴率男」の発想術』 五味一男 (著)


【トラックバックさせて頂いたブログ】

『実践起業!成功への道。blogで人脈は作れるか?』さん


【編集後記】

◆昨日ご紹介した、自然式食堂餉餉(ケケ) 駒沢公園店でのショット。

c1a56a8a.jpg

















バイキング大盛り(個人的には(笑))。

となりのテーブルの中学生位の男の子はコレくらいのを2皿デザート食べてましたが(汗)。


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ヒット率99%の超理論 五味 一男 話を理解しない、望む動きをしない、問題を起こすなど手を焼いた部下が素直に前向きに仕事をするようになったとき、「あいつも成長したな」と言うことはあるのではないでしょうか。 ランキングに応援よろしくお願いいたします!
「あいつも成長したな」で済ませられないこともある【プログラマーの手文庫ブログ(ビジネス書で問題解決)】at 2007年02月12日 01:44
               
ヒット率99%の超理論 五味 一男 話を理解しない、望む動きをしない、問題を起こすなど手を焼いた部下が素直に前向きに仕事をするようになったとき、「あいつも成長したな」と言うことはあるのではないでしょうか。 ランキングに応援よろしくお願いいたします!
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ヒット率99%の超理論 五味 一男 話を理解しない、望む動きをしない、問題を起こすなど手を焼いた部下が素直に前向きに仕事をするようになったとき、「あいつも成長したな」と言うことはあるのではないでしょうか。 ランキングに応援よろしくお願いいたします!
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この記事へのコメント
               
smoothさんこんにちは。この本昨日書店でパラ読みしたところです。丁重がきれいですよね。でも購入にはいたりませんでした。

Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年02月08日 07:45
               
おはようございます。
昨日買った本です。
もう読まなくても良いですかね(´∀`)

Posted by ヨシザワ at 2007年02月08日 07:50
               
smoothさん、こんにちは。
五味式トレーニングはアイディアを膨らませるのに使ってみます。

Posted by LuckyUS at 2007年02月08日 10:05
               
こんにちは。
これは、読むだけの本ではないでしょうね。
薄いですが、実践するための本でしょうね。

Posted by こばやし at 2007年02月08日 11:10
               
何かの番組で京極夏彦が言っていたことを聞いて驚愕しました。自分自身の世界観を持っているわけではない。たとえば、登場人物を自分でイメージすることはないと。読む人にイメージさせるような言葉を選ぶだけだと。
エンターテイメントの作り手は、自分では意外と、面白い面白いとは思ってないんでしょうねぇ。
エンタも最近は全然だし・・・(アセ
小・中学生にはウケルらしいので
それで良いのかなと・・。

Posted by ぼうや@文房具屋 at 2007年02月08日 18:22
               
そんなにすぐに読めちゃう本なんですね^^
そういう本が意外といい本だったりしますよね。
バイキングそれで大盛りなんですね^^;
確かにもとはとれないですね。
応援クリック!ぽちっ

Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年02月08日 18:38
               
smoothさん、こんばんわ
目次にウケました!(^-^;
五味理論。。式・・・
「ありそうでなかったもの」
そういえば先日、ヨメとふと漫画喫茶の話をしていて、
ビジネス書とか、小説喫茶ってある?
って話ししたことがあります。
ヨメは一言「読むのに時間かかるから、買うよ」
そ。。そですか・・・。
でも、パラパラ読みの人、フォトリーの人にはお茶のみ放題で
いいかも〜って思ったんですが(^-^;)

Posted by たなか@心レベル at 2007年02月08日 19:17
               
smoothさん、こんばんは!
私もこの本を読みました。なんと私は例題1で間違ってしまいました。説明を読んでこれを間違える人はいないだろうけどという内容にショックを受けました。

Posted by 手文庫 at 2007年02月11日 23:49