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2006年03月07日

★「80対20の法則を覆す ロングテールの法則」 菅谷義博 (著)


「80対20の法則を覆す ロングテールの法則」菅谷義博 (著)



【はじめに】

◆こんばんは。

昨日は、お馴染み鮒谷周史さんからお電話もらったsmoothデス。

お忙しいのにこのブログの分析まで一緒にして頂いて感謝です。

◆あれこれお話して出た結論が「ホスピタリティ」と「自虐」(笑)。

・・・うーん、深い(詳細はヒミツ(笑))。

それにしても第一声が「ランキングクリックしてますよ!」というのは大変光栄なんですが、正直このブログ見る時間があったら、車の中であったとしても仮眠取って下さい!!(マジ)。


◆さて。

本日ご紹介する菅谷義博さんのこの本も、すでに出遅れまくりです(汗)。

知ってるだけでも聖幸さんニタさんはご紹介済みです。

巷で話題の「ロングテールの法則」って(汗)???


【読書マインドマップ】

この本は、時間を見つけて絶対マインドマップ化しておきたいです。

かなり良くまとまっています。


【読後の感想などなど】

以前の記事で「買うのをパスした」と書きましたが、その理由というのは「中小企業にロングテールはそぐわないのでは?」という素朴な疑問からでした。

・・・とか言いながら、一応大企業向けのマーケ本とか買ってるんで、矛盾していると言えばしまくりなんですが(汗)。


◆正直なところロングテールの法則の具体例というのは、「ウェブ進化論」で読んだものを含め、結局アマゾンしか知りませんでしたし、それって結局豊富な品揃えが前提となるわけで。

これはどう考えても、私の出番は無いなと(涙)。

実際、この本にも書かれていますように、本当に「ロングテール現象があらわれる」のは、2万件以上の商品や顧客が前提だそうで、これを中小企業が目標とするには、業種やサービスにもよりますが、ちょっと非現実的です。




◆しかし・・・。


実はこの本のキモは別のところにありました。

ただし、ロングテール現象が実際の数値として現れることは、戦略としてはそれほど重要ではない。重要なのは、マーケティングの自動化によって、従来はすくいあげられなかったニッチをすくいあげられるという点である。浜崎あゆみの新曲がたとえ売上の50%を超えようとも、「ロングテールをかき集める」戦略は、確実にそう売上の絶対額を上昇させるのだから。
そして不安定で再現性のないマスマーケティングに頼らない「ロングテール戦略」により、安定的かつ再現可能なマーケティングが可能になるのである。


そうなんです、「マスorニッチ」のどちらかに絞らない売れる仕組み作りについて、非常にわかりやすく解説してくれているんですよ、この本。


◆当初の予想はいい意味で裏切られたといいますか、マーケティングセールスに関する本としては金森重樹さん以来の衝撃を受けました(汗)。

逆に「Web進化論」で書かれていたような「現象としてのロングテール」を望まれる方にはちょっと拍子抜けというか「ビジネスに寄り過ぎ」の印象をもたれてしまうかもしれません。

・・・先週の一連の「Web2.0」関係の本はむしろビジネス寄りではなかったので、「すぐ買っちゃうクン」のために一応クギ刺しておきます(笑)。


◆ということは、ビジネス(特にネット関係で)をお考えの方にはオススメな訳でして、内容といい、聖幸さんが気になった(笑)という「文章の書き方」「アイデアの出し方」といい、私個人としても「正直、完成度が高い本だな」と思いました(マジ)。

そういうのもあって、ホント、マインドマップにしたかったんですが・・・。


◆ちなみに、最後の方に「ロングテールを体現する企業」として、何社か実例が出ています。

その中でも「インターナビ・プレミアムクラブ」というのにはちょっとビックリ。


◆これは、ホンダ純正のカーナビに付与されているサービスで、加入しているユーザーの車から自動的に走行情報を取得し、独自の渋滞情報を配信するものだそうなのですが

例えば、平日夕方にお台場から出発して、ホンダの青山本社まで行くとします。通常のナビですと、首都高でレインボーブリッジを通って東京タワー、飯倉を通って青山に着くよう案内します。
これがインターナビだと、全部下を通るんですね。首都高を全然使いません。
それで結果は、16分インターナビの方が早く着きます。しかも首都高を使わないんですから、料金はゼロです。(本田技研工業螢ぅ鵐拭璽淵喊篆兵室篠垢虜0翩雹瓩里話)

といった具合で、情報の精度が高いんです。

しかも何がスゴイって、「ユーザーが無償で提供した情報を共有することにより、情報価値がより高まっている」ワケですよ、コレ。


◆確かにWikipediaは不特定多数の善意で日々発展し続けているのは確かなんですけど、私には参加を促す動機付け(インセンティブ)がイマイチよくわからなくて。

それに比べると、この「インターナビ・プレミアムクラブ」は「情報提供すること」が最終的には「自分の利益になるのは明らか」なんですよね。

「みんなが喜んで情報を提供し、かつそれを共有する」って、すごく「Web2.0的」じゃないですか?(違ってたらごめんなさい)


◆あー、今気がついたんですが、著者の菅谷義博さん、まさに今日、誰かさんの元職場(笑)で講演されてた(涙)。

・・・仕事サボってでも駆けつけるべきだったか  _| ̄|○ ガックシ

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Posted by smoothfoxxx at 18:35
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60分間・劇的変革プロジェクト 報告【南の島のたったひとりの会計士の「ワクワク★ビジネス情報」】at 2006年03月08日 03:58
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80対20の法則を覆す ロングテールの法則/菅谷 義博 06143【分譲マンション屋の読書日記】at 2006年05月20日 08:26
この記事へのコメント
今日のお話はちょっと難でした。パレートのを覆すロングテールは、プログによるアフィリエイトだとう話を雑誌で見ました。私にはアフィリエイトビルダーなるツール出現により、ロングテール内のパレートの法則が成り立つのではないかと予想していますがいかがでしょうか?
Posted by 週末起業サラリーマン at 2006年03月07日 19:58
この本も気になるところですね^^;
ひとつ気になり出すと次々出てきますよね。ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年03月07日 20:34
「ロングテールの法則」著者の菅谷です。
お友達?の聖幸さん、ニタさんのblogにもコメントを付けさせていただきましたので、貴殿のblogにも付けないわけにはいかない!(笑)と、チェックしておりました。
詳しいご紹介ほんとにありがとうございます。あの金森重樹さんと比較していただくとは、大変光栄です。
あと、「ホンダ・インターナビ」に目を付けるとはさすがですね。このサービス、残念ながらあまりメジャーではないのですが、私は日本のIT系サービスでは唯一Googleに匹敵するものと思います。「世界初」がいくつもある凄いサービスですよ。
いずれにしましても、今後ともよろしくお願いします。講演もまたやりますので、ぜひ次はいらしてください。
Posted by 菅谷義博 at 2006年03月07日 21:22
鮒谷先生から直接電話をもらったり
菅谷先生からカキコがあったりと
すごいですね。
今年は、smoothさん、いっきにブレーク
ですね。
Posted by 栗原敏彰 at 2006年03月07日 22:55
smoothさんこんばんは

著者は神田先生をよく勉強されて書かれていらしゃるなぁと思いました。

ロングテール戦略をできる対象は「商品」だけでなく「顧客」「サービス」「顧客の時間軸」も該当するという記述に興味をひかれました。

この本をsmoothさんが絶賛されているので、同感した私はズレてないと安心しております。
Posted by 屋宮久光 at 2006年03月08日 03:38
smoothさん、こんにちは!

インターナビ使ってますよ(笑)。
本書でもありましたが、自分が通った渋滞の道が、通信の直後に色が変わる(渋滞は赤の点線など)と、なんだか貢献している様子が手に取るように実感できるので、通信費用がかかるにもかかわらず、せっせとアップしてしまいます(ホント)。
私も、記事には、細かく書きませんでしたが、実はこの本大変勉強になりました。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2006年03月08日 08:53
smoothさん、おはようございます。

こんな楽しそうなイベントが
あんなところで行われているなんて
知りませんでした(泣)

仕事抜け出してでも
参加したかったですね。

本書も、即効チェックです。

Posted by YOSHI at 2006年03月08日 08:55
こんにちは。

個人的には、もう少し、突っ込んだ話しがあると良いなと思いますが、今までのマーケティングと、これからを考えさせられる本ですよね。


Posted by こばやし at 2006年03月08日 10:35
こんにちわ。
今回のお話はぼくには今のところ難しくてようわかりません。
が、smoothさんが絶賛してるので相当面白いんでしょうね^^
気になる・・
Posted by 2000の単語を超速で暗記する!ブログ 雄宇 at 2006年03月08日 15:28
こんにちは。
この本、面白そうですよね。

>金森重樹さん以来の衝撃を受けました(汗)。

これは絶対読まねば!!
Posted by LifeTrackBack at 2006年03月11日 15:07