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2006年10月17日

「Web2.0が殺すもの」宮脇睦


Web2.0が殺すもの
Web2.0が殺すもの

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【はじめに】

◆おはようございます。

結局夜型に戻ったsmoothデス(汗)。

夜ならコメントも全部付け終わって寝られるので一安心(笑)。

ただ、成功者は皆朝型というハナシも・・・(汗)。


◆気を取り直して(笑)。

今日ご紹介するのは、著者の宮脇さん曰く

「本書はWEBの本質と「2.0」と煽り立てることにより儲かる人々を炙りだした史上初の「Web2.0批判本」となる。」

のだとか。

果たしてその内容は(汗)???


【目次】

序章 あえて行うWeb2.0礼賛―Web2.0ホメ殺し
第1章 Web2.0は誰にとっての金脈なのか―猫も杓子もWeb2.0という状況を嗤う
第2章 グーグルはフリーライドキング(タダ乗り王)だ―Web2.0企業の意外な盲点とは?
第3章 集合知を必要以上にもてはやすな!―グーグル礼賛はグーグル設計者を神として祈りを捧げる行為に等しい
第4章 Web2.0で生まれる情報格差社会―Web2.0的社会で置き去りにされる人々
第5章 Web2.0が消えてなくなる日―グーグルのビジネスモデルの死角、そして破綻までをシミュレートした未来



【気になった点など】

★「データインサイド」

◆「データインサイド」とは、インテルの「インテルインサイド」になぞらえて、「Web2.0」において「データ(またはデータベース)」がビジネスを左右するという価値観を表したもの。

 ただひたすらに沢山のデータを集めただけでなく、ページランクにより「付加価値」をつけたグーグル。
書籍データを購入履歴により「マーケティング」レベルにまで引き上げたアマゾン。
これがWeb2.0の重要な原則である「データインサイド」なのです。(中略)
「データ」に対してどんな付加価値をつけるのか、これが「データインサイド」の決め手となるのです。


★Web2.0の認知度

◆著者の宮脇さんが、仕事の関係で、ある企業のホームページ運営会議に参加されたときのこと。

その企業は、Web活用に積極的で実際、ITに関する情報感度も上がっているハズなのですが、「Web2.0って知ってる?」と言う宮脇さんの問いに対して、ほとんどの人が「そんな単語すら聞いたことが無い」というのです。

なお、同じ質問を他のお客さんのところでも繰り返したところ、「IT関連」以外の業種での「Web2.0」認知度はゼロだったそう(汗)。

ふーん、そんなもんなんですか(汗)。

記事執筆時が具体的にいつなのかわからないのですが、最近では一般紙(?)の「日経トレンディ」でもデカデカと特集されている以上、そこまで無知なのはいかがなものかと(汗)。

まぁ、逆にこの手の本ばかり読み漁っているワタクシがいう事でもないですが(笑)。


★究極のフリーライド企業、グーグル

◆フリーライドとは、簡単に言うとタダ乗りのこと。

宮脇さんは、「グーグルこそ、究極のフリーライド企業」とおっしゃいます。

人様のつくったコンテンツ情報を無料で集めて、無料で提供して、コストゼロで広告を出稿させ、集金もクライアント自ら銀行に足を運んで(クレジットカードもありますが)支払いまでしてくれるので、こちらもコスト無料(フリー)。
 そして集めた無料データを無料で開放し、その見返りに世界中の至る所にグーグルに繋がる「どこでもドア」をつくらせることに成功しました。その集客力がさらに広告主を集めてきます。もちろん無料(フリー)で。
 究極のフリーライド企業、それがグーグルなのです。


◆これは確かにおっしゃる通りなのですが、そのような人手を介さない「仕組みづくり」を考え実現したという事に関しては、個人的には逆に敬意を払いたいところ(笑)。


★検索するという行為が生産性を低下させる

◆これは自分でも身にしみてわかっております(汗)。

記憶力の低下に対して「ネットで調べればいいじゃん。それこそ携帯使ってさぁ。」という意見もあります。しかし、この「検索するという行為」自体が実は生産性を下げているのです。覚えている情報なら瞬時に自信を持って答えられますが、「うろ覚え」情報はネットで調べてそれから答えるようになります。

その結果、「情報を引き出すためのタイムラグ」が毎回生じ、長い目で見た場合、膨大な時間のロスに繋がる、と(汗)。
いや、ホント漢字が書けなくなりましたよ、自分(汗)。


【読後の感想などなど】

Web本オタクにとっては、なかなか評価が難しい(?)本でした(笑)。

私は全然ビジネスとは関係なく、趣味で(笑)Web2.0関係の本を読み漁っているため、知識として目新しいものは特になかったというか。

もっとも、今まで読んできたWeb2.0マンセー本は、もっとお互いに内容的にかぶりまくってるわけなんですが(笑)。


◆そして、そういったマンセー本は立場的に、Web2.0の様々な問題等には触れもしなかったりするんですよね。

もちろん、本がフロントエンド商品で、その背後に本当の商品がある以上、触れたくても触れられなかったりするのかもしれませんけど(笑)。

本書においては、そういった問題点をあえて炙り出すような内容が多いんです。

単に、私にとってそれらの問題点にあまり価値が見出せなかっただけで・・・。


◆ただ、上記で触れたように、「「web2.0」なんて聞いたことも無い」人が、普通のマンセー本を読んでしまうと、それはそれで洗脳されてしまう恐れもありますから、そういう方には結構お薦め(笑)。

私が思うのに、ネットも本業にレバレッジをかける一つの「手段」であって、「目的」ではないのと同じで、「Web2.0」も「そういう手段ももアリだよね」程度でいいんじゃないでしょうか?


◆ちなみに、宮脇さんの本では、楽天について書かれたこの本を、以前ご紹介した事がありました。

楽天市場がなくなる日
楽天市場がなくなる日

(参考記事:「楽天市場がなくなる日」 宮脇 睦 (著)

私が楽天に疎いせいもあったのですが(汗)、この本は大変勉強になりました。

楽天で出店を考えてらっしゃる方は、ぜひ読んで頂きたく(汗)。


【編集後記】

◆今日のお題。

「わかりにくいビフォー・アフター」

「before」

3dac46d9.jpg













「after」

b79e7472.jpg











◆週末に靴磨きしました。

アフターの方が気持ち光ってるんですが・・・(笑)。


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Posted by smoothfoxxx at 07:46
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この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!

IT業界の社長さんが書く本は、あまり内容がないケースが多いですね(笑)。
そもそも認知度がある大企業の社長は書かないですし。

靴磨きとは、分かりませんでした。
ムスメさんが、並べなおしたのだとばかり。

Posted by ニタ@教えて会計 at 2006年10月17日 08:14
こんにちは。

Web2.0(ネット・ウェブ)の本質は、もっと深いものも含んでいるかなと思っています。

簡単に言うと、人の価値や行動も変えてしまうということです。

手段ではあるのですが、それが、顧客の価値を変えることで、非常に深く大きな影響を与えている。

この点に気づくことのきっかけとして捉えておく必要はあると思っています。

Posted by こばやし at 2006年10月17日 11:40
私もブログやってなきゃ、web2.0知りませんでした。 (-_-;)

というか、今でも、単語しかしらないのですが。

before、after、画面だと、違いがよく分からなかったです (-_-;)
Posted by 齊籐 正明 at 2006年10月17日 12:38
すみませんが、
さすがに写真では靴磨きの
わかりにくいですね。

でも、靴を一杯お持ちで。

おしゃれなんですね。
smoothさん。
Posted by Yoshizawa Accounting Office at 2006年10月17日 19:46
smoothさん、こんばんは。
靴、沢山お持ちなんですね。使用前使用後の見分けがつきませんが(汗)。
グーグルを例えてどこでもドアとは上手い例えですね。Web関係勉強されてますね〜。
Posted by マチスケ at 2006年10月17日 21:49
楽天については本日の記事でちょいと触れておりますが、今後の展開はどうなるのか注目ですよね。


Posted by 週末起業サラリーマン・・・hikaru at 2006年10月17日 22:13
smoothさん、こんばんは!

Web2.0、見方によって色々と変わりますからね〜。
単純思考に陥らないようにするには、
こういうのもいいんでしょうけど(苦笑)

靴磨き、確かに光ってますね^^
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2006年10月17日 22:15
こんばんは。

検索という行為が生産性を下げるというのは、うなずいてしまう指摘ですね・・・

最近、Web2.0の弊害について考えることが多いのですが(←決して土井さんに吹き込まれたわけではアリマセン;)、

「あちら側」に委譲するという言葉のもと、考える/血肉にする努力を放棄してはいないか、自問するよう心がけている今日この頃です。
Posted by プチファイ! at 2006年10月17日 22:26
smoothさん、はじめまして。
長谷川と申します。

「検索するという行為が生産性を低下させる」
というのは著者がいうように正しいと思う部分もありますが、
わからないことをgoogleを使って検索することで、
生産性があがるというのもまた真だと
思います。

私はSEをしているのですが、
初めて見るエラー解析などはgoogleの
世話になってます。

「google先生」というのも一時期流行りました。
Posted by 長谷川佳之 at 2006年10月18日 00:08
smoothさん、
こんばんわ!

批判本が出たんですねー。
分かる部分もありますけれど、賛否両論な意見がでそうな本でしょうね(^-^)


Posted by たなか@心レベル at 2006年10月18日 00:24
smoothさん、こんばんは!

> 「仕組みづくり」を考え実現したという事に関しては、個人的には逆に敬意を払いたいところ(笑)。

私も賛成です。何でも仕組みだと思いますよ。どれだけ儲かる仕組みを考え付くか(笑)。
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Posted by 手文庫 at 2006年10月18日 00:46
Web2.0の認知度ってそんなもんでしょうねぇ^^;

ネットを使ってる人でも知らない人いますしねぇ。
単語は見たことあっても、
どんなものかわかってない人も多いでしょうね。
ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年10月18日 01:32