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2006年07月12日

「ある広告人の告白」デイヴィッド・オグルヴィ(著)


ある広告人の告白[新版]
「ある広告人の告白」デイヴィッド・オグルヴィ(著)



【はじめに】

◆おはようございます。

最近読書のペースが1日1冊未満になりつつあるsmoothデス。

出版社さん、頼みますから厚い本出さないで下さい(特に翻訳本(汗))!

◆さて。

今日ご紹介するのは、先日の記事で、切り札の「土井英司氏大推薦!」をかまして、すでに何冊か売れてしまっている一冊(笑)。

今さら私のご紹介で食指が動く(×「触手」)方がいるかどうかは別として、要注目です(汗)!


【目次】

1. 広告会社の経営手法
2. クライアント獲得の秘訣
3. クライアントとの関係を持続させるには?
4. クライアントに贈る「15のルール」
5. 成功する「広告キャンペーン」とは?
6. 「強烈なコピー」作成法
7. 人を惹きつけるイラストレート法
8. 視聴者の心を動かすTV・CMの条件
9. 「食品」「観光地」「医薬品」キャンペーンのポイント
10. 一流の広告人への道案内
11. 広告の批判に対する私の回答


【気になった点など】

★超一流の料理長から学べること

◆著者のオグルヴィは、若き頃(何故か(笑))パリのホテル・マジェスティックのレストランのコックだった時期があり、そこの料理長から多くの事を学んでいます。

そもそも「広告会社を経営する」ということは、雑誌社や、研究所(そしてレストランも)等の「創造性を求められる組織を経営する」のと同じこと。

土井さんも参考にした(?)という「滅多に褒めないことで、たまに褒められる喜びを強烈に感じて欲しい」ですとか、「一流の会社では、『約束』は常に守られる」、そして「自分がお客さまにとってかけがえのない存在になれば、決してクビにはならない」といったオグルヴィの学びは、そのまま他の会社・立場でも通用することです。


◆ただし、先日、床屋の待ち時間にこの本を読んでいて、仲の良い女性アシスタントに「滅多に褒めない〜」というハナシをしたところ、「それって、女性には通用しないんじゃないですか?」と突っ込まれました(笑)。

確かにこの本の「本書の裏話」という章で、「本書を書いた当時は、業界で働くほとんどが男性だったのだ」とあります(汗)。

エリエスでどうなったか、土井さんに聞いてみたいところ(笑)。


★箇条書きにされた「教え」の数々について

◆本書は上記目次のように、多岐に渡った内容について言及しています。

そのせいか(?)、各項目ごとに「箇条書き」にされた「教え」というか「アドバイス」が多く、これだけ読んでもかなりためになるんですよ。

それらを全部カバーするのは不可能なので、ここではタイトルのみを・・・。

○「私の遺言」(「本書の裏話」より)

「女性向け商品の広告を男性に書かせるな」他、11項目


○「スタッフに求めること」(「広告会社の経営手法」より)

「私は上司にへつらうご機嫌とりを軽蔑する。そういう輩こそ、たいていは部下に辛くあたるものだ」他、10項目


○「自らに課すこと」(「広告会社の経営手法」より)

「あらゆるレベルにおいて最高の人材を雇い、広告業界で最高のチームを築き上げる」他、8項目


○「自らが求める広告」(「クライアント獲得の秘訣」より)

「前の広告会社よりもはるかにいい仕事ができると思えないかぎり、我々は広告を引き受けない」他、10項目


○「クライアントに贈る『15のルール』」

「クリエイティブな面で広告会社のライバルになるな」(これが俗に言う「犬を飼っているのに自分で吠える奴がいるか?」という名フレーズですね)他、15項目


○「レジが鳴り続けるような広告キャンペーンのレシピ」(「成功する『広告キャンペーン』とは?」より)

「重要なのは『どう』言うかより『何を』言うかだ」他、11項目


○効果的なヘッドラインの書き方(「『強烈なコピー』作成法」より)

「ヘッドラインはすべからく読者の利益に訴えるべし」他、10項目


○「読んで買わせるボディ・コピーの書き方」(「『強烈なコピー』作成法」より)

「賞をとるような広告を書きたいという誘惑に負けないこと」他、9項目


○「『読ませる』ための細やかなテクニック」(「人を惹きつけるイラストレート法」より)

「コピーを裏焼きにしてはいけない、つまり、黒地に白抜きの文字を書いてはならない (中略) こうすると人間は生理的に読めなくなることがわかっている」他、14項目

・・・だからこのブログダメじゃん(涙)

  _| ̄|...○ ガックシコロコロ



◆・・・長々と書いてきましたが、書く項目ごとに、「事例あり」「格言あり」「比喩あり」で、全然飽きさせません。

ホントはもっと色々例を書きたい(他にも面白いのが一杯あるんですよ(笑))ところなんですが、キリがないのでこの辺で(汗)。


【読後の感想など】

◆著者のデイヴィッド・オグルヴィ氏は、上記で簡単に触れましたように、(スコットランド人であるにもかかわらず)フレンチレストランのコックをしたり、訪問販売のセールスマンをしたり、ギャラップ社でリサーチをしたり、さらには農業まで経験したりしています。

氏は、これらの経験を活かし、最終的にはアメリカで広告会社を経営、しながら、コピーライティングプレゼンテーションまでこなしていました(汗)。

つまり、本書は目次を見ると、クリエイティブ系、特に広告会社(もしくはクライアント)に偏った内容だと思われるかもしれません(というか、私はてっきりそうだと思っていました)が、オグルヴィ氏自身が会社を経営する立場だったせいもあり、「経営論」や、「リーダー論」、さらには起業当初の「起業の心構え」などなど、学ぶべき点は本当に多いです。


◆もちろん、クリエイティブ系の内容については、下記の本をほうふつとさせる出来栄え(汗)。

この本のような骨太マーケティング

ハイパワー・マーケティング
ハイパワー・マーケティング


この本のような売るためのセールスライティング

全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術


そしてこの本のような発想のアイデア

アイデアのヒント
アイデアのヒント

いずれも原作は結構古いものですが、今なお名著として語られているのと同様に、本書も多少時代に即さない面があるとはいえ(その点についてはわざわざ列挙して注記があります)、いつまでも残る内容なのではないでしょうか?

まだの方はお早めに!

追記:tenさんの記事とあわせてお読み下さい!


ある広告人の告白[新版]
ある広告人の告白


【編集後記】

◆最近のムスメのお気に入りは「おんぶ」

524dc285.jpg

















昨日は「くまちゃんおんぶして〜」というので、背負わせてあげました。

単に、シャツのクビの後ろに押し込んでいるだけなんですけどね(笑)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 07:24
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ある広告人の告白[新版]  先日、土井英司さんのスパルタ読書塾で大絶賛だった本...
ある広告人の告白[新版] デイヴィッド・オグルヴィ(著)【10倍ブログ(自己啓発編)】at 2006年07月14日 00:53
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは!

ちょっと、気になる1冊でしたが、
今日のお話で、今の私には、
タイミングじゃないと思いました。

本当に、未読の本が、わたしも一日1冊未満になってます。一度、ペースを落とすと、戻すのが大変です(泣)。

ムスメ写真、ウチも、何か対抗しますよ(笑)。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2006年07月12日 07:45
こんにちは。

最近、厚い本が多いですよね。

厚い本には、読み方のコツがあるように思います。

厚いからといって、良いことが書いてあるとは限らないですし(笑)。
Posted by こばやし at 2006年07月12日 10:45
今日の本いい感じですね。食指動きますよこれ。といいつつ未読本が増えてきているのですが(汗
Posted by 週末起業サラリーマン at 2006年07月12日 11:31
出版社さん、頼みますから厚い本出さないで下さいなんですね(笑)

この本はおもしろそうですねぇ。

裏焼きはNGですか^^;ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年07月12日 12:39
ガックシコロコロ。
サイコーの表現ですね (^^)

バカウケです。

確かに黒地に白文字だ・・・(^^;)

で、でも私は面白いと思いますよ。
smoothさんのブログ
(あまりフォローになってない?)

>私はムスメが大きくなるまでは、死んで>も死にきれません(涙)。
>とか言ってても、アッサリどこかの誰かと結>婚していなくなっちゃうのがムスメとい>うものなんでしょうが(笑)。

 だっはっはっ!!
 せ、切なすぎです (^^;)
 

Posted by 齊籐 正明 at 2006年07月12日 12:43
こんにちは。

黒に白文字のコピーは確かにダメですね。

一番目にはいるのは普通の白地に黒です。

いえ、レイアウトを変えろなんていってませんよ(笑)

応援!
Posted by タツ at 2006年07月12日 12:58
smoothさん、こんにちは。
tenさんの記事と併読中です(笑

「広告」っていっても、
blogみたいに情報を伝えるものには
応用効くんですよね〜。

食わず嫌いしないで読んでみよう〜っと。

読む時間が欲しい今日この頃(苦笑
Posted by Ater at 2006年07月12日 13:34
こんばんは。

一日1冊未満って少ないんですか???

本がこれだけ売れなくなった時代だと、
月に1冊未満の人の方が圧倒的に
おおいでしょうに。

恐るべし。
Posted by Yoshizawa Accounting Office at 2006年07月12日 17:10
>ニタさん

この本、いずれ読むことにはなると思いますよ(ニヤニヤ)。
あと、ムスメさん写真、楽しみにしてます!

>こばやしさん

確かに厚くても、たいした事書いてない本ありますよね(汗)?
こばやしさんは、私以上に厚い本読まれているので、重々ご承知だと思いますが。

>hikaruさん

tenさんは70冊くらい未読本あるそうですから、気にしないで(笑)。

>院長サマ

裏焼きはマジだめらしいです(汗)。
もう手遅れ・・・(涙)。
Posted by smooth@マインドマップで読書感想文 at 2006年07月12日 21:52
>斉藤さん

フォローありがとうございます。
ただ、「面白い」と「読みやすい」は必ずしも一致しませんから(汗)。
あと、例の件、そちらにコメントした通りです(汗)。

>タツさん

もう遅いんですよー(涙)。
カスタマイズでは不可能らしいです。

>Aterさん

無理なさらず、学生さんは選んで本読んだほうがいいと思いますよー(笑)。
お金は本のためだけにあるのではないですし(笑)。

>吉澤さん

私やニタさんは、1日1冊ペースでブログで紹介していますし、ハズレも当然あるので、1日1冊以上でないと記事に穴があいちゃいます(汗)。

私はセミナーや文房具で逃げますが(笑)。

Posted by smooth@マインドマップで読書感想文 at 2006年07月12日 21:56
smoothさん、こんばんは。
私もハードワークで1日1冊未満です。(^^;)今月中はそんな状態がしばらく続きそうです。(汗)。この本、先日のオススメで購入済みです・・が未読。この書評見て「早くヨマネバ!」って思いました。
Posted by マチスケ at 2006年07月12日 22:24
smoothさん、本当にごめんなさい。
久しぶりの訪問です・・・

今回の記事も楽しく読ませていただきました。
まずは、>「自分がお客さまにとってかけがえ
のない存在になれば、決してクビにはならない」
まさに、そうであり、自立の大切さが伺えました。
次に>_| ̄|...○ ガックシコロコロ
これは笑えました。

堅い記事でありつつも、二つ目のようなユーモア
を駆使できるあたり、本当に尊敬してしまいます。

超過密スケジュールで、身動きが取れないのですが、
今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by 重田貴士 at 2006年07月13日 00:35
>マチスケさん

とりあえずいつかは読んでください(笑)。
急いで読むという本でもないかも。
でも何度でも読むタイプです。

>重田さん

いえいえ、セミナー控えてお忙しいのですから、お気になさらず。

私は本来おちゃらけた人間なのですが、いかんせん紹介している本が堅いので、こんなテイストになっております(笑)。

Posted by smooth@マインドマップで読書感想文 at 2006年07月14日 00:56
smoothさん、こんばんは

コメントが乗り遅れましてすいません。
また、ご紹介いただきありがとうございます。

それにしても今回の記事は気合が入っていますね。2時間くらいかかっていませんか?

読んだ私も「ほ〜」と唸ってしまいました(笑)
Posted by ten@10倍ブログ at 2006年07月14日 00:57
>tenさん

ホントは、関連本で自分の過去記事のリンクも張りたかったんですが、「ハイパワー〜」とかは古い記事過ぎて、今ではあまり読んで欲しくないという(汗)。

確かに2時間くらいはかかっているかも。
てか、2時間って普通なんですが(笑)。
マインドマップまで書いてた頃はマジ3時間とか平気でかかってました。
Posted by smooth@マインドマップで読書感想文 at 2006年07月14日 01:14