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2005年01月04日

"Real Talk" / FABOLOUS


"Real Talk" / FABOLOUSfabolous
最初はやはり著名プロデューサーの作品からチェックを。

Just Blazeは(12)のショーン・ポールを招いたダンスホール曲(?)の方は無難な出来ですが、1stシングルである(13)では、Jay-Z風のドラマチックなトラックを提供しており、これがなかなかの力作。サビでの「2枚使い風」処理といい、30年前のSupertrampのアルバムのタイトル曲がネタ(使用部分はピアノの音?)というのもスゴイ(笑)ですが、さすがJust Blaze、只者ではありません。

Neptunesは(5)と(14)を。前者はかなり音数少ないネプサウンドですが、Snoopでの問題作がチャートを荒らした後だと、当たり前に聴こえるのがスゴイです(笑)。後者は、Usherの"8701"経由の美曲で◎!なんでUsherが自分のCDでこの手のサウンドをやってくれなかったのか残念な位・・・。


(15)(17)は、"Lean back"で今が旬のScott Storch。前者は緊張感と重量感に溢れた好トラック。後者はNASばりに子供声のコーラスで盛り上げてます。いずれもFabolousとの相性も良いです。

また、"King Of Rock"使いの(7)は、Trackmastersの作品で、前作での"Damn"風味の手堅い仕事振りがイイです。

他にもボチボチ名前が売れてきつつある"JV"、"Hotrunner TL"、"DJ Khaled"と言った新進プロデューサーらがそれぞれ(2)(3)(4)を担当しており、これらがいずれ劣らぬいいトラックなので、レビューも長くなる一方(タイトル曲の(3)がウエッサイ風味なのには驚きましたが)。これらは、きっと前作では"Into You"を含む5曲を手がけたにもかかわらず、今作品で完全に裏方に回ったDJ ClueとDuloの戦略によるものなのでしょう。

残りの曲のプロデューサーは、正直名前も知りませんでしたが、これが恐ろしいことにいい曲だらけ。(11)は"Sukiyaki"使いでfeat.Lil Moという肩書きが付く、Fabolous得意の売れ線メロー曲。(9)は謎の(?)女性ボーカルがサビを歌い上げる、哀愁漂うメロー曲。これもシングル切れば売れる事間違いないでしょう。そして本作の個人的なベストトラックは(6)。M.Jacksonの”I Can’t Help It”使いのスムースネスがたまりません!

評価:★×8
Posted by smoothfoxxx at 14:53
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Posted by popotal at 2005年01月04日 14:59