2006年06月06日
「起業の着眼点」邱 永漢(著)
「起業の着眼点PHP新書」邱 永漢(著)
旅行中でも休まず投稿!
7日まで旅行に出ておりますので、コメント・トラバ頂いてもお返しできません。
何とぞご了承願います。
【今日のsmooth(の予定)】
<グアム3日目>
◆水族館行ったり、海行ったりするラシイ(笑)。
自分が楽しむより、まずムスメですな。
パパ頑張る!
◆それはさておき。
本日ご紹介するのは、昨日に続いて起業本。
新書とはいえ、中身は濃いですよ(汗)!
【目次】
第1章 サラリーをもらって金持ちにはなれない
イージーすぎる日本人の職業選び
会社人間は会社に飼い殺される ほか
第2章 最初の一歩は資本づくり
脱サラとは働く世界を拡げること
最初の一歩は資本づくり ほか
第3章 小さな魚が大きな魚を食い潰す
次は個性のある小さな商売の時代
デパートの一階と衣料品売場を見よ ほか
第4章 雨の日は銀行に傘を借りるな
無理するな、手にあまる仕事に手を出すな
思い立ったらすぐやる習慣を身につけよう ほか
第5章 周囲に反対されることをやれ
創業の土俵は大きく拡がっている
まず成熟社会のスキマの勉強から ほか
【気になった点など】
◆本書はかなり深いこと言っているので、そのまま引用させて頂きます。
★起業とは?
時代が変われば、既存の業界に必ず新しいスキマが生じます。そのスキマを埋めるのがニュービジネスです。いまでいえばインターネットがもたらした新しいスキマもありますが、社会の老齢化や国際化がもたらした新しいスキマもたくさんあります。皆がどっぷりその中に浸っておりながら、その変化にあまり気づかないでいる成熟社会がもたらした変化には、もっと大きいものがあります。起業とはそうした新しいスキマを見つけ出してきて、そのスキマを埋める作業に従事することです。
★人を使う側の発想で物事が処理できるか
この辺は、「そのまま使える起業の武器」でも同じこと書かれてましたよね。将来、独立して自営するようになる人と、その他大ぜいの勤め人たちとどこに違いがあるのでしょうか?私に言わせると、それは人に使われながら、人を使う人と同じ立場で仕事をするところではないかと思います。
(中略)
同じフレッシュマンでも少々仕事に慣れたら、その時点から経営者の立場で働くことができる人が、将来の経営者になれるのです。同じ会社内であっても、また脱サラをして外へ出て独立しても、本質的なところに何の変わりもありません。
★成功の秘訣
それまで私は世の中には無数の職業があって同じ職業でも成功する人もあれば失敗する人もあるのは、能力とか勤勉怠惰とか運不運に違いがあるからだと単純に思い込んでおりました。
ところが千差万別の職業の人と顔つき合わせて応対しているうちに、時代時代によってお金の儲かる仕事とそうでない仕事があって、お金の儲かる仕事を見つけた人は成功する確率が高いことにいやでも気づかざるを得ませんでした。
汗水たらして一生懸命働くよりも、お金の儲かる確率の高い仕事を見つけることの方が、ずっとうまくいくことが多いのです。努力するよりもお金の儲かる仕事を見つけることが優先するのです。
★モノ、ヒト、カネの動きが早くなる所にビジネスあり
インターネットだけが唯一のニュービジネスではありません。産業界の一角に変化が起こるとその波及効果もあるし、全く違った分野でも飽和点に達したら、新しいスキマが生じてきます。モノ、ヒト、カネと経済を成り立たせているファクターがいくつかありますが、そのどこかに新しい動きがあると必ず新しいビジネスチャンスが生まれてくるのです。
【読後の感想など】
◆えー、本書は、邱 永漢先生の「お金持ちシリーズ」全6巻の3冊目だそうです。
そ、そんなシリーズがあったなんて(汗)。
◆シリーズ1作目。
お金持ちになれる人ちくまプリマー新書
データベースによると
って、1000円札拾うどころの騒ぎじゃないですね(笑)。どうしたらお金持ちになれるのか? それは足元に落ちている1円玉を拾うことからはじまります。
在庫少ないみたいなんですが、私が買ってなくなったらごめんなさい(記事下書きしている時点で在庫2冊)。
◆シリーズ2作目。
損をして覚える株式投資PHP新書
同じくデータベースによると
私みたいな完全なシロウトは、それはそれでヤバイんですけどね(笑)。低成長と経済のグローバル化が進むなか、株の舞台は日本から海外に移ったが、お金儲けの原則に変わりはない。明日の投資家たちに50のアドバイスを贈り、「株で成功するためにはシロウトであれ」と説く。
でも「50のアドバイス」というのが気になる・・・。
あのー、こないだの「臆病者のための株入門」のような低レベル(涙)の記事、もう一度書いてよいですか(笑)?
◆実は、邱 永漢先生の本は、本書が初めてだったのに、さっそくアタックかけまくっております(単純)。
というのも、この方、「難しい(深い)ことを、やさしく言う」スキルに長けていると、私は感じたからです。
あくまで私が感じただけなんで、違ってたらゴメンナサイ。
◆「難しいことを、難しく言う」ならまだしも、「簡単なことを、わざとカッコつけて難しく言う」著者がチラホラ見受けられるなか、このスタイルは貴重ではないかと。
本書も当然、数々の(?)起業本を読んできた(ツモリ(笑))のワタクシとしても、大プッシュであります。
いつか起業したいアナタに!
起業の着眼点PHP新書
【編集後記】
◆ある日の私の靴。
これならさすがに、スネにも当たりようがないので、痛くありません。
ただ。
ワイズが結構細身(私の足には)なので、これはこれでちょっと痛いという(汗)。
◆一度、このブログで「餃子靴」を話題にしたところ、何故かGoogleに好かれてしまい、検索結果の1ページ目に出てきてしまいました(執筆時現在)。
確かに私もこういう「紐無し靴」履きますが、これは「餃子靴」では無いと思います!!
・・・って何度も言ってたら、ますます訪問されそうでコワイ(汗)。
ご声援ありがとうございました!
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>邱 永漢
先生とつけるべきなんでしょうが、株式投資や、中国投資では著名な方ですね。
以前、投資の本は読んだことがありましたが、起業も守備範囲なんですね、面白そうです。
靴について、私は保守的なので、ひも付きのプレーントウ(?)しか持っていません。
さすがに起業関係の書籍は多種多様に出版されていますね。
とにかく読まねば、と思いつつ時間に追われています。(汗)
貴サイトは、内容が充実している上に大変わかりやすく、デザインもカッコいいです。私の目標とするサイトの一つです。
今後とも是非継続して欲しいと願っております。
私も先日、邱永漢先生の「お金持ちになれる人」を読み、先生のファンになりました。
私も未熟ながらサイトを管理しています。
タイトルは「GWのビジネスに役立つオススメ本」です。
私のサイトでは既に貴サイトへのリンクを貼らせていただきました。
もしよろしければ、相互リンクしていただければ幸いです。
タグは<a href="http://blog.livedoor.jp/tsukipapa38/">
GWのビジネスに役立つオススメ本</a>です。
突然の連絡で失礼かとは思いましたがコメントさせていただきました。
それもおもしろいですねぇ。ぽちっ