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2005年01月23日

「論理的である事」と「正当性がある事」と「説得力がある事」・・・


yahagi文庫本で値段が安いという事で、恐る恐る買ってみました(笑)。

超「高速」時間術 / 矢矧 晴一郎 (著)

実は著者の事は全然知らなかったのですが、恐ろしく沢山、本を書かれてます。
って事はそれなりにそれぞれ売れてるって事ですよね?

実際、この本もamazonの書評でも(レビューはたった3つですが)悪くないし、なんたって「高速」ですよ(笑)。
ダメ元で上手く行ったら儲けものじゃ無いですか・・・。

ところが・・・。

読み始めてすぐ、ある違和感が・・・。

「・・・センスが古くないか(汗)?」

最初の章で、人を「時間管理」のタイプで4つに分けてるのですが、それぞれ

「ク人間」(ギクシャク、シクシク、ビクビク、モクモク)
「タ人間」(バタバタ、ガタガタ、アタフタ、モタモタ)
「リ人間」(モリモリ、バリバリ、ゴリゴリ、ジャリジャリ)
「ン人間」(ドンドン、ガンガン、ジャンジャン、マンマン)

と命名されてます。
この時点で多少「?」マークが頭をよぎってます。
思わず裏表紙の著者紹介を見ます。

・・・1929年生まれ・・・。75歳か(汗)。


そのまま読み続けます・・・。

上記の「人間」のタイプのその中身まで、丁寧に16パターンの説明が載ってます。
確かに各々、実社会にいそうです。
でも、正直そこまでカテゴライズする必要性があるのか、と・・・。

無理にカテゴリーを作って、それらに当てはめてる感は否めません。


また、第3章では「ムダをなくす為の」4つの「意思決定技法」が説明されてます。

著者が「可否決定法」と名づけた最初の方法は、ある行為のメリットとデメリットを複数あげ、それらに点数をつけて、その行為を「行うかやめるか」決定するものです。

さらにそれらの要素に重み付け(かけ算が加わる)をしたり、確率を考慮する事によって、「微調整」を行います。

さて、この技法が「論理的か否か」と言われたら、「形式」としては「論理的」でしょう。
一応、「著者が30年使い続け」て、「効果がある」技法だそうなので。

「正しいか否か」と言われたら、実際にやってみないとわかりません。
しかし、もし一つの行為についてこの技法を用いたとして、結果が出なかったとしても、「技法が悪いのか」「技法を用いた自分のやり方が悪いのか」は、区別がつきません。

「メリットとデメリットのあげ方」「重み付けの配分」「確率の判断」・・・。

どれか一つが誤っていても、結果はどちらにも転ぶ可能性があります。

つまり「技法」は正しくても、それを用いる人間によって、どうにでもなってしまうものなのです。
そして「説得力があるか否か」と言われたら、少なくとも私には

「説得力はない」です。

この後も万事この調子で「自説」が展開されてますが、みな似たような感覚にとらわれます。

図解やグラフも満載なのですが、それぞれの元となる「データ」があくまで「自己判断」に基づくものなのですから、他人が正面切って否定しづらい事この上ありません・・・。



・・・どなたか、この本のやり方で上手く行ってらっしゃる方はいらっしゃいませんか?

どうか私に具体例を挙げて、それぞれの数値を全部示して、私を納得させて下さい(涙)。

私だったら、「魔法のかんたん整理術」壺阪 龍哉 (著) のやり方の方が、よほど時間短縮になる気がするのですが・・・。

(評価):?(不可能)

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Posted by smoothfoxxx at 15:21
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