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2007年01月09日

「ルノワールは無邪気に微笑む」千住 博


ルノワールは無邪気に微笑む―芸術的発想のすすめ
ルノワールは無邪気に微笑む―芸術的発想のすすめ



◆おはようございます。



今日から本気で仕事始めのsmoothデス(汗)!


今週は平日が4日しかありませんから、頑張らねば!





◆という訳で、さっそく本題。



今日ご紹介するのは、新たな発想法が学べるかもしれない一冊。



異分野の発想を取り入れるべく、「芸術的思考」を(笑)。





【目次】

第1章 制作のこころ

第2章 教育のこころ

第3章 暮らしのこころ

第4章 経済のこころ

第5章 日本のこころ

第6章 芸術のこころ



【気になった点など】



◆今回は抜粋中心で。



■絶好のときこそ、その波に乗って次の作品を描く



⇒良い個展や話題になるような絵を書いた後、長期の休暇と称して休んだり、出し惜しみをして、高みから模様眺めをするような立場に自分を置いてしまった人で、再浮上した人は一人もいない



⇒波は一度見過ごしたら、二度と来ないもの





■子育てで気をつけること



「褒めるところを何としても探すこと」



⇒その箇所こそが、「才能の発芽点」



⇒感性はほめられて初めて伸びるもので、否定されたらそこでおしまい。





■苦労と思わない苦労を見つける



⇒「食べるのがすき」という子供に対して、親が「そんなの才能じゃない」と言ったらすべておしまい



⇒シェフ、レストラン経営、料理評論家など、いくらでも夢中になれる仕事はある



⇒はたから見たら「苦労」と思えるような皿洗いや鍋釜磨きも、大きな目的、目標があれば何年も耐えられる





■千住さんオススメの映画



イル・ポスティーノ
イル・ポスティーノ

郵便配達の一人の無垢な青年が、ある老芸術家と出会ったことでまったく未知の領域だった芸術に目覚めていく、という話ですが、彼が海沿いの崖で自然の音を録音して「これは風の音」とか語っている姿に、人生で最も清いものを見たような気分になり、泣けて泣けて仕方ありませんでした。人生で見た最高の映画、と言ってよいものです。

とりあえずアマゾンで注文してみましたが、観るチャンスがあるのか、自分(汗)?





■普通が一番



⇒ドイツの生んだ近代デザインの巨匠として名高いグロピウスが「最もすぐれたデザインは最も無個性なもの」と看破している



⇒大切なのは「切り口の独創性」



「何だこんな普通で単純なことにどうして気が付かったのだろう」と教えてくれるものが、絵でもデザインでも最もすぐれたもの





【感想など】



◆ご存じない方のために(私も本書を読むまで存じ上げなかったのですが(汗))、著者の千住博さんについて、アマゾンの商品概要から引用します。

日本画家。1958年、東京都生まれ。82年、東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒。87年、同大学院後期博士課程修了。京都造形芸術大学副学長。95年、ヴェネチア・ビエンナーレの絵画部門で東洋人として初めて優秀賞を受賞。

日本画家と聞いて、お年をめされた方かと思ったところ、まだ40代だったので、ちょっとビックリしたり(笑)。←無知でスイマセン(汗)



本書は朝日新聞の読者からの質問に対して、千住さんが答えるという形式をとっており、中には「アレ(芸術家にそんなこと聞くか(汗))?」というような質問もあるのですが、マジメに答える千住さんがステキです(笑)。





◆本書の最初の「はじめに」で、20世紀の「拝金主義」を否定するような発言がありますし、基本的に本書でビジネスチャンスを見つけることは難しいかもしれません。



ただ、そういう表層部分よりもっと奥深いところにある本質的な部分に触れることも大事ではないかと。



芸術家だからこそ見えるものって、きっとあるのだと思いますし。





◆私は「アイデア・発想」というジャンルとして、本書を購入しました(アタリマエですが)が、デザインのお話や、コンテンツのお話としても、面白いものが多々ありました。



内容的にはキレの良い変化球と言ったところでしょうか。



結構付箋貼りまくり(笑)。





人とは違ったアプローチをしたい人に!





<追記>



ビルダーナースさんからツッコミ入りましたが、タイトルのルノワール件については、本書の最後の最後に「謎解き」がありますので、ご安心を(汗)。





【編集後記】



◆昨日は、品川プリンスホテルのエプソンアクアスタジアムに行ってきました。



23249942.jpg






















手前の頭はムスメです。



ひょっとしたら「・・・旨そう(ヨダレ)。」と思っているのかもしれません(笑)。




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Posted by smoothfoxxx at 07:05
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この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!
わたしは、芸術面は疎いです。
国際的なビジネスマンはそれではいけないらしいですが。
昨日、テレビでカズが他人から見て挫折というのは、本人はそうは感じていないと話していました。好きなことをやっているパワーというのは凄いなぁと、感動しました。

Posted by ニタ@教えて会計 at 2007年01月09日 07:48
smoothさんおはようございます。変化球もいいですね!私変化球に手を出すよゆうがないのがいけないんですが(汗
品川プリンスといえばライブの総会を思い出します。なつかしい!

Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年01月09日 07:51
smoothさん、こんにちは。
>出し惜しみをして、高みから模様眺めをするような立場に自分を置いてしまった人で、再浮上した人は一人もいない
なんだかこの言葉に、気をつけようとか、そういうのではないのですが。重みを感じました(笑)
今日から本格的なスタートって感じですね。私もがんばります〜

Posted by たなか@心レベル at 2007年01月09日 09:21
普段と違う分野の本を見ると、新しい発見もありますよね〜。
確かに!!

Posted by 齊藤 正明 at 2007年01月09日 12:23
こんにちは。
変化球良いですよね。
人とは違った見方ができると、役に立ちます。
その上で、当たり前のことをやるとよいのでしょうね。

Posted by こばやし at 2007年01月09日 12:36
こんにちは!
一見関係ない異分野の考えからヒントを
得ようという視点移動の取り組みは
さすがです!

Posted by ヨシザワ at 2007年01月09日 13:19
タイトルのルノアールは結局出てこない??
なら、ゴーギャンでもいいじゃんと言いたいのは私だけでしょうか・・・。
でも内容はとっても面白そうですねー。
これからはなんと言ってもアートの時代、こんな本が増えるとうれしいです。
イル・ポスティーノまだ観てなかったので、こちらもチェックしておきます。

Posted by ビルダーナース at 2007年01月09日 14:02
読まないな〜。きっと、このタイトルだと。さすがにアンテナが鋭いですね。変化球も見逃さないあたり素敵です(笑

Posted by ぼうや at 2007年01月09日 17:13
smoothさん、こんばんは!
う〜ん…さすがに見落としでした(苦笑)田坂さんも「プロフェッショナルはアーティスト」という事を書かれていたので、ちょっと読んでみたくなってきました。
今年は変化球も増やせるようにします!(変化しすぎない程度に・・^^;)

Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年01月09日 20:32
待ってました〜!映画の話だ!
イル・ポスティーノ良いですよ〜。
地味だけれど、とっても良い。
大好きな映画のひとつです。是非お時間を
作って観てください。じわりと感動です。
先日一緒に勉強中のダンサーと話をしていて、
芸術論になりました。久しぶりにアートの
世界へ戻ってお互いにビンビン感じる所が
あり、嬉しかったです(私元芸術家志望)
現在猫志望。

Posted by hanta at 2007年01月09日 22:44
あけましておめでとうございます♪
千住さん、すごく好きな男性の一人です☆
あのお美しい外見が特に(笑)
確か兄弟(妹?)そろって凄い芸術一家なんですよね。
大徳寺の別院だかが、静岡に出来たとき、その襖絵を描かれているところをドキュメンタリーでやってて、もう釘付けでした。
読みやすそうな本ですね♪
今度読んでみようかなと思います。

Posted by mami at 2007年01月10日 01:46
子育てで褒めることって大事ですね。
褒めることもなれないと、
ぎこちないですしねぇ^^;ぽちっ

Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年01月10日 01:51
こんにちは。
8対2の法則もそうですが、最近は自分しかできないことをやりましょうという話が良くされます。
でも鍋釜を効率よく洗えないシェフはやっぱり段取り悪いので料理もだめではないかと、最近思います。
基礎訓練が大切、なんて味も素っ気も無い言い方ですがね。

Posted by タツ at 2007年01月10日 10:45
smoothさん、こんばんは!
> 「褒めるところを何としても探すこと」
これは心がけたいです。自分の欲が先に立つと忘れてしまいがちなのかなと思います。気をつけなければ。
(昨日は何度も書込みにチャレンジしたのですがことごとくサーバーエラーでした・・・残念)

Posted by 手文庫 at 2007年01月11日 00:36
おはようございます。
切り口のいい本はついチェックしてしまいますね。
プロには演じる力や造型力が必要だったり・・
アートと、仕事と、通じるものも多そうです。

Posted by meg at 2007年01月16日 06:14