スポンサーリンク

2007年02月06日

「小さな飲食店 成功のバイブル」鬼頭宏昌



小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡
インデックスコミュニケーションズ
鬼頭 宏昌(著)
発売日:2006-11
おすすめ度:5.0


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!


【はじめに】

◆おはようございます、smoothデス。

今日ご紹介するのは、先日の「スパルタ読書塾」で、土井英司さんイチオシだった一冊。

実は以前、書店で見かけていたのですが、結構分厚いし、値段はちょっと高いし、そもそも飲食店はやらないし、で、スルーしておりました。

ところが、セミナーで土井さんがあんまりにも薦めるので、今般キチンと読んでみたところ、ビックリ!

確かに、かなり高いクオリティの1冊でしたよ(汗)!




【目次】

1 開業前に知っておきたいこと
 「どのビジネスをするのか」を選んだ時点で、成功の80%が決まる
 アイデアで起業すると失敗する ほか

2 開店に向けてのヒト・モノ・カネ
 資金集めは「身内」から、広く薄く
 立地は高望みできない ほか

3 繁盛店作りの法則
 すべては経営者の熱意に依存する
 販促、販促、また販促 ほか

4 経営の原理原則を知ろう
 経営に目覚める
 事業を成功に導く2つの条件 ほか

5 成功軌道に乗るために
 管理の決め手は日次決算
 立地開発への投資は絶対に怠ってはならない ほか


【気になった点など】

◆今回は付箋を貼りすぎたので、ホントにメモ書き程度で(スンマセン)。

■「どのビジネスをするのか」を選んだ時点で、成功の80%が決まる

⇒狙うべきは、既に大きな市場ができており、かつ大手の寡占が緩い業界


■「儲かる」という言葉の数学的根拠は「投資収益率(ROI)」以外存在しない

⇒利益率を極端に上げることは困難なので、資本回転率を上げる、すなわち投資額を低く抑えるのが肝心


■事業を始めるには「仮に失敗しても再起できるような」ものを選ぶ

⇒そのための条件は「投資を抑えること」「固定費を抑えること」


■飲食店における需要の有無は、基本的に立地で決まる

⇒どこの場所に出店しても、設備投資は同じようにかかる


■開業したら「精神力」が勝敗を決める

⇒倒産の直接の原因は「資金のショート」だが、本質的には経営者があきらめたときに、会社の倒産が確定する


■「企業の成功は100%、経営者の能力に依存する」(著者の鬼頭さんが作った格言)

従業員の質は、経営者の質に比例する


■業態ポジショニングの考え方

⇒多店舗展開を図るのであれば、プライスゾーンは狭くすべき(商品を絞り込む)


■管理の決め手は日次決算

⇒エクセルをベースにした簡単なもので構わない


■「中小企業コンプレックス」を捨てる!

⇒大切なのは「中小企業ならではの強みを認識し、最大限に生かすこと」


【読後の感想など】

◆土井さん曰く、「この本というより、著者をマークしたい」と言われていた意味が、読んでみてわかりました。

私が言うのもなんですが、著者の鬼頭宏昌さんは、「理論と実践がかなり高いレベル」に達していらっしゃるのではないかと(汗)。


◆まず実践については、アマゾンの商品説明によると

22歳で父親の経営する株式会社まこと(後にキューズファクトリーズに社名変更)に入社。同年に開設した「旗篭家さくらみせ」を業界屈指の繁盛店に育て上げる。その後、同社の赤字転落を機に25歳で父親から経営を託され、31歳までの6年間で、総店舗数20店舗(全て直営店)、年商20億円の外食チェーン企業に同社を育て上げ、優良企業のうちに事業を売却し現在に至る。

とのこと(汗)。


◆また、理論についても、「飲食店の経営者さん」という割には(失礼(汗))、かなりシャープに突っ込んでいるな、と思っていたら、本書内に「セミナーやコンサルタント代に7年間で3000万円超使った」との記載が(汗)。

うーん、鮒谷周史さんや、若松敏弘さんみたいですね(笑)。


◆私は基本的にMBAチックなビジネス書はあまり得意ではないのですが、本書は実例が豊富なこともあり、かなり没頭して読んでしまいました(厚いのでそれなりに時間かかりましたけど)。

もちろん、事例については、鬼頭さんが活躍されたチェーン店でのお話がほとんどなのですが、他業種であっても応用できる部分はかなりあります。

特に「考え方」というか、問題に対するアプローチの仕方については、非常に勉強になりましたね。


◆本書はリアル店舗を構える方はもちろんのこと、これから起業しようとされる方でも、決して読んで損の無い内容だと思われます。

早くも上半期ベスト5入り認定(?)!


小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡
インデックスコミュニケーションズ
鬼頭 宏昌(著)
発売日:2006-11
おすすめ度:5.0

【トラバさせていただいたブログ(追記)】

「週末起業サラリーマンの人には言えないここだけの話・・・」さん


【編集後記】

◆引き続き、駒沢公園ネタ(笑)。

お昼は、公園の近くの自然式食堂餉餉(ケケ) 駒沢公園店に行きました。



バイキング形式というのは、私たち夫婦の場合元が取れないのがフツウなのですが、コチラのお店は、3歳以下は無料

そう!あんなに食いしん坊でもムスメはタダなのでした(笑)!

ツイてます!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「企業経営」へ

この記事のカテゴリー:「起業全般」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
Posted by smoothfoxxx at 07:05
Comments(12)TrackBack(3)企業経営このエントリーを含むはてなブックマークYahoo!ブックマークに登録BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

スポンサーリンク




この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/smoothfoxxx/50896238
この記事へのトラックバック
小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡■小さな飲食店成功のバイブル 鬼頭宏昌 -赤字会社から年商20億円企業までの軌跡- いや〜久々にすごい本と出合いました! この本、飲食店専用の経営本と侮ることなかれ、赤字企業を20億の企業にまで...
小さな飲食店成功のバイブル 鬼頭宏昌【週末起業サラリーマンの人には言えないここだけの話・・・】at 2007年02月21日 22:15
小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡■小さな飲食店成功のバイブル 鬼頭宏昌 -赤字会社から年商20億円企業までの軌跡- いや〜久々にすごい本と出合いました! この本、飲食店専用の経営本と侮ることなかれ、赤字企業を20億の企業にまで...
小さな飲食店成功のバイブル 鬼頭宏昌【週末起業サラリーマンの人には言えないここだけの話・・・】at 2007年02月21日 22:15
小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡■小さな飲食店成功のバイブル 鬼頭宏昌 -赤字会社から年商20億円企業までの軌跡- いや〜久々にすごい本と出合いました! この本、飲食店専用の経営本と侮ることなかれ、赤字企業を20億の企業にまで...
小さな飲食店成功のバイブル 鬼頭宏昌【週末起業サラリーマンの人には言えないここだけの話・・・】at 2007年02月21日 22:15
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!
>開業したら「精神力」が勝敗を決める
なるほど、次の経営者の100%とあわせ、しっくりきますね。
表現は違いますが、ランチェスターの竹田先生も、同じようなことを言ってます。
しかし、
わたしが、紹介した本は、シリーズ紹介しようと思いましたが、内容が内容だけにちょっとためらいます。思いっきりバックエンドのコンサルにつながってます(笑)。

Posted by ニタ@教えて会計 at 2007年02月06日 08:20
こんにちは。
飲食は、結構よい本がありますよね。
日銭ビジネスの代表格なので、そういう勉強になるなと思います。

Posted by こばやし at 2007年02月06日 10:53
飲食と書いてあると、
確かに飲食やってないと敬遠しがちですが、
結構いい本なんですね。
3歳以下は無料ってお店ありますよね^^
娘さんほんとかなり食べるんでしょうね。
応援クリック!ぽちっ

Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年02月06日 13:57
smoothさん、こんにちは。
私が反応したのは、
■管理の決め手は日次決算 ってところ。
これをちゃんとやらないと、バイト君が
横領に走ってしまうという話を
聞いたことがありました。
犯罪者を生み出した経営者が一番悪いという
ことを一緒に言っていたのですが、
まさに企業の成功は100%、経営者の能力に依存する ですね。

Posted by LuckyUS at 2007年02月06日 17:25
>「どのビジネスをするのか」を選んだ時点で、成功の80%が決まる
この時点で、だから住宅業界は意外に儲からないんだよねぇと頷いてしまいました。
smoothさんおすすめだし、コレは要チェックです。

Posted by ビルダーナース at 2007年02月06日 17:55
これはグっときますね〜。
飲食店だけではなく、どんな商売にも活かせる鉄則ですね。「投資」「固定費」を抑えるんですね。確かに、一度決めたことが全部うまくいくほど甘くはない世の中ですよねw

Posted by ぼうや at 2007年02月06日 18:59
こんばんは!
うちは、飲食店との契約はNGにしている
ので、全くこの手の本には興味が
ありませんでした。(^^;
でも、「異業種の常識」を取り入れた
方がうまく行く例が多いので、
ちょっと読んでみることにします。

Posted by ヨシザワ@税理士・中小企業診断士 at 2007年02月06日 21:20
年商20億円の外食チェーン企業に同社を育て上げってお若いのに大成功された方の本なんですね。
実例だし、こういうのは臨場感があって
読んでも勉強になりますよね!

Posted by イヴォンヌ at 2007年02月06日 22:33
smoothさん、こんばんは!
飲食店に限らず、起業を考えるうえでのマインド的な物も学べそうですね〜。
>そう!あんなに食いしん坊でもムスメはタダなのでした(笑)!
出禁になったりしないように気を付けて下さい(汗

Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年02月07日 01:19
smoothさん、おはようございます。
まさに商売に基本です。
飲食業に関わらず商売の基本を学びたい方におすすめの本のようですね。

Posted by まちすけ at 2007年02月07日 07:37
中小企業ならではの強みを活かしている企業は、ほんとに強いですね。
バイキング〜お子様に優しいお店はいいですね。
小学生以下は半額とか
小学生以下は年の数×100円とかありますけど
無料とは!   応援☆

Posted by meg at 2007年02月08日 05:27
smoothさん、こんばんは!
> ■開業したら「精神力」が勝敗を決める
これはそうなんでしょうね。スキル重視の中、これはストレートなポイントですね。

Posted by 手文庫 at 2007年02月11日 23:47