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2006年11月07日

「絶妙な「聞き方」の技術」宇都出雅巳


絶妙な「聞き方」の技術―NLP理論・インプロ・心理学を駆使した!人間関係をよりよくするための「例の方法」
絶妙な「聞き方」の技術―NLP理論・インプロ・心理学を駆使した!人間関係をよりよくするための「例の方法」

人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!

【はじめに】

◆おはようございます。

昨夜家族サービスを終え(笑)、ディズニーランドから無事帰宅したsmoothデス。

留守中にたくさんのコメントありがとうございました。

とりあえず、昨夜12時前に(笑)、コメント下さった方のブログにはお邪魔して、「応援」のみさせて頂いております。

おかげさまで、今日もかなり忙しい(自業自得(涙))と思われますので、お礼にお伺いできるのは、いったい何時になるのやら(汗)。


◆あ、もちろん、この記事も本文は先週書き上げたものですよ。

実はストックがこれで切れてしまい、明日が本当の大ピンチだったりするんですが(爆)。


◆そんなこんなで(汗)。

今日、お届けするのは、ずいぶん前にいちメルマガ読者として交流させて頂いていた、宇都出雅巳さんの処女作。

この宇都出さん、All Aboutでも活躍されているほか、実は速読マニア(?)でもいらっしゃいます(メルマガ読者ならご存知(笑)?)。

この本も値段は安いですが、中身は濃いですよ!


【目次】

第1章 相手に「意識の矢印」を向けて聴く
第2章 「事柄」だけではなく「人」を聴く
第3章 相手の話を「見て、聞いて、感じよう」
第4章 相手の言葉の奥にある「体験」を聴く
第5章 相手の言葉の外にある「可能性」を聴く
第6章 相手に自由と選択肢を与えて聴く


【気になった点など】

★「聞く」と「聴く」

◆本書のタイトルにあるのは「聞く」ですが、本書の中ではすべて「聴く」に統一されています。

「・・・ひょっとして検索対策?」と思った私は、ちょっと毒されているヨカン(笑)。


◆宇都出さん曰く

「聞」くが耳だけで聞くのに対し、「聴」くは耳だけでなく、心でも聴くことを表します。より深く聴けるようになるため、本文中は「聴き方」で統一しています。

なるほど!


◆ちなみに私も中学時代の音楽の時間に、「聞く」と「聴く」の違いをテーマにして課題作文を書いたことがありました。

当時はまさか、自分がこんなに「人の話が聴けない」オトコだとは思いもよらず(涙)。


★意識の矢印を相手に向ける

◆本書でもっともポイントとなる(と思います)のが、会話の最中に、つい自分に向いてしまう意識の矢印を、相手に向けること。

本書では、例えば「ハワイ良かったですよ」と相手が言った場合が挙げられています。

これを聴いて、アナタが自分のハワイ体験を思い出したり、ハワイについての頭の中の情報・知識等にアクセスしていたら、それは意識の矢印が自分に向いていることになります。

一方、こういった「照らし合わせ作業」を行わずに、「というと?」と簡潔に返せることができれば、意識の矢印は相手に向くわけです。


◆ここで注意しなくてはいけないのが、一生懸命聴こうとすること。

この「一生懸命聴こうとする思い」「相手にいいアドバイスをしようとする気持ち」というのは、往々にして自分に意識が向いてしまいます。

本書では、相手に意識を向けるための方法として、「二人一組で行うトレーニング」や、「演劇に学ぶスポットライト式トレーニング」、さらには「オウム返し」のテクニックなども載ってましたが、詳細は実際に手にとってご覧下さい(笑)。


★「事柄」ではなく「人」を聴く

◆例えば、アナタの部下が「映画を久しぶりに見たんですよ」と言ってきた場合。

「相手と事柄のどちらを聴きますか?」


◆フツウ、(というか私も(笑))「え?どんな映画?」、と事柄にフォーカスしがちです。

でも深いコミュニケーションをとるなら、相手がどう思った(感じた)か、を聴くのが大事。

これはビジネスの場面でも同様です。


◆そこで有用なのが、「相手に焦点を向けていく質問」

宇都出さんは「ユー・クエスチョン」と呼んでいるこの質問は、「○○について、あなたはどう思ったの?」「あなたは○○をどうしたいの?」というように、意識して相手に焦点を向けます。

ここで相手が「私は〜」という答えをしてくれるようなら、OK。

話の焦点は、事柄ではなく相手(人)に向いているわけです。


◆一方、「アイ・メッセージ」とは、相手に何かを伝えたい時に用いる手法。

自分が聴き手ではなく、話し手として、相手に何かを伝えたい時は「私は○○と思う」という風に言えばよいわけです。

これは私もちょっと試してみたいですね。


★相手の言葉の裏にある「体験」を聴く

◆日本語にありがちなのがあいまいな表現

人は自分の体験を言語にする時、つねに「省略」「一般化」「歪曲」といった修整を行います。

例)「昨日は飲みすぎました」 ⇒ 「省略」

  「最近の若いものはやる気がない」 ⇒ 「一般化」
 

◆しかし、初対面の人と無難な会話をするならまだしも、職場やコミュニティでそういったぬるま湯のような会話に終始していると、深いコミュニケーションをとることは難しくなります。

そこで、もっと具体的に突っ込んで質問することが有用になります。

例として挙げられていたのが「特に?」「一番○○したいのは?」「具体的には?」といったフレーズ。

関係を深いものにするには、こういった問いかけは大事なのです。


★「できない」という言葉の裏

◆一般的によく使われる「私にはできません」というフレーズ。

例えば相手(部下等)に言われた場合、それを聴いて自分がどう思うかは脇に置いておいて、その言葉の裏にある、相手の記憶や体験に意識を向けることが大事です。


◆しかしここで「そんなことはない。君ならできるはずだ!」と言うのも、「確かにそうだよね」と同感するのも、「相手の『難しい』『できない』という言葉にとらわれている点では同じ」と宇都出さんは言います。

確かに、両者ともに、過去の自分の体験や判断基準と照らし合わせて意見を述べているわけですからね。


「できない」という言葉の裏には、「できなかった具体的な体験」というものが過去にあるはず。

1.いつできなかったのか
2.そのときはどんな状況だったのか
3.具体的には何ができなかったのか


これらを聴くことにより「できなかった体験を特定化」し、相手の可能性を広げることが可能になるのです。


★「できる世界」にワープ!

◆そこで「できない世界」に閉じこもっている人には、こういう問いかけを行います。

「もし、あなたができたとしたらどうなるだろう?」


◆また、「できない」と思っている人でも、少しはできたことがあるはず。

そこで忘れられている体験に、こういう問いかけをするのも良いです。

「もし、少しでもうまくいったことがあったとしたら、それはなんだろう?」


◆他にも数値化する手もあります。

「今のあなたの状態に、10点満点で点数をつけるとしたら何点?」

この質問で「1点」という人はほとんどいないそう。

どんな人でも、少しはできているのです。


◆そこでさらに、こうも問いかけます。

「現状から1点上の上体とはどんな状態ですか?」

いきなり満点はムリですが、このように1点、もしくは2点、さらには3点とだんだんとリアルにイメージすることにより、現状打開ができるハズです!


【読後の感想などなど】

◆実はもう1年半くらい前に、宇都出さんが出されたe-bookをこのブログで紹介したことがありました。

「高速大量回転法による資格試験・超短期合格法」 マサ・宇都出 (著)

当時は、まさかコーチングの大家だとは思いもよりませんでした(汗)。


◆いや、ホント、このメルマガ「本当に1ヶ月でCFP(R)試験に合格した方法」(もう廃刊になってますが)は、記事に書いたように壮絶でしたね。

「ドラゴン桜」書きながら、東大受かるようなものですよ(違うか(笑))。

その宇都出さんが書かれた本ですから、私としてはノータイムでアマゾンアタック(汗)

そして実際、この本も極めてコストパフォーマンスが高いものだと思います。


◆明日香出版社さんの、この「絶妙な〜技術」シリーズは、薄いものが多く、結構サクサク読みきっちゃうんですけど、本書は違いました。

付箋貼りまくり(汗)!

それだけインパクト強かったんですよね。

・・・私があまり読んでないジャンルだから、という可能性も捨てきれないんですが(汗)。


◆とはいえ、180ページほどの本で、何故にこんなに長い記事になってしまったのかというと、それだけ「ピン!」と来た部分が多かったからなんですよ。

自分がNLPやコーチングに詳しくないとはいえ、実際に活用してみたい、試してみたい、という項目がてんこ盛り。

というか、「今まで話を聴いていなくてスイマセンでした」

部下の話を「聴きたい」上司にオススメ!

絶妙な「聞き方」の技術―NLP理論・インプロ・心理学を駆使した!人間関係をよりよくするための「例の方法」
絶妙な「聞き方」の技術―NLP理論・インプロ・心理学を駆使した!人間関係をよりよくするための「例の方法」


【編集後記】

◆というわけで、さっそくディズニーランドでのスナップ。

c92e06ad.jpg











早くもクリスマスツリー登場(笑)!

いやー、もうこんな時期だとは(汗)。

今年立てた目標は年内に達成できるのか???


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 07:15
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宇都出雅巳さんが本を出されていたようです。 聴き上手になるためのコツは目に見えな...
絶妙な「聞き方」の技術―NLP理論・インプロ・心理学を駆使した!人間関係をよりよくするための「例の方法」【qonyz】at 2007年01月09日 13:01
この記事へのコメント
おおお、おもしろいですねw。
点数にしてみるんですね。なるほろ。
私も人の話を聴いていないことには
定評がある(涙)という・・・・

Posted by ぼうや@文房具屋 at 2006年11月07日 08:05
smoothさん、こんにちは!

なるほど、コーチングのテクニック満載ですね。
わたしも、幾つかは、実際に使っています。
「と、おっしゃいますと?」
というのは、便利なフレーズだと思います。

Posted by ニタ@教えて会計 at 2006年11月07日 08:20
こんにちは。

このシリーズは、おもしろいですよね。

本書は、コーチングなどのテクニックがわかりやすいかと思います。

>自分がこんなに「人の話が聴けない」オトコだとは思いもよらず

そうですかね。そんな印象はないですけど。

一般的に言って、人の話を聴く人は、少ないですよね。

Posted by こばやし at 2006年11月07日 11:13
で、おまえはどうしたいの?と、いつもいってきて、答えるとぶち切れる上司に読ませたい。やつは愛だと思っているようです。ワラ人形って効きますか(笑
Posted by 週末起業サラリーマン at 2006年11月07日 12:32
その辺りのコミュニケーション手法、本当に役に立ちますよね!

私も、そういう事を知った時には、衝撃的な発見をした思いでした。
Posted by 齊藤 正明 at 2006年11月07日 12:38
まさにコーチングですね。
でもわかっていても、相手はそれぞれ違うから使いこなすのが大変ではありますが。。。
コーチングにNLP、今一番興味がある分野なので、また良本をご紹介くださいね。

ディズニーランドでイルミネーション見られるなんてうらやましい♪

Posted by ビルダーナース at 2006年11月07日 14:27
うちのお客様に
営業にインプロを取り入れた
「営業インプロ」セミナーを
やっている方がいます。

どうぞよろしく(^O^)/
Posted by ヨシザワ at 2006年11月07日 21:31
こんばんは。

ディズニーランド、お疲れ様でした。

宇都宮さんは、私がメルマガの相互紹介をさせてもらった一番目くらいの方でした。

こんな本があったとは知りませんでした(失礼!)


Posted by タツ at 2006年11月07日 23:24
smoothさん、こんばんは!

このシリーズですか(笑
また買いたくなりそうな予感…。

tenさんが紹介されていた「話し方」と併せて読むと、もっと絶妙になるのかも…?
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2006年11月07日 23:44
smoothさん、こんばんは!
聞き上手(なぜか聴き上手と書かないことの方が多いように感じます)とのがいるくらいですから、技術もあるんだろうなと思います。
聞き上手と言われても実は「聞いて」いるだけと言っている人もいます。聞き上手は重宝がられるので技術を身につけたいものです。
Posted by 手文庫 at 2006年11月08日 00:25
家族サービスお疲れ様です。

もうクリスマスツリーが出てたんですね。
イルミネーションすごいですね^^ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年11月08日 01:11
smoothさん、何かシンクロしています。

私は今日、この本とは違うのですが、
箱田先生の、「できる人」の聞き方&質問テクニックを読破しておりました。

宇都出先生のもさらにNLPが入っており、
ためになりそうですね。
Posted by 栗原敏彰 at 2006年11月08日 01:55
smoothさん、こんにちは。

私もようやく読んだのですが
ここまで詳細な書評はすごいですね。

部下の話を聴きたい上司だけじゃくて
妻の話を聴けない夫(私も含め)にも
読んでもらいたいですね(^^;;
Posted by LuckyUS at 2007年02月01日 10:19