2006年12月04日
「情報考学」橋本大也(その2)
これから約1ヶ月、全力で突っ走ります(笑)!
◆さて。
本日も、引き続き橋本大也さんの本についてお送りします。
●参考:前回の記事
「情報考学」橋本大也
【気になった点など】
★読んでみたい本
◆今回は、書評部分から私が付箋を貼ったフレーズとその本のご紹介を。

羞恥心はどこへ消えた?
◆自分が古い人間のせいなのか(?)、若者の行動や意図が読めない気がしています。「ミウチ」「タニン」「セケン」という日本文化の区分けでいうと、ミウチとタニンにはあまり羞恥心を感じない。セケンは恥ずかしいということになる。最近の若者の羞恥心の弱体化は「地域社会のセケン機能の低下」「地域社会のタニン領域への移行」「セケンの機能細分化とミニセケンの増加」というセケン弱体化と関係があるのではないかと書かれている。
ジベタに座り込む若者は、その地域社会をセケンと考えていないし、仲間同士の目だけを気にするミニセケンに生きていると指摘する。
ネットでもリアルでも、顧客の心理が理解できなくては、成功は望めません(汗)。

ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション
◆私の場合、収益を上げている本業に極力資源を投下しておりません(汗)。ウッズ(タイガー・ウッズ)のコアとは天才的なゴルフの技能とその世界でのプレゼンスのことだ。コンテクストとは彼のCM出演や彼の名前を冠したゴルフ用品ブランドビジネスなどを指す。前者が会っての後者なのだから、ウッズはゴルフの天才ぶりにこそ力を入れるべきだ。決して後者に注力すべきではない。これは誰にでもわかることだ。
しかし多くの企業がコンテキストに注力して失敗している、と著者は言う。競合優位性への貢献度ではなく、収入の比率によって資源を配分してしまう。見かけ上、儲かっている部分に注力すればよいと思い込んでしまうのだ。
なぜなら私のコンテキストはブログ書きだからです(爆)。←顧問先にはとても言えませぬ(汗)

メディア裏支配―語られざる巨大マスコミの暗闘史
◆マスコミの力も、以前に比べると最近は徐々に弱まっている気はしておりますが、やはり今まで何をやってきたかは知っておきたいところ。特ダネを一社だけが落とすことを特オチといって、放送局、新聞社にとってはサイアクの避けねばならない事態ということになっているらしい。一方で各局そろって誤報を流すことは、問題視されない。著者は一社が特ダネを落とすことより、全局が誤報を流すことのほうがはるかに視聴者にとって悪影響を及ぼす大問題ではないか、と問題提起する。

ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術
◆書評部分もあるのですが、どちらかというと「読書術」に興味津々。また、「音楽的読み」と「絵画的読み」という著者の言葉はうまい表現だと思った。前者は順序通りに分析読書する方法で、後者は数十分で1冊を読むような点検読書方法のこと。著者曰く、「基本は絵画的読みで把握し、読む価値がある部分を音楽的読みで読むべきだ」とのこと。

決断力
◆羽生さんの本って読んだことないのですが、この方が会社経営とかされたら面白そうな。後半で感銘した一節。才能とは何か。
「どの世界においても若い人たちが嫌になる気持ちは理解できる。周りの全員が同じ事をやろうとしたら、努力が報われる確率は低くなってしまう。今の時代の大変なところだ。何かに挑戦したら、確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは大変なことであり、私はそれこそが才能だと思っている」

日経ビジネス人文庫 企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法
◆お馴染み(笑)、アイデアマラソンの樋口先生のご本。1000本以上、商業媒体で原稿を書いた自分の経験からすると、ネタを隠し持っている間は、次のアイデアは出てこないことが多い。使い切ってはじめて、次の、その次のアイデアが出てくる。アタマのアイデア格納スペースはきっと有限なのだ。抱え込んだアイデアを表現して追い出さない限り、次のアイデアは出てこない。
とにかくこの方はスゴイです(色々な意味で(笑))。

デジタル・ビジネスデザイン戦略―最強の「バリュー・プロポジション」実現のために
◆「名著」とハッキリ言われてしまっては、買わずにいられませんがな(涙)。当たり前だが、本業が冴えないからWEBで販売を始めてみようか、ERPを導入してみようか、といった小手先のIT導入では成果は期待できない。そういう話を、実話ベースの、強い説得力で整理してくれる名著である。
私が理解できるかは別として・・・。
【感想など】
◆いかがだったでしょう?
欲しい本、読みたい本はあったでしょうか?
もっともコレはあくまで私がビビビときたものですし、本書で紹介されている本は、全部で213冊もあるわけですから、ゼヒ実際にご覧になって頂きたいものです(マジで)。
◆本当は、これら以外にビジネス書以外のジャンルの本で、「購入予定」のために付箋をはった本がかなりありました(笑)。
「某発禁本の本」とか(笑)。
ただ、それらまでピックアップしてしまうとキリが無いので、一応、今までの路線とそれほど違わない本をここでは挙げたわけでして。
◆自分が日頃、「ビジネス書」というくくりの中でしか本を物色していないので、橋本さんの幅広い分野のレビューは私にとってはとても貴重なものなんですよね。
今までも橋本さんのブログで紹介されていたから読んでみた「非ビジネス系の本」って結構ありましたし。
◆これまで何度か言及したことがあるように、アイデアというのは、テーマに直接関連した知識と、それとは全く関係が無い知識(雑学等)とのマッチングで生まれることが多いみたいです。
はまるかはまらないかは別としても、そういう器を広げるような本というのも、今後はできるだけ読んでみようかな、と。
【編集後記】
◆土曜日の記事のコメントで、「smooth大賞(?)」の話が出ていましたね。
お話としては大変面白いですし、皆さんそれぞれ思うところ(?)があるとは思いますが、私は「本を出されたお知り合いさん」が今年は多いので、自分単独では決めかねます(汗)。
超弱気(涙)。
◆機会があって、皆で集まって決めたりできたらいいんでしょうが、時期的に忙しくてなかなか難しいところ(汗)。
折角ネットがあるんですから、投票で決めてもいいかもしれませんね。
もちろん無記名で(笑)!
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わたしが、気になった本はあまりないですね。
でも、ビジネス本以外も、どっかで、読んでおきたいと思いますね。
哲学とか、どうですかね(笑)。
充電(?)されたようで、良かったです。
わたしも、そのうち、この橋本さんの本を読もうかと思います。
買った人のみに交付ですかね(^O^)/
お休みでしたか?風邪も流行っているようなので気をつけましょうね。
私は週末は風邪をひきつつニュースレターのしあげに没頭してブログはお休みしてました。ご紹介の本で気になった本ありましたよ。
ビビビとくる本ばかりですね。
何から読もうかな。
さすがに216冊もあると、読む人によって目の付け所も変わってきますよね〜。他の人が興味を惹かれた本を見るのも面白いです^^
そういう個人的な視点の指標もいいですね。ぽちっ
>「ミウチ」「タニン」「セケン」
最初、何の言葉か分かりませんでした(笑)
こういうくくりの視点で見るのって面白いですね!
師走で寒くなってきましたがお互い頑張りましょう!(^-^)
パワーアップされて、ますます楽しみ☆
年末ご自愛のほど。
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